こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。
この記事では
猫も夢を見るのかということと睡眠時の注意点
について触れてるニャ!
あなたは
「猫って寝ているとき夢を見ていると思いますか?」
猫と言えば「寝子」と漢字をあてるほどいつも寝てるイメージのある動物です。
時間が合わなかったら1日寝ている姿しか見ないことも...
そんな長~い時間眠っている猫はずっと熟睡状態なのでしょうか?
人間と同じように夢を見ながら眠っているということはないのでしょうか?
もし夢を見ているとしたら
「ウチの猫はどんな夢を見てるのかな?」
ってとっても気になりますよね。
また、人間の「無呼吸症候群」などのように”睡眠時における危ない状態”みたいなものもあるんでしょうか?
ということで今回は
- 猫も寝てるとき夢を見てるの?
- 猫が見る夢ってどんな夢?
- 夢見心地じゃない?こんな場合は注意を
について解説させていただこうかなと思います。
「猫が見てる夢に自分は登場するのかな?」って考えたら何かワクワクしますね。
猫も寝てるとき夢を見てるの?
「猫も夢を見ているのか?」
その問いに結論から言うと...
「限りなく見ていると予測できるがハッキリと断定はできない」
ということのようです。
夢を見ているかどうかの証明となると猫本人に聞かないとわかりませんが、猫とは話をすることができません。
そのためハッキリと「見ている」と言えないのが現状のようですね。
将来、猫と会話できるようになるものが開発されれば、猫の口から
「夢?見てるよー、今日の夢はねー」
という証言が聞けるかもしれませんが(笑)
けど、猫を飼っている方ならわかると思いますが、
猫って夢、見てますよね?
「ウニャウニャ」寝言も言うし、ピクピク動いてるし、急に飛び起きてビックリしていることもあるし(笑)
あれで夢を見てないんだったら行動の意味がわからない...
それに”夢を見ている”って認識のほうが、スヤスヤ寝てる猫を見て
「今、夢見てるのかな~」
と思えてより可愛く感じることができますしね。
猫の「睡眠」についての秘密
そもそも、猫はずーっと寝ているイメージがありますが、
その「睡眠」は自分たち人間と比べてどこか違うものになっているのでしょうか?
猫は1日にだいたい”14時間~16時間くらい”寝ています。
しかし
「寝ている猫の横を通ったらチラッと薄目を開けてウザったそうな顔をされた」
という経験をしたことある方も多いと思いますが、
猫の睡眠の大半が眠りの浅い「レム睡眠」
だということがわかっています。
人間の場合はその逆で眠りの深い「ノンレム睡眠」が多いので、
猫と人間とでは眠りの質は真逆
ということになります。
画像引用:猫も夢を見るの? | にゃんペディア
夢はレム睡眠のときに見ると言われているので、もし猫が夢を見ているのだとしたら
「かなり長編な夢を見ている」
ということですかね。
つまり、人間が30分の「ドラマ」を見ているとしたら、猫は2時間弱の「映画」を見ている感覚でしょうか。
猫が見る夢ってどんな夢?
人間が見る夢はいろんなものがありますよね。
そもそも夢には
「記憶の整理」
といった意味があるそうなので、それまで経験した人生をもとにいろんな夢を見るようになります。
では、猫の場合はどうなんでしょう?
正直、長く生きても20年くらい(平均寿命は12年~18年)なうえに1日の大半を寝て過ごしている猫。
いろんな夢を見るほどの”猫生経験”はさほどないような気がしますが...
とりあえず、寝言や寝ているときの行動などから「こんな夢を見ている」と言われているものを調べてみましたので紹介しましょう。
「狩りをしている・敵と対峙している」夢
まずは
”本能に基づいた夢を見ている”
だろう、ということです。
狩りをしている夢は
「狩猟本能」
に基づいた夢になります。
生まれたときから室内で飼われているような猫でも見るのかはわからないですが、その場合はおもちゃを追いかけている夢かもしれませんね。
敵と対峙しているような夢は
「生存本能」
に基づいた夢になります。
戦うのか逃げるのか夢の中で”危機管理のシミュレーション”をしていると思われます。
いずれにしても、経験したことないような夢を見てるのならそれは「遺伝子に刻み込まれた記憶」ということになると思うのニャ!
ちなみに、猫がこういった「本能に基づいた夢」を見ていると思われるときには
- 「クックッ」や「シャーッ」といったような寝言を発する
- 「足をパタパタ動かす」「猫パンチをするように前足を動かす」といった動きをする
といったしぐさが見られるようです。
「母猫といた子猫のとき」など甘えている夢
他に見ていると思われる夢の内容は
”母猫と一緒にいたとき”や”あなたと一緒にいるとき”などの
「甘えている」夢
です。
子猫のときの記憶がハッキリとあるわけではないけど、なんとなく幸せな感じに包まれてまどろんでいるといったところだと思うのニャ!
とてもリラックスして寝ているときに見ることが多く
- 「フミャフミャ」といったような鳴き声を出す
- 「口元をもごもご動かす」「フミフミの動作をする」といった動きをする
といったしぐさが見られます。
究極に可愛くて思わず撫でてしまいたくなりそうですが、眠りの浅い「レム睡眠の状態」なので起こしてしまうかもしれません。
そっと眺めるだけに留めておきましょう。
「今日1日の出来事を整理している」夢
猫も人間と同じく
「夢で今日1日に起こった出来事を整理している」と言われています。
記憶の整理をし「楽しかったこと」「怒られたこと」などを”いる記憶”と”いらない記憶”に分けていることでしょう。
あなたに遊んでもらったことがとても楽しかったと感じていたなら、夢の中でもう1回遊んでいるかもしれませんね。
夢見心地じゃない?こんな場合は注意を
「猫が夢を見ながら寝言を発している」
一見すると微笑ましい状況のように思えますが、場合によっては注意が必要なことがあります。
可愛いからと見惚れすぎないように気をつけてあげましょう。
寝言や寝顔があまりにも深刻
猫が寝ているときに寝言を発することがあると思いますが、そのときの寝言があまりに強い「シャーッ!」や寝顔が苦しそうだった場合は何かしらの「悪夢」を見ている可能性があります。
一度起こしてから撫でてあげて、猫をなだめてあげましょう。
もともと寝顔が苦しそうな猫の場合は判断が難しいかもしれませんが(笑)
”いびき”には気をつけておこう
猫の中には”いびき”をかいて寝ている猫もいるかと思います。
「ペルシャ」や「エキゾチックショートヘア」などの鼻ぺちゃな猫に多いようで、なんか妙に人間っぽくて思わず笑ってしまいそうです。
しかし、猫がいびきをかく場合は少なからず注意をしてあげてください。
- 「いびきのリズムが不規則」
- 「鼻水が出ていたり鼻が詰まっている」
といった場合には「猫風邪」などの病気にかかっている可能性もあります。
起きているときの様子も確認し、少しでも体調がおかしいようなら早めに動物病院へ連れて行ってあげましょう。
猫も「睡眠時無呼吸症候群」に注意!
人間の睡眠時の病気でよく聞く
「睡眠時無呼吸症候群」
これ、猫でもなる可能性があるんです。
特に
- 肥満気味
- 糖尿病を患っている
- 心臓に疾患のある病気を持っている
- ペルシャやヒマラヤンなど鼻ぺちゃな種類
がなりやすいと言われています。
程度によっては命を落とす危険もあるため、猫が寝ているときに無呼吸になる回数が多かったり、時間が長かったりする場合には1度動物病院で相談するようにしましょう。
症状が軽かったとしても寝ることの多い猫にとって「無呼吸症候群」は身体の負担になり体調を崩す原因になるかもしれないので注意が必要ニャ!
ピクピクしている場合は「てんかん」の可能性も
猫が夢を見ながら少し「ピクッ、ピクッ」としているくらいなら夢の中の出来事に体が反応しているだけだと思われるので問題ないです。
しかし、寝ているときに激しく「ピクピク」してケイレンしているような感じなら
”てんかん”
の可能性もあります。
早いうちに動物病院で診察を受けるようにしましょう。
寝ているときではないですが、こちらは実際に「てんかん」の発作が出ている猫の動画です。
【※閲覧注意 かなりショッキングな内容です】
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「猫も夢を見ているのか」ということについて解説をさせていただきました。
猫の夢についてまとめると
- 猫が夢を見ているとハッキリ断定できないが見ていると思われる
- 猫の睡眠は人間と逆でほとんどがレム睡眠
- 猫が見る夢は「本能に基づく夢」「甘えていたときの夢」「1日の記憶の整理」といったものが多い
- 悪夢を見ているようなら起こしてあげる
- ”いびき”には注意しておく
- 寝ながら激しくピクピクしているようなら「てんかん」を疑う
といったところでしょうか。
猫がスヤスヤ気持ちよさそうに寝ている姿だけでも可愛いのに、夢まで見ているんだと思うともはや反則級ですね。
いっぱい可愛がって、いっぱい楽しい夢を見てもらうようにしましょう。
それでは、この記事が少しでもあなたの参考になったなら幸いです。