こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。
この記事ではこんなことに触れています。
- 猫が狭いところで寝る理由
- 狭いところに おける注意点
ふと気づくと猫がいない。
「あれ?どこ行った?」
と探していると二度見するくらい思わぬところに挟まっていたりしますよね(笑)
「よくそんなところでスヤスヤと寝てられるな~」
と感心してしまいます。
猫を飼っている人ならわかるのではないかと思いますが、猫ってホント狭いところ好きですよね。
なぜあんなに狭いところが好きなんでしょうか?
なぜ毎日ピッタリを探してはハマり込んでいるのでしょうか?
理由、知りたくないですか?
ということで今回は
- 猫がギュウギュウに狭いところで寝る3つの理由
- 猫と狭いところに関する注意点
について解説をさせていただこうかなと思います。
理由を知れば、あなたも挟まってみたくなるかもしれませんよ(笑)
猫がギュウギュウに狭いところで寝る3つの理由
猫が狭いところで窮屈そうに寝ているのには”3つの理由”があります。
それが
- 安心
- 保温
- 孤独
の3つです。
これだけでは何のことかサッパリわからないと思いますのでひとつずつ詳しく解説していきましょう。
猫って意外と自分たち人間と似たようなところがあるんです。
安心できないと眠れないんです
猫は肉食動物なので、狩る側の動物になります。
しかし、他の肉食動物に比べて体が小さいため
「猫自身も襲われる対象」
だったそうです。
食物連鎖の中間の位置、つまり人間でいうところの上でもない下でもない”中間管理職”の位置にいたということになります(ちょっと意味が違いますかねw)
そのため警戒心が強くなり、寝るときには周りを囲まれたところ、それも敵の手やキバの入るスペースがないような
”出来るだけピッタリとしたところ”でないと安心して寝ることができませんでした。
家で飼っているような猫は「襲われることはない」と安心していますが、そういった本能的な部分でついつい狭いところに入って寝るんだと思います。
人間でも「広い部屋だと落ち着かない」という人、けっこういますもんね。
寒さをしのがなくてはなりません
猫は暑さには強いほうなのですが、寒さにはとても弱いです。
人間が寝るとき、寒かったら布団をかぶるでしょう?
あれって”布団の中”という狭い空間をつくって入っていることになりますよね。
猫が狭いところで寝るのもそれと似たようなもので、
ギュウギュウなところに入って寝ることで”体温が逃げてしまうのを防いでいる”んです。
孤独を愛しています
猫は群れをつくらず単独で暮らす動物です。
家で飼われているような猫でも、そういった習性からたまには独りになりたいときもあります。
人間でもそうですよね。
たまに「悪いけど...ひとりにしてくれないか」 なんて気分のとき、ありますからね(笑)
猫も独りになって、
誰も入ってこれないような狭い場所でリラックスしながら体力の回復をはかっているんです。
ただし、ずっと狭い場所から出てこないような場合には、ケガか病気で体調が悪くて隠れていることもありますので注意が必要です。
猫と狭いところに関する注意点
「猫といえば狭いところ」
と連想できるように猫は狭いところが大好きです。
しかし、狭いところだからこそ気をつけておきたいことがあるんです。
続いては、猫と狭いところに関する注意点を解説していきましょう。
閉じ込めないで!入ってるんです!
猫は狭いところがあるとすぐに興味を持って中に入ってしまいます。
特に子猫なんかは体も小さく好奇心も旺盛です。
タンスやクローゼットの隙間はもちろん
「えっ?こんなところに入ってるの?」
といった入れそうにないようなところにまで潜り込んでいることもあります。
タンスやクローゼットが少し開いていた時などは
「閉め忘れかな?」
とすぐ閉めてしまう前に、中を1度確認して猫の名前を呼んでみてから閉めることをクセ付けておきましょう。
ここに入っていたいんだからジャマしないで
猫が狭いところで寝るのは安心できるためと言いましたよね。
それって逆に言えば
”安心したいときは狭いところに行く”
ということです。
猫が狭い場所にいるときには、何か「不安」や「ストレス」があって狭い場所にいるのかもしれません。
ただ、遊んでいるだけの場合もありますけどね。
気が済んだり、お腹が空いたりしたときには自分から出てきますのでムリに出そうとしたりせずに、そっとしておいてあげましょう。
ただし、あまりにも長い時間入ったまま出てこないようであれば、体調不良を疑いましょう。
狭いところがキライな閉所恐怖症の猫もいる
猫は狭いところが好きというイメージですが、猫の中には
狭いところに絶対に入りたがらない猫もいるようです。
猫の性格もあるんですが、そういった場合の多くは”もとから閉所恐怖症だった”というわけではなく
- 「狭い箱に入れられて捨てられていた」
- 「袋などに閉じ込められてイヤな思いをさせられた」
- 「狭い空間にいることで怖い目にあった」
といったように過去に”狭いところでしたイヤな経験”からトラウマになり、狭いところに恐怖心を抱くようになっていることが多いようです。
保護猫などを迎え入れるような場合には、様子を見ながらそういったことをよく確認して、出来るだけ不安にならないような環境をつくってあげるようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「猫が狭いところで寝る理由」について解説をさせていただきました。
今回の内容をまとめると
- 猫が狭いところで寝るのは「安心」「保温」「孤独」の3つの理由から
- 狭いところに入っているのに気づかず閉めてしまう閉じ込めに注意
- 狭いところに入っているのをムリに出そうとしない
- あまりに出てこないときは体調不良を疑う
- 猫にも閉所恐怖症の猫がいる
といったところでしょうか。
猫が狭いところで寝るのは意外と人間と共通しているところがありましたね。
しかも猫に閉所恐怖症があるとは驚きです。
どちらにせよ、猫が安心して生活できる空間、環境をつくってあげることが私たち飼い主に与えられた使命だということですね。
それでは、この記事が少しでもあなたの参考になったなら幸いです。