
こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。
この記事では
シニア猫の生活に階段やスロープがいる理由とおすすめ
について触れてるニャ
「あなたの家ではシニア猫が苦労せずにどこでも行き来できるようになっていますか?」
若かったあの頃は上がってほしくないところにまで飛び乗ってしまい困っていたものですが、いつの頃からか低い段差を飛び越えるのにも一苦労。
猫は人間の4倍ものスピードで年をとっていくため、気がついたときには思った以上に体が動かなくなっているものです。
前まで行けていた場所に行けなくなり、寝ているだけになったシニア猫を見てるとなんだか不憫に思えてきますよね。
そんな高齢のシニア猫のために
「階段やスロープの設置」
をしてあげて、楽な生活をできるよう考えてみませんか?
ということで今回は
- シニア猫の生活に階段やスロープがあると良い3つの理由
- おすすめの猫用階段とスロープ5選
- 階段やスロープを設置するときに注意しておくこと
について解説させていただこうかなと思います。
人だけでなく、猫にもバリアフリー化をしてあげていつまでも快適に暮らせるようにしてあげましょう。
シニア猫の生活に階段やスロープがあると良い3つの理由

シニア猫が快適に生活していくうえであった方がいいものが
「階段やスロープ」
です。
では、階段やスロープがあるとなぜ良いのか?
それには大きな理由が3つありますので、詳しく解説していきましょう。
理由①「筋肉」や「関節」など衰えた体をサポートできる

若かった成猫の時期が終わり、高齢のシニアの時期に入ると肉体のピークは過ぎてどんどん衰えていくようになります。
そのため、今まで軽々と行けていた場所も一苦労。
場所によっては行けなくなってしまうところも出てくるでしょう。
そうなると
「キツイ思いをしてまで行くことはない」
と行動範囲が狭まり、余計にでも筋力が低下してしまうようになります。
そこで、階段やスロープを設置して今までと同じように行動できるようにしてあげることで
ストレスなく生活ができ、また動き回ることで筋力の低下を抑えることにもつながります。
また、健康的で体力を維持するには毎日のごはんが大切になってきます。
こちらで「シニア猫のフードのおすすめ」を紹介していますのであわせて参考にしてみてください。
理由②トイレに行くのを補助してガマンしてしまうのを防げる

猫のトイレって多くのものが「砂かけ行為」で周囲に砂が飛び散らないように壁が高くつくられていますよね。
若いころであれば何も問題ないくらいの高さではありますが、高齢になったシニア猫ではその壁を越えるのも苦労してしまいます。
結果、トイレに行くことを面倒くさくなり
行きたくてもガマンしてしまったり、粗相をしてしまったりするようになります。
粗相してしまうだけなら掃除をすれば済むけど、ガマンしてしまったがために「膀胱炎」など下部尿路の病気になってしまっては目も当てられないニャ!
そこで、トイレに階段やスロープを設置して入りやすくしてあげることで、そういった問題を未然に防ぐことができます。
理由③つまずきや落下などの事故を防げる

猫はいくつになっても安心できるポジションにいたいもの。
つまり、
家の中でいちばん高いところに行きたがります。
しかし、衰えているシニア猫の体では
登っている途中でつまずいたり、降りるときに踏ん張りが効かずにバランスを崩したりして落下してしまう危険があります。
低いところならまだいいけど、高いところだとケガでは済まないかもしれないのニャ!
そんな事故を防ぐために、階段やスロープをつけて登り降りをしやすくしてあげましょう。
おすすめの猫用階段とスロープ5選

「階段やスロープを設置する」と言うと、”弱った猫の介護やサポート”だけのように聞こえますが、
- 「ちょっとした段差をつくって子猫の遊び場にする」
- 「飛び上がると危険な場所への安全なルートづくり」
など案外いろんな場面で使えることが多いものです。
そこで、おすすめの階段やスロープを少しばかり紹介しておこうと思いますので、購入するときの参考にしてみてください。
「Pawaboo ペットスロープ 4段」
- 6,999円(Amazon)※価格は変動することがあります
- サイズ:幅30㎝✕奥行80㎝(折りたたみ時は縦30㎝✕横40㎝✕高さ12㎝)
こちらは
高さ4段階調節が可能な折りたたみ式ペット用階段
なのニャ!
20㎝、35㎝、40㎝、45㎝と4段階の高さに調節することができるうえに、折りたたむことが可能なので、家の中での設置替えや使わないときの収納に非常に扱いやすいようになってます。
また、スロープ自体も
- 上質な天然木材を使っているため、頑丈で耐久性もバツグン(最大耐荷重13㎏)
- 表面に滑り止めマットと5つの波状突起をつけて上り下りの負担が少ない
と高齢のシニア猫でも安心して使えるようなつくりになっています。
「明和グラビア ペット用スロープ」
- 4,864円(Amazon)※価格は変動することがあります
- サイズ:幅80㎝✕奥行30㎝✕高さ10㎝~66㎝
こちらは
14段階もの高さ調整ができるようになっているペット用スロープ
なのニャ!
1段目から14段目まで6㎝刻みで10㎝~66㎝まで変えれることができるので、どんな家具やどんな場面でも高さをピッタリ合わせられることでしょう。
ただし、高さをつけすぎると滑ってしまうこともあるようなので滑り止めのマットが必要かもしれません。
底面も何もついてないようなので、こちらも滑り止めマットが必要かも...
「hannne12 ペットステップ3段 収納スペース付き」
- 3,980円(Amazon)※価格は変動することがあります
- サイズ:幅34㎝✕奥行78㎝✕高さ42㎝(3つ連結時)
こちらは
階段部分が収納スペースやキャットハウスになっているペット用階段
なのニャ!
1段目と2段目が収納ボックスになっているため、猫用グッズやおやつなどいろんなものを入れておくことが可能。
3段目はキャットハウスとして使うこともでき、中にはふわふわな敷パッドもあるため心地良いお昼寝スペースにもなります。
中が空洞なため、耐久性が気になるところですが、耐荷重はなんと約90㎏と大人の人間が乗っても大丈夫なくらい丈夫なつくりとなっているので安心です。
また、3つは1個1個が独立しており、連結もマジックテープでしてあるので、必要に応じて簡単に使い分けることができます。
※1段目奥行22㎝✕高さ13㎝、2段目奥行22㎝✕高さ27㎝、3段目奥行34㎝✕高さ42㎝
カラーは「ベージュ」の他に「ブルー」と「グレー」がありますので、好みやにあわせて選んでみてください。
「クリーンミュウ スロープ型ダンボールつめ磨き」
- 1,629円(Amazon)※価格は変動することがあります
- サイズ:長さ40㎝✕幅16㎝✕高さ14㎝
こちらは
ダンボール製の爪とぎ器に傾斜をつけてスロープとしても使える
ようにしてあるものなのニャ!
トイレの入り口までの高さ調整に使えるようになっている爪とぎ器で、
猫特有の行動「トイレハイ」になってもそのまま爪とぎをして気持ちを落ち着かせたり、肉球をキレイにしたりできるようになっています。
ダンボール製で両面使えるようになっているので汚れても問題ナシです。
もちろん、立てて置いたりして爪とぎ器として使っても大丈夫です。
「FUKUMARU 壁掛け式猫用ステップ」
- 3,599円(Amazon)※価格は変動することがあります
- サイズ:幅22㎝✕長さ40㎝(1段のサイズ:横20㎝✕縦6,8㎝)
こちらは
ネジで壁に取り付けるタイプで、高い場所への直通用の道をつくってあげれるペット用階段
なのニャ!
また、運動不足になりがちなシニア猫のために登ったり降りたりの上下運動用や遊び場としてつけてあげることもできます。
素材はラバーウッド製で質感が高く丈夫、またステップ部分にはロープが巻き付けてあるので滑ることもなく安全です。
ただし、取り付ける向きがあるので間違えないように注意が必要です。
※ここで紹介しているのは”右から左”へ行く階段部分です。
階段やスロープを設置するときに注意しておくこと

家の中で猫のために階段やスロープを設置してあげるときには
「ここには注意したい」
と気にかけておくべきことがあります。
猫の安全を確保し、安心して使ってもらうためにしっかりと設置してあげましょう。
階段やスロープは角度をつけすぎないようにする
いくら階段やスロープがあるからと言っても角度がキツすぎては意味がありません。
むしろ角度のつけすぎで踏み外したり滑ったりしてしまう危険があるので、設置するときにはできるだけ緩やかに上がれるようにしてあげましょう。
設置した場所と階段やスロープにはスキマがないようにする
階段やスロープを猫が上がるときにスキマがあいてしまっているとバランスを崩して足を捻ったり、踏み外して落下してしまう可能性があります。
また、駆け上がったりしたときにズレてしまうようでは同じようにケガや落下の危険が出てきます。
猫は1度イヤなことがあったものや場所にはよほどのことがない限り近づこうとしなくなるのニャ!
階段やスロープに近寄らなくなってしまっては意味がないので、しっかりとスキマなくズレないように固定して設置してあげましょう。
まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は「シニア猫の生活における階段やスロープの必要性とおすすめ」について解説させていただきました。
今回の内容をまとめると
- シニア猫の生活に階段やスロープがあると「衰えた体のサポート」「トイレの補助」「事故防止」の効果がある
- 階段やスロープを設置するときは「角度をつけすぎない」「スキマをあけない」「ズレないようにする」といったことに注意する
といったところでしょうか。
シニア猫が快適に生活していくためには階段やスロープがあった方がいいということがわかりましたね。
思っているより体が衰えているシニア猫。
上手に設置して体の負担を減らせるよう考えてあげましょう。
それでは、この記事が少しでもあなたの参考になれば幸いです。