こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。
この記事では
猫に首輪をつける意味と素材別にみる特徴やおすすめ、注意点
について触れてるニャ!
あなたは
「猫に首輪をつける派ですか?つけない派ですか?」
犬と違って散歩に連れて行く必要がない猫
最近では完全室内飼いをしているところも多く、猫に首輪をする必要性を感じないのも当然かもしれません。
しかし、
”猫に首輪をする必要性”はないかもしれませんが、
”猫に首輪をする意味”はあるんです。
その意味を知ることで、首輪に対しての認識をもう一度考えてみてはいかがでしょうか?
ということで今回は
- 猫に首輪っているの?つけた方が良い大きな理由とは
- 何を基準に選ぶ?猫に合った首輪の選び方
- 猫用首輪の素材別の特徴とおすすめの首輪9選
- ちょっと待って!首輪をつけるときのポイント
について解説させていただこうかなと思います。
ちなみに、ウチでは猫に首輪をつける派です。
虹の橋を渡った猫がつけていたものも大事に形見として手元においていますよ。
猫に首輪っているの?つけた方が良い大きな理由とは
そもそも
「猫に首輪をすること自体、必要なことなのかそうではないのか?」
と聞かれたら、
「それは飼い主の自由じゃないの?」
と言わざるを得ません。
ただ、自分個人の意見としては
「”首輪は必要”とまではいかなくてもしておいた方が良い」
と考えています。
最低でも首輪をつけることに慣れさせておくことは必要でしょう。
首輪の本来の意味を考えてみよう
猫は犬のように散歩をする必要がなく、完全室内飼いであれば首輪をしても意味は無いと思うのも当然かもしれません。
ただ、首輪をする本来の意味を考えてください。
首輪は
「その猫が自分の家の猫であることの証明」
なんです。
「室内飼いだからそんな証明する必要ない」
と思うでしょう。
確かに普段はそうかもしれませんが、
”脱走”や”災害”など「もしも」の事態が起こってしまったとき、どうします?
何もつけていないあなたの家の猫、
外に出てしまうと周りの人たちからは野良猫と区別はつきません。
誰もさほど気に留めないでしょうし、野良猫より警戒心が薄いため心もとない人からの虐待を受ける可能性も高くなるでしょう。
それに災害などで避難所生活を余儀なくされた場合、避難所によって違うかもしれませんが、多くのところは
「首輪とリードの装着は必須」
となっているはずです。
たまに
「つける必要のない首輪を猫にわざわざつけるのはかわいそう」
と言っている人もいますが、
「もしも」の事態が起きてしまったとき、首輪をつけていなかったために起こるかもしれないことを想像すると...どちらがかわいそうか分かりますよね?
何を基準に選ぶ?猫に合った首輪の選び方
「猫に首輪はつけた方が良い」
とは言いましたが、適当に何でもいいというわけではありません。
猫に身につけてもらう以上、少しでも”つけていて負担にならないもの”を選んであげたいところです。
そこで次に「猫の首輪を選ぶときに重視すること」を解説していこうかなと思います。
ストレスにならないようなるべく軽いものが望ましい
猫は普段から毛づくろいなどであっちを向いたりこっちを向いたりしているので、首周りの筋肉に負担がかかっています。
しかも四足歩行なので首が地面と平行になるため、
重い首輪をつけてしまうと首への負担が大きく、ストレスになってしまいます。
そんなストレスになるような重い首輪はなるべく避け、できるだけ軽い首輪を選んであげるようにしましょう。
事故を防ぐため「セーフティ機能」のついたものを
猫は狭いところを通り抜けたり、いろんなところにニオイつけのすりすりをするので首輪が引っかかったりすることが意外とあります。
ウチの猫も外に出て首輪を失くして帰ってきたことなんかは数えきれないくらいです。
そんな感じで首輪を引っかけることが多いことから、首輪に一定の力が加わったときに外れるようになっている
「セーフティ機能」がついたものを選ぶのは必須
です。
ちょっと引っかけた程度の事故が窒息などの大事故になってしまわないようセーフティ機能の有る無しはしっかりと確認してから選ぶようにしましょう。
首輪の素材にも気を配っておこう
首輪の素材には
- ポリエステルやナイロン
- 布
- 皮
など
いろんなものがあります。
しかし、猫によっては素材が肌に合わずに
- 「肌荒れ」
- 「首周りの毛が抜けてしまう」
といったことになる場合があります。
つけてみないと猫に合っているかどうかはわかりませんが、初めてつけた素材のものは皮膚や毛に異常が出てないかを常に気をつけておいてあげましょう。
猫用首輪の素材別の特徴とおすすめの首輪9選
猫の首輪の素材に主に使われているのは
- 布
- 革
- ポリエステルやナイロン
の3つになります。
続いてはそれぞれの素材別の特徴とおすすめの首輪を紹介していきましょう。
首輪を選ぶ際の参考にしてみてください。
「布製首輪」のメリット・デメリットとおすすめの首輪
布製首輪のメリット・デメリットとして
- 肌触りが良く猫の皮膚や毛にとてもやさしい
- 擦れて首周りの毛が抜ける「首輪ハゲ」を防ぐことができる
- 汚れがつきやすく適度に洗う必要がある
- 猫が首元を掻いたときに爪に引っかかってほつれやすい
といったことがあげられます。
【猫雑貨 招福】 猫 首輪 水玉
- 1,780円(Amazon)※価格は変動することがあります
- サイズ:幅約1㎝、長さS(13㎝~23㎝)、M(17㎝~28㎝)、L(25㎝~36㎝)
- セーフティバックル付き
こちらは
軽くて柔らかい水玉模様の猫用首輪
なのニャ!
カラーは「青」と「赤」の2種類から選べます。
※鈴が要らない場合は「鈴無し」での注文もできます。
猫専用ぬこ武将首輪(真田紐使用)
- 1,260円(Amazon)※価格は変動することがあります
- サイズ:幅約9㎜、長さ19㎝~30㎝で調節可能
- セーフティバックル付き
こちらは
有名な戦国武将”真田幸村”も作っていたと言われる「真田紐」を使ってつくられている猫用首輪
なのニャ!
素材自体は”綿”が使われているので肌触りがとてもやさしく、また重さがわずか3gしかないので違和感も負担もなくつけてくれると思います。
軽くてやさしいということで少し耐久性がなさそうに感じますが、紐を組み合わせて作られているため意外と丈夫です。
カラーバリエーションも豊富で
- ストライプ:5パターン(紫✕茶、紺✕白、紺✕黄、赤✕茶、青✕茶)
- 市松模様 :5パターン(緑✕紫、赤✕白、青✕茶、黄✕紫、黄✕茶)
と2種類10パターンがあります。
FUWAPET 猫首輪シンプル 3個セット
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- サイズ:幅1㎝、長さ20㎝~28㎝で調整可能
- セーフティバックル付き
こちらは
猫型のバックルが可愛い、シンプルなデザインの猫用首輪
なのニャ!
3個セットになっているので、多頭飼いの場合や予備として置いておくのに便利です。
※おまけで「迷子札」もついてくるようになっています。
購入時には鈴がついていますが、取り外せるようになっているので猫が音を気にするようでもすぐに対応できます。
他にも
- 唐草模様(グリーン、レッド、ネイビー)
- チェック柄(ブラック、レッド、ブルー)
とバリエーションやカラー違いのものもあります。
「革製首輪」のメリット・デメリットとおすすめ
革製首輪のメリット・デメリットとして、
- 使えば使うほど馴染んで猫にフィットしてくる
- とても丈夫で壊れにくいので長く使い続けることができる
- 猫が”ニオイ”を気にする可能性がある
- 洗うことが難しい
- セーフティバックルがついてないものが多い
といったことがあると思います。
【犬の首輪やてるべる】 猫首輪
- 1,800円(Amazon)※価格は変動することがあります
- サイズ:長さ19㎝~24㎝まで調節可能
- セーフティバックル付き
こちらは
革製品でありながら重さわずか8gのとても軽い猫用首輪
なのニャ!
さりげなくクリスタルチャームもついていて可愛らしい首輪になっています。
カラーは
- レッド
- ブルー
- パープル
- ピンク
の4種類から選べます。
※どれも少し淡い色合いのものになっています。
ペティオ(Petio) 首輪 モノグラムレザー 猫用
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- サイズ:幅1㎝、長さ17㎝~28㎝で調節可能
- セーフティバックル付き
こちらは
革の素材を生かしたシンプルなデザインの猫用首輪
なのニャ!
車のライトなどに反射する「反射鈴」がついているので夜でもわかりやすく安全です。
ただ、重さが15gあるので猫によっては少し重たく感じるかもしれません。
カラーは
- ブラック
- レッド
の2種類から選べます。
バーディ(BIRDIE) 猫用本革首輪
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- サイズ:幅1㎝、長さ20㎝~24㎝で調節可能
- セーフティバックル無し
こちらは
まるい形になっているため首への摩擦が少なく毛切れなどを起こしにくい猫用首輪
なのニャ!
革製品ですが芯材に柔らかい素材のものを使っているのでフワフワと弾力性のある感触でやさしく馴染んでくれます。
ただ、セーフティバックルはついてないので外に出るような猫には向かないかもしれません。
カラーは
- レッド
- パープル
- イエロー
- ホワイト
- サックスブルー
- ブラック
の6種類から選べます。
「ポリエステルやナイロン製首輪」のメリット・デメリットとおすすめ
ポリエステルやナイロン製首輪のメリット・デメリットとしては、
- 表面が滑らかなので毛が絡みつきにくい
- 丈夫で汚れにくく洗うときもカンタンで扱いやすい
- 猫によっては肌に合わないことが多く、首輪ハゲの原因になりやすい
- 安いものが多いためつくりが雑なものもあり、猫に負担がかかる
といったことがあるでしょう。
ペティオ(Petio) 首輪 猫小町カラー 手まり
- 498円(Amazon)※価格は変動することがあります
- サイズ:長さ17㎝~28㎝で調節可能
- セーフティバックル付き
こちらは
和柄が刺繍された可愛らしい猫用首輪
なのニャ!
機能性の面でも「セーフティバックル」「反射鈴(取り外し可能)」「迷子札」と申し分ないので外に出る猫でも安心できるようにつくられています。
※迷子札は小さすぎて文字が書きにくいようですが...
「猫小町シリーズ」として他にも種類やカラーが豊富で
- 手まり(ガーネット、ブルー、イエロー)
- 金魚(レッド、ブラック、オレンジ)
- 矢がすり(ブルー、イエロー、ガーネット)
- 猫紋(ブラック、グリーン、ガーネット)
- 小花(レッド、パープル、グリーン)
とこれだけあります。
コスパの面でも優秀なので、予備としてや気分によって付け替えたりなど、違う種類や違うカラーを複数個買ってみてもいいかもしれませんね。
ラロック 猫用首輪 アミコ リボンフラワー
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- サイズ:長さ17㎝~29㎝で調整可能
- セーフティバックル付き
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白地に花柄の刺繍が可愛らしくて清潔感のある猫用首輪
なのニャ!
柄は刺繍なので、いつまでもくすむことなくキレイなままを保てるでしょう。
また、素材にポリエステルとナイロンを使っているので汚れてもすぐに洗ってあげることができます。
カラーは
- オレンジ
- ピンク
- ライトブルー
の3種類あるようです。
BarleyCom 猫首輪 12色のスーツ
- 949円(Amazon)※価格は変動することがあります
- サイズ:長さ20㎝~30㎝で調節可能
- セーフティバックル付き
こちらは
猫の顔の形をしたバックル、肉球柄のプリントが可愛らしい猫用首輪
なのニャ!
また、プリント部分は反射材が使われているので夜でも安心です。
12個も入っているため多頭飼いの場合やとても活発ですぐ首輪を失くしてしまうような猫でも困ることはありません。
ただ、バックルの耳部分が少し尖っているのと、ベルトの折り返しが内側に折って縫われているようなので、肌が敏感な猫には負担がかかるかもしれません。
ちょっと待って!首輪をつけるときのポイント
首輪をつけるときは安全のことを考えて気をつけておかなければいけないことがあります。
たとえ飼っている猫にピッタリの首輪を選んだとしても、つけ方が適当ではどんな首輪もストレスになるだけですので気をつけましょう。
首輪をつけるときは締めすぎず余裕を持たせよう
初めて首輪をつけたときには、人間のベルトのように少しキュッと締めてしまいがちになりますが、それでは猫も違和感があり苦しいと感じてしまいます。
猫の首輪はつけたときに
- 短毛種であれば指1~2本
- 長毛種であれば指2~3本
が入るくらいに余裕を持たせるようにしてあげましょう。
「そんなに緩めて抜けたりしないの?」
と思うかもしれませんが、猫の首って毛に覆われているので見た目にはそう感じませんが、実際に触ってみると首周りだけが意外と細くなっています。
そのため、少しくらい緩くても抜けてしまうことはないでしょう。
ウチの猫なんかは首元をバリバリ掻いているときに首輪が一緒にクルクル回っているくらいですからね(笑)
ただし、緩めすぎにも注意が必要です。
あまりゆるいと
「首元を掻くときに足が挟まる」
「毛づくろいをするときに猿ぐつわ状態になる」
といったことになる場合もあります。
首輪を見たときにどうしても「ベルト」の感じを受けてしまいますが、猫の”首輪”なので「ネックレス」の感覚でつけてあげることを意識するようにしましょう。
イヤがる場合にはムリをせず、慣れることから始めよう
「保護された元野良猫」など、猫によっては首輪をつけたときの違和感などからイヤがって頭をブンブン振ったり、しきりに首元を掻いてしまうことがあります。
そんな場合にはムリしてつけることはせず、
まずは、「首に何かを巻く」ということから慣れてもらうようにしましょう。
最初は軽くて違和感の少ない「リボン」など布状のものをつけてみる
↓
慣れてきたら短い時間首輪をつけて様子を見る
※鈴やチャームを気にするようなら外してあげる
↓
首輪をつけている時間を徐々に長くしていく
↓
慣れて首輪が気にならなくなる
といった流れでやると良いと思います。
ただ、ここで重要なのは猫に何かを覚えてもらうときすべてに当てはまることですが
「○○=楽しいこと」
と思ってもらうことです。
今回の場合は
「首輪をつける=楽しいこと」
と思ってもらうということですね。
具体的には
- 首輪をつけたときにおやつをあげる
- 首輪をつけたときに思いっ切り褒めてあげる
といったことでしょうか。
猫は自分がイヤだと思うことはしません!徹底的にしません!!
なので
「これをやると良いことがあるんだな」
と思ってもらうのが首輪に慣れるいちばん重要なポイントになります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「猫に首輪をつける意味と素材別のメリット・デメリットやおすすめの首輪」について解説させていただきました。
今回の内容をまとめると
- 猫に首輪をするのは必ずしも必要ではないが、いろんなことを考えるとつける方が良いと思われる
- 猫の首輪を選ぶときには「軽さ」「安全性」「素材」といったことを意識して選ぶといい
- 猫に首輪をつけるときは「余裕を持たせる」「イヤがるなら慣れることから始める」といったことに注意する
といった感じでしょうか。
どうしてもイヤがるのをムリにとは言いませんが、できるなら首輪はつけておいた方が良いということですね。
まあ、メリット・デメリットそれなりにありますが、ひとつ言えることは
首輪をつけた猫はより可愛さが増す!
ということです。
それでは、この記事が少しでもあなたの参考になれば幸いです。