クロネコあぐりのブログ

猫に関することを中心にその他自分が気になったことも発信していきます。

猫の耳掃除は”やさしくゆっくり”が大切!上手にやるポイントを解説

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            猫の耳を拭いているイラスト

こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。

 

この記事ではこんなことに触れています。

  • 猫の耳掃除のやり方と注意点
  • 猫の耳掃除の必要性

 

 

「猫の耳ってとても大きい分汚れやすそうですよね」

 

 猫のチャームポイントのひとつでもある「耳」

人間も猫耳の飾りをつけたりするように”猫のカワイさ”を表しているパーツでもあります。

 

そんな猫の耳、じつは

「とても高性能でありまた敏感でデリケートでもあるんです」

 

◆猫の耳について詳しくはこちらで◆

 

しかし、 あれだけ大きいとホコリやなにかが入って汚れてしまいそうですよね。

形も三角形で「集める」ような感じですし

 

「子供に耳掃除をしてあげるように猫にも耳掃除をしてあげたい」

 

と思う飼い主さんも多いことでしょう。

しかし、耳かきを突っ込んでガリガリやるわけにはいきません。

 

猫には猫の耳掃除のやり方があるんです!

 

ということで今回は

  • 猫の耳掃除のやり方
  • そもそも耳掃除ってする必要あるの?
  • 耳掃除をするときの注意点

について、その紹介と解説をさせていただこうかなと思います。

正しいやり方をきちんと知って、猫の耳を守ってあげましょう。

 

猫の耳掃除のやり方

猫のお医者さんのイラスト

猫の耳の中はとても繊細です。

なので、耳掃除のやり方と言ってもできるのはカンタンなことくらいしかありません。

 

耳掃除をする手順は

まず猫の耳の中の状態をチェックします

     

耳掃除の道具を用意します

     

耳掃除をしていきます

     

終わったらしっかりと褒めてあげて終了です

となります。

少ないですよね。

 

それでは、1項目ずつ解説していきましょう。

 

猫の耳の中の状態をチェックする

ルーペでのぞき込む猫のイラスト

耳掃除を始める前に

耳の中の状態をチェックしておきましょう。

 

チェックしておきたいのは

  • ケガをしていないか
  • 耳の中がクサくないか
  • 耳垢が変な状態になっていないか

といったことです。

詳しくは下で解説しますが、これらの状態になっているようなら

耳掃除はせずにまずは動物病院へ連れていきましょう。

 

ケガをしていないか

耳の中を覗いてみて、

ケガをしていないかをチェックしましょう。

 

赤い発疹やかさぶたなどがあったら、猫が傷を気にして耳を掻いてしまうと悪化する可能性があるので注意しておく必要があります。

耳掃除などでむやみに触ったりせずにしばらく様子を見ましょう。

  

耳の中がクサくないか

耳の中が正常な場合、猫の耳はほぼ無臭です。

 

しかし、ニオイを嗅いでみて、

  • 「腐ったようなニオイ」
  • 「酸っぱいようなニオイ」

など異臭を放っているようなら病気になっている可能性があります。

 

耳垢が変な状態になっていないか

耳を覗いて、”耳垢の状態”もチェックしておきましょう。

 

猫の耳垢というのは

「少し茶色がかっていて、湿っているくらい」

のものが正常な耳垢の状態です。

  • 「粘り気があってベタベタしている」
  • 「膿のようにドロドロしている」
  • 「パサパサしている」

といった状態だと異常な耳垢です。

また、耳垢の色が

  • 「黄色」
  • 「緑色」
  • 「黒色」

に変色していても異常な状態です。

 

耳掃除の道具を用意する

耳掃除の道具のイラスト

耳の中をチェックして異常がなく、

耳垢が溜まっているようなら耳掃除をしてあげましょう。

 

まずは「耳掃除をする道具」を用意しましょう。

 

用意するものは

  • コットンまたはガーゼ(ティッシュでもいいがなるべく柔らかいもの)
  • 猫用のイヤークリーナー

があれば大丈夫です。

以下に猫の耳掃除用のグッズを紹介しておきます。

30枚入り256円(Amazon) 

 

80枚入り990円(Amazon)

 

100ml入り1,320円(Amazon)

 

 60ml入り1,308円(Amazon)

 

耳掃除をする

猫と男性のイラスト

道具の準備ができたらさっそく耳掃除をやっていきましょう。

耳掃除の手順は3ステップです。

1.コットンやガーゼにイヤークリーナーをつけます

        

2.猫の耳の先っぽを持ってペロンと裏返します

        

3.汚れているところをコットンやガーゼで”奥から外”に向かってやさしく拭き取ります

これで終わりです。カンタンでしょ?

自分でできる耳掃除はこのくらいしかありません。

 

あと、終わったら”しっかりと褒めてあげる”ことは忘れないようにようにしましょう。

 

見える範囲だけを掃除した後

「奥の汚れが気になる」

といった場合、”自分でするのは危ない”ですので動物病院かトリミングサロンでしてもらうようにしましょう。

 

また、耳掃除をするときに

”綿棒を使うのは極力やめておいた方がいい”

と思います。

 

綿棒を使っていると

猫が急に動いた場合に耳の奥に綿棒が刺さってしまうおそれがあるからです。

 

そうなると”ケガ”したり”難聴など病気”の原因にもつながりかねません。

猫も恐れて二度と耳掃除をさせてくれなくなるでしょう。

 

そもそも耳掃除ってする必要あるの?

疑問に思っている人のイラスト

猫の耳掃除ってみなさんは日常的にやっていますか?

 

猫の耳って大きくて目立ちはしますが、

「汚れてる」ってイメージはあまりない気がしませんか?

 

そもそも猫に耳掃除は必要なんでしょうか?

 

結論から言うと

「健康な耳なら基本的に汚れないのでわざわざやる必要はない」

ということだそうです。

 

猫の耳垢は、

”普段生活していく中で自然と外に出ていく”

らしいので、「飼い主がわざわざ掃除をする必要はない」ということです。

 逆に頻繁に耳掃除をしてしまうと皮膚を傷つけて病気の原因になることもあるようです。

 

ただ、耳掃除をしてあげた方がいいときもあります。

 

特に

スコティッシュフォールドのような「タレ耳」の場合は”通気性が悪く汚れやすい”

ので、他の種類の猫より気にかけてあげないといけません。

 

また、

猫の体質によっては耳垢が溜まりやすい猫もいる

ので、その場合は病気などを防ぐ意味でも”1か月に1回程度”はしてあげた方がいいようです。

 

猫にとって耳というのはとても重要な器官です。

猫は周囲の音を聞き取り

  • 「敵がいないか」
  • 「獲物はどこにいるのか」

といった情報を集めています。

 

よくよく考えれば、そんな重要な器官なのに

「人に掃除をしてもらわなければ汚れて機能しなくなる」なんてことはない

ですよね。

 

耳掃除をするときの注意点

バツを出している猫のイラスト

耳は猫にとって重要な器官であり、とてもデリケートな部分

なので、耳掃除をするときは十分注意しておくことがあります。

 

下手なことをしてしまうとそれが原因でケガや病気につながってしまうので気をつけましょう。

 

耳の汚れを拭き取るときは強くこすらない

 猫の耳は”大きいけどすごく薄い”ですよね。

 

なので、

耳の汚れを拭き取るときはやさしくぬぐう程度の力

でやりましょう。

 

汚れがとれないからと強くゴシゴシ拭いては皮膚を傷つけるおそれがあり、

そこから”ダニ”や”菌”に感染してしまい耳の病気になってしまうこともあります。

 

「やさしくぬぐうようにして強くこすらない」

を意識して気をつけるようにしましょう。

 

外から見える範囲だけ掃除して奥まではやらない

猫の耳掃除は基本的に

外から見て確認できる汚れだけを拭き取る

ようにしましょう。

 

奥の方が汚れているからと指や綿棒を突っ込んで掃除をしてしまうと

  • 「耳の奥が傷ついてしまう」
  • 「逆に耳垢を押し込んでしまう」

といったことになるのでやめておきましょう。

 

あまりに奥の方が汚れているようなら、決して自分ではやらずに動物病院かトリミングサロンでキレイにしてもらうようにしましょう。

 

耳掃除をし過ぎない

耳掃除はあまりし過ぎないようにしましょう。

 

あまり頻繁にしていると

逆に耳の中を傷つけてしまうようなこともあります。

 

その結果、ならなくていいトラブルを抱えてしまうことになりかねませんし、

 猫自体も「耳掃除が好きではない」ことが多いので”ストレス”になってしまいます。

 

少し汚れている程度なら何も問題ないのでやり過ぎないようにしましょう。

 

頻度としては

「1か月に1回様子を見て、汚れているようなら掃除してあげる」

くらいで大丈夫です。

 

まとめ

伸びをする猫のイラスト

いかがだったでしょうか。

今回は

「猫の耳掃除についてやり方と注意点、そもそも耳掃除は必要なのか」

ということについて解説させていただきました。

 

今回の内容をまとめると

  • 猫の耳掃除はコットンやガーゼなど柔らかいものにイヤークリーナーをつけ、外から見える範囲だけをやさしく拭き取るようにする
  • 健康な状態の耳であれば基本的には耳掃除は必要ない
  • 猫の種類や体質によっては耳垢が溜まりやすいこともあるので注意はしておく
  • 耳掃除をするときは強くこすったりせず、奥の方まではやらない
  • 耳掃除は1か月に1回程度でいいので、頻繁にやらない

という感じになります。

飼っている猫をキレイにしてあげたいという気持ちはすごくわかりますが、なんでもやり過ぎてしまうとストレスになってしまいます。

 

快適な猫の暮らしを守ってあげるようにしましょう。

 

それでは、この記事が少しでもあなたの参考になったなら幸いです。