こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。
この記事ではこんなことに触れています。
- 子猫の離乳食・ドライフードへの切り替えとおすすめのフードについて
あなたは
「生まれたばかりの子猫から飼い始めたことありますか?」
「保護施設から譲り受けた」
「ペットショップから迎え入れた」
「野良猫を保護した」
など、猫を飼い始めるにあたっていろんなルートがありますが、
生まれて間もない子猫のお世話をしたことある方はそこまでいないかもしれません。
生まれたばかりの子猫も最初はミルクだけで成長していきますが、問題はその次からで
”離乳食”への切り替え
”離乳食からドライフード”への切り替え
が大変なんです。
まあ当然と言えば当然でしょうが、人間の赤ちゃんでも初めてだとどうしていいかわからないのに、子猫のことなんてまったくわかりません。
「どんなものをあげたらいいの?」
「いつからあげ始めたらいいの?」
とわけがわからなくなってしまうでしょう...少なくとも自分はなりそうです(笑)
ということで今回は
- 離乳食は母乳(ミルク)からドライフードへの橋渡し
- 離乳食は子猫ごとの好みに合ったものを
- 子猫のドライフードを選ぶ3つのポイント
- おすすめの子猫用フード5選はコレ!
- 子猫のごはんで注意するのはこんなこと
について解説させていただこうかなと思います
子猫の成長は速いのであっという間に過ぎていきますが、とても大事な期間になりますので頑張っていきましょう。
ちなみに
猫がフードを食べやすくなるための「フードボウル」
フードを保存しておくための「フードストッカー」
についてこちらでおすすめを紹介していますので、あわせて参考にしてみてください。
- 離乳食は母乳(ミルク)からドライフードへの橋渡し
- 離乳食は子猫ごとの好みに合ったものを
- 子猫のドライフードを選ぶときの3つのポイント
- おすすめの子猫用フード5選はコレ!
- 子猫のごはんで注意するのはこんなこと
- まとめ(比較表)
離乳食は母乳(ミルク)からドライフードへの橋渡し
生まれて間もない子猫は当然ながら「母猫の母乳」もしくは「子猫用ミルク」で育ちますが、いつまでも母乳やミルクで生活していくわけにもいきませんよね。
いずれは固形物を食べるようになっていきます。
その”液体”から”固形物”への橋渡し的なものとなるのが
「離乳食」
です。
生後1年で大人と同じ大きさにまで成長する猫。
その成長スピードの速さのため、子猫の時期がいちばん栄養を多く摂る必要があります。
子猫の時期に栄養不足の状態になると「骨」や「筋肉」が十分に育たず、体の弱い猫になってしまうこともあるので、
「母乳(ミルク)→離乳食→ドライフード」
の切り替えは適切な時期に行うようにしましょう。
とはいえ、難しく考えることはありません。
切り替えの時期は子猫が体で示してくれるようになります。
離乳食の期間は子猫の歯が教えてくれる
母乳(ミルク)から離乳食への切り替えは
「子猫の歯が生え始めたころ」
が目安になります(およそ生後2~3週間)
ただし、
”切り替えは徐々にしていく”ことが鉄則です。
これは子猫のときだけではなく大人になった猫でも当てはまります。
ましてや子猫の場合、固形物の食べものなど見るのも初めてです。
それが「食べるもの」だと認識してくれないこともあるでしょう。
最初は離乳食にミルクを混ぜてあげるなどして
「これは食べるものなんだ」
と認識させるところから始め、慣れてきたら少しづつミルクの量を減らしていくようにしましょう。
そうやって、
「子猫の歯が生え揃うまで」
離乳食を続けるようにします。
※生え始めてからおよそ1か月で生え揃います。
離乳食からドライフードへの切り替えが終われば大分楽になりますが、この母乳(ミルク)から離乳食の時期がいちばん気を使わなければいけないので大変です。
離乳食は子猫ごとの好みに合ったものを
「離乳食」と言っても、その種類はひとつだけではありません。
大きく分けると
- ふやかしたドライフード
- 離乳用のウェットフード
- 粉末の離乳食
この3種類になります。
子猫の好みに合うよういろいろ試してみてください。
ただし、どの離乳食の場合でもしっかりと栄養が摂れるように「総合栄養食」と書かれているものを選ぶようにしましょう。
「ふやかしたドライフード」の場合のメリット・デメリット
子猫用のドライフードをお湯でふやかして柔らかくしたもの
になります。
- ドライフードの形状を変えただけのものなので、離乳食からドライフードへの切り替えのときに買い替える必要がない
- 毎回ドライフードを砕いたりふやかしたりするので手間がかかる
歯が生え始めのころは粉状に砕き、お湯でペースト状に練り上げたものから始めるようにします。
その後、成長して歯が生え揃うに従って徐々に粒の形を残していき、最終的にはお湯でふやかしただけのものにしていきましょう。
「離乳食からドライフードへの切り替え」のときもそのまま徐々にお湯の量を減らし固さを戻していくだけなのでスムーズにいきやすいです。
「離乳用ウェットフード」の場合のメリット・デメリット
素材が普通のウェットフードより細かくしてあったり、ペースト状にしてあったりするものになります。
- 最初から「半固形状」や「ペースト状」になっているので加工する手間が省ける
- 離乳食の期間が終われば、ドライフードへの買い替えや慣れさせるといった手間がかかる
どの年代の猫でもそうですが、ウェットフードの方が嗜好性が高くて食いつきがいい傾向にあるので、母乳(ミルク)から離乳食へ切り替える最初の段階はスムーズにいきやすいでしょう。
「粉末の離乳食」の場合のメリット・デメリット
お湯に溶かして使うパウダー状の離乳食というものです。
- 子猫用ミルクとほとんど変わらず、お湯の量を調節することで固さを変えられるので離乳食のスタートとしては最適
- これだけでは固形物への切り替えが難しくなるので他のものを混ぜる必要がある
最初はお湯の量を多くして”ほぼ液状”であげましょう。
その後、「徐々に固く」していったり、「ウェットフードを混ぜてみる」などして固形物を食べれるようにしていきます。
徐々に固くしていく段階で「食いつきが悪くなってしまったときには柔らかくする」など、状況に応じて対応していきましょう。
子猫のドライフードを選ぶときの3つのポイント
子猫の歯がすべて生えそろってきたら、
離乳食からドライフードへ移行することを考えましょう。
最初のうちは硬いままでは食べてくれないかもしれませんので、ふやかして柔らかくするなど上手に移行していくようにしましょう。
まず、子猫のキャットフードを選ぶときのポイントですが
- 高カロリー、高たんぱく、高脂質
- 肉や魚などの動物性食材が主原料
- 炭水化物がそれほど多くない
と、できればこの3つを意識して選ぶのがいいと思います。
栄養面は3高【高たんぱく、高カロリー、高脂質】を重視しよう
子猫の期間はいちばん体が大きく成長する期間なので、エネルギー源となる
「たんぱく質」
をしっかりと摂ることが重要になってくるため”最低でも30%以上”はあるものを選びましょう。
また、子猫の期間は大人の猫の”2倍~3倍”のエネルギーが必要になりますが、まだまだ体の小さい子猫はフードをたくさん食べることができません。
なので、”できるだけ高カロリー”のものを選び、少ないフードでも必要な栄養を十分に摂り込めるようにしてあげましょう。
他にも
消化吸収を助け、猫の臓器や筋肉を動かすエネルギー源となる
「脂質」
が必要になります。
脂質は不足してしまうと皮膚や毛、脳などに悪影響が出ることもあるので”できれば20%くらいはあるもの”を選ぶといいですね。
タウリンを摂るために主原料が「肉」や「魚」などの動物性食材が良い
猫には必ず毎日のごはんから摂らなければならない栄養素があります。
それが
「タウリン」
です。
猫は
タウリンが不足してしまうと視力障害や心臓の病気などを発症してしまう
ことがあります。
ただし、このタウリンという栄養素は
動物性の食材には多く含まれているが、植物性の食材にはほとんど含まれていない
ものなので「肉」や「魚」などの動物性食材が主原料のキャットフードを選ぶようにしましょう。
消化器官の負担が大きくなるので炭水化物は多くないものを
肉食動物である猫のエネルギー源は”たんぱく質”や”脂質”だと先ほど述べましたね。
なので、人間と違い「炭水化物」はあまり必要のない栄養素なんです。
しかも、
炭水化物が40%以上含まれているものは「下痢」や「嘔吐」など”消化機能の低下”や”高血糖”を引き起こすことがある
と言われています。
そのため、まだまだ小さい子猫の体への負担を考えればできるだけ炭水化物の少ないキャットフードの方がいいでしょう。
おすすめの子猫用フード5選はコレ!
子猫用のフードを選ぶときのポイントから考えると
- たんぱく質は30%以上で脂質は20%くらい、かつ高カロリー
- 肉や魚などの動物性食材が主原料で炭水化物ができるだけ少ない
というのが子猫用フードの理想的なものということになりますね。
なかなかすべてが当てはまるようなフードはないかもしれませんが、おすすめできるフードを5つほど選ばせていただきました。
子猫用フードを買うときの参考にしてみてください。
ピュリナワン 1歳までの子ねこ用
2,2㎏1,725円(Amazon)
こちらは
”たんぱく質が40%以上”と非常に高く”脂質も18%以上”、カロリーも440kcal/100g
含まれていて配合としては申し分ないと思います。
原材料には新鮮なチキンを使っているということで食いつきもよく良質なたんぱく質が摂れるようになっています。
550gずつ個包装になっているので計量する手間も省けて楽なうえ 、値段も手ごろな感じでコスパの面でも優秀です。
ただ、猫によっては軟便や下痢になってしまうこともあるようなので、最初のうちは体調面に気をつけておきましょう。
油脂類(牛脂、大豆油)・フィッシュミール・とうもろこし・家禽ミール
大豆たんぱく・酵母・たんぱく加水分解物・酸味料
ミネラル類(カルシウム、カリウム、ナトリウム、クロライド、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素、セレン)・カラメル色素
ビタミン類(A、D、E、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、B12、コリン、K、ビオチン)・ピロリン酸ナトリウム・アミノ酸類(タウリン、メチオニン)
酸化防止剤(ミックストコフェロール)
銀のスプーン 三ツ星グルメ 健康に育つ子ねこ用(離乳から12ヶ月) お魚レシピ 240g
240g800円(Amazon)
こちらは
”たんぱく質が30%以上”で”脂質も16%以上”、カロリーは430kcal/100g
となっています。
原材料に「まぐろ」「かつお節」「煮干し」「白身魚」「しらす」を使ったお魚レシピで食いつきもよく、ミルク入りとなっているのでドライフードが初めてでも食べやすいようになっています。
「20gずつで12袋の小分け」になっているので計量の手間も省け、フードの酸化を防ぐことができて保存にも便利です。
穀類(トウモロコシ、小麦粉等)・油脂類
魚介類(フィッシュエキスパウダー、白身魚ミール、煮干パウダー、鰹節、マグロミール、乾燥シラス等)・ビール酵母・卵類(卵パウダー)・酵母エキスパウダー
乳類(脱脂粉乳)
ミネラル類(カルシウム、塩素、コバルト、銅、鉄、ヨウ素、カリウム、マンガン、リン、亜鉛)
アミノ酸類(タウリン、リジン)・調味料
ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D、E、K、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)
着色料(二酸化チタン、赤色102号、赤色106号、黄色4号、黄色5号)
酸化防止剤(ミックストコフェロール、ハーブエキス)
Orijen(オリジン) キャットフード キャット&キトゥン
1,8㎏5,280円(Amazon)
こちらは
”たんぱく質40%以上もあり、脂質も20%以上”、カロリーは406kcal/100g
とたんぱく質と脂質の量、カロリーも申し分ないです。
原材料に放し飼いの鶏や七面鳥、自然の海でとれた魚を使っていてとても新鮮な肉で作られています。
パッケージに書かれている原材料を見たときほぼすべてに「新鮮○○」と書かれていたのを見て「主張が強いな」と少し笑ってしまったほどでしたがそれだけ新鮮で良質だという自信の表れだと思います。
ただ、値段が他のに比べると少し高めなので、猫が気に入らずに食べなかったときのことを考えると手が出しにくいかもしれません。
※このキャットフードは「全年齢対応」となっているので、大人の猫になっても買い替える必要がありません。
新鮮丸ごと大西洋サバ・新鮮鶏レバー・新鮮七面鳥レバー
新鮮丸ごと大西洋ニシン・新鮮鶏心臓・新鮮七面鳥心臓
ディハイドレート鶏肉・ディハイドレート七面鳥肉・ディハイドレート丸ごとサバ
ディハイドレート鶏レバー・ディハイドレート七面鳥レバー
丸ごとグリーンピース・丸ごとシロインゲン豆・赤レンズ豆・新鮮チキンネック
新鮮鶏腎臓・鶏肉脂肪・ピント豆・ヒヨコ豆・グリーンレンズ豆天然鶏肉風味
レンズ豆繊維・ニシン油・粉砕鶏骨・鶏軟骨・七面鳥軟骨・ドライケルプ
フリーズドライ 鶏レバー・フリーズドライ七面鳥レバー
新鮮丸ごとカボチャ・新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ・新鮮ケール
新鮮ホウレン草・新鮮カラシ菜・新鮮コラードグリーン・新鮮カブラ菜
新鮮丸ごとニンジン・新鮮丸ごとリンゴ・新鮮丸ごと梨
カボチャの種・ヒマワリの種・塩化コリン・亜鉛タンパク化合物
銅タンパク化合物・ミックストコフェロール(天然酸化防止剤)
チコリー根・ターメリック・サルサ根・アルテア根・ローズヒップ
ジュニパーベリー
乾燥ラクトバチルスアシドフィルス菌発酵生成物
乾燥プロバイオティクス発酵生成物・乾燥ラクトバチルスカゼイ発酵生成物
ヒルズ サイエンス・ダイエット キャットフード キトン 1歳まで 健康的な発育をサポート チキン 子猫/妊娠・授乳期 1.8kg
1,8㎏1,768円(Amazon)
こちらは
”たんぱく質35%以上あり、脂質が21,5%以上”、カロリーは425kcal/100g
と紹介した中でいちばん脂質の量が多くなっています。
また「タウリン」を十分に含んでいるので「心臓」と「眼」の健康維持をしっかりサポートしてくれます。
他にも
- 「魚油由来の高品質DHA」で健康な脳と目の発育をサポート
- 「適切なミネラルバランス」でしっかりとした骨や歯の発育をサポート
とまさに至れり尽くせりなフードになっています。
味はチキンを紹介してますが、他にまぐろ味もありますので飼っている猫の好みに応じて選ぶことができます。
ただし、脂質の量が多いため猫の体質によっては下痢をしてしまう場合もあるようですので、あげる際には注意をしてあげましょう。
ビートパルプ・亜麻仁・セルロース・米
ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、クロライド、マグネシウム、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、ヨウ素)
ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)
アミノ酸類(タウリン、トリプトファン、メチオニン、リジン)
酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)
ニュートロ ナチュラルチョイス キャット 室内猫用 キトン チキン 2㎏
2㎏2,560円(Amazon)
こちらは
”たんぱく質36%以上、脂質19%以上”、カロリーは400kcal/100g
と高たんぱく、高脂質のキャットフードとなっています。
原材料に厳しい検査基準をクリアした新鮮なチキン生肉と乾燥チキンを使っているので良質なたんぱく質を豊富に摂ることができます。
また、「軟便や下痢が改善された」というレビューがとても多かったので、お腹が弱い猫に向いているかもしれません。
今回紹介した中で唯一の「室内猫用」となっていて、室内で生活をし運動不足になりがちな猫に合わせた最適な栄養バランスになっています。
ポテトタンパク・ビートパルプ・オートミール・乾燥サーモン
タンパク加水分解物・アルファルファミール・大豆油・フィッシュオイル
ユッカ抽出物
ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)
ミネラル類(カリウム、クロライド、セレン、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、亜鉛、鉄、銅)
アミノ酸類(タウリン、メチオニン)
酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)
緑茶抽出物・スペアミント抽出物
子猫のごはんで注意するのはこんなこと
子猫に離乳食・子猫用フードをあげるときにはいくつか注意しておくことがあります。
子猫の時期にしていたことは大人の猫になってからの行動にもつながってくることもあるので気をつけておきましょう。
子猫の食事は「1回量を少なく、回数を多め」にする
子猫は成長のため栄養をたくさん摂る必要があります。
そのため基本的には
「子猫が食べたいだけ好きに食べさせてあげていい」
と言われていますが、あまり多くの量を1回で食べてしまうと
- 「吐き戻し」
- 「下痢」
といったことを起こしてしまう場合もあります。
なので、
1日の分量を4回~5回に分けて食べさせる
ようにしてあげましょう。
せっかく食べたものを吐いたり、下痢したりしてしまっては意味がないですからね。
人間の食べているものをあげないようにしよう
子猫が「離乳食」や「ドライフード」といった”液体ではないもの”を食べるようになると、好奇心などから人間の食べものを欲しがる場合があります。
「子猫がおねだりする姿はとても可愛い!」
と、ついあげてしまいたくなる気持ちはすごくわかります!
しかし、人間の食べものは猫にとって塩分などが総じて高すぎるため体調を崩してしまう原因になりやすいです。
また、中には「猫にとって少量でも毒になるもの」が気づかずに含まれていたりします。
その他にも子猫のときから人間の食べるものを食べさせていると大人になったときに「盗み食い」などのイタズラをするようになってしまうかもしれません。
人間の食べものはおねだりされてもあげないように注意しましょう。
体調の変化には十分に気をつけておこう
子猫はまだまだ成長段階。
「骨」「筋肉」「消化器官」などすべてが発育途中です。
そのため、
ちょっとしたことで体調を崩したりしてしまうことが少なくありません。
- 「母乳から離乳食」
- 「離乳食からドライフード」
に切り替えたとき、嘔吐や下痢が続いてしまうようなことがあればすぐに動物病院へ連れていくようにしてあげましょう。
その際には
「どんなものをどのくらい食べた」
ということを獣医師の先生に細かく伝えるようすることで原因を特定しやすくなります。
まとめ(比較表)
いかがだったでしょうか。
今回は「子猫の時期のフードの切り替えとおすすめフード」について解説させていただきました。
ついでに今回紹介したドライフードの「たんぱく質」「脂質」「カロリー」の比較表を載せておきます。
選ぶときの参考にしてみてください。
「ピュリナワン」
たんぱく質40%以上、脂質18%以上、カロリー440kcal/100g
「銀のスプーン 三ツ星グルメ」
たんぱく質30%以上、脂質16%以上、カロリー430kcal/100g
「Orijen(オリジン)」
たんぱく質40%以上、脂質20%以上、カロリー406kcal/100g
「ヒルズサイエンス・ダイエット」
たんぱく質35%以上、脂質21,5%以上、カロリー425kcal/100g
「ニュートロ」
たんぱく質36%以上、脂質19%以上、カロリー400kcal/100g
内容全体のまとめとしては
- 子猫の離乳食の開始時期は歯が生え始めたころから歯が生え揃うまで続け(およそ1か月)、その後はドライフードへ切り替える
- 離乳食には「ふやかしたドライフード」「離乳用ウェットフード」「粉末の離乳食」がある
- 子猫のドライフードは「高たんぱく・高カロリー・高脂質」「動物性食材」「炭水化物は少なめ」を意識して選ぶと良い
- 子猫の食事は1回量よりも回数を多くしてあげる
- 人間の食べものはあげないようにして毎日の体調には十分に気をつける
といったところでしょうか。
離乳食から子猫用ドライフードを食べる期間が、体調も崩しやすくいちばん手のかかる時期になるので苦労が絶えないかもしれません。
しかし、愛情はいくら注いであげてもあげ過ぎにはなりません。
十分に可愛がってあげて猫との絆を深めていきましょう。
それでは、この記事が少しでもあなたの参考になれば幸いです。