こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。
この記事ではこんなことに触れています。
- シニア・ハイシニア猫に必要な栄養素とおすすめフード
- プレミアムキャットフードについて
突然ですが
「あなたの家の飼い猫はまだまだ元気ですか?」
シニア猫になるころから徐々に体力が落ちていき、
ハイシニア猫になるころの多くが目に見えていろんなところに衰えがあらわれてきます。
猫の11歳となると人間でいえば65歳~70歳くらいなので当然といえば当然ですよね。
しかし、以前みたテレビであるお宅のハイシニア猫を紹介していたのですが
その猫の年齢はなんと24歳!
さらにその猫は24歳というだけでもスゴイのに、
”右の後ろ足を手術で切断している”にも関わらず外を走り回ったり、塀の上に飛び乗ったりとものすごく元気でとてもビックリしました。
しかも、高齢になるほどかかりやすく「猫の死亡原因」の多くを占めている”腎臓病”も現在特効薬の開発が進んでおり、それが完成すれば
猫の寿命は”30歳”まで延びる可能性がある
とのこと
「健康管理がきちんとできていれば高齢猫になっても元気でいれる」
ということですね。
まあ、走り回ったりできるくらい元気かはわかりませんが...
そもそも
「猫の健康は食事で決まる」
という言葉もあり、高齢のシニア・ハイシニア猫になるとそれがとても重要になってきます。
ウチの15歳になる猫も、以前に飼っていた猫の経験から”フードの大事さ”を学び、きちんとしたものを選んでいるから今でも元気いっぱいなんだと確信しています。
ということで今回は
- シニア・ハイシニア猫のフードを選ぶときのポイント
- シニア猫(7歳~11歳)のキャットフードおすすめ5選
- ハイシニア猫(11歳以上)のキャットフードおすすめ5選
- プレミアムキャットフードと言われるものについて
を解説、紹介させてもらおうかなと思います。
何を基準に買えばいいか迷っているなら参考にしてみてください。
また、足腰の弱ったハイシニア猫の負担を減らし、楽に食べれるようにするための
「フードボウル」
ドライフードの酸化を防いでいつまでも新鮮なままで食事ができるようにするための
「フードストッカー」
もあわせて用意しておけば、さらに食事も捗るでしょう。
- シニア・ハイシニア猫のフードを選ぶときのポイント
- シニア猫(7歳~11歳)のおすすめキャットフード5選
- ハイシニア猫(11歳以上)のキャットフードおすすめ5選
- プレミアムキャットフードと言われるものについて
- まとめ(比較表)
シニア・ハイシニア猫のフードを選ぶときのポイント
若いころを過ぎ、年を重ねた末にどの猫でもたどり着く
「高齢猫」
と言ってもその”高齢”には
- シニア期(7歳~11歳くらい)
- ハイシニア期(11歳以上)
といった2つに分けられています。
人間で例えると
- シニア期は50歳~65歳くらい、
- ハイシニア期は65歳以上
といった感じになるでしょう。
そして、高齢猫のフードはその2つの期間ごとで
重視するべき栄養素などが違ってきます。
そこで、まずは年代ごとに重視しておきたいポイントを3つずつ解説していきましょう。
なお、「○○歳になったから明日からこっちのフード」というようなことをする必要はありません。
猫の状態を見て、そのときに合ったフードを食べさせてあげるようにしましょう。
シニア猫(7歳~11歳)のフードを選ぶ3つのポイント
シニア猫の期間(7歳以上)に入るとだんだんと運動量が減ってきます。
しかし、まだまだ食欲自体は普通にあることが多いので、この期間は特に
肥満に気をつけなければいけません。
肥満になってしまうと余計に動かなくなったり、猫がなりやすい病気のひとつでもある腎臓病のリスクも高まるので注意しましょう。
そういったことをふまえて、シニア猫のキャットフードを選ぶときのポイントは
- 高たんぱくだけど低カロリーのもの
- 炭水化物の量が少ないもの
- 腎臓への負担があるのでリンの量が少ないもの
が重要になります。
それではひとつずつ解説を加えていきます。
高たんぱくだけど低カロリーのものを
先ほども言ったようにシニア猫になると運動量がだんだんと減っていきます。
それに伴い、筋肉や骨も衰えていくので大切なエネルギー源である「たんぱく質」をしっかりと摂る必要があります。
それも肉食動物である猫には
「良質の動物性たんぱく質が必要」なので主原料が肉や魚のものを選ぶのがいい
と思います。
また、”高たんぱく”となると最低でも26%以上は必要ですが、あまり多すぎると逆に体への負担が大きくなってしまいますので、
たんぱく質の量は”26%~33%くらい”が望ましい
と思います。
それと、「運動量は減っても食欲は旺盛」という場合が多いので、
肥満対策として”低カロリー”のもの
を選びましょう。
「すでに太ってしまっている」という場合にはこちらを参考にダイエットを考えてみてください。
炭水化物の量は少なくしよう
肉食動物である猫は炭水化物を消化・吸収することが得意じゃありません。
そのため、あまり多くの炭水化物が入っていると
内蔵への負担が大きくなってしまいます。
運動量が減ってきて肥満になりやすくなっているこの期間は、
糖に変わりやすく、肥満の原因になる炭水化物の量は少ないものがいいでしょう。
割合としては、
多すぎると「肥満」「消化不良」「高血糖症」などの原因になる
少なすぎると「たんぱく質とのバランスが悪くなる」ので腎臓の大きな負担になる
ため
炭水化物は”35%以下”
が基準になります。
腎臓への負担があるのでリンの量は少なめに
シニア猫の期間になるとそれまでよりさらに腎臓病にかかりやすくなります。
高齢になるにつれて内蔵の機能が衰えていくためです。
中でも「腎臓」は猫があまり水を飲まない動物のため負担が大きくなりやすいです。
そんな猫が多く摂ることで腎臓への負担が大きくなってしまうのが
ミネラルの一種である「リン」です。
リンは摂りすぎると腎臓病のリスクが高まり、また「ストルバイト結晶」というものもできやすくなってしまいます。
しかし、リンは
「骨」「歯」「筋肉」を健康に維持するためには大切な栄養素でもあり、まったく摂らないというわけにはいきません。
ということで、
リンの量は”0.5%~0.7%くらい”のものがいいでしょう。
ただし
すでに腎臓病にかかってしまっている場合は”0.3%くらい”が望ましいです。
ハイシニア猫(11歳以上)のフードを選ぶ3つのポイント
ハイシニア期(11歳以上)になると
体や内臓の”さまざまな機能”が衰えてきます。
そのため
運動量の低下に加え、食事の量も低下してしまう
猫が多くなります。
そこで、ハイシニア猫のキャットフードを選ぶポイントは
- 高たんぱく、高カロリー
- リンの量が少なく、腎臓や下部尿路のケアができる
- 骨や関節の健康にケアできる
を意識して選ぶことが大事になると思います。
その理由をひとつずつ解説していきましょう。
高たんぱく、高カロリー
ハイシニア猫はシニア猫と比べても、
- 「運動量の低下」
- 「食事の量の低下」
があらわれてきます。
しかし、健康を維持するためには、毎日しっかり栄養分を摂らなければなりません。
そうなると必然的に
「少ない食事量でも十分な栄養のあるもの」
ということになります。
まずは「たんぱく質」
たんぱく質は猫が活動していくうえで大切なエネルギー源です。
本当は多く摂りたいところですがあまり摂りすぎると逆に腎臓への負担が大きくなってしまうので、
たんぱく質の量は26%~33%
くらいのものがいいでしょう。
そして、ハイシニア期の多くの猫が
「食事の量が減る」
↓
「体重が減っていく」
↓
「痩せすぎてしまう」
という傾向にあります。
それを防ぐため”できるだけ高カロリー”のものを食べさせるようにしましょう。
カロリーは最低でも100gあたり360kcalくらい
はあった方がいいと思います。
リンの量が少なく、腎臓や下部尿路のケアができる
ハイシニア猫になると抵抗力も弱まり、どうしても病気にかかりやすくなってしまいます。
中でも怖いのが
「ハイシニア猫の3匹に1匹は何かしらの問題が出てくる」
と言われる
「腎臓病」
です。
そのため、
”腎臓に負担のかかる「リン」の量は減らした方がいい”でしょう。
しかし、リン自体は猫の骨や歯を健康に保つために必要な栄養素でもあるので減らしすぎるのも健康によくありません。
ということで、
リンの量は0.5%~0.7%くらい
含まれているものがいいです。
ただし、すでに腎臓病になってしまっている場合は0.3%くらいのものにしましょう。
それと同時に尿結石など「下部尿路疾患」のケアができるものであればよりいいでしょう。
骨や関節の健康をケアできる
猫はシニア期に入りだした頃から徐々に骨や関節が弱っていき、ハイシニア期になると
「およそ90%の猫に関節炎などの症状がみられる」
と言われています。
猫の運動量が減る原因のひとつも
”動くと痛みが出る”
ためなんです。
人間でも高齢になって膝を悪くした人なんかは外出をしなくなりますよね。
なので骨や関節の健康維持に有効な
- 「コンドロイチン」
- 「グルコサミン」
などが配合されているものを選んであげるのがいいでしょう。
シニア猫(7歳~11歳)のおすすめキャットフード5選
上であげたポイントからシニア猫の期間のキャットフードを選ぶときは
「高たんぱく、低カロリーで炭水化物とリンが少ないフード」
を意識して選ぶのがいいということになります。
そこでシニア猫におすすめのキャットフードを5つ選ばせていただきました。
シニア猫用キャットフードを選ぶときの参考にしてみてください。
ベッツプラン キャットフード Vets Plan エイジングケア ステージI ライト
3,780円(Amazon)
このキャットフードは
- たんぱく質32%以上
- カロリー100gあたり348Kcal
となっています。
こちらは、肥満気味のシニア猫用総合栄養食です。
肥満ぎみのシニア猫が適切な体重を維持するためのエネルギー密度が調整されています。
それと、複数の抗活性酸素物質を配合していてリンの量も調整され体への負担も考えられています。
また主原料も鶏や七面鳥の肉類が第一原料になっているので良質な動物性たんぱく質が摂れると思います。
肉類(鶏、七面鳥)・コーン・超高消化性小麦タンパク(消化率90%以上)
植物性繊維・米・コーングルテン・加水分解動物性タンパク・小麦
チコリー・動物性油脂・魚油・大豆油・フラクトオリゴ糖・サイリウム
酵母エキス(マンノオリゴ糖含有)・レシチン・加水分解甲殻類(グルコサミン含有)
マリーゴールドエキス(ルテイン源)・加水分解軟骨(コンドロイチン含有)
アミノ酸類(DL-メチオニン、タウリン、L-カルニチン)
ミネラル類(Cl、K、Ca、Na、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)
ビタミン類(A、コリン、D₃、E、C、ナイアシン、バントテン酸カルシウム、B₂、B₆、B₁、葉酸、ビオチン、B₁₂)
酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)
ハッピーキャット(HAPPY CAT) ダイエットニーレ- 腎臓ケア 全猫腫 成猫~高齢猫用 グルテンフリー
1,3㎏3,960円(Amazon)
こちらは
- たんぱく質31,0%以上
- カロリー100gあたり404,0kcal
となっています。
このキャットフードは
腎臓のケアを目的とし栄養バランスを最適に調整したフード
です。
ヒューマングレード(人間が食べれる)の厳選した食材だけを使っているので
「遺伝子組み換え作物」化学合成された「保存料」「香料」「着色料」は一切使われていません。
また、グルテンフリー(小麦不使用)なのでアレルギーや消化不良などにも配慮されています。
ただ、リンの量が多すぎるわけではないですが少し高めではあるので、すでに腎臓病になってしまっている猫には避けた方がいいかもしれません。
ポルトリープロテイン**(11%)・ライスプロテイン*
ミートミール(ビーフ、ポーク)・リグノセルロース(5.5%)・ひまわり油(2.4%)
ヘモグロビン*・ビートファイバー*・加水分解フィッシュ*
アップルポマス*(0.8%)・亜麻仁(0.6%)・菜種油(0.6%)・炭酸カルシウム
塩化カリウム・コーン・海藻*・チコリパウダー(0.15%)
サッカロマイセスセレビシエ*・塩化ナトリウム・ユッカシジゲラ*(0.1%)
ハーブミックス(ミルクシスル、アーティチョーク、タンポポ、ショウガ、カンバ葉、ネトル、カモミール、コリアンダー、ローズマリー、セージ、リコリス根、タイム 計0.06%)・イースト抽出物*(0.05%) (*乾燥)(**乾燥一部加水分解)
ピュリナワン キャットフード 健康マルチケア 7歳以上
2㎏1,699円(Amazon)
こちらは
- たんぱく質35%以上
- カロリーは100gあたり350kcal
となっています。
脂質も10%以上と健康的な体重を維持できる栄養設計になっています。
さらに
- ミネラルバランスの調整によるpHコントロール
- 植物由来の食物繊維を配合
をすることによって、シニア猫に起こりやすい
「体重」「尿路」「毛玉」のケアをまとめてサポートしてくれます。
形が少しいびつになっているのは食べやすくしてあるのと同時に歯垢と歯石がつきにくくなるように考えられているためだそうです。
小麦グルテン・ツナパウダー・魚油(DHA、EPA源)・米
ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、クロライド、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素、セレン、マグネシウム)
ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン、C)
アミノ酸類(メチオニン、タウリン)・酸化防止剤(ミックストコフェロール)
ヒルズ サイエンス・ダイエット キャットフード シニア 7歳以上 腎臓と下部尿路の健康
1,8㎏1,736円(Amazon)
こちらは
- たんぱく質29%以上
- カロリーは100gあたり394kcal
となっています。
マグネシウムの量とミネラルバランスを調整して「ストルバイト尿石」や「シュウ酸カルシウム尿石」に配慮されています。
また、猫の健康には欠かせない栄養素の「タウリン」も配合し、心臓の健康も考えられています。
原材料にも高品質なたんぱく質と食物繊維で消化もサポートできているので安心して食べさせることができます。
味はチキンとまぐろの2種類ありますので好みに合わせて選んであげてください。
フィッシュエキス
ミネラル類(カルシウム、ナトリウム、カリウム、クロライド、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、ヨウ素)
ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)
アミノ酸類(タウリン、メチオニン、リジン)・カルニチン
酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)
レオナルド(LEONARDO) シニア
400g1,232円(Amazon)
こちらは
- たんぱく質28%
- カロリーは100gあたり382kcal
となっています。
リン、ナトリウム、たんぱく質の量を調整してシニア猫の腎臓やお腹に配慮して作られたドイツ産のキャットフード
です。
たんぱく質の配合(動物性タンパク質80%、植物性タンパク質20%)、リンの数値(0,65%)などがハッキリと書かれているので安心してあげることができます。
ただ、キャットフードの粒が固すぎるとのレビューや口コミがあったので歯の弱くなっている猫にはあまり向かないかもしれません。
加水分解家禽レバー・海洋フィッシュミール(4.5%)・ライ麦モルト・家禽脂
乾燥卵・海洋動物プランクトン粉(オキアミ:2.5 %)・乾燥醸造酵母(2.5%)
チアシード(2.5%)・圧搾ブドウ種(2.0%)・乾燥イナゴマメさや・塩化カリウム
塩化ナトリウム・チコリイヌリン
ハイシニア猫(11歳以上)のキャットフードおすすめ5選
ハイシニアの期間のキャットフードに必要なのは
「高たんぱく・高カロリーでリンが少なく、腎臓・下部尿路や骨・関節のケアができるもの」
ということですね。
それを踏まえてオススメのキャットフードを5つ紹介させていただこうと思います。
ハイシニア猫のキャットフードを選ぶときの参考にしてみてください。
ロイヤルカナン FHN エイジング12+
3,800円(Amazon)
こちらは
「たんぱく質28%以上」
「カロリー100gあたり408kcal」
で、リンの量も0.6%と抑えられています。
また、
- 「骨や関節をサポートする成分もしっかり配合」
- 「特許取得の抗酸化成分などを配合」
してハイシニア期の猫の健康をしっかりサポートしてくれます。
フード自体も外側がカリっとしていて中が柔らかいという2層構造になっていて、あごや歯が弱くなった猫でも食べやすくなっています。
植物性分離タンパク・小麦粉・動物性脂肪・米
家禽ミート・植物性繊維・加水分解動物性タンパク
とうもろこし・チコリパルプ・大豆油・魚油
トマト(リコピン源)・オオバコ種皮、種子・フラクトオリゴ糖
緑茶抽出物(ポリフェノール源)・加水分解酵母(マンナンオリゴ糖源)
加水分解甲殻類(グルコサミン源)・ルリチシャ油・マリーゴールド抽出物(ルテイン源)
加水分解軟骨(コンドロイチン硫酸源)
アミノ酸類(L-リジン、DL-メチオニン、タウリン、L-トリプトファン、L-カルニチン)
ミネラル類(K、Ca、Cl、P、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)
ビタミン類(コリン、E、C、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、B2、B6、B1、葉酸、A、ビオチン、B12、D3)
酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)
主原料はすべて「天然由来原料」、また”着色料を使ってない”ので安心・安全なフードです。
ピュリナ ワン キャットフード 健康マルチケア 11歳以上
2㎏で1,699円(Amazon)
こちらは
「たんぱく質36%以上」
「カロリーは100gあたり390kcal」
となっています。
また、
- 「リンやミネラルをバランスよく調整」
- 「pHコントロールとビタミンE・ビタミンCなどの抗酸化成分配合」
とハイシニア猫の腎臓や下部尿路のケアがしっかりできるようになっています。
さらに、
「天然のグルコサミン」
を配合するなどして、”骨や関節のサポート”もできるようになっています。
チキン・小麦・コーングルテン・小麦グルテン・鶏脂・米・ツナパウダー
たんぱく加水分解物・チコリ(プレバイオティクス源)・魚油(DHA、EPA源)
ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、クロライド、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素、セレン、マグネシウム)
ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン、C)
アミノ酸類(メチオニン、タウリン)・酸化防止剤(ミックストコフェロール)
「2㎏入りで500g×4袋」
「750g入りで375g×2袋」
と小分けになっていますので、扱いやすくいつでも開けたての新鮮なものを食べさせてあげれます。
ヒルズ サイエンス・ダイエット キャットフード シニアプラス 11歳以上 腎臓と下部尿路の健康維持
2,8㎏で2,400円(Amazon)
こちらは
「たんぱく質29%以上」
「カロリーは100gあたり394kcal」
となっていて、リンは0.68%となっています。
さらに
- 「マグネシウムの量やミネラルのバランスを調整」
- 「ストルバイト尿石、シュウ酸カルシウム尿石にも配慮」
- 「”独自の抗酸化ブレンド”で脳の健康維持」
もしているので、
猫の腎臓や下部尿路の健康をサポートする効果があるうえにエイジングケアの効果も期待できます。
トリ肉(チキン、ターキー)・トウモロコシ・コーングルテン
米・動物性油脂・小麦・フィッシュエキス・魚油
ミネラル類(カルシウム、ナトリウム、カリウム、クロライド、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、ヨウ素)
ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)
アミノ酸類(タウリン、トリプトファン、メチオニン、リジン)
カルニチン・酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)
自然派成分で酸化を防いでいて、”着色料や 合成香料は含まれていない”のでとても安全です。
アイムス(IAMS) キャットフード 11歳以上用 毎日の健康サポート チキン
1,5㎏1,082円(Amazon)
こちらは
「たんぱく質30.6%以上」
「カロリーは100gあたり390kcal」
となっています。
さらに
- 「タウリンとコリンが配合され、目や心臓、肝機能の健康維持にも効果的」
- 「ハイシニアの猫に負担の大きい関節の健康維持のためにグルコサミンを配合」
- 「食物繊維の配合で消化吸収をサポート」
がされていて、ハイシニアの猫の健康を総合的にサポートしてくれます。
肉類(チキンミール、チキンエキス、家禽ミール)・米・植物性タンパク
油脂類(鶏脂、ひまわり油)・食物繊維(ビートパルプ)・ユッカ
トリポリリン酸ナトリウム
ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、コリン、ナイアシン、葉酸)
ミネラル類(亜鉛、カリウム、カルシウム、クロライド、鉄、銅、ナトリウム、ヨウ素)
アミノ酸類(タウリン、メチオニン)
酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸、BHA、BHT)
フード自体も「うまみ3層コーティング」がなされているので
”美味しく健康維持”を実現させています。
ただ、リンが1,1%と少し高いため腎臓の健康には注意が必要かもしれません。
ビューティープロ キャット 猫下部尿路の健康維持 11歳以上
1,4㎏969円(Amazon)
こちらは
「たんぱく質32%以上」
「カロリーは100gあたり350kcal」
となっています。
また、
- 「マグネシウムとカルシウムも低く抑えている」
- 「ミネラルバランスを調整することによるpHコントロールもされている」
- 「天然食物繊維を配合」
- 「ヒアルロン酸やコラーゲンを配合」
と、まさに「猫下部尿路の健康維持」をサポートしてくれるものとなっているのみならず、毛玉ケアと皮膚や毛並みの艶やかさを維持するサポートまでされています。
なので、猫の体の”内も外も若いころの状態をキープできる”ようにしてくれるでしょう。
肉類(牛肉粉、豚肉粉)・タピオカα化でん粉
油脂類(動物性油脂、植物性油脂、γ-リノレン酸)
魚介類(フィッシュパウダー、マリンコラーゲン)・オリゴ糖・GABA
コエンザイムQ10
ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、クロライド、銅、亜鉛、ヨウ素)・pH調整剤・酵母細胞壁(食物繊維源)
ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D、E、K、ニコチン酸、パントテン酸、葉酸、コリン)
アミノ酸類(タウリン、トリプトファン、メチオニン)
酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)・ヒアルロン酸
着色料は無添加で形状は食べやすい薄粒型、さらには小分け包装になっているのでいつでも新鮮なものを食べさせてあげれます。
プレミアムキャットフードと言われるものについて
キャットフードの中には他のキャットフードより値段の高い
「プレミアムキャットフード」
というものがあります。
- 猫の体のことを考えて選び抜かれた高級な原材料
- 猫に必要な栄養をバランスよく配合し、不要なものは排除
といった感じで、多くは
- 「グレインフリー(穀物不使用)」
- 「グルテンフリー(麦類不使用)」
- 「無添加キャットフード」
- 「オーガニックキャットフード」
といったものになっていると思います。
主にペットの先進国である「イギリス」や「フランス」といったところが原産国になっているものが多く、猫の健康について徹底的に研究されたキャットフードになります。
ただ、原材料や成分表を見ると確かに猫の健康について考えられたすばらしいキャットフードのようですが、ネット上でのレビューや評価を見ると
- 「下痢や嘔吐が止まらなくなった」
- 「食べだしてから体調が悪くなった」
といったものをかなり多く見かけます。
「保存料」や「酸化防止剤」を極力少なく、または使わないようにしているためフードの状態が変わりやすいのが影響しているのかもしれません。
いくら良いものでも”酸化して傷んだフード”では意味が無いです。
それなら”酸化防止剤が入っていて傷んでないフード”を食べさせた方が猫の健康に良いと思います。
また、もしかしたら”海外の猫を基準につくられている”ものが多いと思われるので、日本の猫には合わないことがある?のかもしれません。
なので購入する場合には、「購入した方のレビュー、評価」などを参考に十分な検討をしてから、必ず「公式サイト」など”正規代理店”から購入するようにしましょう。
値段もそれなりにするので、ムダにならないようにしたいですしね。
「GRANDS(グランツ)」
500g✕3個の注文からで4,290円
「定期便コース」で購入した場合は初回10%OFFの3,861円
※以降、最大20%OFFまであります。
※お試しサンプルとして550円(500g✕1個)のもあります
こちらは
「たんぱく質32%」
「カロリーは100gあたり358kcal」※チキン味の数値
となっている、原産国「フランス」のプレミアムキャットフードです。
- 「チキン&サーモン」
- 「チキン」
- 「サーモン」
の3つの味があり、”無添加”、”無着色”、”保存料なし”のグレインフリーキャットフードとなっています。
ビタミン類(A,D3,E)
アミノ酸類(タウリン,L-カルニチン)
ミネラル類(銅,ヨウ素,鉄,マンガン,セレン,亜鉛)
※他の味の原材料・成分などは公式サイトを確認してみてください。
グレインフリーなので食物アレルギーの心配もなく、また「下部尿路」の健康にも配慮されているので至れり尽くせりです。
「カナガンデンタルキャットフード」
1,5㎏5,456円
※定期コースで購入すると最大20%OFFになります。
こちらは
「たんぱく質33%以上」
「カロリーは100gあたり389kcal」
となっています。
日本初の
天然の海藻成分を使ったグレインフリーのキャットフード
です。
特許を取得している天然の海藻成分「プロデン・プラークオフ」により体の中から猫の歯のキレイをケアしてくれます。
エンドウ豆、チキンオイル4%、アルファルファ、乾燥卵3%
チキングレイビー1.5%、サーモンオイル1%、プロデン・プラークオフ
フラクトオリゴ糖、セイヨウハッカ、パセリ、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ
オオバコ、海藻、カモミール、マリーゴールド、クランベリー、アニス、コロハ
ビタミン類(A、D3、E)、タウリン
ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、セレン)、メチオニン
もちろん、グレインフリーということもあり「香料」「着色料」は使っていません。
ただし、海藻成分には「ヨウ素」が含まれているので
甲状腺疾患や妊娠・授乳中の猫には食べさせない方がいいかもしれません。
プラーク・歯石に関する特許取得成分配合『カナガンデンタルキャットフード』
「和漢みらいのキャットフード」
800g6,160円(シニア用)
※定期購入で20%OFF+送料無料(4,180円)
こちらは
「たんぱく質37%」
「カロリーは100gあたり366,7kcal」
となっています。※シニア猫用の数値です
日本の製薬会社がつくっている日本や中国古来の植物、食材を使った健康ケアのキャットフードです。
健康な腎臓・肝臓・心をサポートするため
- 最新の臨床栄養学
- 89種類もの和漢植物を配合
といった他のキャットフードとは少し違った形からのアプローチになっています。
とはいえ、原材料には鹿肉を使うなど完全無添加のキャットフードでもあります。
胡麻・米ぬか・卵殻カルシウム
和漢植物【紅豆杉,板藍根,甜茶,山芋,アムラ,イチョウ葉,キダチアロエ,桑の葉,ザイレリア,ノコギリヤシ,ユーグレナ(ミドリムシ),プロポリス,DHA,亜麻仁,田七人参,朝鮮人参,冬虫夏草,ハナビラタケ,チャーガ(シベリア霊芝),霊芝,アガリクス,ジャバラ,ノニ果実,タヒボ(紫イペ),発酵グルコサミン,オルニチン,アルギニン,クランベリー,マイタケ,カワラタケ,山伏茸,メシマコブ,シロキクラゲ,タモギタケ,ウラジロガシ,蝦夷ウコギ,タラコンピ,枸杞の葉,杜仲の葉,グアバ葉,ケイケットウ,ギョクチク,ゴカヒ,ハトムギ,ギムネマ,大麦若葉,ガジュツ,カミツレ,陳皮,吉野葛,サラシア,スギナ,大棗(ナツメ),キバナオウギ,ドクダミ,クロガリンダ,ヒハツ,菊芋,ナツシロギク,クマザサ,ヨモギ,バイキセイ,レンセンソウ,枇杷の葉,南蛮の毛,ハスの葉,バナバ葉,バンカ,ニンドウ,マタタビ,サンシシ,ウイキョウ,ガイヨウ,ハス胚芽,生姜,サンザシ,チョウジ,ライフクシネトルリーフ,オリーブ,ダンデライオン,ローズレッドペダル,ジャーマンカモミール,ケイヒ,ウコン,八角,当帰の葉,クコの実(ゴジベリー),菊の花,紅花】
,,サチャインチオイル(耐熱性オメガ3脂肪酸)・海藻(フコイダン)・イヌリン
セルロース・リジン・メチオニン・乳酸菌・オリゴ糖・タウリン・コリン
ビタミン類(E,B群,A)・ミネラル類(亜鉛,鉄)
※国産鹿肉&無農薬マクロビ食材を主体に漢方・サプリ成分・オメガ3など約89品種で構成。
※原材料の多くは国産を使用しておりますが、日本で調達できない一部原料は海外産を使用しています。 海外産使用例)チャーガ(シベリア霊芝)…ロシア、紅豆杉…中国、サチャインチオイル&サチャインチパウダー…ペルー等
※グルコサミンについて…カニやエビなど甲殻類を使用せず、アレルギー反応を起こしにくい植物性の『発酵グルコサミン』を使用しています。
大きな特徴として種類がたくさんあり、「腎臓ケア」「肝臓ケア」「骨関節」「皮膚」「心臓」など”13種類”も選べるようになっています。
さらには「ドライフード」だけではなく「ウェットフード」、「和漢を使ったおやつ」もあるので猫の好みに合わせて選んであげれるようになっています。
※他の種類の値段や原材料・成分はそれぞれ公式サイトで確認してください。
まとめ(比較表)
いかがだったでしょうか。
今回は「シニア期とハイシニア期のキャットフードを選ぶときのポイントとおすすめのキャットフードやプレミアムキャットフード」について解説、紹介させていただきました。
今回紹介したフードの「たんぱく質」と「100gあたりのカロリー」の比較表をつくってみましたので参考にしてみてください。
シニア期のフードの比較表
「ベッツプラン」
たんぱく質:32%以上
カロリー:348kcal/100g
「ハッピーキャット」
たんぱく質:31%以上
カロリー:404kcal/100g
「ピュリナ ワン」
たんぱく質:35%以上
カロリー:350kcal/100g
「ヒルズ サイエンス・ダイエット」
たんぱく質:29%以上
カロリー:394kcal/100g
「レオナルド」
たんぱく質:28%
カロリー:382kcal/100g
ハイシニア期のフードの比較表
「ロイヤルカナン」
たんぱく質28%以上
カロリー408kcal/100g
「ピュリナ ワン」
たんぱく質36%以上
カロリー390kcal/100g
「ヒルズ サイエンス・ダイエット」
たんぱく質29%以上
カロリー394kcal/100g
「アイムス」
たんぱく質30,6%以上
カロリー390kcal/100g
「ビューティープロ」
たんぱく質32%以上
カロリー350kcal/100g
プレミアムフードの比較表
「グランツ」
たんぱく質32%
カロリー358kcal/100g
「カナガンデンタル」
たんぱく質33%以上
カロリー389kcal/100g
「和漢」
たんぱく質37%
カロリー366,7kcal/100g
シニア期になるとだんだんと体の衰えが見え始め、
ハイシニア期ともなると”常にどこかが調子悪いような状態”で毎日の健康管理も大変になります。
毎日の食事から健康をサポートしてあげて、元気を保つようにしてあげましょう。
それでは、この記事が少しでもあなたの参考になったなら幸いです。