クロネコあぐりのブログ

猫に関することを中心にその他自分が気になったことも発信していきます。

キャットフードって何を見て選ぶ?年齢や状況ごとの選び方の基準とは

              キャットフードを喜ぶ猫のイラスト

猫にあげるキャットフードをあなたはいつもどこで買っていますか?

 

ペットショップやホームセンターなどに行くと猫関連のコーナーにズラーっと並ぶキャットフードを見て思ったことはありませんか? 

 

「ウチの猫に合ったキャットフードってどれなんだろう?

 

一般的なキャットフードを見てもいろんなものがあって

「これとあれって何が違うんだろう?」

と考えていると「○○用キャットフード」とかも出てきて、もうどうしたらいいか分からなくなりますよね。

 

しかし、”猫の健康は毎日の食べるものが重要”とも言われています。

 

猫とはいえ”大切な家族の一員”なので、適当に選んでしまうことはさけたいですよね。

そこで今回は状況に応じたキャットフードの選び方を解説してみました。

 

選ぶ基準が分かれば、後はあなたのセンス次第です(笑)

飼っている猫にいつまでも健康でいてもらうためにもきちんとしたキャットフードを選ぶようにしていきましょう。 

 

状況ごとのキャットフードの選び方

〇を出している猫のイラスト×を出す猫のイラスト

猫も人間と同じように成長の度合いによって必要な栄養素が変わってきます。

 

子猫のような成長期の場合は栄養価の高いものを食べさせてあげないといけませんし、

逆に成猫に子猫が食べるようなキャットフードを食べさせているとたちまち肥満猫へとなってしまいます。

 

猫の年齢に合わせたキャットフードの切り替えるタイミングは

 

  • 子猫の期間(0~1歳)
  • 成猫の期間(1~7歳)
  • 老猫の期間(7歳~)

 

と、だいたいこのくらいの期間ごとになります。

それぞれの期間ごとに解説していきましょう。

子猫の期間(0~1歳)

子猫のイラスト

子猫の場合、生後30日まではおかあさん猫の母乳だけです。

その後、歯が生え始める頃から徐々に離乳食としてキャットフードをあげるようになってきます。

 

その際、いきなりドライフードをそのままあげると固くて食べれないので、最初は水やペット用ミルクなどでふやかしてからあげるようにしましょう。

 

そうやって、成長するに従いキャットフードの分量を増やしていって、だいたいの目安として生後60日頃にはキャットフードのみになっていればいいと思います

 

ただし、子猫は体調を崩しやすいので様子を見ながらゆっくりと切り替えていくようにしましょう。

 

子猫の期間のキャットフードですが、選ぶ基準としては

  • 総合栄養食で高カロリー、高脂質のもの
  • 肉や魚などの動物性食材が主原料で高たんぱくなもの
  • 初乳成分(コロストラム)が配合されたもの

といったことを気をつけて選びましょう。

ひとつずつ解説を加えていきます。

 

総合栄養食で高カロリー、高脂質のもの

まず総合栄養食であるのは基本です。

総合栄養食は成長に必要な栄養素がバランスよく配合されています。

 

一般食やおやつのようなものの方が食いつきがいいですが栄養が偏ってしまいます。

人間で言うと「育ちざかりの子供にハンバーガーやラーメンといったものばかり毎日食べさせている」ようなものです。

 

そして、子猫の期間は特にエネルギーが必要になってきます。

その必要量は成猫の2倍~3倍!

 

しかし、体はまだまだ小さいのでたくさんのキャットフードを食べられません。

そのため少ない食事量でも1度で必要な栄養素を摂るためになるべく高カロリーなキャットフードを選ぶことが大事になります。

 

そして、脂質は猫の臓器や筋肉を動かすための重要なエネルギーです。

その他にも猫に必要なビタミン類の吸収を助けたり、皮膚や毛の健康を維持する役割もある栄養素です。

 

脂質は最低でも9%は必要ですが、健康に成長してもらうためにも20%くらいはあるものを選ぶようにしましょう。

 

肉や魚などの動物性食材が主原料で高たんぱくなもの

猫のおもなエネルギー源となるたんぱく質はどんどん成長していく子猫には特に必要な栄養素です。

できればパッケージに書かれている成分表を確認してたんぱく質が30%以上あるキャットフードか確認してください。

 

また、猫が食事から摂る必要がある栄養素「タウリン」動物性食材に多く含まれており、植物性食材にはほとんど含まれていません。

 

そういったことから主原料に肉や魚が使われているものを選ぶようにしましょう。

 

初乳成分(コロストラム)が配合されたもの

生まれて間もない子猫はおかあさん猫の母乳から抗体をもらって免疫機能を維持しています。

その後、成長するに従い自分の体内で抗体を作り出し始めるのですが、最初の頃はどうしても免疫機能が弱くなってしまいます。

 

野良猫などはその免疫機能の弱った期間に菌やウィルスなどに感染して命を落とすこともあるそうです。

 

完全室内飼いであればそこまで心配はないかもしれませんが、できれば初乳成分であるコロストラムが配合されたものをあげてその間の免疫機能を高めるようにしましょう。

 

こちらの記事でオススメのキャットフードを紹介していますので参考にしてみてください。

 子猫にあげるご飯ってどんなの?3つのポイントとおすすめフード5選

 

成猫の期間(1~7歳)

走っている猫のイラスト

成猫の期間は子猫のときほどエネルギーを必要としません。

外に出る猫か室内飼いの猫かで1日に必要な摂取カロリーが違ってきますので注意しましょう

 

ただ、妊娠している猫などは普通の成猫の2~3倍ぐらいのエネルギーが必要になるのでその場合は栄養価の高いキャットフードをあげるようにしましょう。

 

成猫の期間のキャットフードを選ぶ基準として

  • 動物性たんぱく質が豊富なもの
  • できればグレインフリー(穀物不使用)のもの
  • かかりやすい病気などがあればその病気対策用のもの

といったことでしょうか。

解説を加えていきます。

 

動物性たんぱく質が豊富なもの 

猫は動物性たんぱく質を摂取する方が栄養の補給がしやすくなっています

また、カロリーもそこまで必要ではなくなるのであまり高くないものを選びましょう。

 

できればグレインフリー(穀物不使用)のもの

成猫になれば総合栄養食の一般的なキャットフードをあげていれば問題ないと思います。

 

ただ、どこでも売ってある一般的なキャットフードにはほとんど穀物が含まれています。

食べて健康に影響があるかというとそこまでの心配はいらないかもしれませんが、猫は本来は肉食動物であるため穀物を食べる必要がありません

 

食べる必要がないばかりか、穀物は消化、吸収されにくく下痢や吐き戻しなどの原因になることもあります。

 

そういった背景から猫の健康を考えるのであれば一般的なものより値段は高くなりますが、穀物を使っていない「グレインフリー」のキャットフードを選ぶことをオススメします。

 

かかりやすい病気などがあればその病気対策用のもの

成猫になると猫それぞれの特徴なども出てきて、いつも元気な猫や病気になりやすい猫などいろいろわかってくると思います。

 

毛玉を吐くことが多いような猫なら「毛玉ケア」のキャットフードを、肥満が気になりだした猫には「肥満猫用」のキャットフードをといった感じに体調や病気に合わせて対策用のキャットフードに変えてみましょう。

 

「今は健康だけどこの先何かの病気になるのかな」

 

と心配な場合は 「尿路下部疾患ケア」や「腎臓ケア」などの泌尿器系の病気対策のキャットフードをあげるようにしておきましょう。

 

猫は普段から水をあまり飲まないため、かかってしまう病気の中でいちばん多いのが泌尿器系の病気だからです。

 

成猫のキャットフードはこちらの記事でオススメを紹介していますので参考にしてみてください。

成猫のごはん選びで意識することは?ポイントとおすすめフード5選

 

 老猫の期間(7歳~)

年老いた猫のイラスト

老猫の期間は成猫の期間が過ぎ、体にも衰えが見えてきます。

動くことも少なくなり、寝ている時間が増えるため食事の量も減ってきます。

 

そのため、少ない食事量でも十分に栄養を摂ることができるキャットフードがいいでしょう。

 

また消化器官などの機能も衰えてくるのでなるべく消化にいいものを選んであげましょう。

 

老猫の期間のキャットフードを選ぶ基準としては

  • 動物性たんぱく質が多めに入っていているもの
  • 脂質が多すぎず、消化吸収にいいもの
  • 腎臓ケアができるもの

といった感じになります。

 解説していきましょう。

 

動物性たんぱく質が多めに入っているもの

年を重ねるごとに食事の量が減ってきますので、少ない量でもしっかりとエネルギーに変えることができる良質のたんぱく質が必要な栄養素になります。

 

子猫のときと同じようにたんぱく質が30%以上入っている高たんぱくなキャットフードを選ぶようにしましょう。

 

また、パッケージの表示を確認して、いわゆる「4Dミート」と言われるものが入ってないか調べておきましょう。

 

4D ミートとは人間が食べることができないほどの最低品質の肉のことで本来なら廃棄されていてもおかしくない肉のことです。

安く仕入れることができるため値段の安いキャットフードには入っていることがあります。

 

しかし、表示の義務がないため厳密には見分けることができません。

そこで、「肉類」などの曖昧な表記のしかたをしているものはさけるようにした方がいいでしょう。

 

脂質が多すぎず、消化吸収にいいもの

脂質は消化吸収にいいため、猫が満腹感を得やすいので入っている方がいいでしょう。

ただし、多すぎても肥満の原因になったりと猫の負担になるので15%くらいの多すぎないものを選ぶようにしましょう。

 

他には食物繊維などを含んでいるものが腸内環境を整えるのにいいので確認してみましょう。

 

逆に穀物が入っているものは消化吸収によくないのでさけた方がいいでしょう。

パッケージを確認して「グレインフリー」と書いてあるものならば安心です。

 

腎臓ケアができるもの

猫は水をあまり飲まないため腎臓に負担がかかりやすくなっています。

老猫になれば、機能が衰え、負担も大きくなるのでより腎臓病になってしまうリスクが高まります。

 

実際、私の家で飼っていた猫も10歳を超えてから腎臓病になってしまいました。

 

なので、「7歳ぐらいだとまだ大丈夫なんじゃない?」

 

と軽く考えずそのぐらいの年齢からしっかりとケアをしていた方がいいと思います。

 

普段から常に清潔な水をたっぷりと用意してあげて水分をたくさん取れるようにしてあげて、キャットフードも腎臓ケアのものを食べさせてあげるようにしましょう。

 

こちらの記事でオススメのキャットフードを紹介していますので参考にしてみてください。

長生きのための下準備!シニア猫のご飯を選ぶポイントとオススメ5選 

めざせ生涯現役猫!ハイシニア猫のご飯を選ぶポイントとオススメ5選

 

キャットフードをあげるときに注意すること

頭をかかえる猫のイラスト

 猫の成長や状態に合わせてキャットフードを選ぶことも大切ですが、キャットフードをあげるときにも気をつけなければいけないことがあります。

 

少し手間のかかることもあるかもしれませんが飼っている猫の健康のためにきちんとやってあげましょう。

 

キャットフードを切り替える時は時間をかけて少しずつ変える

子猫用から成猫用、成猫用から老猫用、または成猫用から療法食へといった具合にキャットフードのを切り替えるときがあると思いますが、その際気をつけたいのが

 

「何日も時間をかけて少しずつゆっくりと切り替えていく」

 

ということです。

 

普通に考えると

「今まであげていたキャットフードがなくなったら次の日から違うキャットフードに切り替えよう」

となりそうですが、急に違うキャットフードに切り替えると猫が食べるのを嫌がったり、中には下痢や軟便になってしまう猫もいます。

 

また、そうしたストレスから体調を崩してしまうといったこともありえるのでキャットフードを切り替えるときは慎重にやるようにしましょう。

 

具体的にはおよそ10日ぐらいかけて切り替えていくのがちょうどいいと思います。

 

やり方として、1日目にはそれまでのキャットフードに切り替えるキャットフードを10%ほど混ぜてあげるようにしてください。

 

そして2日目には20%、3日目には30%徐々に割合を増やしていき10日後にすべてのキャットフードを切り替えるといった感じでやると猫のストレスもなくスムーズにいくと思います。

 

年齢や体調に応じてあげる量を調整する

子猫のときは子猫用のキャットフードといった具合に状況に合わせてキャットフードをあげていてもただ猫の欲しがるままに適当にあげていたのでは意味がありません。

 

キャットフードにはそれぞれのメーカーごとに年齢や体重などに応じた1日の適切な食事量があります。

 

パッケージにきちんと書かれているのでそれを参考に適切な量をあげるようにしましょう。

 

特に子猫から成猫の頃はあげればあげるだけ食べてしまうような猫が多いです。

欲しがるままにあげていてはすぐに肥満猫になってしまいます。

 

そうなると病気のリスクなども高くなって結果として猫を苦しめてしまうことになるので注意しましょう。

 

 もし、肥満になってしまった場合、もしくは肥満かどうか確認したい場合はこちらの記事を参考にしてみてください。 

www.kuronekoaguri.com

 

まとめ

猫が毛づくろいをしているイラスト

いかがだったでしょうか。

今回はキャットフードの選び方について解説をしてみました。

キャットフードもいろいろな種類があるので気をつけなければいけませんね。

 

今回の内容をまとめると

  • 子猫の期間には栄養価の高いものをあげる
  • 成猫の期間にはバランスよく栄養が摂れ、健康を維持できるものをあげる
  • 老猫の期間には食事量が減るので栄養価は高く、消化吸収にいいものをあげる
  • キャットフードを切り替えるときは時間をかけて少しずつ変えていく
  • 年齢や体調に応じて適切な量をあげる

といったところでしょうか。

猫が健康に毎日を過ごすにはいつもの食事が大切になってきます。

適当に選んで適当にあげるといったことはしないようにしましょう。

 

それでは、この記事が少しでもあなたの参考になったなら幸いです。