こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。
この記事では
高齢のシニア猫が痩せてしまう原因と太らせる方法
について触れてるニャ!
あなたの飼っている猫
「最近なんだか痩せてきてるような、と思うことありませんか?」
シニア猫になるとでてくることが多い、特有の悩みのひとつに
「体重が減って痩せてくる」
ということがあります。
シニア猫になれば食べれる量も減ってきますし、ある程度痩せてしまうのはしょうがないかなとも思いますが、なんとも弱々しく見えてかわいそうになってしまいます。
太らせて元の姿に戻ってほしくても
「何が原因で痩せたんだろう?」
「健康的に太らせるにはどうしたらいいんだろう?」
となかなか対策をできずに心配だけが大きくなっていませんか?
そこで今回は
- シニア猫を太らせる前にまずは痩せた原因を探ろう
- 痩せてしまったシニア猫を太らせるための4つの方法
- シニア猫を太らせるときに注意しておくこと
について解説させていただこうかなと思います。
ベストな体型を維持することは長く健康でいるために大切なことでもあります。
さらにやせ細っていかないよう原因を突き止め、改善してあげるように努めましょう。
シニア猫を太らせる前にまずは痩せた原因を探ろう
年をとって痩せてしまった高齢のシニア猫。
どうにか元の体重に戻したいので太らせたいというのならば、まずは
「なぜ痩せたのか?」という原因を探ることから始めましょう。
”猫が痩せる”ということにはだいたい2つのパターンがあります。
それが
- 食欲はあるのに痩せてしまう
- 食欲が無くて痩せてしまう
の2パターンです。
まずは飼っているシニア猫がこの2つのパターンのどちらに当てはまるかを確認して原因を探っていくことにしましょう。
食欲はあるのに痩せてしまう
「食欲があり、毎日きちんと食べているのに痩せてしまう」
といった場合に考えられるのは
- 病気にかかっている可能性がある
- 食べているキャットフードが合ってない
ということでしょう。
それでは1つずつ解説を加えていきます。
病気にかかっている可能性がある
「食欲があって毎日きちんと食べているのになぜか痩せていってしまう」
というときにまず考えられるのは
病気にかかっている
という可能性です。
猫は年をとればとるほどかかりやすくなる病気がありますが、その中でも
- 慢性腎臓病
- 甲状腺機能亢進症
- 糖尿病
などの病気は初期の段階であれば「食欲はあるのに体重が落ちていく」といった特徴的な症状が見られます。
特に「甲状腺機能亢進症」は食欲だけでなく、走り回ったりなど年のわりに活発に行動するようになるので表面上ではわからずに見過ごしてしまうことが多い病気なので注意ニャ!
詳しくはこちらで解説していますので、あわせて参考にしてみてください。
食欲があるのに痩せていく場合には、まず病気を疑って動物病院で検査をしてもらうようにしましょう。
食べているキャットフードが合ってない(代わりとなるおすすめも紹介)
「病気というわけでもないけど食べても痩せていく」
という場合には食べているキャットフードに問題があるのかもしれません。
高齢のシニア猫になれば体の機能は衰え、栄養を吸収する力も低下してしまいます。
そのため、
今までと同じキャットフードを同じ量食べていたのでは栄養が足りなくて痩せていってしまう
ということです。
また、年を重ねるほどに食べれる量も少なくなっていきます。
なので、シニア猫のキャットフードには、”食事量は少なくてもしっかり栄養が摂れる”
高たんぱく質・高カロリーのフード
を食べさせてあげるようにしましょう。
おすすめとしてはこちら👇
「たんぱく質16,5%以上、カロリー94,87kcal/100g」と栄養の面でも申し分なく、さらにグレインフリーや香料・着色料不使用なところも身体の衰え始めるシニア猫の負担になりにくいのでとてもいいニャ!
また「ウェットフードの総合栄養食」ということで、シニア猫でも食べやすいうえ水分補給も同時にできるので一石二鳥で大助かりでしょう。
75g✕12缶5,780円(税込6,358円)
※Amazonや楽天などでも購入できますが、公式サイトから購入した方がコスパの面(定期購入で最大20%OFF)や品質などの面でもお得だと思います。
食欲が無くて痩せてしまう
もともと、シニア猫になると体の衰えから1日に食べれる量が減っていってしまう場合が多いです。
しかし、体重が減って見るからに痩せてしまっているようなら何らかの原因があるのかもしれません。
食欲が無くて痩せる場合に考えられる原因は
- 病気にかかっている可能性がある
- ストレスが溜まっている
- キャットフードに飽きた
といったことでしょう。
それでは、こちらも1つずつ解説を加えていきましょう。
病気にかかっている可能性がある
食欲がある場合でもない場合でも、まず最初に疑うべきなのは
病気にかかっているかもしれない
ということです。
食欲がある場合でもあげたシニア猫に多い病気の
- 「慢性腎臓病」
- 「甲状腺機能亢進症」
- 「糖尿病」
といった病気も進行して重くなってしまうと食欲がなくなります。
また
- 「猫風邪」などの”感染症”
- 「口内炎」や「歯周病」などの”口の中の病気”
なども体調の悪さや口の中の痛みから食欲がなくなるという症状が出てきます。
食欲の有る無しどちらにせよ、見るからに痩せてきているようなら1度動物病院に連れて行って検査をすることをおすすめします。
ストレスが溜まっている
猫はとてもストレスを感じやすく、また弱い動物です。
シニア猫にもなれば長年住んでいる住居ですから、少しの変化でも気になってストレスを感じ、体調を崩して食欲がなくなってしまいます。
中には「え?こんなことが?」と思うようなことでもストレスになっている場合があるので油断ならないです。
この場合は環境を整えてあげて、ストレスを感じないようにすれば食欲が戻るようになると思います。
食べているキャットフードに飽きた
単純に「毎日食べているキャットフードに飽きた」という場合です。
猫は意外に頑固で飽きて気に入らなくなったキャットフードはいつまで経っても口にしようとしません。
どうしようもなくお腹が空いても、少し食べたくらいで逃げてしまう感じになります。
ただし、少しでも食べているくらいならまだいいですが、あまりに食べない時間が長くなると危険な状態になる可能性があるので気をつけましょう。
こちらで詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみてください。
痩せてしまったシニア猫を太らせるための4つの方法
原因もわかったところで続いては痩せたシニア猫を太らせる方法について解説していきましょう。
とはいえ、難しいことをやるわけではありませんので今日からでもすぐに始められると思います。
寝ることが増えるシニア猫!適度な運動をさせて食欲増加を
シニア猫になると若いころより日中は寝ていることが多くなります。
そのため、お腹が空くこともなく食欲もないことが増えていくようになり、みるみる痩せていってしまいます。
そこで、シニアになった猫には
意識的に運動をする時間をつくり、体を動かしてもらいましょう。
「運動したら余計にカロリーを消費するんじゃないの?」
と思われるかもしれませんが、運動をすることで
- お腹が空くので食欲増加につながる
- 筋力や体力が維持でき、食べることを面倒くさがらなくなる
- 血流が良くなり、内臓機能の維持ができて消化・吸収が良くなる
といったメリットが生まれるので、健康的な体重増加が期待できるようになると思われます。
「シニア猫の運動」についてはこちらで詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみてください。
キャットフードを栄養価やカロリーの高いフードに変えよう(おすすめも紹介)
あなたの飼っている猫はどんなキャットフードを食べていますか?
シニア猫になったにもかかわらず、若いころと同じキャットフードをずっと食べていたのでは痩せていくのは当たり前かもしれません。
そもそも成長期の過ぎた成猫用のキャットフードは肥満防止のためにカロリーが抑えられているものが多く、栄養やカロリーがたくさん必要なシニア猫には向いていません。
一度キャットフードを見直して、猫に合ったものに変えてあげましょう。
おすすめなのはこちら
- たんぱく質16,5%以上、カロリー94,87kcal/100gと栄養面で申し分なし
- グレインフリー、香料・着色料不使用でシニア猫の身体の負担になりにくい
- ウェットフードの総合栄養食なのでシニア猫も食べやすく、水分補給もバッチリ
と高齢のシニア猫にとって必要なことをすべて満たしているキャットフードだと思います。
なお、これ以外にも「シニア猫用キャットフード」についてはドライフード、ウェットフードそれぞれのおすすめをこちらで紹介していますので、あわせて参考にしてみてください。
「おやつ」や「トッピング」で単純に食べる量を増やす
痩せた猫を太らせるなら、単純に食べる量を増やせば太っていきます。
キャットフードのパッケージにはそれぞれ「食事量の目安」となる量が体重ごとに書かれています。
それの増やしたい体重に当てはまる量を食べさせてあげるようにしてあげましょう。
ただ、食欲のあまりない猫にはなかなか難しいかもしれません。
そんなときには食いつきの良い「おやつ」や「トッピング」などを利用して、猫の食欲を刺激してあげましょう。
こちらでおすすめを紹介していますので、参考にしてみてください。
その他にも、キャットフードを数秒ほどレンジで温めてあげるだけでも香りが強くなるため猫の食欲を刺激することができます。
定期的な健康診断でチェックを欠かさないように
猫の体重増加や維持のため、定期的に動物病院で健康診断をして体のチェックをするのは大切なことでしょう。
特に高齢のシニア猫の場合、健康診断を受けることでどの部分がより衰えているかなどを的確に把握できるため、足りないもの、より摂取した方が良いものなど栄養の面でのサポートがしやすくなります。
猫は人間の年齢で換算すると1年で4つ年をとることになります。
そのため、猫の健康診断は1年で複数回受けることをおすすめします。
特に高齢のシニア猫の場合は1年に3~4回は受けるようにしておくと安心なのニャ!
シニア猫を太らせるときに注意しておくこと
相手は「シニア猫」です。
どうしても体は衰えてしまっているので、ただ太らせるというだけでもそれなりに注意をしてあげないといけません。
最後に太らせるときに注意しておくことを解説しておきます。
嘔吐したり、下痢にならないよう気をつける
急に運動をしたり、キャットフードを変えたりすると嘔吐や下痢の原因になることもあります。
嘔吐や下痢をしてしまうと体重が増えるどころか減っていってしまうようになりかねません。
”高齢の猫”ということを考えて何をするにも慎重にゆっくりとするようにしましょう。
急激に太らせようとしない
食べる量を増やしたり、高カロリーのキャットフードを食べさせたりして太らせるのはいいですが、
決して急激に太らせるようなことはしないようにしましょう。
急激に太ると血糖値も上昇して糖尿病の危険が出たりするなど、猫の体によくありません。
猫を健康的に太らせるためにも”長いスパンでゆっくりとやっていく”ように心がけましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「シニア猫を太らせる方法」について解説させていただきました。
今回の内容をまとめると
- 食欲があろうがなかろうが猫がどんどん痩せていくようならまずは動物病院へ連れて行く
- シニア猫を太らせるには「運動」「キャットフードの見直し」「食べる量の増加」といった方法と「定期的な健康診断を欠かさない」ことが大切
- 太らせるときは「嘔吐や下痢」「急激な体重増加」に注意する
といったところでしょうか。
猫は自由気ままな動物。
自分の好きなときに食べたり食べなかったりします。
そのため体重の管理はけっこう大変ですが、しっかりと適正体重をキープできるようにしてあげましょう。
それでは、この記事が少しでもあなたの参考になれば幸いです。