こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。
みなさんは飼い猫との暮らしの中で
「飼い猫がキャットフードがを食べない」
といったことはありませんか?
その場合、まず疑うべきなのは「病気かもしれない」ということです。
もし、病気だった場合は対処法だとか言ってる場合じゃないです。
すぐに動物病院へ連れて行ってあげてください。
見た感じ元気が無さそうでも、体調が悪いわけでもなさそうだけど、なぜかキャットフードを食べない。
困りますよね。
”猫の言葉がわかる”とか”猫とテレパシーで通じ合える”っていうのならすぐに解決するのですが、残念なことに私たち普通の人間にはそんな特殊能力はありません(笑)
そこで今回は
- 猫がキャットフードを食べないときの5つの対処法
- 猫がキャットフードを食べないときの対処法の注意点
を紹介、解説させてもらおうかなと思います。
猫がキャットフードを食べないときにはこの対処法を参考に、どうにか食べてもらうように頑張ってみてください。
猫がキャットフードを食べないときの5つの対処法
猫がキャットフードを食べない、または食べなくなってしまったときはやっぱり何かしらの理由があります。
その理由を探るためにもこれから紹介する5つの対処法を試してみてください。
- おやつなど食いつきのいいものをトッピングしてあげる
- ぬるま湯やペットミルクでふやかす、またはレンジで温める
- 手やスプーンを使って直接食べさせてみる
- 猫の食器やその周囲をキレイにする
- 猫が好みの他のキャットフードに変える
それではひとつずつ解説していきましょう。
おやつなど食いつきのいいものをトッピングしてあげる
今まで食べていたのに食べなくなったという場合にはそのキャットフードに飽きてきているのかもしれません。
人間でも毎日白ごはんだと飽きてしまうことがあると思います。
けど、ふりかけをかけたりお茶漬けにしたりすると味が変わって食べれますよね。
猫も一緒なので、おやつなどのニオイや味の濃いものを少しトッピングして”味変”してあげましょう。
猫用のおやつでなくてもかつお節を少量かけてあげるだけでも結構変わってきます。
ただし、人間の食べるものは基本的に猫にとって塩分が高いものが多いです。
あげるときは少量をかけてあげて、毎日あげるといったことはしない方がいいでしょう。
ぬるま湯やペットミルクでふやかす、またはレンジで温める
子猫やシニア猫だとドライフードが固くて食べれない場合があります。
そうなると「これは食べれない」と判断して食べるのを止めてしまうことがあります。
そいうときはぬるま湯や温めたペットミルクでふやかして柔らかくしてあげましょう。
この方法で食べてくれた場合は徐々に水分量を減らしていって少しづつ元の固さに戻していきましょう。
ずっとふやかしたものをあげ続けるとそれしか食べなくなるうえに、食べカスが歯につきやすく歯石や歯垢の原因になります。
また、シニア猫の場合は年齢とともに嗅覚が衰えていきます。
そのため、今まで食べていたキャットフードのニオイが感じられなくなって食べなくなることもあるようです。
そんな場合はレンジでキャットフードを温めてみましょう。
温めることでニオイが強くなり衰えた嗅覚でもわかるようになるため、また食べるようになると思います。
ただし、レンジで温めるときは熱くなりすぎないように注意しましょう。
手やスプーンを使って直接食べさせてみる
猫用食器にキャットフードを入れても食べ始めようとしない場合は手やスプーンを使って直接食べさせてみましょう。
シニア猫とかだとごはんを食べるのがしんどくなってくることもあります。
そういったときは手やスプーンで直接口元に持って行ってあげましょう。
それで食べれば少しづつ食器の方へ誘導していってあげてください。
また、手やスプーンを使ったときは食べるけど食器からは食べようとしないというときは食器の高さが合ってないのかもしれません。
手やスプーンであげている位置で食べるのであれば、その高さに食器を合わせてあげてみましょう。
猫の食器やその周りをキレイにする
「猫がごはんを食べるところはいつもキレイにしていますか?」
猫はキレイ好きなので、ごはんを食べるところが不衛生な状態だとそこで食べるのを嫌がったりします。
「食器はきちんと洗ってあげていますか?」
猫は嗅覚がとても優れた動物です。
人間にはニオイがわからなくても猫にはわかります。
自分の食べる食器から嫌なニオイがしていたら食べる気が無くなりますよね。
そういう、”ちょっとしたストレス”が積み重なることによって猫がキャットフードを食べなくなる原因になっていることもあるようです。
猫が好みの他のキャットフードに変える
いろいろやってみてどうしてもそのキャットフードを食べない、または食べても少ししか食べずに残してしまうといった場合は
- そのキャットフードが好みじゃない
- 完全に飽きてしまった
ということだと思います。
そんな場合はもうキャットフード自体を変えてしまった方がいいと思います。
好みじゃないものをあげ続けるのはかわいそうですし、食べる量が減ってしまえば健康にも関わってきますしね。
ただし、キャットフードを切り替えるときは今まであげていたものに混ぜて少しずつ切り替えていくようにしてあげましょう。
急に変えてしまうと警戒して食べなかったり、食べたとしても嘔吐や下痢をしてしまうことがあります。
少しずつ慣らしていくようにしてあげましょう。
こちらの記事で成長段階ごとのキャットフードの選び方のポイントや私のオススメするキャットフードを紹介していますので、参考にしてみてください。
子猫にあげるごはんってどんなの?3つのポイントとおすすめフード5選
成猫のごはん選びで意識することは?ポイントとおすすめフード5選
長生きのための下準備!シニア猫のご飯を選ぶポイントとオススメ5選
めざせ生涯現役猫!ハイシニア猫のご飯を選ぶポイントとオススメ5選
猫がキャットフードを食べないときの対処法の注意点
猫がキャットフードを食べないときの対処法を5つあげましたが、対処法を猫にするにあたって注意しておくことがあります。
知らずにやると逆効果になってしまうこともありますので気をつけましょう。
食べないからといって次々にキャットフードを変えないようにしよう
出してあげたキャットフードを猫が食べなかったから
「好みじゃないのか、じゃあ違うのにしよう」
と次々に変えていると猫のほうがわがままになってしまいます。
これは、おやつなどをトッピングしてあげるときも同じことで、食べないからと毎回トッピングをしてあげていると
「待っていればおやつをのせてくれる」と期待して好きなものばかりを食べるようになってしまいます。
そうなると栄養バランスが偏ってしまい、猫の健康にもよくないので、次々と求められるままに変えることはしないようにしましょう。
おやつなどをトッピングしてあげるときはカロリーの計算をきちんとしよう
キャットフードを食べてもらうためにおやつやウェットフードなどをトッピングするのは問題ありません。
しかし、トッピングをしてあげた場合はそのもののカロリーもきちんと計算してドライフードの量を調節するようにしましょう。
いつもの量のドライフードの上に適当におやつやウェットフードをトッピングしてしまうとカロリーオーバーになってしまい、みるみる肥満体型になっていってしまいます。
肥満になると病気になりやすくなったりして健康によくないので、きちんとカロリーを計算し、猫が適切な体重を維持できるように注意してあげましょう。
キャットフードを温めるときは温めすぎないようにしよう
「キャットフードをレンジで温めるとニオイが強くなるので食いつきがよくなる」
「キャットフードをぬるま湯か温めたペットミルクでふやかすと柔らかくなって食べるようになる」
と先ほど解説しましたが、キャットフードを温めるときは温めすぎないように注意してください。
キャットフードは40度以上になるまで温めてしまうと急激に美味しくなくなってしまいます。
そうなると、食べる食べないというより絶対食べないので気をつけましょう。
また、そんなに温めてしまうと猫が口をつけたときにヤケドをしてしまう可能性もあります。
ヤケドをして口の中が痛くなってしまうと余計に食べなくなってしまうので注意してください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は猫がキャットフードを食べないときの対処法とそれに伴う注意点を解説させていただきました。
この記事の内容をまとめると
食べないときの対処法は
- おやつなどをトッピングしてあげる
- ぬるま湯かペットミルクでふやかすか、レンジで温めてあげる
- 手やスプーンで直接食べさせてみる
- 猫の食器やその周囲をキレイにする
- 猫が好みのキャットフードに変えてみる
という感じです。
また注意点としては
- 次から次へとキャットフードを変えない
- おやつなどをトッピングするときはカロリーをきちんと計算する
- キャットフードを温めるときは温めすぎない(40度以下にする)
といった感じです。
猫は気まぐれな動物です。
「昨日まで食べていたものを今日は食べようとしない」なんてことは結構あります。
そんなときには、私たち飼い主がいろいろと工夫をして食べてくれるように努力しましょう。
それでは、この記事が少しでもあなたの参考になったなら幸いです。