クロネコあぐりのブログ

猫に関することを中心にその他自分が気になったことも発信していきます。

猫とあなたの快適な生活のために!最低限覚えさせたい4つのこと

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           イタズラする猫のイラスト

こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。

 

この記事ではこんなことに触れています。

  • 猫に覚えてもらうこと
  • 猫に覚えてもらうなかで気をつけること

 

 

かわいらしくて見ているだけで癒され、一日の疲れも吹き飛んでしまうような猫との生活。

それだけに

「猫は好き勝手にしてもかまわない」

なんて考えていませんか?

 

縛り付けるというわけではないですが、ある程度のことは教えておかないと人と一緒に生活する上での適用ができないままでは飼うのに苦労することになります。

 

「そもそもマイペースな猫がこっちの思った通りにしてくれるの?」

と思われる方も多いでしょうが

猫は

飼い主が教えたことは覚えててくれるんです!

 

後はあなたに”愛情””根気”があれば必ず上手くいくことでしょう。

 

ということで今回は

  • 猫に最低限覚えてもらいたい4つのこと
  • 猫に覚えてもらうなかでやってはいけないこと

について解説させていただこうかなと思います。

猫と人がより快適に暮らしていくためにも、ルールを覚えてもらうことはとても大切なことです。

頑張って教えていきましょう。

   

猫に最低限覚えてもらいたい4つのこと

猫の博士のイラスト

 猫と一緒に生活していくうえで覚えさせておきたい重要なこととは

  • トイレ
  • 爪とぎ
  • 噛み癖
  • 立入禁止の場所

といった4つのことでしょう。

それでは、1つずつ解説していきます。

 

「トイレ」を覚えてもらおう

トイレで用を足している猫のイラスト

まず最初は1番重要

「トイレ」

からカンタンに解説していきましょう。

と言ってもそんなに難しいことではないので、安心してください。

 

まずはトイレを設置して、そこが自分専用のトイレだと認識させることから始めましょう。

 

猫がトイレに行きたくなるようなタイミング(寝起きや食事後など)には注意して観察しておき、猫がトイレに行きたいときに出る

  • 床を嗅ぎまわる
  • ソワソワと落ち着かなくなる
  • 砂をかくようなしぐさをする

といった行動を見せたらすかさずトイレに運んであげるようにしましょう。

 

そして終わるまで静かに見守り、無事トイレでできた場合は少し大げさなくらいにほめてあげてください。

 

これを繰り返すことで、遅くても1週間程度で覚えてくれると思います。

 

より詳しいことはこちらで解説していますので参考にしてみてください。

 

「爪とぎ」を覚えてもらおう

爪とぎをしている猫のイラスト

次は

「爪とぎ」

を覚えてもらうための解説ですが、爪とぎはなかなか根気のいる作業になります。

なぜなら、爪とぎは猫の本能的な行動であるため止めさせることができないからです。

 

そこで、爪とぎの場合は止めさせるというより、

気持ちよく爪とぎができる場所をつくってそこですることを覚えてもらう

といったやり方がいいでしょう。

 

 具体的な方法としては

まずは爪とぎをしていい場所に爪とぎ器を置いてあげましょう。

  1. 猫が「家具」「壁」「柱」など爪とぎをしてほしくない場所でし始めたら、怒ったりせずに優しく爪とぎをしていい場所まで連れていってあげる
  2. 爪とぎ器できちんと爪とぎをしたら、頭をなでるなどしてすごく褒めてあげるようにする

1と2を根気よく繰り返すことによって次第に覚えていくと思います。

 

こちらの記事でより詳しく解説していますので参考にしてみてください。

 

「噛み癖」を治してもらおう

とびかかる猫のイラスト

続いて

「噛み癖」

を治すためのやり方です。

猫と遊んでいたりすると突然噛みつかれたりしたことってないですか?

しかも...それが結構痛い。

 

1度や2度たまたま噛んだ程度ならいいのですが、これが癖になって毎回噛みついてくるようになってしまうとよくありません。

 

猫の口の中はいろんな”菌”がいます

 

中には人間に感染して病気を引き起こすものもあるので、しっかりと治して噛まないようにしてもらいましょう。

 

噛み癖を治すやり方として、

噛まれたときには「痛い!」落ち着いて少し強めの声で言うようにしましょう。

 

ここで気をつけたいのは

痛さから手や指を引き抜いてはいけない

ということです。

 

猫は習性で逃げようとするものを捕まえようとします。

ムリに引き抜こうとすると猫のほうも逃がすまいと力を込めてしまい、大きなケガへとつながるおそれがあります。

 

また、遊んでいるときなどに興奮して噛みついてくることもあります。

その場合も噛んだ瞬間に「痛い」と言いましょう。

そして、遊ぶのを止め、その場からも離れて違う部屋などへ行ってしまいましょう。

 

これらを根気よく繰り返すことによって、猫が

「噛むとイヤなことが起きる」

というのを覚えていくようになります。

 

こちらでより詳しく解説していますので参考にしてみてください。

 

「立入禁止」の場所を覚えてもらおう

立ち入り禁止のイラスト

最後は

「立入禁止」

の場所を覚えてもらうためにすることです。

 

猫と生活していくうえで、

「ここには入ってほしくない」

といったところが出てきたりしますよね。

 例えば「キッチン」とか「お風呂場」とか、その他にも割れ物が多いなど

猫が入ると危険なので入れたくない

といったことが理由だと思います。

 

そういったところに

「ここは入ったらダメだよ」

ということをわからせて覚えてもらうにはどうすればいいのか解説していきましょう。

 

いちばん手っ取り早くてカンタンなのは、猫の苦手のひとつである

「柑橘(かんきつ)系のニオイを嫌がる」

というのを利用して、入ってほしくないところには柑橘系の芳香剤を置いておきましょう。

 

猫はニオイに敏感なので、大抵の猫はこれで解決すると思います。

 

しかし、中にはニオイをものともしない強者の猫も存在します。

そんな場合は根気よく覚えてもらうしかありません。

 

立入禁止を覚えてもらうやり方としては

  • 入ってほしくない場所から出たときにご褒美をあげる
  • 入ってほしくない場所に入ったときにバツを与える

の2種類です。

 

入ってほしくない場所から出たときにご褒美をあげる方法を

「正の強化」

と言います。

 

正の強化のポイントは

入ってほしくない場所から出たときにご褒美をあげるという行為を繰り返す

ということです。

 

このやり方では、猫に

「この場所にいないほうが良いことがあるんだ」

と思わせて覚えてもらうようになります。

 

反対に入ってほしくない場所に入ったときにバツを与える方法を

「正の弱化」

と言います。

 

正の弱化のポイントは、

入ってほしくない場所に入ったときにバツを与えることを繰り返す

ということです。

 

このやり方は、猫に

「この場所にいるとイヤなことが起こる」

と思わせるようにすることで覚えてもらいます。

 

 猫は「イヤだった記憶」をいつまでも忘れないと言われていますので、基本的にはこちらのやり方のほうが覚えてもらいやすいです。

 

こちらで具体的な方法など、より詳しく解説していますので参考にしてみてください。

 

猫に覚えてもらうなかでやってはいけないこと

バツを出している女性のイラスト

猫にいろいろ覚えてもらうなかで「やってはいけないこと」があります。

それらを気をつながらやっていかないと上手くいかないどころか、

  • とても憶病になる
  • とても攻撃的になる

といったこともあるので注意しましょう。

 

絶対に叩くなどの体罰をしてはいけない

どんなときでもそうですが、

絶対に叩くなどの体罰はしないようにしましょう。

 

猫には

「自分が悪いことをしたから体罰を受けた」

ということが理解できません。

 

なので、急にあなたからイヤなことをされたと思い、

  • 不信感を抱いて攻撃的になる
  • ストレスから別の問題行動を起こしたりする

といったことになってしまいます。

そうなるとよりひどい状況になってしまう可能性もあるので注意しましょう。

 

時間が経ったあとで叱らない

猫が何か問題行動を起こした場合、

叱るのは現行犯で見つけたときだけ

にしておきましょう。

 

例えば、猫がトイレを失敗して違うところでしてしまっていたのを時間が経ってから見つけた場合に叱っても意味がないということです。

 

猫にはあなたがしゃべっている言葉は理解できません。

なので問題行動を叱られているとは思わず、ただあなたが普段とは違う大きな声で怒鳴っているとしか見えず不快感しかありません。

 

さらに、猫が寝床でくつろいでいるときなどにそういうことをしてしまうと

「寝床にいることを叱られた」

と勘違いしてくつろげる場所を奪ってしまうことにもなりかねません。

 

猫を叱るときは問題行動をした瞬間を見た場合のみにしておきましょう。

 

家の中での方針が家族でバラバラ

家の中での方針は

家族のみんなで意思を統一しておくようにしましょう。

 

例えば、テーブルに飛び乗ったことを

「あなたは叱るけど他の家族は叱らない」

となってしまうと、猫にとっては

「ここに乗ると叱られる」

ではなく

「この人がいる場合は叱られる」

という考えになります。

 

すると、あなたの前ではテーブルに飛び乗らないけどいなくなれば普通に飛び乗るという感じになってしまいます。

 

これではいつまで経っても覚えてもらうことはできませんよね。

 

なので、家族の間で家の中の方針を統一して誰が見た場合でも変わらない対応をとるようにしましょう。

 

まとめ

あくびをしている猫のイラスト

いかがだったでしょうか。

今回は「猫に最低限覚えてもらいたいこと」について解説してみました。

 

今回の内容をまとめると

  • トイレはここが自分のトイレだと認識させることから
  • 爪とぎ自体を止めさせることはできないので気持ちよくできる場所を作ってあげる
  • 噛み癖は「噛んだらイヤなことが起こった」と思わせるようにする
  • 入ってほしくない場所には柑橘系の芳香剤を置いておくといい
  • 絶対に叩くなどの体罰はしないようにしておく
  • 叱るときは現行犯のみ。時間が経ったあとで叱らないようにする
  • 家族の間で方針は統一しておく

といったところでしょうか。

同じ家の中で生活を共にしていく以上、猫にもある程度のことは覚えてもらう必要があります。

 

猫は賢い動物なので、ちゃんと覚えてもらえることと思いますよ。

 

それでは、この記事が少しでもあなたの参考になれば幸いです。