こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。
この記事ではこんなことに触れています。
- 猫のフードボウル(食器)を選ぶときに大事なこととおすすめのフードボウルについて
あなたは
「猫のフードボウル(食器)なんてどれも同じだと思ってませんか?」
その考えは違いますよ。
猫は食べるフードボウルひとつで健康面にも影響が出てくることがあるんです。
特に高齢のシニア猫になってくるとその差は歴然!
しかも、1日の内ほとんどを寝て過ごしている猫にとって、
ごはんは唯一と言っていいほどの楽しみな時間
じゃないでしょうか。
そんな大切な時間をフードボウルひとつでもっと良いものに変えれるのであれば...やってみるしかありませんね!
ということで今回は
- 猫のフードボウル(食器)選びで大事な3つのポイント
- これでもっと食べやすい!おすすめのフードボウル5選
について解説をさせていただこうかなと思います。
猫がごはんをもっと楽しめるようにいろいろと考えて選んであげましょう。
ちなみに、良いフードボウルがあってもキャットフードが良くないものでは意味がありません。
「年代別おすすめのフード」はこちらで解説していますのであわせて参考にしてみてください。
猫のフードボウル(食器)選びで大事な3つのポイント
猫にもっとおいしく、楽しいごはんの時間を過ごしてもらうためには
「猫のフードボウル(食器)の選び方が大事」
になってきます。
と言われても何を基準にどこを重視して選べばいいかわかりませんよね。
そこでまずフードボウルを選ぶ3大ポイントとして
- 高さが大事
- 深さが大事
- 素材が大事
といったことを意識するようになりますが、これだけではまだ
「何のこっちゃ?」
という感じだと思いますので、その理由をひとつずつ詳しく解説をしていきましょう。
【高さが大事】猫のフードボウル(食器)は”5~8㎝の高さ”が理想的
猫が普通のフードボウルで食べているときの姿勢を確認してみてください。
一見すると自然な感じで食べているように見えますが、
じつは
体の各部に負担がかかってしまっているんです。
普通の低いフードボウルでは「猫の体の構造」と「食べているときの姿勢」から
- 「口の位置が下がり、胃の位置が上がる」という上り坂の形になってしまっている
- 前脚を踏ん張る形になり、間接への負担が大きくなっている
- お腹を圧迫するような形になってしまっている【吐き戻しの原因に】
といったデメリットばっかりの状態。
それらを解消し、猫が食べやすい形になるには
一般的に地面から
”5㎝~8㎝”の高さがあるものが良い
とされています。
ただし、猫の大きさによって理想の高さは変わってきますのであくまで目安として捉えておきましょう。
そうしてきちんとした高さをつくってあげることで”前のめり”の状態が解消され
- 「口から胃までが平行または下り坂になる」ので食べたものが胃に行きやすい
- 重心が前から後ろ側に移るため前脚の関節への負担が減る
- お腹を圧迫することがなくなるため吐き戻しを軽減できる
といったメリットが生まれます。
【深さが大事】猫のフードボウル(食器)は”浅すぎず深すぎず”が理想的
猫は人間のように箸を使って食べるわけではありませんので、ごはんを食べるときは必然的にフードボウルに顔を突っ込む形で食べるようになります。
その際、深すぎるフードボウルでは「猫のヒゲ」がフチにあたります。
「それがどうしたの?」
と思うかもしれませんが、猫にとってヒゲは距離感を測ったりなどとても敏感で大事な部分。
そのため、
食べるたびにヒゲがフチにあたると気になって”ストレス”になります
なので、猫のフードボウルは”浅ければ浅いほど”猫にとっては食べやすくなります。
しかし、今度は浅すぎるために問題になってくるのが
「フードの食べ散らかし」
です。
浅すぎるとフードがこぼれやすく周りに飛び散ってしまうため、掃除が大変になります。
まあ、これに関しては飼い主さんが気にするかどうかなので、問題がなければ猫が食べやすい浅めのフードボウルを選ぶようにしましょう。
【素材が大事】猫のフードボウル(食器)の素材は”陶磁器”が理想的
猫のフードボウルにはいろんな素材のものがあります。
主に
- プラスチックタイプ
- ステンレスタイプ
- 陶磁器タイプ
のものが多くなりますが、それぞれにメリット・デメリットがあります。
ただ、総合的に見て猫のことを考えると「陶磁器タイプ」のものがいちばん良いのではないかと思います。
それぞれ素材ごとのメリット・デメリットがこちら
フードボウル選びの参考にしてみてください。
- リーズナブルなものが多く、軽いので使いやすい
- 傷がつきやすく雑菌がつきやすいので衛生面が心配
※アゴニキビの原因になることも
- 丈夫で汚れや傷がつきにくい
- 熱伝導が高いので冬場にはフードが冷たくなる
※猫がステンレスのニオイを嫌がることも
- 重くて安定感があるので猫がひっくり返してしまうことがなく、傷がついたりフードが冷たくなる心配も少ない
- 落としたりぶつけたりしたときに割れやすい
※欠けた部分で猫がケガをすることも
これでもっと食べやすい!おすすめのフードボウル5選
これまでのことを踏まえておすすめするフードボウルを5つほど紹介したいと思います。
どれを買おうか迷ったときの参考にしてみてください。
猫壱 ハッピーダイニング 脚付きフードボウル レギュラー
1,473円(Amazon)
こちらは猫用フードボウルと言えばおなじみ、猫壱のフードボウルです。
AmazonのCMでも登場しているもので猫用食器のベストセラー1位の商品です。
脚付きで食べやすくなっているだけではなく、
- フチに返しがついているのでこぼしにくい
- 適度な傾斜がついているのでフードが底に戻ってくる
- 電子レンジや食洗器を使用しても大丈夫
と良いところが満載です。
脚の高さ、ボウル部分の大きさや深さなどたくさんの種類があるのでどんな猫でもピッタリなものを見つけることができると思います。
ただし、少し壊れやすいみたいなので扱いには注意が必要のようです。
Winwinfly スタンド付き猫用傾斜ペットボウル
1,080円(Amazon)
こちらは
無毒無臭、軽くて丈夫な構造の「PC素材」でつくられたフードボウル
です。
壊れにくい素材のため「傷がつきやすく雑菌が繁殖しやすい」というプラスチック製品特有のデメリットはありません。
また、
- 「15℃くらいの傾斜付き」
- 「高さ手前5,5㎝、奥9,4㎝、直径14㎝の幅広タイプ」
になっていて猫の食べやすさをとことん追求しています。
ただ、脚部分は取り付けるタイプになっているようなので、洗う際にはスキマに水気が残って雑菌が繁殖しないよう注意しましょう。
ペット食器台 竹作り
2,480円(Amazon)
こちらは
4段階に高さが調節可能なフードボウル付き竹製食器棚
です。
高さはそれぞれ「5,5㎝」・「8,2㎝」・「10,5㎝」・「13,3㎝」に調節できるので猫の成長に合わせて高さを変えれるようになっています。
※傾斜は15℃
付属の陶器製フードボウルも直径13㎝✕深さ5㎝と幅が広くなっているので、猫がゆったりと食事をすることができます。
ただ、食器棚の縦幅が16㎝、横幅が40㎝あるので少し場所をとるかもしれません。
ペットボウル 給水器付き食器スタンド
1,569円(Amazon)
こちらは
フードボウルを設置する横にサイフォンの原理で自動給水される水飲みがついた食器棚
です。
フードボウルも高さ4,5㎝、傾斜15℃になっているので猫が食べやすい設計になっています。
ただ、ウォーターボトルは容量500mlもあり、猫1匹だと多すぎるため量を調節したり余った水はこまめに取り換えたりなどする必要があります。
フードボウル付き ペットボウルスタンドセット
1,298円(Amazon)
こちらは
すべて透明でちょっとオシャレな感じになっているフードボウルと食器棚
です。
可愛らしい猫型のフードボウルは直径13㎝✕深さ7,5㎝、食器棚も15度の傾斜がつけてあるので食べやすく猫の負担も軽減できるでしょう。
一見すると軽そうに見えるので、
「猫が食べているときに動いてしまうんじゃないか?」
と思いますが、底に滑り止め防止のパッドがついているので心配はいりません。
また、洗う際には食器洗い機で洗うことができるのでお手入れもカンタンです。
ただし、食器棚にフードボウルをきちんとはめ込んでないと猫が食べている最中に動いたりしてしまうことがあるようなので注意しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「猫のフードボウル(食器)の選び方とおすすめ5選」について解説をさせていただきました。
今回の内容をまとめると
- 猫のフードボウル選びは「高さ」「深さ」「素材」が大事
- フードボウルの高さは一般的に5㎝~8㎝が理想的
- フードボウルの深さは浅すぎず深すぎずが理想的
- フードボウルの素材はできれば陶磁器タイプが理想的
といったところでしょうか。
猫は食器を変えるだけで食べやすさや体への負担などいろんなことが改善されていきます。
たかが食器と考えず、猫に合った食器を選んであげるようにしましょう。
それでは、この記事が少しでもあなたの参考になれば幸いです。