クロネコあぐりのブログ

猫に関することを中心にその他自分が気になったことも発信していきます。

飼い猫が脱走した!脱走した猫の捜し方と捕まえ方を徹底解説

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            猫の心配をする人のイラスト

こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。

 

この記事ではこんなことに触れています。

  • 猫が脱走したときの捜し方や捕まえ方
  • 猫が脱走することの危険性

 

 

”猫の脱走”が発覚した瞬間って

「生きた心地がしませんよね」

 

犬と違って体が小さく身軽なため

どこに潜んでいるかまるでわからないですし、

時間が経つほど

「何かあったんじゃないだろうか?」

と心配も大きくなっていく。

 

しかし、闇雲に捜してもみつからないしそのうち疲れて考えることもできなくなる。

...そんな悪循環に陥ってしまいます。

 

猫が脱走してしまったときは”初動捜査”が肝心です。

発覚したときにどう動くかで発見できる確率が変わってきます。

 

そこで今回は

  • 猫が脱走してしまったときの捜し方
  • 脱走した猫をみつけたとき
  • 猫が脱走することの危険性

 について紹介と解説をさせていただこうかなと思っています。

「必ずみつけるんだ」という強い気持ちを持ちつつ、猫が脱走してしまったときの参考にしてみてください。

 

ちなみに「脱走防止グッズ」についてはこちらで紹介していますので参考にしてみてください↓

www.kuronekoaguri.com

 

 

猫が脱走してしまったときの捜し方

猫のおまわりさんのイラスト

「しまった!猫が脱走した!!」

ってなったとき焦って、あわてて、それこそ

”裸足でかけてく”ほどの気持ち

になってしまうかもしれません。

 

深呼吸しましょう。いったん落ち着きましょう。

 

あなたまでパニックになってしまっては見つかるものも見つかりません。

落ち着いたうえで冷静に捜しにいきましょう。

 

必要なものを用意する

捜しに飛び出る前に、まずは

必要なものを用意してから出るようにしましょう。

何事も”準備が大事”です。

 

捜しに出るときには

  • キャリーバッグ
  • いつも食べているフードとおやつ
  • バスタオルなど大きめの布
  • 懐中電灯

これくらいは持っていた方がいいです。

 

「キャリーバッグ」

猫を安全に連れて帰るためにはキャリーバッグがあった方がいいです。

 

発見できたときには嬉しさのあまりずっと抱っこしていたいかもしれませんが

猫の中ではまだ”パニック状態継続中”かもしれません。

 

そんなときに車の音など何かの物音でビックリしてしまうと

力ずくで振り払って逃げ出すおそれがあります。

 

猫に”爪を立ててフルパワーでもがかれる”と、

とてもじゃないが捕まえていられません。

 

それにキャリーバッグに入れてあげることで

  • 「囲まれた空間で猫も落ち着く」
  • 「保護したときにケガをしていればそのまま動物病院へ連れていける」

といったメリットがあります。

 

「いつも食べているフードとおやつ」

やっと猫をみつけたとしても、

すぐ捕まえれるようなところにいるとは限りません。

 

逆に、捕まえれるようなところにいる方が珍しいです。

 

  • 「入れないくらいの狭いところ」
  • 「手の届かない高いところ」

といった”猫が危険から逃れるための場所”にいる方が多いので、

捕まえようと思った場合、猫のほうから近づいてもらわなければなりません。

 

ただし、猫はあまり目がよくありません。

こちらから見える距離であっても、猫のほうからは”あなただ”ということはわかっていないでしょう。

 

そこで、いつも食べているフードとおやつを出し、やさしく呼びかければ、

「あなただ」ということを認識して、近寄ってきてくれるかもしれません。

 

「バスタオルなど大きめな布」

猫が手の届く距離に近づいてきて

「捕まえれる」

という状況になったとき 、バスタオルなど大きめの布があれば、

  • 「猫を包むことで安心感を与え、再度逃げだすことを防げる」
  • 「暴れだしたとき引っかかれたりしてケガをするのを防げる」

といったメリットがあります。

 

バスタオルなどはできれば”猫のニオイがついているもの”のほうがいいです。

自分のニオイがついていれば、包んだときもあまり警戒せず逆に落ち着いてくれるかもしれません。

 

「懐中電灯」

夕方以降に探す場合はもちろんのこと、昼間に探す場合でも

物陰や茂みなどに潜んでいると暗くて見えないことがあります。

 

「猫の習性」や「パニックになっているであろう現状」を考えると、

”暗がりにいることが多い”

と思われるので、見落とさないためにも灯りは必要です。

 

家の近所をくまなく探す

完全室内飼いの猫が脱走した場合、

外の世界は見たこともないまったく知らない世界です。

 

そんな何もわからない世界に飛び出してもどこへ行っていいかわからないため、

”近くでじっと動かずにしていることが多い”ようです。

 

最初の捜索範囲としては、

「家を中心に半径50m以内にある物陰や茂み、車の下」

といった”猫が好んで隠れそうなところ”を名前を呼びながら徹底的に探すようにしましょう。

 

夕方以降かいつもごはんを食べる時間に探す

なかなかみつからない場合は、

暗く静かになりだす夕方以降

だと警戒心を緩めて潜んでいる場所から動き出すかもしれません。

 

また、いつもごはんを食べている時間になれば

お腹が空いてきて食べるものを求めて動き出すことも考えられます。

 

そういう”猫が動き出しそうな時間”を狙って探すことで、みつかる確率をあげれるようになります。

 

いろいろな機関やSNSで情報を募る

どうしてもみつからない場合、

自分や家族の力だけでは限界があります。

 

  • 「首輪をしてない」
  • 「してたけど何かのはずみで外れた」

という場合にはすでに誰かに保護されていることもあるので、

「動物病院」や「保健所」といった機関に保護猫の情報がないか聞いてみましょう。

 

また、

SNSで迷子猫の情報を拡散して目撃情報を集める

といったこともしてみましょう。

 

他にも

チラシをつくって近所や人が多く集まるような場所に貼らせてもらう

といったこともやってみましょう。

ここまでくるとやれることは何でもやった方がいいです。

 

脱走した猫をみつけたとき

猫のスパイのイラスト

「 ついに脱走した猫をみつけた!」

というときには飛び上がるほど嬉しくなってしまうかもしれません。

 

しかし、ここでまた逃げられてしまうと

「振り出しに戻る」

の状態になってしまうので”落ち着いて慎重に捕まえる”ようにしましょう。

 

あわてて近寄らない

 猫をみつけたらすぐ捕まえようと駆け寄りたくなりますが、いくら飼い主さんでも、

急に近づいてこられると猫はビックリしてしまいます。

 

ましてや

「何もわからない未知の世界に出てきてパニックになっているような状況」

では、飼い主さんであるとわからないまま大慌てで逃げ出してしまうでしょう。

 

猫をみつけたときは、まず

一呼吸おいて落ち着きましょう。

 

そしてしゃがみ込み、低い姿勢になってなるべく威圧感を与えないようにします。

 

そうしてから「名前を呼ぶ」などして

猫の警戒心を解くと同時に落ち着きを取り戻させていきましょう。

 

いつも食べているフードやおもちゃなどで近くに来させる

猫が警戒心を解いたら、

いつも食べているフードや遊んでいるおもちゃなどで気を引き、こちらへ来るように誘導しましょう。

 

猫が近づいてくる間は、早く捕まえたい気持ちを抑えて動かずにじっと待ちましょう。

 

自分の足元まで来たら、ゆっくり動いて様子を見てください。

 

そのまま捕まえれるようなら、

抱きかかえキャリーバッグに入れてあげましょう。

 

まだ少し警戒するようなら、

動かずにフードを食べだすまで待ち、バスタオルなどで包んで暴れられる前にキャリーバッグに入れてしまいましょう。

 

保護した後は動物病院へ

無事に保護できたら、

まずは”猫の様子を確認”しましょう。

 

捕まえたときすでにケガなどをしているのがわかっていたらそのまま動物病院へ連れていきましょう。

 

特に何も無いようならいったん家へ連れて帰り、

”完全に落ち着くのを待って”から動物病院へ連れていくようにしましょう。

 

見た目には何もないように見えても、

  • 「お腹が空いて変なものを拾い食いしている」
  • 「野良猫などと接触して菌やウイルスに感染している」

といった可能性もあります。

 

保護した後は必ず動物病院で検査を受けるようにしましょう。

 

猫が脱走することの危険性

車の前に飛び出してしまった猫のイラスト

完全室内飼いの猫にとっては

外の世界は”危険がいっぱい”の未知の世界。

猫が脱走することの危険性を知って、再発防止に努めましょう。

 

猫は脱走したとき自分で帰ってくる?

猫が脱走した場合、犬のように自分で家に帰ってくるのでしょうか?

 

結論から言うと、

自分で帰ってくる確率は”とても低い”

そうです。

 

普段から外に出ているような猫なら外での用事(縄張りのパトロールなど)がすんだら帰ってきます。

 

しかし、完全室内飼いの猫だと

何も知らない世界へパニック状態で急に飛び出ることになるため、右も左もわからず帰り道がわからなくなることの方が多い

ようです。

 

交通事故にあう

猫はとても素早く、車にひかれるといったイメージはあまりないかもしれませんが、

「猫が車にひかれて命を落とす」

といったケースは意外と多いです。

 

脱走した猫はパニック状態になっていることが多いため、道路に飛び出してしまうことがあります。

 

その際、車が向かってきていると

”逃げずに防御の体制を取って丸まってしまう”ことが多いためそのままひかれてしまうようです。

 

また夜の場合は

車のドライバーも気づきにくく、猫のほうも車のヘッドライトに目がくらんで動けなくなってしまうからです。

 

野良猫に出会うことによるケガや病気のリスク

外に出れば「野良猫に出会う」ことがあります。

 

野良猫はなにかしらの病気を持っていることが多いです。

接触することによる感染のリスクは高いでしょう。

 

また、外に出ればそこはすべて野良猫のどれかの縄張りです。

出会うことになればケンカになることが多く、ケガをさせられることも少なくはないでしょう。

 

ノミやダニが寄生したり、誤飲・誤食をしてしまう

草むらなどを歩けば、

「ノミ」や「ダニ」などが寄生してしまうこともあるでしょう。

野良猫からもらってしまうこともあるかもしれません。

 

また畑などが多いような地域では、

間違って”農薬を口にしてしまう”

といったこともあります。

 

他にもお腹が空いてしまったため、

拾い食いをしてしまい下痢や嘔吐を起こす

といったこともありますし、ひどくなれば食中毒になる危険もあります。

 

心ない人から虐待を受けることも

家の中では猫が好きな人だけですからそんな心配はいりませんが、

外に出てしまえば猫がキライな人も当然います。

 

追い払われるだけならまだいいですが、中には

わざわざ危害を加えるような人もいます。

 

警戒心の強い野良猫なら、そんな人が近寄ってくればすぐに逃げ出します。

 

しかし飼われている猫だと人に慣れているので、

連れ去られたり危害を加えられたりする可能性は高くなります。

 

まとめ

お辞儀をする猫のイラスト

いかがだったでしょうか。

今回は

「猫が脱走してしまったときの探し方と捕まえ方、脱走することの危険性」

を紹介、解説させていただきました。

 

まとめるとすると

  • 猫が脱走してしまったときはあわてずに、1回落ち着いて冷静になる
  • 探しに出る前にキャリーバッグなど必要なものを用意していく
  • 最初は半径50m以内を徹底的に探す
  • みつけたときはあわてて近寄らず、低い姿勢になりごはんなどでおびき寄せる
  • 無事に保護できたら動物病院へ連れていく
  • 完全室内飼いの猫が脱走してしまったときは自分で帰ってくる可能性は低い
  • 猫にとって外の世界は「交通事故」「病気の感染」「寄生虫や誤飲・誤食」「虐待」など危険がいっぱいある

といったところでしょうか。

 

脱走は猫にも悪気があってしているわけではないので、連れて帰った後も叱ったりするようなことはせず、

未知の世界に飛び込んで怖かったであろう愛猫をやさしく慰め、しっかりと休ませてあげてください。

 

それでは、この記事が少しでもあなたの参考になったなら幸いです。