こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。
この記事ではこんなことに触れています。
- 猫の目からわかる気持ちの読みとり方
- 目だけでは気持ちがわからないときの対策
「知っていますか?猫の目って口みたいなもんなんです」
「目は口ほどにものを言う」
よく聞くことわざですが人間よりも猫のほうがあてはまるのではないかと思う今日この頃です。
猫好きのみなさんは知っているでしょうが、猫の目は状況や場面に応じてコロコロ変わります。
そしてその目にはすべて気持ちが込められているんです!
そう言われても、見ただけではただの目ですよね。
日本人が英語を勉強しないと何言ってるかわからないように、
猫の目も何を伝えているかということをわかってないと意思疎通はできません。
ということで今回は
- アイコンタクトしてくる猫の気持ちを理解し受け取ろう
- 目だけで判断しにくい場合には
について解説をさせていただこうと思います。
猫の目から伝わる気持ちを理解し、共に喜びを分かち合えるようにしていきましょう。
アイコンタクトしてくる猫の気持ちを理解し受け取ろう
くるくる変わる猫の目。
そこにはどんな感情が込められているのでしょう?
そのひとつひとつをできるだけ言葉に変換してみました。
猫の目をよく見て気持ちを受け取ってあげてください。
ただ、あまり慣れてない猫の目をジーッと見つめていると、猫のほうに
「ケンカ売ってんのか?」
と勘違いされてしまうので注意しましょうね(笑)
「喜びの気持ち」
まずは猫が嬉しかったり、喜んでいたりするときの目です。
気分アゲアゲなのでいっぱい相手してあげましょう。
まん丸で上目づかい
「遊んでくれる?遊んでくれるの?」
猫が”まん丸な目で上目づかい”をしてきたら、
あなたに何かを期待してワクワクしているようです
足元にちょこんと座って見上げてくる姿をみるとカワイくてしょうがなくなりますね。
この場合、多くがあなたに遊んでほしくて待っている状態です。
たっぷりと遊んであげましょう。
瞳孔が縦長になる
「は~、落ち着くわ~」
猫の目の瞳孔が縦長になっている、いわゆる”猫目”という状態になっていると、
安心できる状況にいて、リラックスしています。
- 「家の中でも高くて周囲を見渡せる場所」
- 「飼い主であるあなたがいる」
などと、安心できる状況のため何の心配もせず体の力を抜いています。
ただ、”周りが明るいために瞳孔を細くしているだけ”のときもあります。
まぶたが下がって半目になっている
「とろける~」
瞳孔を細くするのではなく、半目になっている状態です。このときもリラックスしているのですが、こちらは
気持ちがよくて”うっとり”している感じです。
心なしか微笑んでいるようにも見えますね。
体中の力が抜けきっているため、まぶたがトロ~ンと下がってきてしまいます。
あまりに気持ち良すぎるとそのまま夢の世界へ行ってしまう猫も(笑)
ゆっくりまばたきをしてくる
「大好き~!」
あなたと目が合ったときに猫が”ゆっくりまばたき”をしてきたら、
あなたに対して「大好きだよ~」と言っていますよ。
おめでとうございます!
この行為はあなたを信頼している証拠で最高の愛情表現です。
あなたもゆっくりまばたきを返してあげて
「こっちも大好きだよ~」
と言ってあげましょう。
また、こっちからゆっくりまばたきをしてみて猫が返してくれるかどうかで信頼度を測ることにも使うことができます。
返してくれなかった場合は...まあ、落ち込まないでくださいね(笑)
「イヤな気持ち」
続いてイヤな気持ちを表している目についてです。
かまい過ぎると殴られます(笑)
気をつけましょう。
瞳孔が開いて目がまん丸
「何だアレは?警戒!警戒!!」
猫の瞳孔が開いて目がまん丸になり、黒目が強調されているようだと
何かの危険を感じ取って緊張しています。
そのときには耳もやや後ろに寝かせているので、わかりやすくなっていると思います。
また、興奮していて「狩りをするモード」に入っているときもこの目になりますし、夜などの状況下では暗がりで光を集めるために大きくなっているだけということもあります。
目を逆三角形にする
「ワシに勝てると思っとるんか!かかってこんかい!!」
猫の縄張り争いなど、
ケンカで見られることが多い、いわゆる「ガンつけ」です。
相手をにらみつけて威嚇したうえであごを引き、いつでも飛び掛かれる体制をつくって臨戦態勢を整えています。
複数頭飼っているようなところでは家の中での主導権争いで見られることが多いです。
遠い目をしている
「は~、わかったから早く終わって」
あまり好きではない人に抱っこされたときなどに
「すべてを諦めたかのように遠い目をして」じっとしているときがあります。
イヤだけど、危険はないなと判断したようなときにする目です
「ハイハイ、抱っこされてあげるから早く終わらして」
といった感じで遠い目をします。
少しでも危険や恐怖を感じてしまうと大暴れして逃げ出すでしょう。
「その他の気持ち」
最後にちょっとした日常の中での気持ちです。
目が合ったときにまばたきをする
「いや、何でもないよ、ボクたち仲良しだよね!」
猫と目が合ったときや猫同士が目を合わせたとき、すぐにまばたきをしたら
”あなたに対して敵意はない”ということを言っています。
猫の中では、”目をじっと見続けるという行為はケンカを売っている”ということになります。
そのためケンカをしたくない場合はまばたきをして空気を変えようとしているということです。
目をそらす
「争う気はまったくありませんので~」
敵意がない気持ちの表し方として”目が合ったときにまばたきする”と言いましたが、
もっと意味が大きい場合、目をそらすといった行動をとります。
これはもうあなたに対して敵意のカケラもないといった意思表示です。
”あなたに叱られてしまっているとき”なんかにみられることが多いです。
真剣な眼差しをする
「周囲確認!異常な~し!」
猫が真剣な眼差しをするときって見たことありますか?
いちばん見ることができるのは”トイレをしているとき”です。
猫は自分が無防備な状態のときに周囲をとても警戒しています。
トイレのときなんかは無防備極まりない状態ですよね。
「今、襲われたら対応できんわ~」
という感じで”目はいつにもまして真剣な眼差し”をしています。
普通に見たら、”トイレで踏ん張ってるけどなかなか出ない”みたいな感じで真顔になっているように見えてカワイく感じてしまいますよね。
目だけで判断しにくい場合には
猫の目にはいろんな感情が込められていますが、時と場合によっては目だけで判断しにくいこともあります。
猫の目は感情によって瞳孔が大きくなったり小さくなったりすることがありますが、周囲の明るさによっても大きさが変わってしまいます。
なので、目だけではちゃんとした気持ちが伝わらず、勘違いしてしまうといったことも...
そんな
「何を伝えたいのかわかりにくいな」
ってときには”しっぽ”や”耳”、”ヒゲ”といった他の部分も合わせて読みとるようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「猫の目から伝わる気持ちに」ついて解説をさせていただきました。
猫は感情がわかりにくいと言われますが、目だけでもこれほどの気持ちがわかります。
あなたの飼っている猫もとても感情豊かに気持ちを伝えてくれているんです。
愛猫と気持ちがつながる。
とてもいい猫ライフですね。
それでは、この記事が少しでもあなたの参考になったなら幸いです。