クロネコあぐりのブログ

猫に関することを中心にその他自分が気になったことも発信していきます。

そこ窮屈じゃないの?猫が狭いところにハマって寝る3つの理由とは

           安心している猫のイラスト


こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。

 

この記事ではこんなことに触れています。

  • 猫が狭いところで寝る理由
  • 狭いところに おける注意点

 

 

 ふと気づくと猫がいない。

「あれ?どこ行った?」

と探していると二度見するくらい思わぬところに挟まっていたりしますよね(笑)

 

「よくそんなところでスヤスヤと寝てられるな~」

 

と感心してしまいます。

猫を飼っている人ならわかるのではないかと思いますが、猫ってホント狭いところ好きですよね。

 

なぜあんなに狭いところが好きなんでしょうか?

なぜ毎日ピッタリを探してはハマり込んでいるのでしょうか?

 

理由、知りたくないですか?

 

ということで今回は

  • 猫がギュウギュウに狭いところで寝る3つの理由 
  • 猫と狭いところに関する注意点

について解説をさせていただこうかなと思います。

理由を知れば、あなたも挟まってみたくなるかもしれませんよ(笑)

 

猫がギュウギュウに狭いところで寝る3つの理由

寝ている猫のイラスト

猫が狭いところで窮屈そうに寝ているのには3つの理由”があります。

 

それが

  • 安心
  • 保温
  • 孤独

の3つです。

これだけでは何のことかサッパリわからないと思いますのでひとつずつ詳しく解説していきましょう。

猫って意外と自分たち人間と似たようなところがあるんです。

 

安心できないと眠れないんです

コタツで寝ている猫のイラスト

猫は肉食動物なので、狩る側の動物になります。

しかし、他の肉食動物に比べて体が小さいため

「猫自身も襲われる対象」

だったそうです。

 

食物連鎖の中間の位置、つまり人間でいうところの上でもない下でもない”中間管理職”の位置にいたということになります(ちょっと意味が違いますかねw)

 

そのため警戒心が強くなり、寝るときには周りを囲まれたところ、それも敵の手やキバの入るスペースがないような

”出来るだけピッタリとしたところ”でないと安心して寝ることができませんでした。

 

家で飼っているような猫は「襲われることはない」と安心していますが、そういった本能的な部分でついつい狭いところに入って寝るんだと思います。

 

人間でも「広い部屋だと落ち着かない」という人、けっこういますもんね。

 

寒さをしのがなくてはなりません

寒がっている猫のイラスト

猫は暑さには強いほうなのですが、寒さにはとても弱いです。

 

人間が寝るとき、寒かったら布団をかぶるでしょう?

あれって”布団の中”という狭い空間をつくって入っていることになりますよね。

 

猫が狭いところで寝るのもそれと似たようなもので、

ギュウギュウなところに入って寝ることで”体温が逃げてしまうのを防いでいる”んです。

 

◆「猫の生活環境」についてはこちら◆

 

孤独を愛しています

コートにサングラス猫のイラスト

猫は群れをつくらず単独で暮らす動物です。

家で飼われているような猫でも、そういった習性からたまには独りになりたいときもあります。

 

人間でもそうですよね。

たまに「悪いけど...ひとりにしてくれないか」 なんて気分のとき、ありますからね(笑)

 

猫も独りになって、

誰も入ってこれないような狭い場所でリラックスしながら体力の回復をはかっているんです。

 

ただし、ずっと狭い場所から出てこないような場合には、ケガか病気で体調が悪くて隠れていることもありますので注意が必要です。

 

猫と狭いところに関する注意点

バツを出している猫のイラスト

「猫といえば狭いところ」

と連想できるように猫は狭いところが大好きです。

 

しかし、狭いところだからこそ気をつけておきたいことがあるんです。

続いては、猫と狭いところに関する注意点を解説していきましょう。

 

閉じ込めないで!入ってるんです!

猫は狭いところがあるとすぐに興味を持って中に入ってしまいます。

特に子猫なんかは体も小さく好奇心も旺盛です。

 

タンスやクローゼットの隙間はもちろん

「えっ?こんなところに入ってるの?」

といった入れそうにないようなところにまで潜り込んでいることもあります。

 

タンスやクローゼットが少し開いていた時などは

「閉め忘れかな?」

とすぐ閉めてしまう前に、中を1度確認して猫の名前を呼んでみてから閉めることをクセ付けておきましょう。

 

ここに入っていたいんだからジャマしないで

猫が狭いところで寝るのは安心できるためと言いましたよね。

それって逆に言えば

”安心したいときは狭いところに行く”

ということです。

 

猫が狭い場所にいるときには、何か「不安」や「ストレス」があって狭い場所にいるのかもしれません。

ただ、遊んでいるだけの場合もありますけどね。

 

気が済んだり、お腹が空いたりしたときには自分から出てきますのでムリに出そうとしたりせずに、そっとしておいてあげましょう。

 

ただし、あまりにも長い時間入ったまま出てこないようであれば、体調不良を疑いましょう。

 

狭いところがキライな閉所恐怖症の猫もいる

猫は狭いところが好きというイメージですが、猫の中には

狭いところに絶対に入りたがらない猫もいるようです。

 

猫の性格もあるんですが、そういった場合の多くは”もとから閉所恐怖症だった”というわけではなく

  • 「狭い箱に入れられて捨てられていた」
  • 「袋などに閉じ込められてイヤな思いをさせられた」
  • 「狭い空間にいることで怖い目にあった」

といったように過去に”狭いところでしたイヤな経験”からトラウマになり、狭いところに恐怖心を抱くようになっていることが多いようです。

 

保護猫などを迎え入れるような場合には、様子を見ながらそういったことをよく確認して、出来るだけ不安にならないような環境をつくってあげるようにしましょう。

 

まとめ

寝転がる猫のイラスト

いかがだったでしょうか。

今回は「猫が狭いところで寝る理由」について解説をさせていただきました。

 

今回の内容をまとめると

  • 猫が狭いところで寝るのは「安心」「保温」「孤独」の3つの理由から
  • 狭いところに入っているのに気づかず閉めてしまう閉じ込めに注意
  • 狭いところに入っているのをムリに出そうとしない
  • あまりに出てこないときは体調不良を疑う
  • 猫にも閉所恐怖症の猫がいる

といったところでしょうか。

猫が狭いところで寝るのは意外と人間と共通しているところがありましたね。

しかも猫に閉所恐怖症があるとは驚きです。

 

どちらにせよ、猫が安心して生活できる空間、環境をつくってあげることが私たち飼い主に与えられた使命だということですね。

 

それでは、この記事が少しでもあなたの参考になったなら幸いです。

 

ただの酔っぱらいじゃない?猫がまたたびに食いつく真の理由とは

          猫にまたたびのイラスト

こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。

 

この記事ではこんなことに触れています。

  • 猫がまたたびに反応する理由と効果
  • 猫にまたたびをあげるときの注意点

 

みなさん、気をつけましょう。

「またたびは猫の目の色を変えてしまいます

 

またたびは昔から

「猫にまたたび」

という言葉があるくらい”猫と言えば、の植物です。

 

しかしあの植物、

「ネコ科の動物しか反応しない植物」と言われています。

 

しかもその反応している姿、猫好きなら1度は見たことのある姿でしょうが、

「まるで酔っ払っているように見え、とても可愛くて面白い」

という普段クールな猫とはまた違った一面を出しています。

 

こちらは猫にまたたびをあげてる動画です。

https://youtu.be/ophR6tKhk9s

 

けど何であんなにまたたびに反応するのでしょうか?

人間がお酒を飲むようにただ好きなだけなんでしょうか?

 

その理由はとても意味のある”生存本能”からくるものだったんです!

 

ということで今回は

  • 猫は何であんなにまたたびに食いつくの?
  • まだまだ解明の途中です
  • 他にもある、猫にまたたびの効果
  • またたびをあげるときに気をつけたいこと

について解説をさせていただこうかなと思います。

猫にまたたび...恐ろしいほどの食いつきです(笑)

 

猫は何であんなにまたたびに食いつくの?

またたびに飛びつく猫のイラスト

猫のまたたびに対する食いつきは凄まじいものがありますよね。

 

では、なぜあんなに食いつくのか?

 

その理由を見ていきましょう。

 

猫が興奮する成分が含まれている

酔っ払った猫のイラスト

またたびに含まれる

「マタタビラクトン」

という数種の成分には”猫を興奮させる効果”があると言われています。

 

猫がこれらの成分をニオイを嗅いだり舐めたりすることによって、

中枢神経がマヒして気持ちよくなると言われています。

 

猫がまたたびに陶酔しているその姿は、まさに酔っ払い(笑)

 

このとき、猫の中では「脳内麻薬」と言われるものが増え、人間でいうところの

  • 「多好感」
  • 「鎮痛作用」

に関わる神経が活性化しているということです。

 

蚊を寄せ付けないためとしての意味があった

蚊を禁止するマークのイラスト

猫を飼っている方なら見たことあるかもしれませんが、猫がまたたびに反応したときにみせる特殊な行動があります。

それが

「またたび踊り」

と呼ばれているもので、

”自分の顔や体を床などにこすりつけるようにゴロゴロ転がる”

といったものです。

この行動は今まで理由がハッキリとわかっていませんでした。

 

しかし、2021年1月21日に発表された研究結果によると、

またたびに含まれる成分の中に「ネペタラクトール」というものがあり、

猫がいちばん反応を示すのはこの成分である”ということがわかったそうです。

 

この成分、じつは”蚊を寄せ付けない効果がある”ということもわかったため、

猫がまたたびに反応し「またたび踊り」をするのは

 

「成分(ネペタラクトール)を顔や体につけて、蚊よけにするための行動」

 

だった、ということのようです。

その理由として

「猫が狩りをするときに茂みなどに潜むため、蚊に刺されやすいから」

だと考えられています。

蚊は感染病などの運び手となるため、虫よけは身を守るための重要な行動になります。

 

含まれる成分がどうのこうのといった難しい話はよくわかりませんが、要するに

「猫がまたたびにあれほど食いつくのはきちんとした意味があった」

ということのようですね。

快楽を求めて酔っ払う人間とは違うということです(笑)

 

ただ、「蚊を寄せ付けないための目的」と「酔っ払ったようになることの関連性」はまだわかっていないようです。

 

まだまだ解明の途中です

考え込んでいる人のイラスト

じつは「猫とまたたび」についてにはまだまだわかってないことがたくさんあります。

続いて、そのまだわかっていないことの一例をあげてみたいと思います。

 

そして、自分なりに

「こうなんじゃないかな?」

というのを考えてみました...が、その部分は素人の浅はかな考えなのでスルーしてもらって大丈夫です(笑) 

 

またたびに反応する猫とあまり反応しない猫がいるのはなぜ?

またたびに反応するのが「蚊を寄せ付けないようにする」という行動であるならば

それは

”重要な生存本能としての行動”

ですよね。

 

なのにまたたびに反応しない猫がいるのはどうしてでしょうか?

普通ならどの猫も同じように反応して、みんな蚊を寄せ付けないようにすると思うのですが...

 

自分の想像ですが、猫が人間にペットとして飼われだしてから現在までの間に、猫の暮らす環境もずいぶん変わって、今では多くの猫が「完全室内飼い」になっています。

 

そんな変わっていく環境の中で、

「蚊に刺さされないようにする」という本能は薄れていってるのでは?

と思いました。

 

必要のない能力は”進化する途中で衰えていくのではないか”ということですね。

 

体につけることで効果があるのにまたたびを食べたがるのはなぜ?

またたびの成分で興奮状態になり、いわゆる

「またたび踊り」をして”顔や体に蚊を寄せ付けない成分をこすりつける”と言われています。

 

それならば多くの猫がまたたびに対し、

まず食べようとするのはどうしてでしょうか?

体につけることで効果があるのなら、ずっとスリスリしてくると思うのですが...

 

これについての自分の考えは

まず食べることによって、出てくる”大量の唾液””またたびの成分”とを混ぜて

毛づくろいをすることによって全身に効率よく塗り付けようとしている

ということではないのかなと思いました。

 

そう考えると、仲の良い猫同士で毛づくろいをしあうことや、スリスリすることも

「自分の舌が届かない顔周りなどに塗り合う」

という意味もある気がしますね。

 

他にもある「猫にまたたび」の効果

キラキラ輝いている猫のイラスト

「蚊を寄せ付けない」という意味があるまたたびの効果ですが、完全室内飼いをしている猫にはあまり意味がないかもしれません。

 

じつは、またたびには他にも効果がありますのでそちらも解説していきましょう。

 

トッピングで食欲増進!

「なぜか食欲がなくごはんをあまり食べてくれない」

 

猫がそんな状態になってしまうと困りますよね。

 

どこか体調が悪いのか心配になりますが、とにかく少しでも食べてくれないと弱っていく一方。

 

そんなときはごはんの上に少しまたたびをトッピングしてあげましょう。

またたびのニオイなどにより興味を引き、食べてくれる可能性が高くなります。

 

ただし、その後もぜんぜん食欲が戻らない場合はどこかに異常があるかもしれないので、動物病院へ連れて行きましょう。

600円(Amazon)

 

騒いでストレスをふっ飛ばそう!

またたびには”猫が興奮する成分”が含まれています。

 

効果も一時的なので、その間思い切り運動をさせてあげることによりストレス解消に役立ちます。

動きたがらないような猫には、

おもちゃなどにニオイをつけると食いつきが断然変わってきますので運動不足解消にもなります。

277円(Amazon)

 

ただし、猫は興奮しているの状態なので

  • 「体力の限界を超えて動き回る」
  • 「引っかいたり噛みついたりする」

といったこともあるので注意しましょう。

 

脳を活性化させていつまでも若く

またたびの木やまたたびのニオイをつけたおもちゃなどを噛むことで

脳が刺激を受けて活性化し、老化の防止になる

と言われています。

 

ただし、シニア猫の場合はあまり興奮させると体への負担が大きいのでほどほどにしておきましょう。

287円(Amazon)

 

またたびをあげるときに気をつけたいこと

バツを出している人のイラスト

猫があれほど興奮したり特殊な状態になるものですから、やはりまたたびをあげるときにはいくつか注意しておいた方がいいことがあります。

 

1回で大量にあげない

 またたびが好きな猫はとことん好きです。

だからといって、欲しがるままにあげてはいけません。

 

またたびは食べることで中枢神経が麻痺して気持ちいい感じの状態をつくりだしています。

大量にあげてしまうと、

中枢神経の麻痺が強くなり、異常な麻痺を引き起こしてしまうおそれがあります。

 

重度の異常な麻痺になってしまうと、「呼吸困難」や「心肺停止」になってしまうこともあります。

 

人間でもお酒の飲み過ぎはよくないように、猫にもまたたびのあげ過ぎはよくありません。

 

市販のものを買った場合箱に1回の適用量が書かれていますので、それをしっかり守っておねだりされるままにあげてしまわないように注意しましょう。

 

子猫にはあげない

まだ小さい子猫にはまたたびはあげないようにしましょう。

あげてもいいのは、早くても生後6ヶ月を過ぎてからです。

 

子猫はまだ成長の途中。

鼻や神経系など、猫にとっての大事な器官がまだまだ十分に発達していません。

 

そんな子猫にまたたびをあげると、

いろんな器官に異常が起こるおそれがあります。

 

人間でも小さな子供にお酒を飲ませるようなことはしないでしょう?

それと同じですね。

まあ、子猫がまたたびに興味を示すことはほとんどないと思いますが一応気をつけておきましょう。

 

保管場所には万全の注意を

猫の嗅覚はとても凄いです。

人間なんかまるで相手になりません。

 

猫の嗅覚の凄さについてはこちらで詳しく解説しています。

1度ご覧になってみてください。

www.kuronekoaguri.com

 

そのため、普通に他のごはんやおやつ類と一緒に置いていると、

すぐにニオイを嗅ぎつけて勝手に食べたりしてしまいます。

 

ウチに昔いた猫はまたたびが大好きで、すぐにニオイを嗅ぎつけていました。

少し粉がこぼれていたようなところはいつまでも舐めていたし、拭き取ったティッシュなどをゴミ箱に捨てるといつの間にか漁ってたりしてました(笑)

 

なので、またたびをあげた後は残りをビニール袋か何かでニオイが漏れないようにして、絶対に猫が届かないような場所で保管するようにした方がいいです。

 

まとめ

踊る猫のイラスト

いかがだったでしょうか。

今回は「猫とまたたび」についていろんなことを解説させていただきました。

 

猫とまたたびについてまとめると

  • またたびには、猫を興奮させる成分が含まれている
  • またたびには蚊を寄せ付けない効果がある
  • 猫とまたたびにはまだまだわからないことがいっぱいある
  • 他の効果として「ストレス発散」「食欲増進」「老化防止」などがある
  • あげるときには「1回で大量にあげない」「子猫にはあげない」「保管場所に気をつける」といった注意点がある

といったところでしょう。

猫にまたたびをあげることは、人間がお酒を飲むのと似たようなところがあります。

適切な量と頻度を守って、体を壊すことのないようにしてあげましょう。

 

それでは、この記事が少しでもあなたの参考になったなら幸いです。

 

ウチの猫どこいった?猫が迷子になったときの対策グッズを紹介

          迷子の猫を探す人のイラスト

こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。

 

この記事ではこんなことに触れています。

  • 猫が脱走・迷子になったときの対策グッズについて
  • マイクロチップのメリット・デメリット

 

あなたは

「猫が脱走・迷子になってしまったときどうやって探しますか?」

 

室内飼いの猫であれば外に出たことがないため、行きそうな場所などの”探す当て”すらありません。

また、予期せぬ災害などではぐれてしまうことだって考えられます。

 

人間の子供であれば

「携帯を持たせおく」

「子供自身が周りの大人に聞く」

などしてなんとかできそうですが、猫の場合は...ムリですよね。

 

ならば、普段から万が一を考え準備をしておいた方がいいです。

 

ということで今回は

  • 猫の脱走・迷子になったときのための対策グッズ

 について紹介と解説をさせていただこうかなと思います。

 人の力では限界があるので、文明の力を存分に利用しましょう。

 

猫の脱走・迷子になったときのための対策グッズ

スーツを着ている猫のイラスト

猫が脱走してしまったり迷子になったりしたら...探すの大変ですよね。

いつまでもみつからないと、

猫もストレス飼い主もストレスで具合が悪くなってしまいそうですよね

 

そんなときのために今ではすぐに追跡してみつけれるような対策グッズが売られています。

過去に何度も...という方は試してみてはいかがでしょうか。

 

GPS機能

GPS機能の付いた首輪のイラスト

猫の首輪にGPSの発信機を取り付けたりするもの

で、脱走や迷子で行方がわからなくなった猫を追うことができます。

 

GPS機能には2種類あって

  • GPSロガー
  • GPSトラッカー

に分けられます.。

カンタンに言えば、

  • 「GPSロガー」”行動記録を取るもの”
  • 「GPSトラッカー」”リアルタイムで追跡するもの”

ということです。

 

ペット用GPSは一般的にはまだあまり多くは出回っていないので種類自体はあまりありません。

猫専用というのはなく、ほとんどが犬との兼用みたいなものになっています。

なので、全体的に猫には少し大きいかもしれません。

 

 「GBY ペットGPSロケーター」

こちらは一目みただけではGPSとわからないような鈴の形をしたものです。

 

音声ナビゲーションや地図機能で猫を探すのをサポートしてくれます。

バッテリーも1回の充電で1週間くらいはもつようになっています。

 

また、

範囲を設定することができ、猫がその範囲を超えるとアラームが表示される

ようになっているのも特徴です。

 

サイズは直径3,2㎝、重さ18gあります。

値段は28,350円(Amazon)となっています。

 

 

 「PetFon ペットGPSトラッカー」

こちらは内蔵のレーザーで信号を増幅できるので

都心部といった建物などが密集した地域では”最長1㎞まで”見通しのいいところでは”最長5,6㎞まで”の追跡ができます。

 

「バーチャルフェンス」も設定できるようになっていて設定した範囲を超えると通知が来るようになています。

また、ライトをつけることもできるので夜に探す場合でもどこにいるかわかりやすくなっています。

 

バッテリーは8~16時間の稼働ができ、防水になっているので雨の日でも大丈夫です。

 

サイズは横4,2㎝×縦4,2㎝×厚さ1,8㎝で重さは27,6gあります。

猫にはちょっと大きいかもしれませんね。

 

値段は19,999円(Amazon)となっています。

 

猫用迷子札 

迷子札をつけた猫のイラスト

猫用迷子札は手軽でつけやすく、外に出ることのある猫はもちろん室内飼いの猫でも万が一のことを考えつけておくにこしたことはない迷子グッズです。

 

迷子札にもいろいろタイプが出てきており、

  • 「取り付けるタイプ」
  • 「首輪自体に書くタイプ」

などさまざまなものがあります。

 

「夢工房 愛猫用のオリジナル迷子札」

こちらはオーダーメイドで名前や連絡先などの必要事項を真鍮のプレートに刻印してもらえます。

 

刻印は両面刻印になっていて

「8種類の字体、48種類のシルエット」から好きなものを組み合わせることができ、

表には「猫の名前とシルエット」裏には「連絡先などの必要事項」

を刻印してもらうようになります。

 

また、裏面については「家猫です」などのメッセージも刻印してもらえます(その場合は要相談)

 

プレートのサイズは17×20×1,5㎜で重さは約2gあり

色はゴールドとシルバーの2種類、首輪に取り付けるためのリングも「小」と「大」の2種類があります。

 

値段は1,080円(Amazon)となっています。

 

 

「F.G.S ペットID識別 カプセル型」

こちらは

見える位置に電話番号などの情報を書いておきたくない飼い主さんにオススメのカプセル型の迷子札です。

 

紙に名前、住所、連絡先を書いて、カプセルの中に入れておくことができます。

カプセルはネジ式になっているので自然に開いてしまうといったことはありません。

 

サイズは幅1㎝×高さ2,5㎝で重さは8gあります。

値段は2個セットで980円(Amazon)となっています。

 

初期不良の場合は無料で再発送、返品、返金の対応をしてくれます。

また不具合などが出た場合は買った日から180日間は返品、交換、返金対応してくれます。

 

 「TOPWAN 刺繍ネーム 迷子札首輪 Sサイズ」

こちらは

首輪自体に刺繍をするので猫に負担がかからず、また「迷子札が外れる」「濡れて文字がかすれる」といったことを防ぐことができます。

 

首輪本体のカラーは10色から、刺繍のカラーは14色から選べるようになっていて

入れる文字は

  • ひらがな」
  • 「カタカナ」
  • 「英語」
  • 「漢字」

から選べます。

 

また、名前と連絡先の間に入れる”飾り刺繍”も入れれるようになっていて

  • 「ハート」
  • 「肉球」
  • 「スター」

の3種類が選べるようになっています。

 

 値段は2,660円(Amazon)となっています。

 

 マイクロチップ

マイクロチップをつけた猫のイラスト

マイクロチップは猫の首の後ろ辺りに注射器のような専用の道具で埋め込む、

長さが8㎜~12㎜で直径2㎜くらいの”電子タグ”が入ったカプセルのことです。

 

電子タグの中には飼い猫の個体識別番号として、”15ケタの数字”が記録されています。

またその際、飼い主の情報として

  • 「名前」
  • 「住所」
  • 「連絡先」

なども細かく登録するようになります。

 

”迷子””自然災害”などで飼い主とはぐれ、保護されたとき、

マイクロチップに記録されている番号を読み取ってデータ照合をすれば、すぐに飼い主へ連絡することができます。

 

ただ、マイクロチップ自体にはGPS機能はないため、いなくなった猫の居場所を探すといったことはできません。

 

マイクロチップをつけるのにかかるお金は?

マイクロチップをつけるのは”医療行為”となるので動物病院でしてもらわなければなりません。

 

なので、お願いする病院で違ってきますが

およそ数千円~1万円くらい

だと思われます。

また、それとは別に情報の登録料が1,000円かかります。

 

マイクロチップをつけることを推進している自治体では”補助金”などを交付しているところもあります。

また、一部のペット保険では

「マイクロチップ装着特約」

などがあるところもあり、保険料を割り引きしてくれます。

 

マイクロチップはつけた方がいいの?

マイクロチップをつけるメリットは先ほどもあげたように、

迷子や災害などではぐれた猫と再会できる確率が上がるということです。

 

首輪や迷子札だと壊れて外れるといったこともあると思いますが、マイクロチップは体に埋め込むのでそういった心配はありません。

 

また耐久年数は30年あり、電池などはいらないので半永久的に使えます。

 

ただ

  • 「GPS機能がなく追跡ができないので誰かに保護されなければ意味がない」
  • 「読み取りには専用のリーダーが必要なので設備がないと読み取りもできない」
  • 「首輪や迷子札と違って外からはわかりにくいので見落とされる可能性がある

といったデメリットもあります。

 

ペットにマイクロチップをつけるといったことは、日本ではまだ馴染みがありませんが海外ではかなり普及していて、マイクロチップをつけることを義務化している国もあります。

 

日本でもその流れは来つつあるので、将来的には日本でも義務化ということになると思います(現在、一般の飼い主は”努力義務”ということらしいです)

 

まとめ

舌を出している猫のイラスト

いかがだったでしょうか。

今回は「猫が脱走・迷子になったときのための対策グッズ」について紹介と解説をさせていただきました。

 

この記事の内容をまとめてみると

  • 猫が脱走や迷子になったときのために対策グッズは必要
  • 対策グッズにはGPS機能や迷子札、マイクロチップがある
  • マイクロチップ将来的につけることが義務化になると思われる

といった感じでしょうか。

普段から脱走などに気をつけていても万が一ということがあります。

起こってしまってからでは遅いので、早めに対策をしておくようにしましょう。

 

それでは、この記事が少しでもあなたの参考になったなら幸いです。

 

我が道を行く...というかなんというか...

こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。

 

高齢者の方へのコロナワクチン接種。

どんどん進んでいるようですがいまだ混雑している状況は変わらないままですね。

 

ウチでも自分以外の家族には接種券が届いているのですが、

「予約しようにも電話はつながらない」

「ネット予約しようにも一瞬で予約枠が埋まってしまう」

といった感じでいつワクチン接種できるかわからないですね。

 

しかし、祖母にいたってはもう98歳。

ワクチン接種をしても副作用に耐えられるのかが心配です。

 

 

さてそんな世間の状況など関係ないウチの「あぐりさん」

自分がベッドに横になっていると

猫の画像

ベッド下にあぐりさん登場!

 

猫の画像2

颯爽と飛び乗って...

 

猫の画像3

お腹を踏みつけて乗り越えていく...ってコラ!

 

猫の画像4

そのまま何事もなかったかのように眠りへと落ちる(笑)

 

ホントに見えていないかのように普通に踏みつけていきましたね。

甘えるときはベタベタなのにこういうときは気にも留めない...

 

これが「我が道を行く」ということなんでしょうか。

 

 

コロナワクチン、早く日本製の安全なものができるといいですね。

それでは、明日からまた1週間頑張りましょう。

 

猫は見た目じゃわからない?猫を人間の年齢に換算してみよう

         赤ちゃんと猫のイラスト

こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。

 

この記事ではこんなことに触れています。

  • 猫の年齢を人間の年齢に換算したら
  • 猫の年齢別のお世話の仕方

 

大変です!

「猫は10歳過ぎたら”化け猫”になるらしいです!」

 

知ってました?

さらに20歳を過ぎると”猫又”という妖怪になるらしいですよ。

化け猫や猫又になると人間の言葉を理解して話したりできるようになるらしいので、

「凄い!グレードアップだな!」

と思ってしまいました(笑)

 

でも、今や10歳過ぎている猫なんて溢れんばかりにいますよね。

日本中化け猫だらけになっているんでしょうか?

 

こんな感じで昔は猫が10歳まで生きるのにも驚かれていたのに、今や10歳は当たり前のような感じでなんなら20歳を超えている”ような猫もいます。

 

ただ、猫の10歳って、人間でいうと何歳くらいなんでしょうか?」

また、何歳の猫が自分と同い年くらいなんでしょうか? 」

 

ということで今回は

  • 猫と人間、お互いに何歳のときが同級生?
  • 年齢によるステージ別の世話の仕方

について解説させていただこうかなと思います。

たとえ化け猫だろうと、飼っている猫と話とかできたら嬉しいですけどね(笑)

 

猫と人間、お互いに何歳のときが同級生?

猫の同級生のイラスト

猫の年齢を人間に換算したとき、どの年齢のときに自分と同じ年代になるのでしょうか?

 

猫の成長スピードは人間より格段に速いので気がついたら

猫のほうが完全に年上になっている

といったことが普通です。

 

猫に限ったことではないと思いますが、動物は子供の期間が短いです。

野生で生き残るためには早く成長して大人になる必要があるからだと思いますが、

 

生まれてたった1年で人間に換算すると18歳相当まで成長します

 

たった1年で高校卒業間近ですよ!青春も何もありゃしませんね(笑)

 

その後、1年半で”20歳相当”

もう成人!

猫の成人式(成猫式かな?)は生後1年半でしてあげるようにしましょう(笑)

 

2歳を迎えるころには”24歳相当”

大学を卒業して社会人2年目といったとこでしょうか。

 

それからは1年に4歳相当”のペースで猫生を歩んでいきます。

これ、誕生日には人間の4倍のプレゼントあげた方がいいんですかね?

 

成長スピードだけ見ると、とても生き急いでるように見えてしまいます。

 

猫の年齢と人間の年齢換算早見表

換算表のイラスト

「猫が年齢を重ねるスピード」がわかったので

「猫が何歳のときに人間の何歳に相当するのか」ということを確認する早見表をつくってみました。

 

子猫の期間

「猫」   「人間」

1週間・・・・1か月

2週間・・・・3か月

3週間・・・・6ヶ月

1か月・・・・1歳   

2か月・・・・3歳

3か月・・・・5歳

  半年・・・・9歳

9か月・・・・13歳

成猫の期間  

「猫」   「人間」

    1歳・・・・18歳

1歳半・・・・20歳

    2歳・・・・24歳

 3歳・・・・28歳     

 4歳・・・・32歳

 5歳・・・・36歳

 6歳・・・・40歳

シニア猫の期間

「猫」   「人間」

    7歳・・・・44歳

 8歳・・・・48歳

 9歳・・・・52歳     

  10歳・・・・56歳

  11歳・・・・60歳

ハイシニア猫の期間

「猫」   「人間」

  12歳・・・・64歳

  13歳・・・・68歳

  14歳・・・・72歳

  15歳・・・・76歳

  16歳・・・・80歳     

  17歳・・・・84歳

  18歳・・・・88歳

  19歳・・・・92歳

  20歳・・・・96歳

  21歳・・・・100歳

以降4歳ずつ増えていきます

猫と人間の年齢換算はこういう感じです。

飼っている猫の人間年齢は何歳でしたか?

 

計算式もあるようで

「24+(猫の年齢-2)×4=人間の年齢」

と計算します。

 

自分の場合、現在40歳(2021年時点)なので、6歳の猫と同級生となりますね。

 

ちなみにウチの猫は現在14歳(2021年時点)なので、72歳のおばあちゃん猫になりますね(自分よりメッチャ年上になってる!)

 

猫の平均寿命は何歳くらい?

天使になった猫のイラスト

猫の人間に換算したときの年齢がわかりましたが

”猫の平均寿命”

はどのくらいなのでしょう?

 

人間の平均寿命が

男性でおよそ81歳、女性でおよそ87歳

となっているので猫もそのくらいの年齢になるのでしょうか?

 

調べてみたところ、猫の平均寿命は

飼い猫全体: およそ15歳(人間で76歳)

 

室内飼い    : およそ16歳(人間で80歳)

外に出る    : およそ14歳(人間で72歳)

 

「オス猫」と「メス猫」では

 

オス猫 : およそ14歳(人間で72歳)

メス猫 : およそ15歳(人間で76歳)

となっています。

人間の年齢に換算した場合を見ると、”人間より平均寿命が短い”ようですね。

 

「室内飼い」の猫より「外に出る」猫のほうが

2歳くらい平均寿命が短い

ようですね。

やはり、

  • 「ノミやダニ、喧嘩などによる感染症」
  • 「交通事故」

といったことが影響しているんだと思います。

 

オス猫とメス猫でも”1歳くらいの差”が出ていましたが、やはり人間同様に女性の方が強いようですね(笑)

 

また、野良猫の場合は地域によって多少の違いはあると思いますが、

平均で3歳~5歳(人間で28歳~36歳)

と言われているようです。

とても短いですよね。

 

ワクチンを接種していないので感染症などのリスクも高く、また交通事故やきちんとした食事をできていないといった影響が大きいのでしょう。

 

ちなみに

猫の世界最高寿命記録は「38歳と3日」というギネス記録があります。

 

この年齢、人間に換算するとおよそ170歳にもなる長寿です!

 

ウチの猫も平均寿命は越えようとしていますが、まだまだ元気に長生きしてほしいもんです。

 

年齢によるステージ別の世話の仕方

ごはんを食べる猫のイラスト

猫の平均寿命はおよそ15歳とわかりましたが、すべての猫がそこまで生きてくれるわけではありません。

 

猫に健康で長生きしてもらい、平均寿命をどんどん上げていくためには、

「年齢に応じた生活環境」や「世話の仕方」が必要になります

 

ということで次は、ステージ別の世話の仕方を解説してみようと思います。

 

子猫のステージ(出生∼1歳まで)

子猫のイラスト

子猫の時期には

いろんなことを覚えさせるようにしておきましょう

 

「トイレ」はもちろんですが、今後「爪切り」「歯みがき」をするためにも、

子猫の時期に体や顔周りなどに触られることを慣れさせておく

ようにすると大人になってからとてもやりやすくなります。

 

また「避妊・去勢の手術」もこの時期にしておくといいです。

詳しくはこちらで解説していますので、参考にしてみてください。

 

猫は

「子猫の時期に社会性を学ぶ」

と言われているので、いろんなものに触れさせたり経験をさせておくことで順応性のある猫に成長していきます。

 

それと、子猫の時期には成長に必要なエネルギーをたくさん摂らなければいけません。

毎日のごはんは高たんぱく、高カロリーのものにしましょう。

◆子猫のフードについてはこちら◆

 

成猫のステージ(1歳∼6歳まで)

走る猫のイラスト

1歳を迎えて、大人の猫になると

体の成長も止まり、性格も確立してきます。

 

”活発に動き回る”猫もいれば”あまり動かずじっとしている”ような猫もいます。

その猫に合わせた生活環境をつくってあげるようにしましょう。

 

ワクチンの接種などをきちんとしていれば、いちばん健康的に過ごせる時期ですので、

毎日しっかり遊んであげて運動とスキンシップを十分にとるようにしましょう。

 

体力がありあまっていると...毎日のように夜の運動会が始まってしまいます(笑)

 

成猫になると子猫のときほどエネルギーを摂る必要がありません。

子猫のときと同じごはんをあげていると、たちまち太ってしまうので注意しましょう。

◆成猫用のフードについてはこちら◆

 

シニア猫のステージ(7歳∼11歳まで)

あくびをしている猫のイラスト

7歳を迎えるころには「シニアの年齢」に入っていきます。

人間でいえば44歳なのでまだ働き盛りですが、

このころから少しずつ運動量が落ちてきます。

 

また、健康的だった体も

徐々に抵抗力がなくなってきて、病気にかかりやすくなってしまいます。

 

できれば、毎年「健康診断」を受けるようにして健康管理をしっかりとしてあげるようにしましょう。

 

シニア猫になると

「食欲はあるけど、運動量が落ちる」

ことが多くなるので、それまでと同じごはんと量では太ってしまう可能性があります。

 

ムリのない程度に運動をさせてあげ、カロリーの控え目なごはんに変えてあげましょう。

◆シニア猫用のフードについてはこちら◆

 

ハイシニア猫のステージ(12歳∼)

高齢猫のイラスト

シニア猫よりさらに年齢を重ね「ハイシニア猫」の時期に入ると、

多くの猫が目に見えて衰えてきます。

 

中には、まだまだ元気に走り回っているような猫もいますけど。

 

人間で言えば「定年を迎えたころ」になるでしょうか。

ウチの猫はこの時期に入っていますが、やはり動かずに寝ている時間が増えています。

 

ハイシニア猫の時期に入ると、運動量に加えて、食欲も落ちてきます。

病気に対する抵抗力もさらに弱まり、特に「腎臓病のリスク」はとても高くなります。

 

食欲が落ちてごはんを食べる量が減っていくので、みるみる体重も減っていってしまいます。

少ない量でもきちんと栄養が摂れるように高たんぱく、高カロリーのものを食べさせてあげるようにしましょう。

◆ハイシニア猫用のフードはこちら◆

 

まとめ

化け猫のイラスト

いかがだったでしょうか。

今回は「猫の年齢を人間に換算すると何歳か、ということと猫の平均寿命やステージ別の猫の世話の仕方」といったことを解説させていただきました。

 

猫の年齢についてまとめると

  • 猫は1歳半で人間で言う「成人」と同じくらいになる
  • 猫は人間の4倍のスピードで成長していく
  • 飼い猫全体の平均寿命はおよそ15歳、野良猫はおよそ3歳∼5歳
  • 子猫の時期は短いがいろいろなことを教えておいた方がいい
  • 成猫になると性格も確立するのでそれぞれに合った環境づくりを心掛ける
  • シニア猫になると運動量が落ちるので太りやすくなる
  • ハイシニア猫になると食欲が落ちて痩せやすくなる

といった感じでしょうか。

1年過ぎると猫にとっては4年過ぎているようなものということは、

1日1日がより大切だということです。

 

人間よりずっと短い命、共に過ごせることの喜びを感じながら、猫もあなたも幸せになれるよう頑張っていきましょう。

 

それでは、この記事が少しでもあなたの参考になったなら幸いです。

 

求めるのは最高の睡眠?猫が寝場所をコロコロ変える3つの理由

          寝ている猫のイラスト

こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。

 

この記事ではこんなことに触れています。

  • 猫が寝る場所を変えている理由と寝心地のいい条件
  • 添い寝のポジションからわかる飼い主への信頼度

 

ふと思ったのですが

「猫ってイリュージョンの天才ではないでしょうか?」

 

 あそこで寝てるなと思ったら、次の瞬間にはすでにいない。

「あれっ?どこ行った?」

と思って捜してみると違うとこで寝ていたりする。

 

猫ってなんであんなに寝る場所をコロコロ変えるのでしょうか?

寝ているのを見る限りでは、特に寝心地が悪そうには見えないですけど。

 

他にちゃんとした理由があるのでしょうか?

 

ということで、今回は

  • 猫が寝る場所をコロコロ変える3つの理由
  • 寝心地のいい寝床を猫に献上しよう
  • 添い寝のポジションはどこ?ポジション別猫の信頼度

について解説をさせていただこうと思います。

猫の寝場所の秘密についてタネあかしをしてもらいましょう。 

  

猫が寝る場所をコロコロ変える3つの理由

猫の博士のイラスト

人間と違い、猫が寝る場所を1日のうちコロコロと変えるのはどうしてでしょう?

 

猫は体力温存のため、狩り以外のときは寝て過ごすというのを聞いたことがあります。

なら、1か所でずっと寝ていてもいいと思うのですが...

 

コロコロ寝場所を変えるのはなぜか?

その理由がわかれば愛猫にもっといい就寝環境を提供できるのではないでしょうか。

 

そう思ったので調べました。

そしてみつけました。

猫がコロコロ寝る場所を変える理由を

 

それが、こちらです。

  • そのときの気温や湿度の違いによりもっと快適な場所を求めて
  • 安心できる寝床を求めて
  • 信頼できる飼い主のそばで守っていてもらいたい

思っていたより普通でしたね(笑)

それでは、ひとつずつ解説を加えていきましょう。

 

そのときの気温や湿度の違いによりもっと快適な場所を求めて 

今まで寝ていた場所が

「フカフカのクッションなど暖かいところなら、熱くなったため涼しいところへ

「玄関の床などひんやり冷たいところなら、体が冷えたため暖かいところへ

といった感じで、より快適な場所を求めて寝る場所を変えています。

 

人間なら寒ければ布団をかぶり、熱ければ布団をとればいいですが猫は自分でそんなことできません。

また、

猫は汗をかかないので体温調節がしにくいため場所を変えて調節している

ということです。

 

猫が布団を用意する姿...見てみたいとは思いますが(笑)

 

安心できる寝床を求めて

「猫は1日16時間くらい寝ている」

と言われていますが、その中で”熟睡している時間は4時間くらい”です。

 

残りの12時間くらいは眠りが浅い、いわゆる”うたた寝”の状態です。

そのためちょっとした物音や振動で目が覚めてしまいます。

 

人間でもうたた寝の状態だと物音などで不意に目が覚めたとき、

「うるさいな~」

とイヤな気持ちになりなすよね。

 

それは猫も同じで、

もっと静かで安心して寝れる場所を求めて移動を繰り返している

ということです。

 

信頼できる飼い主のそばで守っていてもらいたい

寝るときって、周りへの警戒心も薄れていちばん無防備な状態ですよね。

 

そんな状態のときに「できるだけ安全性を確保しておきたい」という気持ちから

信頼出来て自分を守ってくれる存在である「飼い主」のそばで寝ていたいと考えています。

 

そのため、飼い主の目が届く場所で寝るようになります。

飼い主がその場からいなくなると不安になるため捜して、また近くで寝るといった感じです。

 

これに関しては、家の中が絶対に安心と思っていれば自分が快適であることだけを考えて寝場所を探すので、離れて寝ることも多くなります。

 

寝心地のいい寝床を猫に献上しよう

猫ちぐらで喜ぶ猫のイラスト

1日の中で寝ている時間がいちばん多い猫だから、その時間は快適に過ごさせてあげたいですよね。

 

ということで、家の中における寝心地のいい寝床を猫に献上しましょう。

また、猫は気分によっても寝床マイブームが変わりますので、寝床を複数配置してあげておくといいでしょう。

 

その前に、猫が「寝心地が悪い」と感じている行動がこちら

  • 何度も寝返りを打って落ちつかない様子で寝ている
  • 寝てはいるがしっぽがパタンパタンと振り続けられている
  • 体制を変えては横になるを繰り返す

これらの行動が見られたら、その寝床は”改善希望のクレーム”を出している状態です。

 

温度管理は大事です

猫が快適に寝ることができるのは

”21℃~23℃くらい”

だと言われています。

 

猫は暑さには強い動物なので、温度が少し高い分にはいいのですが温度が低いとすぐに寝心地が悪くなります。

 

そのため、

  • 「エアコンで室内温度を上げる(エアコンの風は直接あてないように)」
  • 「ベッドに毛布を入れる」

といった防寒対策の方が大事になってきます。

 

瞑想ができるくらいのところだとベスト

猫は夜行性のため、昼間の明るい光は苦手です。

寝るときにはその光がさらにうっとうしく感じてしまうため、光の入らない暗いところを好みます。

 

そして、耳がとてもよく眠りの浅い時間が多い」ということで、

ちょっとした物音も気になってしまいます。

 

普段から家の人があまり出入りをしないような静かな場所がいいでしょう。

 

結果、お寺で座禅をして瞑想をするときのような

少し薄暗く、静かな空間が猫には快適

だと思われます。

 

狭いところが落ち着くんです

猫はとても警戒心の強い動物です。

眠りの浅い時間が多いのも、敵が近づくのを察知し対応できるようにしているからというほどです。

 

そのため、

広い空間で寝るより狭いギュウギュウな空間で寝る方が安心して寝られます。

 

「高級でフカフカな猫ベッドを用意してあげたらいつの間にか梱包されていたダンボール箱に入って寝ていた」

ということありませんか?

 

猫にとっては、四方が高いカベに覆われた狭いダンボール箱の方が高級な猫ベッドよりも価値があるというわけです(笑)

 

下々のものを見下ろしている方が安心

猫は高い場所を好みます。

敵から襲われる心配も少なく、周囲を見渡せるためです。

 

家の中にキャットタワーを設置し、そのいちばん上に猫用ベッドを用意してあげましょう。

キャットタワーを置けないような場合には、「本棚」、「食器棚」、「タンス」といった家具を”低い順に並べて階段状”にして、いちばん高い家具の上に猫用ベッドを置くようにしてあげてもいいです。

 

ちなみに猫の社会では「高い位置にいるものほど順位が上」というようになっていると言われています。

複数頭飼っている場合は、どの猫が高い位置を陣取っているかを見ることで「家猫ランキング」を確認することもできます。

◆猫が高いところを好む理由はこちら◆

 

添い寝のポジションはどこ?ポジション別猫の信頼度

猫をかわいがる人のイラスト

猫によっては

  • 「離れて寝る猫」
  • 「いつも一緒に添い寝をする猫」

がいると思います。

 

甘えん坊や飼い主を信頼している猫は飼い主と添い寝をすることが多いようですが、

そのとき、

猫がどのポジションで寝ているかによっても猫からあなたへの信頼度がわかるんです!

 

あっ!「猫がいつも離れて寝ている」といった場合でも信頼されてないというわけではありませんよ。

 

猫の性格によっては完全に自立していて”一人で寝たい”という猫や、”寝るときはここがいちばん良い”という猫もいますので安心してください(笑)

 

ただ、

「以前はいつも添い寝をしてたけど急にしなくなった」

という場合には、何か寝心地が悪くなった要因があると思われます。

 

首元や顔の近くで寝ている

猫と寝る人のイラスト

信頼度100%

おめでとうございます!

猫と添い寝をするポジションの中でも、

いちばん信頼を得ている証なのがこのポジションです。

 

飼い主のニオイや顔をいちばん近い距離で感じることで安心感を得ようとしています。

子猫のときには母猫がいつも毛づくろいをしてあげているので、そのときの気持ちに戻って甘えていると思われます。

 

また、猫は親しい相手には「鼻ちゅー」や「頭ごっつん」をして愛情を示すため、

鼻や口というのは猫にとって愛情を表す場所でもあります。

 

足の間に挟まって寝ている

猫と寝ている人のイラスト2

信頼度50%

「一緒にいたいんだけど寝ているときに触られたりするのはめんどくさいな」

といったときのポジションです。

 

狭い場所で飼い主とくっついて寝れるけど、手は届かないという絶妙なポジションです。

 

足元あたりの布団の上

猫と寝る人のイラスト3

信頼度30%

布団の中に入ってこないものの同じ布団では寝ているということで、

「信頼してないわけではないよ」

というポジションです。

 

ただ、普段からあまり甘えるようなことをしない猫の場合は甘え方がわからず遠慮しているという場合もあります。

 

体に乗ったり頭より上の位置で寝ている

猫と寝る人のイラスト4

信頼度120%?

このポジションで寝ているような猫は、飼い主を過剰に信頼しています。

悪い言い方をすれば「飼い主をなめている」といった感じです。

 

「この人は何をしても大丈夫」

と思っていて、”自分の方が立場が上だ”とアピールしていることも。 

 

小さな子供が寝転がっているときに上に乗る猫が多いのは、こういったことが理由でもあります。

 

まとめ

あくびをしている猫のイラスト

いかがだったでしょうか。

今回は「猫が寝場所をコロコロ変える理由と寝心地のいい寝床の条件、添い寝してくるときのポジションと信頼関係」について解説させていただきました。

 

カンタンにまとめると

  • 猫が寝場所を変える理由は「気温や湿度の違い」「より安心できる場所を求めて」「飼い主のそばで守ってもらいたい」といったこと
  • 寝心地のいい寝床は「温度が21℃∼23℃」「暗くて静かな場所」「狭い場所」「高い位置」といったところ
  • 添い寝をしてくる猫はどこにポジションをとるかで飼い主をどれだけ信頼しているかがわかる

といった感じですかね。

猫は1日のほとんどを寝て過ごすため、寝るときの快適さは重大事項です。

愛猫からお叱りを受けないように、寝心地のいい寝床を複数用意しておいてあげましょう。

 

それでは、この記事が少しでもあなたの参考になったなら幸いです。

 

本能に逆らえ...ませんでした...

こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。

 

先日、ついに自分の住んでる地域でもコロナに感染した方が出てきてしまいました。

その前には、少し離れたところで「クラスター」も発生したばかり。

 

着々とコロナウイルスによる日本全土の侵略が進んでしまっている感じです。

 

それを受けてか地元にある病院では

「ワクチン接種に関する電話」

が朝から晩まで鳴りやまないとのこと、中には見当違いなクレームをつけてくる人までいるとか...

 

病院関係者の方、本当にご苦労様です!

 

 

さて、ウチの「あぐりさん」ですが、先日

「あ~、やっぱり猫だな」

と思うことが...

先日、スマホが故障したため「交感サービス」に依頼。

届いた箱をそのままにしておいたところ

箱に入った猫の写真
...入ってる

 

箱に寝転がる猫の写真
...納まりが悪そう(笑)

 

箱に寝転がる猫の写真2
...向きを変えてみる

 

箱に寝転がる猫の写真3
...寝た!

あぐりさん、ちょっとはみ出てますけどいいんですか?

 

近くにはいつも寝てる猫ベッドがあるんですけどね。

「箱があると入らずにはいられない」

という猫の本能には逆らえなかったようです(笑)

 

オリンピックも迫ってまだまだ収束の見えないコロナウイルス。

日々の感染予防にはより一層の注意が必要です。

こんな感染予防対策グッズもありますのでよかったら参考にしてみてください。

 

 それでは、明日からまた1週間頑張りましょう。

 

ここが猫のベストスポット!猫が高いところを好む3つの本能とは

           屋根の上にいる猫たちのイラスト

こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。

 

この記事ではこんなことに触れています。

  • 猫が高いところに好んでいる理由
  • 猫と高いところに関する注意点

 

猫って

「常に上を目指している動物じゃないですか?」

 

あっ!純粋に高さの問題です(笑)

 

猫って気がつくと部屋の中のいちばん高いところにいてこちらを見下ろしていたりしますよね。

まるでこちらを監視しているかのように。

 

「何でいつもわざわざ高いところに行くのでしょう?」

「何か理由があるのでしょうか?」

 

じつは、そこには遺伝子に組み込まれた3つの本能があったんです。

 

ということで今回は

  • 猫が高いところが好きな理由 ~3つの本能~
  • 猫が高いところに登るときの注意点

について解説をさせていただこうかなと思います。

 

猫が高いところが好きな理由を知ると「なるほどね~」と思うはずです。

...街中の監視カメラも猫型にすれば自然な感じで風景に溶け込みそうですよね(笑) 

 

猫が高いところが好きな理由~3つの本能~

ルーペでのぞき込む猫のイラスト

猫が高いところを好む3つの本能とは

  • 安全
  • 快適
  • 優位

の3つです。

では、それぞれ詳しく解説していきましょう。

 

高いところは安全・安心

塀の上にいる猫のイラスト

猫は群れをつくらず単独で生活している動物です。

しかし、体は他の動物と比べても小さい部類に入ります。

 

つまり猫は

「群れをつくらず1匹でいる体の小さな動物」

ということになりますが...これは他の動物から襲われやすいですよね。

 

そこで、高いところに位置することにより

”敵からは見つかりにくくこちらからは見つけやすい”

という状況をつくりだしているんです。

 

これなら例え見つかったとしても地上にいる敵に襲われてしまう可能性は低いですしね。

 

また、猫は肉食動物です。

獲物となる対象は自分よりも体の小さい「ネズミ」などの”小動物”です。

そんな小さいのを普通に探したのでは見つけにくいですよね。

 

そこで、高いところから周囲を見渡すことで

”獲物となる小動物を見つけやすくなる”

というメリットもあります。

 

猫の目はあまり良くありませんが、耳と鼻はとても優れています。

その高性能レーダーを高い位置で使うことで、より周囲の状況を把握することができ、

「左、○○m、ネズミの巣穴発見!」といったことができるんです。

 

◆猫の「耳」と「鼻」の機能についてはこちら◆

 

最後に、地上にいるより高いところにいた方が

”ノミやダニなどの寄生虫が少ないため”

だと言われています。

 

ノミは体長の何倍もジャンプできると言われていますが、元が小さいので跳べてもせいぜい30㎝くらいです。

そのため、ノミもダニも地上近くで繁殖します。

 

高いところにいれば猫には触れる機会も少ないということです。

 

ただ単純にここが快適なんです

寝転がっている猫のイラスト

夏場に「暑い!」、真冬に「寒い!」といったとき、

猫のいる場所に行くと案外快適だったりしませんか?

 

じつは猫って

快適な場所を探す名人(名猫?)

なんです!

 

家で飼っている猫の場合は

「夏には障害物が少なく風通しが良い」

「冬は上のほうに暖かい空気がたまる」

ということを知っているためいつも快適な高いところを好む、ということです。

 

また、高いところから見下ろすことで

”飼い主であるあなたの位置が常に把握できるためリラックスできる”

とも言われています。

 

自分の方が立場が上なんだぞ

腕組みをしている猫のイラスト

猫はあまり上下関係を築かない動物と言われています。

そのため、飼い主に従順な犬と違って「気まぐれ」や「マイペース」などのイメージを持たれています。

 

しかし”まったく無い”というわけでもなく、自由に見える猫社会の中で数少ない上下関係のサインというのが

 

「より高い位置にいるものの方が立場が上」

 

ということです。

 

多頭飼いをされている方ならわかるかもしれませんが、だいたい

  • 「先住猫」
  • 「年齢が上の猫」
  • 「強い猫」

のほうがキャットタワーなどでいちばん上のポジションを陣取ってくつろいでたりしませんか?

 

また、猫同士のケンカのときでも

強い猫は上から見下ろし、弱い猫は地面スレスレまで姿勢を低くしている

といった光景を目にするでしょう?

あれも”高い、低い”の上下関係の表れなんです。

 

野良猫の世界では

最初に来た猫が高いところでくつろいでいても地域のボス猫など強い猫が来たときにはその位置を譲る

といったこともあるそうです。

 

まさに「頂上は王様のイス」ですね(笑)

 

猫が高いところに登るときの注意点

慌てる人のイラスト

「高いところ大好き」な猫ですが、時にはその本能があだとなってしまうこともあります。

続いて、猫が高いところに登るときの注意点を解説していきましょう。

 

猫にとっては”安心”でもこっちにとっては”ハラハラ”です。

 

登るのは好きで得意なのに降りるのは苦手なの?

猫は

木などに登っていくのは得意なんですが、じつは降りるのは苦手

なんです。

 

これは、猫の”爪の構造”にも理由があります。

 

猫の爪は”カーブしてカギ状の形”になっています。

この形は登るときにはしっかりと食い込んで引っかかるため問題ないんですが、降りるときになると引っかかりが悪く不安定になってしまいます。

 

また、猫は人間のように後ろ向きに降りることが難しいです。

こういった理由から、登ったはいいが降りられなくなるといったことが意外とあるんです。

 

子猫やシニア猫には段差を低くしてあげよう

高いところに登って降りられなくなるのは、

特に「子猫」や「シニア猫」の場合に注意が必要です。

 

子猫はまだ未熟なため、何も考えずに勢いにまかせてどんどん登って行ってしまいます。

気がついたときには、とても自分では降りることができないところまで登ってしまって動けなくなっていることもよくあります。

 

シニア猫の場合は足腰が弱ってきているため、登るときなどに落ちてしまいケガをすることが多いようです。

 

また、家の中にキャットタワーを設置している場合には、普通の段差では足が引っかかってっしまったり、上手く登れなかったりすることがあります。

 

「スロープ」や「階段」をつけてあげるなどして登り降りしやすくしてあげましょう。

 

ビックリして高いところに逃げ登ったときは落ち着くまで待つ

「大きな物音」や「知らない人との遭遇」など

猫が何かにビックリして逃げるときにはとりあえず高いところに登って安全を確保しようとします。

 

その後、降りようとしたときも

まだ頭がパニックになっていることもあり上手く降りられないことがあります。

 

パニックになっている猫を捕まえて降ろしてあげようとすると反射的に引っかいたり噛みついたりすることがあるので気をつけましょう。

 

そんなときには猫がビックリした原因を取り除き猫が落ち着くまで待ってから優しく誘導してあげるようにしましょう。

 

ノラ猫や地域猫など、屋外にいる猫を助けようとしたときにやられることが多く、特にノラ猫の場合は引っかかれたり噛まれたりすると感染症になってしまうこともあるので注意が必要です。

◆猫から感染する病気についてはこちら◆

 

まとめ 

毛づくろいをする猫のイラスト

いかがだったでしょうか。

今回は「猫が高いところが好きな理由」についてを解説させていただきました。

 

猫と高いところについてまとめると

  • 猫が高いところに登るのは「安全」「快適」「優位」の3つの本能から
  • 猫は高いところに登るのは得意だが、降りるのは苦手
  • 子猫やシニア猫には特に注意をしてあげる
  • 高いところに登ってパニックになっている場合は落ち着くまで待つ

といったところでしょうか。

猫が高いところにいるのは祖先から伝わる本能だということがわかりましたね。

人間にとって”高いところは危険”という認識ですが、

猫にとっては”高いところは安全”と、まるで真逆の認識です。

 

ただ、高すぎるところが危険なのは共通しているので安全対策はきちんとしておいてあげましょう。

 

それでは、この記事が少しでもあなたの参考になったなら幸いです。

 

あぐりさんの入場です...

こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。

 

新型コロナウイルスの猛威が止まりませんね。

 

とうとう自分の住んでいる地域、けっこう田舎の方なんですが、

その割と近いところでクラスターが発生してしまいました。

 

都市部の方だけでなく、徐々に地方の田舎までコロナに覆いつくされ始めています。

ワクチン接種完了が先か、日本をすべて覆いつくすのが先かといった感じですね。

 

そんな状況の中、相も変わらず「路上飲み」だなんだといった行為を止めようともしない人たちの姿をニュース等で見るたび

「危機感のまるでない、平和な国だな~」

と思ってしまいます。

 

 

さて、今回は特にネタもなかったので、ウチの「あぐりさん」の部屋への入場シーンでも紹介してみましょう。

 

部屋の前に来たら

部屋へ入ってくる猫の写真

まずは頭でこじ開けて

 

部屋へ入ってくる猫の写真2

体をねじ込んで

 

部屋へ入ってくる猫の写真3

颯爽と入場!

 

部屋へ入ってくる猫の写真4

リング下(ベッド)に近づくと~

 

部屋へ入ってくる猫の写真5

一気に飛び乗ったー!...って近っ!!

そして飼い主を睨みつけるー!

「何勝手に撮ってんのよ」

とでも言いたげな表情だー!!

 

けどこの後、全力ですりすりしてきました。

どうやら甘えたかったようですね(笑)

 

それでは明日からまた1週間頑張りましょう。

 

いつも寝てるあの猫がじつは?猫の持つとてつもない身体能力とは

          ビックリしている人のイラスト

こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。

 

この記事ではこんなことに触れています。

  • 猫の身体能力のスゴさついて
  • 猫の思ったより劣るところについて

 

 

「”能ある鷹は爪を隠す”と言いますが、これ猫のことですよね?」

 

「でも猫って普段寝ているイメージしか出てこないんだけど」

と思ったそこのあなた!

 

確かに、室内で飼っている猫の場合、その能力を見ることはないかもしれません。

 

...ですが!

 

猫の身体能力って実はとんでもなく凄いんですよ。

 

ひとつひとつの能力を見ていくと人間ではとても勝てる気がしない。

見たことないというあなた!今まさに能力を隠されていますよ。

 

ということで今回は

  • 猫の持つとてつもない身体能力 
  • 猫の持つとてつもなくない能力

について解説をさせていただこうかなと思います。

猫の能力を知ってしまったそのときには...ちゅ~るを出して降参するしかありません(笑)

 

猫の持つとてつもない身体能力

やる気満々な猫のイラスト

猫の小さい体、じつはとてつもない能力がいっぱいあります。

その能力は、

一つ一つを他の動物と比べてみても高いものが多いです。

 

猫には顔周りだけでも

「耳」「鼻」「目」など特殊能力のカタマリ

なのに、体にもずば抜けた能力があるなんて神様はズルいですよね(笑)

 

それでは、そのとてつもない能力をひとつずつ解説していきましょう。

 

ちなみに「猫の顔周りの能力」はこちらで解説してます。あわせてご覧になってみてください。

 

MAXスピードは世界記録以上

走る猫のイラスト

「猫が走る姿」

といっても室内で飼っている場合にはあまり見ることがないかもしれません。

見るとすれば”夜の運動会”くらいですかね(笑) 

 

”全速力”で走っているのを見るのはけっこうレアかもしれませんが、そのスピードはまさに”目にも止まらぬ速さ”というやつで、

「MAXで約50km」

もの速度が出せます。

 

”50km”と言われてもピンとこないかもしれませんが、人間と比較した場合

成人男性の”約2倍の速さ”で走ることができます。

 

また、100mの世界記録である

「9秒58」を時速で換算すると「37,6km」

となるので、猫がどれほど早いかがわかっていただけると思います。

 

バネでもついてるかのようなジャンプ力

ジャンプしている猫のイラスト

この能力は実際に見たことがある方多いと思います。

 

「驚異のジャンプ力」です。

 

猫のジャンプ力はスゴイものがあり、

その場から助走なしで”1,5m~2m”の高さまでジャンプすることができます。

その高さは”猫の体長の約5倍の高さ”です。

 

これを人間の大きさに換算して考えると、

楽に7m~8mくらいになる

ので、その驚異的なジャンプ力の高さがわかるかと思います。

 

その速さと威力の前には何者も立ってはいられません

猫パンチを繰り出す猫のイラスト

猫の攻撃といえば「猫パンチ」ですよね。

見てる分にはとてもカワイらしい攻撃ですが、その”速さ””威力”には驚かされるものがあります。

 

猫が本気で猫パンチを繰り出したとき

「何発出したか数えられたことありますか?」

「反射的にかわすことができますか?」

 

多分...どちらもムリだと思います。

 

なぜなら、猫パンチの速度は

”秒速0.009秒”

という驚異的なスピードで繰り出しているんです。

 

とても人間の目で追えるものではありませんよね。

 

またその威力ですが、本気で繰り出す渾身のパンチを受けたことのある方はあまりいないかもしれませんが、結構

「ズン」という感じで重いパンチ

を放ってきます。

 

その攻撃力は

鶏くらいの動物なら気絶させることができる

くらいの威力があると言われているそうです。

 

猫の体は液体です

寝転がる猫のイラスト

猫の体ってとても柔らいですよね。

その柔らかさは「液体」「ニャン体動物」と表現されるくらいです。

 

猫をぶら下げるように抱っこしたり、とてもリラックスして寝ているときなど

”ビロ~ン”と長~く伸びていますよね。

 

不意に見かけたときには

「おぉっ!長っ!」

とビックリしてしまうこともありますが、猫の体は”体長の約2倍”まで伸ばすことができるようになっています。

 

そこまで伸ばすことができるのは「骨の数」と「鎖骨の構造」のおかげです。

 

猫の骨の数は、

人間の「200個」に対して「244個」と多く、椎間板と靭帯がしなやかで柔らかいので可動域がとても広くなっています。

 

さらに、

鎖骨が小さく、肩の関節につながってないので肩が固定されていません。

 

だから猫が座った姿って、”超なで肩”になっていると思います(笑)

 

この2つのことから

「猫は体がとても柔らかく、狭いところでもスルリと入っていけてしまう」

ということなんです。

 

マップやナビはいりません

道がわかる猫のイラスト

「帰巣本能」

多くの動物に備わっている機能ですが、とりわけよく聞くのは「犬」じゃないでしょうか。

「迷子になった犬が何千キロも離れたところから家に帰ってきた」

といった犬の話を聞くことが多いですよね。

 

この能力、じつは猫にもあるんですよ。

 

猫にも

「自宅から何百キロも離れた場所から帰ってきた」

「引っ越し先で脱走して、前の家に帰っていた」

といった例を聞くことがありますし、中には

”3000㎞”もの長い距離を数年かけて帰って来た

という話もあるくらいですから、その能力には驚きを隠せないですね。

 

ただこの能力、嗅覚や方向感覚だけでは少し難しい気がしますよね。

 

そのため、動物は

  • 「優れた体内時計」
  • 「太陽の位置」

などから家の方向がわかるのでは?と言われています。

 

「いつもこの時間に見る太陽の位置はあそこだけど、今の太陽の位置はこれだけズレているから家の方向はあっちだ」

という感じで、正確に家の方向に向かって歩き出せるということのようです。

 

ただし、”すべての猫が帰巣本能を持っているわけではない”ようなので、過度の期待はしないようにしましょう。

 

特に完全室内飼いの猫が脱走した場合には、興奮と恐怖でパニック状態になっていることが多いので、自分で帰ってくるということはあまり期待できません。

 

「猫の脱走について」はこちらで解説しています。参考にしてみてください。

 

バランス感覚は天下一品

塀の上で伸びをする猫のイラスト

猫のバランス感覚」はとてもスゴイものがありますよね。

どんな細い足場もスイスイ歩いていきますし、狭い塀の上で気持ちよさそうに寝ていることもあります。

 

私たちがそんなところで居眠りしようもんなら...一瞬で落っこちてしまいますよね。

 

そして猫のバランス感覚といえば、高い場所から落っこちたときです。

 

どんな体勢からでも体をクルッと回転させて足からスタッと着地することができます。

 

この能力のおかげもあって、

猫はビルやマンションの2階~3階くらいまでならケガをすることなく着地できる

と言われています。

※ただ、落ちてしまった場合は念のため動物病院へ連れて行きましょう

 

この高いバランス感覚は「三半規管」というものがとても発達していて、高性能なものだからです。

 

そのため猫は犬に比べて「車酔いをしない」と言われています。

(ウチの猫はいつも肉球がびっちょりになるほど車酔いしますけどね(笑))

 

猫の持つとてつもなくない能力

だらけて寝ている猫のイラスト

すぐれた身体能力を持っている猫でも苦手なことがあります。

次は猫がちょっと苦手かなというものを解説していきましょう。

 

意気揚々と登ったはいいけど降りれない

木から降りられない猫のイラスト

「猫が木など高いところに登って降りられなくなっている」

といったのを実際に見かけたり、ニュースなどでやってたりすることがありますよね。

 

あれを見て

「登れたんだから降りられるだろう?

と思ってしまうかもしれませんが、猫は登るときは筋肉や爪を使いながら勢いにまかせて上っているのでどんどん高いところまで上ってしまいます。

 

しかし、いざ下りようとしたとき

人間のように後ろ向きで掴まるといったことがしにくいため、下りれなくなってしまうのです。

 

木のような場合はかろうじて爪を立てながらズルズルと降りる猫もいるようですが、基本的に降りるときはジャンプして降りれるところでないと難しいです。

 

もう走れません 

限界を迎えた猫のイラスト

猫の足の速さやジャンプ力など、スゴイ能力を発揮しているのは、

すべて瞬発力を使った動きです。

 

「じゃあ、持久力は?」というと、

正直たいしたことない部類に入ってしまうでしょう。

 

猫の狩りは、「茂みなどに潜んで待ち構えるスタイル」です。

そのため”一瞬で仕留める瞬発力”があればいいんです。

 

また、敵から逃げるときも素早い動きで逃げ出し木の上や狭い隙間などに逃げ込めばよかったので持久力はあまり必要なかったんです。

 

なので、猫と遊んでいるとだいたい10分くらいもすれば、息が上がってコテンと横になってしまわないですか?

胸に手をあててみると、心臓がバックンバックンなってる(笑)

 

まとめ

あくびをしている猫のイラスト

いかがだったでしょうか。

今回は「猫の身体能力についてとてつもないものからとてつもなくないもの」まで解説させていただきました。

 

この内容をまとめると

  • 猫はMAX50kmのスピードで走れる
  • ジャンプ力は体長の5倍も跳べるほどある
  • 本気で猫パンチをくらうとただでは済まない
  • 猫は軟体動物だと思われる
  • 遠くではぐれても帰ってこれる可能性が高い
  • バランス力抜群でキレイに着地を決めれる
  • 高いところに登ると降りられなくなることがよくある
  • 長距離走は止めておいた方がいい

といったところではないでしょうか。

猫の身体能力はとても優れていて、私たち人間では相手にならないようですね。

普段から猫のご機嫌をとって怒らせないようにしましょう(笑)

 

それでは、この記事が少しでもあなたの参考になったなら幸いです。