クロネコあぐりのブログ

猫に関することを中心にその他自分が気になったことも発信していきます。

猫の去勢・避妊手術後に太らせないために飼い主がするべき3つのこと

          大きな猫

こんにちは!クロネコあぐりです。

現在、猫を飼っている多くの方が去勢・避妊手術をされている、またはされる予定だろうと思います。

 

けど、こういうことを聞いたことはないですか?

 

「去勢・避妊手術後は太りやすくなる」

 

実際、 猫を去勢・避妊手術した後、多くの猫が太りやすくなってしまいます

 

私が過去に飼っていた猫はオス猫2匹だったのですが、どちらも去勢手術後にどんどん体重が増えていき、見た目もまん丸になってしまいました。

 

ほどなくして少し痩せたのですが、ちょっと小走りをするとお腹の肉が左右に揺れてブランブランしているのを見ると可愛らしいやらみっともないやらで複雑な気持ちになったものです。

 

まん丸とした姿は猫好きにとっては可愛らしく見えるかもしれませんが、健康的には病気のリスクなどが高まり決していいものではありません。

 

そこで今回は、去勢・避妊手術後に太らないようにするための飼い主がするべきことを3つほど紹介、解説していきたいと思います。

 

去勢・避妊手術をすると平均寿命が延びると言われていますが、太らせてしまうことによって病気などのリスクを高め、延びるはずだった寿命を飼い主自ら縮めてしまうことのないようにしましょう。

 

 

去勢・避妊手術後に太らないためのやるべきこと3つ

元気な猫と犬を喜んで見ている家族と獣医


では、去勢・避妊手術後に太りやすくなってしまった猫を太らせないために私たち飼い主にできることは何でしょうか?

 

結論から言ってしまえば、飼い主がやるべきことは3つあります。

それは

  • 食事の量をコントロールしてあげる
  • 意識して運動させる、または運動するような環境をつくってあげる
  • 飼い主側が決してくじけない

といったことです。

それではひとつずつ詳しく解説していきましょう。

 

食事の量をコントロールしてあげる

満腹な猫

 去勢・避妊手術後に太ってしまう最大の原因と言われているのが食事の量です。

 

去勢・避妊手術は動物の本能の1つである”子供をつくる”ということを断つ手術です。

そのため持て余した本能が食欲にいくようになることが多く、手術前よりたくさん食べるようになります。

 

なので、カワイイからといって求められるままにご飯やおやつをあげているとたちまちまん丸な体になってしまいます。

 

また、普段からいつでも食べれるようにと”置きエサ”をしている場合、あればある分だけ食べてしまうので「日中は猫だけでお留守番」というような状況以外は止めた方がいいでしょう。

 

去勢・避妊手術後のキャットフードの選び方

去勢・避妊手術後は太りやすくなっているということで「低脂肪」「低カロリー」のものを選ぶようにしましょう。

 

ただし、手術のタイミングから考えてまだ生後1年くらいの場合が多いかと思います。

その場合は成長するためにタンパク質が必要なので高タンパクであることも選ぶ基準に加えてください。

 

去勢・避妊手術後用のキャットフードもありますので猫が食べるようであればそちらに変えてもいいかもしれません。

 

中には手術後も食欲や食事量が以前と変わらない猫もいます。

その場合はキャットフードを変える必要はないかもしれませんが、常に体の変化には気をつけておきましょう。

 

あげるキャットフードの量は?

去勢・避妊手術後は多くの猫で代謝が20%~30%は落ちるそうです。

そのため、接種カロリーをそれだけ抑える必要があります。

 

しかし、低脂肪、低カロリーのキャットフードであれば量を変える必要はあまりないのであげすぎないことだけ注意しておきましょう。

 

一応、目安としての量は

2㎏~3㎏ : 30g~40g

3㎏~4㎏ : 40g~50g

4㎏~5㎏ : 50g~60g

5㎏~6㎏ : 60g~70g

と、なります。

これを2回や3回などちょこちょこ分けてあげるようにしましょう。

 

ただ、年齢や体調によって適正量が変わってきますのであくまで目安としてとらえておき、猫の様子を見ながら調整してください。

 

意識して運動させる、または運動するような環境をつくってあげる

遊んでいる猫

去勢・避妊手術後、猫は運動量が落ちるように思われます。

運動量が落ちるというよりは性格が「おとなしくなる」「穏やかになる」といった方が正しいかもしれません。

 

私の家のオス猫の1匹はヤンチャでケンカっ早く、外に出ればどこかの猫とケンカしてくるような感じでいつの間にかその界隈のボス猫みたいになっていました(笑)

 

ところが去勢手術後は、多少のヤンチャは残っていたものの猫が変わったかのように穏やかな性格になりました。

その分運動量が減ってしまったと思われるので、そこからどんどん丸くなっていったのを覚えています。

 

去勢・避妊手術をしたことにより「食事はよく食べるけど運動はしない」となると、人間でも太っている人の典型的な生活ですよね。

意識して猫と遊ぶ時間をつくろう

普段外に出ている猫でもそんなに歩いて運動をしているとは限りません。

日当たりが良い場所、涼しくて過ごしやすい場所でくつろいでいる可能性が高いです。

 

お互いが家にいるときは意識して遊んであげ、運動する時間をつくるようにしましょう。

 

完全室内飼いの場合はキャットタワーなどを設置しよう

外に出ない完全室内飼いの猫の場合は、室内で運動をするようにしなければいけません。

 

しかし、飼い主が遊ぶ時間をつくって減った運動量を補うのも限界があります。

そこで、猫が普段生活しているスペースにキャットタワーやキャットウォークなどを設置しておき、居ながらにして運動ができるような環境を整えてあげましょう。

 

キャットタワーを設置する際は猫が上がったときに部屋のすべてを見渡せないようにするといいです。

 

上からすべてを見渡せてしまうと猫が退屈してしまいます。

家具や衝立などを上手く設置して、下りないとその場所を確認できないようなところをつくりましょう。

 

 

飼い主側が決してくじけない

決意を固めている人

最後は猫ではなく飼い主側のことになります。

猫には

 

「これ以上太らないようにしよう」

とか

「少しダイエットしようかな」

 

といった考えはありません

なので、一度太ってしまうとダイエットさせるのにとても苦労することになります。

 

そのため、普段から飼い主が健康、体重の管理を気をつけて行ってあげなければいけません。

しかし、毎日やっているとたまにめんどくさくなってしまったりすることもあります。

なので、自分で継続できる範囲、無理のない範囲でやっていくようにしましょう。

 

あまり無理してあれもこれもとやってしまうとストレスが溜まった挙句、”飼育放棄”といったことになってしまっては元も子もないですからね。

 

去勢・避妊手術はした方がいいの?

猫の手術をしている

今まで解説してきたように去勢・避妊手術をした後は太りやすくなるといったような体質の変化などが見られるようになります。

 

では、そもそも去勢・避妊手術はした方がいいのでしょうか?

 

「ケガや病気をしていない体にメスを入れるようなことをして本当に猫のためになるのか?」

 

といった不安や疑問をもつ人も少なからずいることと思います。

私個人の結論としては「去勢・避妊手術はした方が良い」と思っています。

 

その理由として、去勢・避妊手術をすることによって得られる効果をいくつか紹介していきます。

 

病気を予防できる

去勢・避妊手術によって得られる効果としていちばん大きいのが”病気を予防できる”ということだと思います。

 

去勢・避妊手術をすることによって

オス猫の場合 : 精巣関連の病気、乳腺腫瘍(乳がん)

メス猫の場合 : 乳腺腫瘍(乳がん)、卵巣がん、子宮内膜炎、子宮蓄膿症

といった病気を予防することができます。

 

特に猫の場合、乳腺腫瘍になるとそのほとんどが悪性であるため、かかってしまうと命を落としてしまうことになりかねません。

 

乳腺腫瘍は最初の発情前に手術をしておけばかなりの確率で予防できると言われています。

 

 その他、猫がかかりやすい病気に関してはこちらの記事を参考にしてみてください。

www.kuronekoaguri.com

 

精神的に落ち着く

私の家の猫でもそうだったのですが、オス猫に去勢手術をした後は見違えるように穏やかな性格になりました。

 

また、発情しなくなるので発情時の「アオ~ン」というような”大きな鳴き声”や濃縮したオシッコでマーキングする”スプレー行為”を防ぐこともできます。

 

加えて、完全室内飼いの猫では、交尾ができないのに発情だけを繰り返すといったことになりストレスを溜める原因になります。(完全室内飼いに限らず望まない妊娠は防ぐべきですが)

 

ストレスが溜まってしまうと他の病気になってしまう要因にもなりかねないので、そういった面でもメリットがあるのではないでしょうか。

 

望まない妊娠を防ぐ

去勢・避妊手術をすることによって、望まない妊娠を防ぐことができます。

 

完全室内飼いの猫ではあまりないかもしれませんが、外に出入り自由にしている場合はよその猫や野良猫と交尾をして子猫が生まれてしまうことがあるかもしれません。

 

世の中は猫好きの人ばかりではありません。中には猫が嫌いだという人もいます。

そういう人達にとって自分の家の周りや生活空間に野良猫などが増えることにいい顔をするはずがありません。

 

そのストレスから猫に対する虐待といった行為をされたり、行政に連絡、持ち込みをして殺処分されたりといった不幸に見舞われることも珍しくはないと思われます。

 

そういった不幸な末路をたどる猫を増やさないためにも去勢・避妊手術はした方が良いと思います。

 

まとめ

おやつを貰おうとしている猫

 いかがだったでしょうか。

今回は猫の去勢・避妊手術後に太らないための予防法を紹介、解説してみました。

 

この記事の内容をまとめると

  • 食事の量をコントロールして体重の維持に努める
  • 意識して遊ぶ時間をつくるなどして運動をさせてあげる
  • 飼い主側が決してくじけない
  • 去勢・避妊手術をすることで防げる病気がある
  • 去勢・避妊手術をすることで精神的に落ち着く
  • 望まない妊娠を防ぐことができる

といったところでしょうか。

猫に去勢・避妊手術をすることはメリットが多いですが、その後に太らないようにするためには私たち飼い主が気をつけて体重管理をしてあげなければいけません。

 

それでは、この記事が少しでもあなたの参考になったなら幸いです。