こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。
この記事ではこんなことに触れています。
- ニャッチングで猫を預ける・預かるやり方とトラブル発生時の対処法について
みなさん、
「ニャッチングというwebサービスを知っていますか? 」
猫の飼い主さん同士を繋げて、
- 「家を空けなければいけないときに猫を預ける、預かる」
- 「遠くに住んでいる飼い主さん同士を繋げて、猫友のコミュニティをつくる」
といったことがコンセプトのwebサービスです。
ニャッチングの概要はこちらの記事で紹介しているので参考にしてみてください。
その中でメインとなっているのが
「猫を飼い主さん同士で預けたり、預かったりする」
ことです。
ただ、実際に利用するには
「ニャッチング独自のやり方やルール、最低限のマナー」
などを知っておかないと相手に迷惑をかけることになります。
こちらがきちんとしていないと不快感を与えて相手もきちんとしようと思わないでしょうし、その結果被害を受けるのは”あなたの猫”になるんです。
そんなのイヤですよね。
ということで今回は
- ニャッチングを使って猫を預かってもらう方法
- ニャッチングを使って誰かの猫を預かる方法
- 猫を預かるときの注意とトラブル発生時の対処の仕方
について詳しく解説をさせていただこうと思います。
正しいやり方を知って、いざというときの助け合える猫仲間をどんどんつくっていきましょう。
ニャッチングを使って猫を預かってもらう方法
ニャッチングを利用して猫を預かってもらうにはいろいろやることがあります。
お世話をお願いする立場なので準備はきちんとしておきましょう。
ニャッチングを使って猫を預かってもらうには
まずは「お世話依頼」を出そう。
↓
応募がない場合は「人から探す」で探してみよう。
↓
応募があったり、お願いできそうな方をみつけたらメッセージを送ってお世話の内容などを確認しよう。
※ワクチン接種の有無、去勢の有無は必ず確認しよう
↓
正式に依頼をする前に必ず”事前面談”をしてお互いが信頼できるか確認しよう。
(基本はお世話に来てもらうようになるが、猫を預ける場合は一度連れて行ってみた方がいいかも)※預ける場合はケージが必要です
↓
事前面談が終わり、お互いが信頼できると思ったら「お世話ノート」を書いて
「正式依頼」を出そう。
(正式依頼はメッセージ左下のカレンダーアイコンからできます)
↓
お相手から「承認」を受けたらお世話の予定が確定です。
↓
お世話当日は、
- 「ごはん」
- 「トイレ」
- 「ケージ」
- 「病院の診察券」
などの必要なものをきちんと用意してお世話してもらう方に迷惑がかからないようにしよう。(お世話してもらう方からメッセージが来たら必ず返事をしよう)
↓
お世話が終わったらお互いにレビューを書いてお世話は完了です。
といった流れになります。
詳しく解説をしていきましょう。
お世話依頼を出そう
まずはお世話をしてくれる方を探しましょう。
「お世話依頼」を出してお世話をしてくれる方を募集します。
ニャッチングの中ですでに”猫友”がいる場合はその方に直接メッセージを出して依頼してもいいです。
- 応募がない
- まだ猫友がいない
といった場合はお世話をしてもらえそうな方を探すようになります。
「お世話」のメニューの中から「お世話がかり」を選ぶと
”猫のお世話をしてもいい”
という飼い主さんの一覧が表示されます。
※資格証明書が承認されたプロのペットシッターさんも表示されます
この時の表示の仕方は登録されている郵便番号をもとに、
あなたの家から近い飼い主さんの順に表示される
ようになっています。
(郵便番号のみで表示しているので住所はわからないようになっています)
また検索する場合には「絞り込み」を使うと、
- 「距離」
- 「猫の種類」
- 「飼い主さんの性別」
などで絞り込んで表示することもできます。
お世話してもらいたい方にメッセージを送ろう
応募があったり、お世話してもらいたい方がみつかったら、
メッセージを送ってお世話をお願いしましょう。
メッセージの送り方は、それぞれの飼い主さんのプロフィール画面下に
「話かけてみる」
というボタンがありますのでそれを押しましょう。
ポップアップが表示された後「お世話の際の注意点」が表示されます。
大事なことが書かれているので必ず目を通すようにしましょう。
注意点を確認後、「メッセージ画面」が表示されるのでメッセージを送ってみましょう。
まずは自己紹介などから始めて飼い主さんとメッセージのやり取りを楽しんでみてください。
その後、お世話をしてもらえるようなら詳しいお世話の内容の確認を行い、
「事前面談」をする日を決めましょう。
事前面談をしよう
事前面談をする日を決めたら直接会って面談をしましょう。
会う場所は、自分の家か両方の家から近い場所などがいいでしょう。
「猫を連れて行って預かってもらう」場合は、お世話してもらう方の家がいいかもしれません。
一緒に猫も連れていき、家に慣れさせておいたほうがお世話もしやすくなりますしね。
面談前、または面談中に「お世話ノート」を作ってお世話してもらう内容を細かくしっかりと話し合いましょう。
例えば
- 猫の性格
- ごはんやトイレ、猫砂などの置いてある場所
- ごはんや水の量(ごはんは1回分を作って小分けにしておくといいでしょう)
- トイレの掃除の仕方(汚れた砂の捨て場所など)
- 室温や明かりなどの生活環境に関すること
- ワクチン接種の有無、去勢の有無、病気の有無(連れて行って預かってもらう場合)
- かかりつけの動物病院
といったことなどです。
その他、気をつけてもらいたいこと、こうしてほしいということなどはきちんと伝えておくようにしましょう。
ペットシッターさんに依頼する場合は提示額を払えばいいですが、
他の飼い主さんに依頼する場合は”謝礼”や”交通費”などもきちんと話しておきましょう。
正式依頼を出そう
事前面談も無事終わり、お互いが信頼できたうえでお世話の内容を確認したら
「正式依頼」を出しましょう。
正式依頼はメッセージ画面の左下に表示されている
「カレンダーマーク」
をクリックすることでお世話を依頼する画面へいきます。
そこから日付を決めて正式依頼を出しましょう。
ただし、
「お世話ノート」が作られていないと正式依頼を出せない
ようになっているので事前面談までには作っておくようにしましょう。
※お世話ノートは「マイページ」から事前に作っておくこともできます。
正式依頼を出した後、相手側が承認すれば成立です。
※正式依頼は相手側の準備もあるので余裕を持って出すようにしましょう
お世話当日になったら
お世話当日になったら事前に話し合った方法(自宅に来てもらう、または猫を相手の家に連れて行く)でお世話をしてもらいましょう。
はじめに
- 「事前面談で話し合ったこと」
- 「お世話ノートに書いてあること」
を確認してもらっておくといいでしょう。
また、その日の”猫の体調”などもしっかり伝えておくとお世話してもらいやすいです。
預けているときにお世話されている方から
「レポート」や「メッセージ」が来たら”必ず返事をする”ようにしましょう。
「猫を相手の家に預けてお世話をしてもらう」場合は
”必ずキャリーケースに入れて猫にはハーネスをつけておく”のが鉄則です。
また、
- 「お世話をしてもらう日数分のごはん」
- 「トイレと替えの猫砂」
など必要なものはすべてこちらで用意して持っていきましょう。
※基本的にお世話してもらう方には用意させないように
レビューを書こう
お世話が終了し、最後のレポートが送られてくると
メッセージ画面からレビューを送ることができるようになります
レビューは
- 「3段階の評価」
- 「コメントの記入」
をするようになります。
また、謝礼はお世話終了後に渡すようにしましょう。
※交通費などの実費はお世話に来てもらう前に渡しても問題ありません。
ニャッチングを使って誰かの猫を預かる方法
ニャッチングを通して他の飼い主さんから猫を預かりたい場合は
まず、出されたお世話依頼に応募するところから始めましょう。
ニャッチングで猫を預かる流れは
お世話依頼に応募しよう
↓
選ばれたらメッセージ機能を使ってお互いの人となりやお世話の内容を確認しよう
(ワクチンの接種の有無や去勢の有無は必ず確認しよう)
↓
正式に依頼を受ける前に事前面談をして、信頼できるかを確認しよう
(自宅で預かる場合は猫を一度連れてきてもらおう)
↓
正式依頼が来たら「承認する」か「辞退する」かを選んで返事をしよう
(承認するとお世話の予定が確定します)
↓
お世話当日になったら、事前面談で話したことや「お世話ノート」を確認しながら安全・確実にお世話をしよう
(何かあったり、わからないことがあったら飼い主さんへ連絡しよう)
↓
お世話が終わったらお互いにレビューを書いてお世話終了です
といった流れになります。
それでは詳しく解説していきましょう。
お世話依頼に応募しよう
まずは、お世話をしてほしい飼い主さんが出した
「お世話依頼」
に応募しましょう。
自分の家で預かる場合は、お互いの猫がストレスを感じてしまわないように、
飼っている猫と預かる猫を隔離しておく部屋
が必要です。
選ばれたらメッセージを送ってみよう
あなたに猫のお世話をしてほしいとメッセージが来たら、こちらからもメッセージを送ってやり取りしましょう。
まずは自己紹介などから始め、メッセージを送りあってお互いが信用できるか確認しましょう。
その後、お世話の内容を確認していきます。
その際、お世話する猫が
- 「ワクチンを接種しているか」
- 「去勢手術はしているか」
などは必ず確認しておくようにしましょう。
ワクチン接種や去勢手術をしていないようであればお断りすることを考えた方がいいです。
事前面談をしよう
正式依頼を受ける前に必ず事前面談をしましょう
お互いに会って信用できるかどうかをきちんと確認しておくことが大切になります。
事前面談をする場所は
- 「相手の自宅」
- 「両方の家から近い場所」
などがいいでしょう。
相手の家で行う場合は「どんなものがあってどこが危険か」といったことなどを把握しておくとやりやすくなります。
「自宅で猫を預かる」といった場合は事前面談も兼ねて猫と一緒に自宅に来てもらうようにして”猫に自宅を経験させておく”といいでしょう。
事前面談ではお世話に関していろんなことを聞いておきましょう。
例えば
- 猫の性格
- ごはんやトイレ、猫砂の場所
- ごはんの量
- トイレの掃除の仕方(汚れた砂の捨て場所など)
- 室温はどのくらいか、明かりをつけておくかどうかなど
- かかりつけの動物病院はどこか
といったことなどでしょうか。
また、
- 「交通費などの実費」
- 「謝礼」
といったことも最初に話し合っておくことでトラブルの防止になります。
ただしペットシッターの資格を持ってない場合、
こちらから謝礼の金額を提示することは法律違反になります
必ず相手に決めてもらうようにしましょう。
正式依頼が来たら
相手から「正式依頼」が来たら
- 「承認する」
- 「辞退する」
のどちらかを選んで返事をしましょう。
承認を選択したらお世話の予定が確定します。
本当に大丈夫かどうか自分の予定をしっかり確認して返事をするようにしましょう
お世話する日が近くなってから「行けなくなった」ということになってしまうと、相手がとても困りますし、あなたの信用も失くす結果になってしまいます。
お世話当日になったら
お世話する当日になったら猫が暮らす家に行ってお世話をしましょう。
玄関を開けるときは、
最初に少しだけ開けて猫の脱走の危険がないことを確認
してから開けるようにしましょう。
入るときには自分が入れるスキマほど開けてサッと入るように。
猫とご対面したら
- 「事前面談で話したこと」
- 「お世話ノートに書かれていること」
を確認しながらきちんとお世話をするかたわら、
- 「吐き戻しがないか」
- 「オシッコはきちんと出ているか」
など、猫の体調に気を配りましょう。
また、猫に危険なものがあるようなら連絡して片付けさせてもらうようにしてください。(ただし、自分の家ではないのでお世話に必要のないところにはむやみに触れないようにしましょう)
その日のお世話が終わったら、飼い主さんにレポートを送ってあげましょう。
レポートはメッセージ画面左下に出てくる「レポートマーク」からできます。
- 「ごはんやトイレの様子」
- 「猫の体調」
- 「猫がどのように過ごしていたか」
など伝えてあげるといいです。
一緒に写真も撮っておいてメッセージで送ってあげるとより安心できるでしょう。
帰るときは窓や玄関の戸締りをしっかりとしつこいぐらいに確認してから帰りましょう。
「自分の家で猫を預かる場合」は
自分の猫とは違う部屋を用意し、飼い主さんが持ってきたごはんやトイレなどを設置してあげましょう。
猫が慣れないところに来て緊張している可能性もあります。
そんなときは少しのことで”パニック”になって”脱走”する危険が高いです。
窓や玄関など厳重にチェックしておきましょう。
また、お世話をする際にも
「慣れるまでは猫に構いすぎない」というようにした方がいいでしょう。
レビューを書こう
お世話がすべて終わり最後のレポートを送ったら、
お互いにレビューを書きましょう。
(メッセージ画面にレビューボタンが出てくるのでそこから入力します)
レビューは「3段階の評価」と「コメント」を入力できます。
謝礼や実費が発生している場合はお世話終了後に飼い主さんから渡してもらいましょう。(ペットシッターの資格のない人が謝礼の金額を提示することは法律違反になるので注意しましょう)
猫を預かるときの注意とトラブル発生時の対処の仕方
猫は他の飼い主さんの大切な家族です。
預かるときは細心の注意を払いお世話するようにしましょう。
お世話する家に行くときは脱走しないように注意しよう
お世話する家に着いて
「さあ、やるぞ!」
と意気込むのは良いですが、気をつけておかないと
玄関を開けるとき猫があなたのスキをついて脱走する可能性があります
そうなってしまうと...最初からアウトです!
玄関を開けるときは
最初に猫が通れない程度開けて中を確認してから
開けるようにしましょう。
また入るときも、自分の体が入る程度開けてサッと中に入るように心がけましょう。
自分の家で預かる場合も
窓や玄関など厳重にチェックして万が一にも脱走してしまわないように気をつけましょう。
猫の体調には注意しておく
猫は”環境の変化”にとても敏感です。
「普段見慣れない人がいる」
「普段とは違う場所にいる」
といったことでストレスを感じて体調を悪くしてしまう猫もいます。
見た目には元気そうに見えても油断せずに、
- 「食欲はあるか」
- 「オシッコはちゃんと出ているか」
など細かくチェックして猫の体調には十分注意しておきましょう。
また猫の誤飲・誤食には十分注意しておき、飼い主さんから指定されたもの以外はあげないようにしましょう。
もし猫の体調が悪くなってしまったときは、
最初に必ず飼い主さんに連絡してどうするかを確認しましょう。
飼い主さんと連絡がつかない場合は
「ニャッチングの専属ペットシッターさん」
に相談することができます。
何かトラブルがあった場合にはここへ
万が一、何かトラブルがあった場合は猫のことについては
「ニャッチング専属ペットシッター」
に相談することができます。
その他、
「お世話してもらう方と連絡が取れなくなった」など”飼い主さん同士でのトラブル”は
「nyansのLINE公式アカウント」
で受け付けています。
受付対応『10:00~18:00※平日、土日、祝日含む』
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「ニャッチングで猫を預ける・預かる方法」について解説させていただきました。
自分の大切な猫を預ける場合でも、誰かの大切な猫を預かる場合でも、お互いの猫や人が安心できるように最低限のルールやマナーは守るようにしましょうね。
それでは、この記事が少しでもあなたの参考になったなら幸いです。