こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。
この記事では
猫を多頭飼いするための準備や初対面時のやり方
について触れてるニャ!
「家の中が猫でいっぱいの空間になっている」
猫好きさんなら想像しただけで...幸せですよね!
だけど、さすがに何十匹も飼うわけにはいきませんし、そんなことを個人だけでやると多頭飼育崩壊になってしまいかねません。
ただ、そこまではムリだけど、せめて2匹、3匹くらいはイケるのでは...
でも、多頭飼育って何に気をつけてどう過ごさせてあげればいいのかわからない!
ということで今回は
- 多頭飼育に向けて!まずは必要なものの準備
- 多頭飼育の前段階!相性確認がいちばん大事です
- 多頭飼育を始める!いざ、顔合わせへ向けて
について解説をさせていただきたいと思います。
新しい猫を迎えてにぎやかな暮らしになると楽しそうでいいですね。
多頭飼育に向けて!まずは必要なものを準備
新たに猫を迎える場合でも、同時に2匹以上を飼い始める場合でも、
まずは必要なものを準備するところから始めましょう。
迎え入れた後では猫たちにつきっきりになり時間がとれない可能性もあるので、迎え入れる前にすべて揃えておきましょう。
「食器」「トイレ」「ベッド」は猫の数ほど
「食器」「トイレ」「ベッド」といった生活必需品は、猫の数に合わせて用意しておきましょう。
特にトイレはちゃんとした数が必要ニャ!
理想的なトイレの数は猫の数+1と言われているのニャ!
共用することになっても大丈夫ですが、他の猫が汚した後ではやりたがらない猫もいますのでこまめに掃除をしてあげて常にキレイな状態を保つのが大事です。
食器やベッドも、それぞれの健康管理や別々でくつろげる場所を用意してあげるためにも数を合わせておいてあげましょう。
キャットフードはそれぞれの体重や年齢に合わせたものを
猫の「種類」「体重」「成長段階」によってあげるキャットフードは違ってきます。
同じ時に生まれた子猫同士であれば同じキャットフードでも構わないですが、そうでない場合はきちんとそれぞれに合ったキャットフードを用意してあげましょう。
「同じものをまとめてあげれれば楽なんだけど」
と思ってしまう気持ちもわかります!
しかし、猫たちが毎日健康に楽しく暮らしていくには、あなたの健康管理がとても重要なんです。
がんばりましょう!!
それぞれの猫がくつろげる場所もつくってあげておこう
猫は本来、群れをつくらず単独で暮らす動物です。
他の猫と一緒にいることに慣れたとしても、ひとりでゆっくりくつろぎたいときがあるはずです。
群れをつくる人間だってそうですよね。
それぞれの猫が「ここは自分の場所」というところを確保してあげるようにしましょう。
多頭飼育の前段階!相性確認がいちばん大事です
猫を複数頭飼う場合には、なにより
猫同士の相性確認がいちばん大事です。
仲良くしてくれていると2倍でカワイイですし、こちらも安心できますが、
仲が悪いようだとそれぞれのストレスが2倍ですし、こちらも気が気ではありません。
相性の良い悪いに関しては「これなら大丈夫」という組み合わせはありません。
仲が良さそうに見えても、ちょっとしたきっかけで犬猿の仲になってしまうこともありますし、仲が悪かったのが時間が経つにつれて打ち解けてくるといったこともあります。
ただ、お互いが受け入れやすい「比較的相性の良い組み合わせ」はありますので紹介しておこうかと思います。
相性の良い組み合わせ、悪い組み合わせは?
一般的に相性の良い組み合わせだと言われているのは
- 母猫と子猫
- 兄弟・姉妹の猫
- 子猫同士
といった組み合わせです。
やはり、血が繋がっていると仲良く過ごしやすいようですね。
子猫同士だと縄張り意識が低く遊びたい盛りなので、一緒に遊んでいるうちにすぐ仲良くなってくれるのニャ!
逆に相性の悪いと思われる組み合わせは
- 成猫のオス同士
- シニア猫と子猫
と言われています。
理由として、大人になったオス猫同士は
縄張り意識がとても高いので、家の中では縄張りがかぶってしまい衝突は避けられない状況になりやすいようです。
また、シニア猫と子猫では
体力の差があり過ぎるため、自分の周りを動き回ったり、じゃれついてきたりと子猫をウザったく感じて大きなストレスになってしまいやすいようです。
成猫同士の場合は猫の性格なども考えて、慎重に慎重を重ねて飼うようにするのニャ!
ウチの場合は、最初はオスの成猫と子猫(オス)の組み合わせ、その子猫が大人になってから子猫(メス)を迎え入れました(すべて野良猫の保護です)
「【体験談】成猫(オス)と子猫(オス)を飼ったとき」
最初は子猫のほうは遊びたくてどんどん近づいていきましたが、オス猫のほうがイヤがって追い払っていました。
家の中でも外に出ても後をついていっていたので、結構ウザったく感じていたかもしれません。
その後は成長するに従い、一緒に寝ているようなこともあったけど、最後まで「完全に受け入れた」ということはなかったかもしれないニャ!
「【体験談】成猫(オス)と子猫(メス)を飼ったとき」
成猫(オス)と子猫(メス)のときは、子猫はやっぱり遠慮がないのでどんどん近づいていってました。
ただ、追い払うといったことはせず遊びに付き合ってあげているようなときもありました。
しかしめんどくさいとは思っていたようで、1度外に出るとしばらく帰ってこない”プチ家出”みたいなことをするようになりました。
外にいる方がくつろげると思ったのでしょう(笑)
ただ、オス猫の性格が穏やかだったということもあるかもしれないけど、”目に見えて仲が悪い”といったようなことはなかったのニャ!
いざ、顔合わせへ向けて
新たに猫を迎え入れたとき、
猫も人もいちばん緊張する場面が「ご対面」のとき
ですよね。
「いきなりケンカにならないだろうか」「上手くやっていけるだろうか」
...いろんな不安がよぎると思います。
続いては、少しでもトラブルなく対面させてやっていくためにできることを解説していこうと思います。
最初は別々の部屋で様子見をしよう
先住猫がいる場合に新しく猫を迎えるとき、最初は別々の部屋にいさせて様子を見ましょう。
顔を合わせていなくても、お互いに”ニオイ”や”音”で存在を確認しているのニャ!
なので1週間くらいは別々の部屋で先住猫には猫の存在に慣れてもらい、新しい猫には家に慣れてもらうようにしましょう。
「ご対面」のときはケージ越しで
お互いの存在に気づいていても、いざ対面するとなるとどっちの猫も警戒してしまいます。
なので、いきなり合わせてしまうとケンカになってしまうこともありますので、新しい猫をケージなどに入れた状態で合わせるようにしましょう。
顔を合わせたときはおやつなどの好物をあげて、”お互いに良い印象だった”と結びつけてあげるようにするとスムーズにいきやすいかもしれないニャ!
先住猫がスネてしまわないように
段階を踏んでふれあい、お互いの存在を受け入れたとしても先住猫にとって新しい猫は
「自分の縄張りを侵してきたヤツ」です。
そのため、すべてのことは”先住猫に優先権”があります...少なくとも先住猫はそう思っているはずです。
新しい猫がくるとついついそっちを気にかけてしまいがちですが、先住猫にとってみれば面白くないことこの上ありません。
「猫を呼ぶとき」「ごはんをあげるとき」「遊ぶとき」といった場合には、意識的に先住猫を先にしてあげるのニャ!
「コイツが来たせいでかまってもらうことが減った」
とスネられると、それが原因で仲が悪くなることもありますよ。
「ご対面」に失敗したときはどうしよう?
初めて会わせたとき、お互いに威嚇しあってまさに一触即発の状態になってしまうことも普通にあります。
襲いかかりそうになったり、激しいケンカになりそうじゃなければとりあえず様子見を。
お互いがやり過ごしながら暮らしているようならひとまず大丈夫です。
ただ
「顔を見るたびに威嚇し、どうしても仲良くしない」
といったときには、焦らずにまずはお互いを離し別々の部屋で過ごすところからやり直しましょう。
期間を開けてまた顔合わせから始め、途中の段階で失敗したらひとつ前の段階に戻ってやり直すなど、少しずつ”猫のペースに合わせて慣らしていく”のニャ!
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「猫の多頭飼い」についていろんなことを解説させていただきました。
猫の多頭飼いについてまとめると
- 新しい猫を迎えるといった複数頭飼うことになったら「トイレ」「食器」「ベッド」など、まずは準備をきちんとする
- それぞれがくつろげる環境をつくってあげておく
- キャットフードはそれぞれの年齢や体重に合ったものを
- 猫の多頭飼いにおいては相性がいちばん大事
- 猫同士を初めて対面させるときは段階を踏んで慎重に
- 先住猫を優先して気にかける
- 仲良くできない場合は、時間をかけて少しづつ慣らす
といった感じでしょうか。
猫を多頭飼いするのは幸せに感じることも2倍以上ですが、気にかけなければいけないことも2倍以上です。
大変だとは思いますが、どれかに偏ることなくみんな同じように愛情を注いであげましょう。
それでは、この記事が少しでもあなたの参考になったなら幸いです。