こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。
この記事では
猫の爪とぎ器の材質の種類とおすすめや爪とぎ器を使ってもらうための方法
について触れてるニャ!
猫の困ってしまう行為のひとつ、それが
「爪とぎ」
ですよね。
柱や壁、ソファなど所かまわずバリバリガリガリ!
しかし、本能からくる行動なのでムリに止めさせてしまうと猫のストレスが溜まってしまうことになります。
でも、そのまま放置しておいたのでは自分のストレスが溜まっておかしくなってしまいそうですよね。
そこで、できる対策は
猫にきちんと”爪とぎをする場所”をつくって、”好みの爪とぎ器”を用意してあげる
ということです。
しかし、爪とぎ器もいろんな材質、種類があり
「何を基準に、どれを買ったらいいの?」
ってわからなくなりそうですが、だからといってテキトーに買ってしまうと、
猫が見向きもせず泣く泣くゴミとして捨てる
ことにもなりかねませんしね。
ということで今回は
- こんなにあります!猫の爪とぎ器の種類とおすすめ7選
- 上手に誘導を!猫に爪とぎ器を使ってもらう3つのポイント
- ここはダメ!爪とぎをしてほしくない場所への4つの対策
を紹介、解説させていただこうかなと思います。
ぜひこの機会にあなたが飼っている猫にピッタリの爪とぎ器を見つけてあげましょう。
- こんなにあります!猫の爪とぎ器の種類とおすすめ7選
- 上手に誘導を!猫に爪とぎ器を使ってもらう3つのポイント
- ここはダメ!爪とぎをしてほしくない場所への4つの対策
- まとめ
こんなにあります!猫の爪とぎ器の種類とおすすめ7選
猫の爪とぎ器には材質別で”4種類”あります。
それが
- ダンボールタイプ
- 麻縄タイプ
- カーペットタイプ
- 木材タイプ
の4種類です。
猫は意外と”好みにうるさい”ので気に入らない材質のものだと使おうとしないことが多いです。
飼っている猫の好みを把握してお気に入りの爪とぎ器を選んであげましょう。
「ダンボールタイプ」のメリット・デメリットとおすすめ爪とぎ器
ダンボールタイプの特徴は
「最もポピュラーな材質で小さなペットコーナーなどでも置いてあるくらいの爪とぎ器」
といったことでしょう。
飼い猫の好みがまだわからない場合はダンボールタイプから試してみたらいいと思います。
- どこでも買える
- 値段が安い
- 軽いので移動がカンタン
- ゴミが出やすい
- 消耗が早いのですぐに交換するようになる
ミュー(mju:) 爪とぎガリガリウォールスクラッチャー H70㎝
- 2,536円(Amazon)※価格は変動することがあります
- サイズ:幅35㎝✕奥行32㎝✕高さ70㎝
こちらは
シンプルなデザインで和室・洋室などどんな部屋に置いても違和感がない爪とぎ器
なのニャ!
高さがかなりあるので、大きな猫が伸びながら爪とぎをしても大丈夫なくらいです。
背面折り畳み式なので持ち運びもしやすいようになっています。
目が細かく固めのダンボールで爪とぎしたときのゴミが出にくい構造になっているため、散らかる心配も軽減されています。
また、興味を持ってくれない猫のために「またたび付」になっています。
このサイズの他にも
- 「少し高くした(高さ90㎝)タイプ」
- 「幅を広げた(幅45㎝)タイプ」※高さは90㎝
がありますので飼っている猫の大きさに合わせて選ぶこともできます。
kaba shop猫爪とぎボード 角守りくん
- 3,800円(Amazon)※価格は変動することがあります
- サイズ:ボード幅5㎝✕高さ71㎝
こちらは
爪とぎ場所にされやすい部屋の角に設置して”壁を守る”意味もある爪とぎ器
なのニャ!
爪とぎ器の下には紙屑トレイがついているので削りカスの掃除もカンタンです。
また、付属のおもちゃと十分な高さで猫が興味を持ちやすくしてあります。
ただ、大きな猫や激しめに爪とぎをする猫だと付属の両面テープだけでは少し弱くて補強が必要になることがあるようですね。
「麻縄タイプ」のメリット・デメリットとおすすめ爪とぎ器
麻縄タイプの特徴は
「麻縄を使った爪とぎ器で多くはポール型の芯やキャットタワーの柱部分に巻いて使われている」
といったことでしょう。
- 丈夫で猫が思い切り爪をとぐことができる
- 感触が木に近い
- 柱に巻き付けるなど家の中の保護にも使える
- 古くなってくると細かいゴミが出るようになる
- 独特のニオイがあるので猫によってはイヤがる
otto style.jp 猫爪とぎポール/ツメとぎキャットツリー 極太
- 5,400円(Amazon)※価格は変動することがあります
- サイズ:高さ60,5㎝✕直径19,4㎝(※ポール部分)、縦40,5㎝✕横40,5㎝✕厚さ1,5㎝(※土台部分)、重さ約4,5㎏
こちらは
とても太くなっているので猫ががっしりと掴むことができ、思い切り爪とぎをすることができる爪とぎ器
なのニャ!
てっぺんは平面で登れるようになっていてネズミのおもちゃも付属していますので猫の遊び場としても利用できます。
このサイズの他に倍の高さの
「120㎝タイプ」
もあります。
ペティオ(Petio) 麻つめみがき 猫用
- 571円(Amazon)※価格は変動することがあります
- サイズ:縦48㎝×横13㎝×厚さ3,5㎝
こちらは
天然麻100%使用となっており、安いうえに丈夫で長持ちする爪とぎ器
なのニャ!
”両面式”になっているので片面が擦り切れたら裏返して使えるようになっています。
多頭飼いでもコスト的に安心です。
横置き使用の爪とぎ器になっていますが、別売りの「ホルダー」を買えば縦置きにもできるので、猫の好みに合わせて購入を考えてみてください。
536円(Amazon)※価格は変動することがあります
「カーペットタイプ」のメリット・デメリットとおすすめ爪とぎ器
カーペットタイプは
「カーペットと同じ素材を貼り付けている爪とぎ器で、麻縄と同様に丈夫だけど麻縄のような独特のニオイがない」
のが特徴ですね。
こちらの方が好みの猫も多いと思います。
- 爪とぎのゴミが出にくい
- 耐久性がいい
- 猫が爪とぎ器と家のカーペットを区別できなくなる可能性がある
キャティーマン 爪とぎ モダンルーム ハッスルスクラッチ
- 1,018円(Amazon)※価格は変動することがあります
- サイズ:縦51,5㎝✕横12,5㎝✕高さ5,7㎝
こちらは
インテリア性の高い落ち着いたカラーの使われた床置きタイプの爪とぎ器
なのニャ!
和室・洋室どちらでも違和感なく置くことができ、ホコリやゴミが出にくいため掃除もカンタンでしょう。
また、床置きタイプとなっていますが、両端に紐を通す穴が開いているので固定して縦置きにすることもできるようになっていますので、飼っている猫の好みに合わせて変えてみてください。
ボンビアルコン(Bonbi) スクラッチマット ピンク ペット用
- 1,268円(Amazon)※価格は変動することがあります
- サイズ:縦48㎝✕横20㎝
こちらは
”両面使用可能”でどこにでも置くことができるマットタイプの爪とぎ器
なのニャ!
紐がついているので壁や柱、家具など爪とぎをしてほしくない場所を保護するように取り付けることも可能です。
ただ、付属の紐だけでは弱いようなので四隅をしっかりと固定することをオススメします。
「木材タイプ」のメリット・デメリットとおすすめ爪とぎ器
木材タイプの特徴は
「天然木材を使った爪とぎ器で爪とぎ器の種類ではいちばん自然のものに近いタイプ」
といったとこでしょう。
- 丈夫なので思い切り爪をとぐことができる
- 高級感があるので見栄えがいい
- 他の種類に比べて高価
- 思っているよりゴミが出る
本能の爪とぎ エコノミーM
- 2,880円(Amazon)※価格は変動することがあります
- サイズ:縦約45㎝✕横約18㎝×厚さ約1㎝(※自然素材なので多少誤差が出たりします)
こちらは
”国産の杉”からつくられているので猫の本能をくすぐりつつ、森林浴効果も期待できる爪とぎ器
なのニャ!
杉は木の中でも柔らかく、削りカスが飛び散りにくいので猫の爪とぎには最適の材質であり、殺菌、消臭効果も高いので、猫にも人にも安全です。
また、爪をとぎやすいようにスリットも入っているのでいつまでも夢中でとぎつづけることでしょう。
耐久性もバツグンに高いので、1度購入すれば何年も買い替える必要はありません。
他にも「幅や長さが違うもの」「薄さが違うもの」と種類が豊富にありますので、好みのものを選んでみてください。
上手に誘導を!猫に爪とぎ器を使ってもらう3つのポイント
いくら良い爪とぎを買っても、
猫が使わなければ意味がありません。
そもそも「爪とぎ」とは、猫の”本能的な行動のひとつ”であり、
- 「爪のお手入れ」
- 「自分の縄張りの主張(マーキング)」
- 「ストレスの発散」
などいろんな意味合いがあり、こちらの都合でどうこうできるものではありません。
そのため、上手いこと爪とぎ器へ誘導してあげることが重要になります。
そこで、猫に爪とぎ器を使ってもらうためのポイントとしては
- 猫の爪とぎ器の好みを知る
- 爪とぎをしたくなる場所をつくってあげる
- 指定した場所で爪とぎをするように仕向けていく
この3つが重要になります。
やることは難しくはないですが、猫に覚えてもらうまでには根気が必要かもしれません。
くじけず頑張っていきましょう。
猫の爪とぎ器の好みを知ろう
猫に爪とぎ器を使ってもらうには”爪とぎ器の種類”も重要です。
猫によって”爪とぎしやすい好みの素材”が違ってきます。
と言われても
「爪とぎ器の好みなんてわからない」
って人の方が多いでしょう。
こればっかりは猫に試してもらうしかないですが、
ヒントとして、
今すでに家の中で爪とぎの被害にあっているもの
を確認してみましょう。
- ソファが被害に遭っているのなら「布製の爪とぎ器」
- 柱が被害に遭っているのなら「木製の爪とぎ器」
といった感じで猫の行動から好みを調べてみましょう。
爪とぎをしたくなる場所をつくってあげる
猫が”爪とぎをしたくなる場所”をつくってあげましょう。
爪とぎ場所としていちばん良い場所なのは、意外にも
人間の目線が常に集まるような場所
です。
- 「テレビの横」
- 「頻繁に出入りがあるドアの近く」
といったところが逆に良いということになります。
その理由に猫の爪とぎには自己アピールの意味合いもあるからです。
飼い主の見えるところで爪とぎをして
「もっとかまってほしい」
とアピールしているんです。
他には、
- 猫が落ち着けるような所
- 猫がごはんを食べている場所の近く
といった所が候補にあがります。
指定した場所で爪とぎをするように仕向けていく
「爪とぎ器」を用意して「爪とぎ場所」も確保できました。
では、最後にその場所で用意した爪とぎ器を使ってもらうようにしていきましょう。
爪とぎ器を使ってもらうには
猫を爪とぎ器の前に連れていきましょう。
↓
まずはあなたが
「ここでこうやるんだよ」
という感じで爪とぎ器で爪をとぐお手本をしてあげます。
↓
猫の両前足を優しく持って爪とぎ器にあて、爪をとぐ仕草をさせてあげます。
(爪を出して引っかかることを確認させたり、肉球を優しくこすりつけて爪とぎ器にニオイをつけるようにしましょう)
↓
別の場所(家具や柱など)でした場合はすぐに爪とぎ器の場所へ連れて行って、同じように爪をとぐ仕草をさせてあげます。
↓
根気よく繰り返しやっていくことで自分のニオイがついた爪とぎ器でやるようになっていきます。
そうしていく中で、猫が爪とぎ器で爪をといでいたときはしっかり褒めてあげることが大事です。
逆に覚えた後でも不意に他の場所で爪とぎをしてしまうこともあります。
そんなとき絶対に怒ってはダメです。
猫は何で怒られているのかわかりません。
急に怒鳴られたことで”ストレス”を感じて体調を崩したり、あなたに”不信感を抱いたり”してしまいます。
「ちゃんとできたときはしっかり褒めてあげる」
「できなかったときはすぐに爪とぎ器の前へ連れていく」
ということを徹底しましょう。
ここはダメ!爪とぎをしてほしくない場所への4つの対策
猫に爪とぎを教えることに成功しても不意に本能から違う場所でやってしまうこともあります。
それはもう猫の本能ですから、責めることはできません。
そんなときのために、どうしてもしてほしくない場所には”対策”を施しておきましょう。
壁などは保護シートやプラスチック板などでカバーをする
壁紙が貼ってあるような爪をたててほしくないような所は
「透明の爪とぎ防止用シート」
を使うといいでしょう。
猫が爪とぎをするのは
デコボコで爪がよくひっかかるところ
が多いです。
ツルツルな保護シートを貼ることで爪がひっかからず爪とぎをしなくなります。
透明な保護シートであればそんなに目立たず、見栄えが悪くなるといったこともありませんし、普通に汚れ防止としても使うことができます。
値段は1,000円~2,000円くらいとそこまで高いものでもないですので考えてみてはいかがでしょう。
障害物を置いていけなくする
保護シートが貼れないような所では、
- 「観葉植物」
- 「マガジンラック」
といった”爪とぎができないような家具”を周りに置いて、
そこの場所を封鎖してしまう
という手もあります。
爪とぎをするのに居心地が悪くなる場所にしてしまえばあきらめるようになるでしょう。
ただし、観葉植物を置くときは、
”猫にとって有害なものじゃないこと”を確かめてから置くようにしましょう。
爪とぎ防止スプレーなどを使う
保護シートを貼ったり、障害物を置いたりと
「そんな手間のかかることはめんどうくさい」
という方には、
爪とぎ防止スプレーなどの猫を寄せ付けないもの
を使うという方法もあります。
猫が嫌う「柑橘系の匂い」がするものが多く、人間が臭いと感じるものではないので
「部屋が臭くなった」
ということにはならないと思います。
ただ、
「猫が匂いに慣れてしまう」
「もともとそのニオイを気にしない」
といったこともあり、確実性はあまり高くないかもしれません。
それに猫の嫌いな匂いをさせておくというのは
猫に余計なストレスを与えてしまうことになるので使うときは注意しましょう。
猫の爪を切る
「部屋をあまりいじりたくない」
「そんなことをするのは正直めんどうだ」
という方は、
完全室内飼いであれば猫の爪自体を切ってしまいましょう。
猫の爪とぎには”爪のお手入れ”の意味もあるので、
「先にこっちからお手入れしてあげましょう」
ということです。
「切る」と言っても先のとがった部分だけを切るのでそこまで手間ではありません。
爪を切っておけば、
- 「壁や家具で爪とぎをされても最小限の被害で抑えられる」
- 「不意にひっかかれたりしてもケガを防げる」
といったメリットがあります。
猫の「爪切りの仕方と爪切りのおすすめ」に関してはこちらで解説しています。
ただし、猫によってはものすごく怒って暴れる猫もいますので十分注意してください。
自分では切れないという方はトリミングサロンか動物病院で切ってもらうこともできます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「爪とぎ器の特徴やおすすめ、爪とぎ器を使ってもらうための方法」などを紹介、解説させていただきました。
この記事の内容をまとめると
- 爪とぎ器には「ダンボール」「麻縄」「カーペット」「木材」の4種類がある
- 猫のよっては好き嫌いが激しく分かれる
- ゴミがでるのはある程度仕方がない
- 猫に爪とぎ器を使ってもらうには「好み」「場所」「誘導」が大事
- どうしてもされたくない場所には個別に対策が必要
といったところでしょうか。
猫のストレス解消には欠かせない爪とぎ。
夢中になって使えるものを選んであげてください。
それでは、この記事が少しでもあなたの参考になったなら幸いです。