こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。
この記事では
猫が梅雨が苦手な理由と猫の梅雨時期の対策方法
について触れてるニャ!
6月になるとやって来るのが
「梅雨」
雨ばっかりでジメジメして蒸し暑い。
1年の中でこれほど不快に過ごさなければいけない時期って他にないですよね。
そんな梅雨の時期は猫だって不快に感じ、とても過ごしにくい時期なんです。
その理由にはいろんなことがあり、中には猫の健康に関係してくることまで。
でも安心してください!
あなたがその理由を知り、ちょっとした対策をしてあげるだけで見違えるほど猫が快適に過ごすことができるようになるんです。
ということで今回は
- 猫は梅雨が苦手なんです!その理由とは?
- 猫のためにしてあげたい!梅雨の対策4つのこと
について解説させていただこうかなと思います。
あくまで”猫の快適を求めて”なので、あなたの快適はあなたで見つけるようにしてください(笑)
ちなみに最近では梅雨時期になると災害レベルの豪雨が降ることもあります。
そんなときに「猫と一緒に避難をする」ということについてこちらで解説しています。
参考までに1度ご覧になってみてください
猫は梅雨が苦手なんです!その理由とは?
猫は湿気に弱い動物です。
猫の祖先は砂漠で暮らしていたということもあり、暑さには強いようなのですが湿気には耐性がないようです。
一般的に猫が快適に過ごせる湿度というのが
50%~60%
くらいと言われています。
しかし、地域ごとで違いはありますが
「梅雨時期の湿度平均」は東京で”75%”くらいだと言われています。
...かなりオーバーしてますね。
ということで、必然的に”梅雨時期”になるといろいろと問題が出てくることがあるのニャ!
あれっ?思ったように体温調節ができないな
人間は”暑いとき汗をかく”ことで「体温調節」をしていますよね。
でも、猫は体に汗をかくことができない動物です。
汗が出るのは唯一”肉球”のみ。
その意味も湿らせて肉球のグリップ率を高めるためです。
じゃあ、猫はどうやって体温調節をしているのか?
それは「毛づくろい(グルーミング)」をすることで調節をしています。
せっせせっせと毛づくろいをすることで体が唾液で濡れますよね。
その水分を蒸発させることによる「気化熱」を使って熱を逃がして体温を下げているんです。
しかし梅雨時期になるとジメジメして湿気が多く、毛づくろいで濡れた体がいつまでも乾かず熱が体から逃げていかないため、上手く体温調節ができません。
体温調節が上手くできないと、
・熱が身体の中にこもってしまうことによる「熱中症」
・暑さで水分が失われることによる「脱水症状」
などの病気にかかりやすくなってしまうのニャ!
体調がおかしいな、病気かな?
梅雨の時期になると
- 「運動不足」
- 「免疫力の低下」
などの要因によって病気になりやすくなります。
また、ジメジメした環境により「ダニ」や「カビ」などが発生しやすくなるため
「皮膚」「耳」といったところの病気やトラブルにも注意が必要です。
退屈もストレスの原因になる
雨の降る日が続くと猫がほとんど動くことなく寝てばっかりになりませんか?
それ、早い話がとても退屈なんです。
雨が降ると窓から外を眺めても鳥や虫などの姿は見えませんし、外のニオイが感じにくくなるため様子もわかりません。
することもないため、「つまんないから寝てよーっと」といった感じで1日中寝ているようになります。
そんな日が続けばどうしてもストレスが溜まっていってしまいますよね。
猫は”ストレス”にも弱い動物なので、ストレスから体調を崩すといったことも十分にあり得ます。
猫が退屈そうにしているなら、遊んであげるなどしてストレス発散に努めてあげてやってほしいのニャ!
日向ぼっこができないと困る
「日の光が入る窓辺で気持ちよさそうに横になって寝ている」
猫の行動でよく見られる光景ですよね。
猫にとって日向ぼっこは重要な時間です
じつは、猫は日光に含まれる紫外線を浴びることで体の表面を殺菌・消毒していると言われています。
また、毛を乾燥させ湿気を取り除きダニなどがつくのを予防しているといった効果もありますので、猫の健康のためにも日向ぼっこができないと困ることになります。
猫のためにしてあげたい!梅雨の対策4つのこと
猫は梅雨が苦手。
1か月~2か月くらいあるそんな苦手な時期をガマンして過ごさせるのはかわいそうな気がしますよね。
どうにか少しでも快適に過ごしてもらうために
「猫のための梅雨対策」
を解説していきたいと思います。
換気や除湿機を活用して湿度を下げる
まず、やっておきたいのは最大の原因である湿気の対策です。
エアコンの除湿機能を使うのが手っ取り早いと思うかもしれませんが、多くの猫は”エアコンが苦手”です。
ウチの猫も除湿や冷房がついているとさっさと部屋から出ていき、廊下でダラーッと横になっています。
そのため、いちばん効果的なのは
「窓を開けて風通しを良くすることで湿気を逃がす」
ということです。
猫は暑さには強い方なので湿気さえ逃がしてしまえば、外の風が入るくらいがエアコンを使うより快適に過ごしやすいのニャ!
ただ、完全室内飼いでは窓を開けておくことは脱走につながるのでできないこともあります。
そんな場合には
「除湿機」と「サーキュレーター」
を併用して対策をしてあげましょう。
除湿機で湿気を取り除き、サーキュレーターで部屋の中の空気を循環させておけばとても快適に過ごすことができます。
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もしエアコンを使いたい場合には
・「除湿機能で28℃に設定」
・「風が直接あたらないように風向きを上にする」
・「寒くなった場合に備えて毛布などを置いてあげる」
と猫に合わせた設定をしてあげておくことが必要なのニャ!
いつも以上に遊んであげよう
雨が降る日が続くと退屈して運動不足になりがちです。
寝ているところをわざわざ起こしてまで遊ばせる必要はありませんが、いつもより長い時間を「猫と遊ぶ時間」にあててあげるようにしましょう。
いろんな意味で「猫のごはん」には注意しよう
梅雨のジメジメした時期に気をつけたいのが
「食べものが傷みやすくなる」
ということです。
猫が誤って傷んだキャットフードや飲み水を口にしてしまわないように
- 「フードは出しっぱなしにせず食べ残しも早めに片づける」
- 「飲み水はいつもよりも速いサイクルで変えて、常に新鮮な状態を保つ」
といったことを意識するようにしましょう。
また、雨の日が続くようなときには動くことが少なくなるのでお腹が減りにくく、ごはんや水分を十分に摂らなくなる可能性があります。
猫はもともと水分をあまり摂らない動物。
そんな場合には「脱水症状」になるおそれもありますので、猫の食事状況には気をつけておきましょう。
ちなみに、猫のキャットフードを傷ませず保管する「フードストッカー」について、こちらでおすすめを紹介していますのであわせてご覧になってみてください。
意外と見逃しやすい「トイレの砂」に注意を
見逃しやすいところで猫のトイレの砂があります。
猫のトイレは砂を敷き詰めているので梅雨時期には
- 湿気がこもりやすい
- ニオイもキツクなりやすい
- 雑菌といったものも発生しやすい
といったことがあるので注意が必要です。
また紙タイプの固まる猫砂を使っている場合には、空気中の水分を吸収してオシッコが固まりにくくなることもあります。
毎日のトイレ掃除のときには砂をかき混ぜてあげるようにし、砂自体もこまめに入れ替えてあげるようにしましょう。
違和感を感じると猫がそのトイレを使わなくなることもあります。
そうなると
- トイレ以外の場所に粗相をするようになる
- ガマンして膀胱炎などの病気になる
といったこともあるので気をつけましょう。
「シリカゲルタイプ」の猫砂を使えば湿気ることなく脱臭効果も高いので梅雨時期にはおすすめです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「猫用の梅雨時期における対策」について解説させていただきました。
今回の内容をまとめると
- 猫は湿気に弱いため梅雨が苦手
- 梅雨時期には「病気になりやすい」「体温調節がしにくい」「退屈でストレスが溜まる」「日向ぼっこができない」といったデメリットがある
- 猫の梅雨対策には換気などで空気を入れ替え、湿気を逃がすことが大事
- 運動不足によるストレスに気をつけてあげる
- フードや飲み水の傷みやトイレの砂の湿気に注意が必要
といったところでしょうか。
梅雨のイヤなジメジメを乗り切るためにはあなたの協力が必要不可欠です。
猫と一緒に不快な梅雨を快適に過ごせるようにしましょう。
それでは、この記事が少しでもあなたの参考になれば幸いです。