こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。
猫の耳ってとても大きいですよね
猫の特徴のひとつでもある「耳」、人間も猫耳の飾りをつけたりするように猫のカワイさを表しているパーツでもあります。
そんな猫の耳はとても高性能であり、また敏感でデリケートでもあります。
しかし、 あれだけ大きいとホコリやなにかが入って汚れてしまいそうですよね。
そこで今回は
- 猫の耳掃除のやり方
- そもそも耳掃除ってする必要あるの?
- 耳掃除をするときの注意点
について、その紹介と解説をさせていただこうかなと思います。
正しいやり方をきちんと知って、猫の耳を守ってあげましょう。
猫の耳掃除のやり方
猫の耳掃除のやり方ですが、手順としては多くありません。
猫の耳の中はとても繊細なので、私たちのような普通の飼い主がやれる範囲は少ないからです。
耳掃除をする手順は
まず猫の耳の中の状態をチェックします
↓
耳掃除の道具を用意します
↓
耳掃除をしていきます
↓
終わったらしっかりと褒めてあげて終了です
となります。
少ないですよね。
それでは、1項目ずつ解説していきましょう。
猫の耳の中の状態をチェックする
耳掃除を始める前に耳の中の状態をチェックしておきましょう。
チェックしておきたいのは
- ケガをしていないか
- 耳の中がクサくないか
- 耳垢が変な状態になっていないか
といったことです。
詳しくは下で解説しますが、これらの状態になっているようなら耳掃除はせずに動物病院へ連れていきましょう。
ケガをしていないか
耳の中を覗いてみて、ケガをしていないかをチェックしましょう。
赤い発疹やかさぶたなどがあったら耳掃除などでむやみに触ったりせずにしばらく様子を見ましょう。
猫が傷を気にしてやたらと耳を掻くようなら、悪化する可能性があるので注意しましょう。
耳の中がクサくないか
耳の中が正常な場合、猫の耳はほぼ無臭です。
しかし、ニオイを嗅いでみて、腐ったようなニオイや酸っぱいようなニオイなど異臭を放っているようなら病気になっている可能性があります。
耳垢が変な状態になっていないか
耳を覗いて、耳垢の状態もチェックしておきましょう。
猫の耳垢というのは「少し茶色がかっていて、湿っているくらい」のものが正常な耳垢の状態です。
「粘り気があってベタベタ」していたり、「膿のようにドロドロ」だったり、逆に「パサパサ」だったりしていると異常な耳垢です。
また、耳垢の色が黄色や緑色もしくは黒色に変色していても異常です。
耳掃除の道具を用意する
耳の中をチェックして異常がなく、耳垢が溜まっているようなら耳掃除をしてあげましょう。
まずは耳掃除をする道具がいりますね。
用意するものは
- コットンまたはガーゼ(ティッシュでもいいがなるべく柔らかいもの)
- 猫用のイヤークリーナー
があれば大丈夫です。
以下に猫の耳掃除用のグッズを紹介しておきます。
耳掃除をする
道具の準備ができたらさっそく耳掃除をやっていきましょう。
耳掃除の手順としては3ステップです。
1.コットンやガーゼにイヤークリーナーをつけます
↓
2.猫の耳の先っぽを持ってペロンと裏返します
↓
3.汚れているところをコットンやガーゼで奥から外に向かってやさしく拭き取ります
これで終わりです。
カンタンでしょ。私たち飼い主ができる耳掃除はこのくらいです。
あと、終わったらしっかりと褒めてあげるようにしましょう。
見える範囲だけを掃除して、それより奥が汚れている場合は危ないですので動物病院かトリミングサロンでしてもらうようにしましょう。
また、耳掃除をするときに綿棒を使うのはやめておいた方がいいと思います。
私たちのような素人がやる場合、綿棒を使っていると猫が急に動いた場合に耳の奥に綿棒が刺さってしまうおそれがあります。
そうなると、ケガや病気の原因にもつながりかねませんし、猫も恐れて二度と耳掃除をさせてくれないでしょう。
そもそも耳掃除ってする必要あるの?
猫の耳掃除ってみなさんは日常的にやっていますか?
猫の耳って大きくて目立つんですけど、汚れてるってイメージはあまりなくないですか?
そもそも猫に耳掃除は必要なんでしょうか?
結論から言うと
「健康な耳なら基本的に汚れないのでわざわざやる必要はない」
ということだそうです。
猫の耳垢は、普段生活していく中で自然と外に出ていくということらしいので、飼い主がわざわざ掃除をする必要はないんですね。
逆に頻繁に耳掃除をしてしまうと皮膚を傷つけて病気の原因になることもあるようです。
ただ、してあげた方がいいときもあって、スコティッシュフォールドのような「タレ耳」の場合は通気性が悪く汚れやすいようなので、猫の種類によってはたまに様子を見て汚れすぎないようにしてあげましょう。
また、猫の体質によっては耳垢が溜まりやすい猫もいるようなのでその場合は病気などを防ぐ意味でも定期的にしてあげた方がいいようです(1か月に1回程度)
猫にとって耳というのはとても重要な器官です。
猫は周囲の音を聞き取り「敵がいないか」「獲物はどこにいるのか」といった情報を集めています。
よくよく考えれば、そんな重要な器官なのに「人に掃除をしてもらわなければ汚れて機能しなくなる」といったことないですよね。
耳掃除をするときの注意点
耳は猫にとって重要な器官であり、とてもデリケートな部分なので、耳掃除をするときは十分注意しておくことがあります。
下手なことをしてしまうとそれが原因でケガや病気につながってしまうので気をつけましょう。
耳の汚れを拭き取るときは強くこすらない
猫の耳は大きいけどすごく薄いですよね。
なので、耳の汚れを拭き取るときはやさしくぬぐう程度にしましょう。
汚れがとれないからと強くゴシゴシ拭いては皮膚を傷つけてしまうおそれがあります。
皮膚が傷ついてしまうとそこからダニや菌に感染してしまい耳の病気になってしまうこともあります。
「やさしくぬぐってこすらない」を意識して気をつけるようにしましょう。
外から見える範囲だけ掃除して奥まではやらない
猫の耳掃除は外から見て確認できる汚れだけ拭き取るようにしましょう。
奥の方が汚れているからと指や綿棒を突っ込んで掃除をしてしまうと耳の奥が傷ついてしまったり、逆に耳垢を押し込んでしまったりするのでやめておきましょう。
あまりに奥の方が汚れているようなら、決して自分ではやらずに動物病院かトリミングサロンでキレイにしてもらうようにしましょう。
耳掃除をし過ぎない
耳掃除はあまりし過ぎないようにしましょう。
あまり頻繁にしてしまうと逆に耳の中を傷つけてしまうようなこともあるので、本来ならなかったトラブルを抱えてしまうことになりかねません。
猫自体も耳掃除が好きではないのが多いのでストレスになってしまいます。
少し汚れている程度なら何も問題ないのでやり過ぎないようにしましょう。
頻度としては「1か月に1回様子を見て、汚れているようなら掃除してあげる」くらいで大丈夫です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は猫の耳掃除についてやり方と注意点、そもそも耳掃除は必要なのかということを
紹介、解説させていただきました。
今回のまとめとして
- 猫の耳掃除はコットンやガーゼなど柔らかいものにイヤークリーナーをつけ、外から見える範囲だけをやさしく拭き取るようにする
- 健康な状態の耳であれば基本的には耳掃除は必要ない
- 猫の種類や体質によっては耳垢が溜まりやすいこともあるので注意はしておく
- 耳掃除をするときは強くこすったりせず、奥の方まではやらない
- 耳掃除は1か月に1回程度でいいので、頻繁にやらない
という感じになります。
飼っている猫をキレイにしてあげたいという気持ちはすごくわかりますが、なんでもやり過ぎてしまうとストレスになってしまいます。
快適な猫の暮らしを守ってあげましょう。
それでは、この記事が少しでもあなたの参考になったなら幸いです。