こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。
この記事では
シニア猫向けキャットタワーの選び方とおすすめの紹介
について触れてるニャ!
あなたの家では
「高齢のシニア猫のためにバリアフリー化を進めていますか?」
年をとり高齢のシニア猫になれば、いくら見た目は可愛いままでも体は確実に衰えていきます。
「飛び乗る」「よじ登る」といった今までならカンタンにできていたことでも徐々にできなくなっていくことでしょう。
そのため猫も人間と同じように、生活しやすくするための
家の中の”バリアフリー化”
が必要になってきます。
そして「キャットタワー」もその対象のひとつです。
しかし、
「シニア猫のキャットタワーって何を意識してどう選べばいいの?」
とわからないこともあり、買うのをためらっている方もいるのではないでしょうか?
あまり安いものではないので失敗はしたくありませんもんね。
ということで今回は
- シニア猫のキャットタワーを選ぶには3つのことを意識しよう
- 迷ったらこれ!シニア猫用キャットタワーおすすめ7選
- 安全のために!シニア猫用キャットタワーで気をつけておくこと
について解説と紹介をさせていただこうかなと思います。
少しずつ猫のバリアフリー化を進めて生活しやすいように環境を整えてあげましょう。
シニア猫のキャットタワーを選ぶには3つのことを意識しよう
飼っている猫がシニアの年代になっても
- 筋力の維持をするための運動
- 安心できる自分の居場所の確保
などといったことでキャットタワーは必要になってきます。
「シニア猫に運動をさせる効果」についてはこちらで詳しく解説しています。
しかし、若いころ使っていたのと同じようなキャットタワーでは負担が大きくなりやすく逆にケガにつながるおそれも出てくるでしょう。
そこで、まずは
「シニア猫のキャットタワーを選ぶには何を意識して選べばいいか?」
ということを解説していきましょう。
高すぎもダメ!低すぎもダメ!ちょうどいい高さのものを選ぼう
高齢のシニア猫になれば体も衰えてくるので、あまり高いところまで登るのはけっこうキツいものがあります。
若いころにはジャンプして軽々と飛び乗っていた高さも、高齢になれば失敗して登れなかったり、ムリと判断して諦めたりといった感じになるでしょう。
しかし、猫の本能である「高いところに登りたい」という思いは体が動く限りは消えることはありません。
つまり、
- 「高すぎると登るのがキツく、不意に転落する危険もある」
- 「低すぎると猫の本能を満足させてあげれない」
ということで、
高すぎず低すぎず、ちょうどいい高さのキャットタワー
を選ぶようにしましょう。
具体的には”100㎝~150㎝”くらいの高さのものが良いニャ!
そのくらいの高さがあれば猫にとって良い運動になる「上下運動」もしやすいのニャ!
ケガを防ぐため滑りにくく柔らかい素材のものを選ぼう
シニア猫に限ったことではないかもしれませんが、
不意に滑ってしまうような素材では、転落する危険や関節・筋肉のケガなどをしてしまうおそれがあります。
あまりそういった素材を使っているようなことはないかもしれませんが、中にはそんなことも考えてない粗悪品もあります。
また、
あまり固いような素材だと登り降りをするとき、特に前脚の関節への負担が大きくなってしまいます。
衝撃の少ない柔らかめのものの方がシニア猫の場合だと安全でしょう。
グラつくと不安!どっしりと安定感のあるものを選ぼう
キャットタワーにおいていちばん怖いのは、キャットタワー自体の”転倒による事故”です。
特にシニア猫の場合は若いころより反応が鈍くなっているので、ちょっとした揺れでも転落の危険がありますし、踏ん張ろうとして出した爪が引っかかって脚をくじいたりしてしまうおそれもあります。
猫は一度でも「危険だ!」と感じてしまったものには二度と近づかないニャ!
なので、ケガの防止やキャットタワーをムダにしないためにも
どっしりと安定感のあるものを選ぶようにしましょう。
迷ったらこれ!シニア猫用キャットタワーおすすめ7選
それでは先ほど解説したことを踏まえておすすめのシニア向けキャットタワーを7つほど紹介したいと思います。
選ぶ際の参考にしてみてください。
「FEANDREA キャットタワー」
- 6,980円(楽天)※価格は変動することがあります
- サイズ:縦40㎝✕横55㎝✕高さ138㎝
こちらは
揺れにくく頑丈なところがポイントのシニア猫向けキャットタワー
なのニャ!
転倒防止用の帯も付いていて壁にネジで固定すればさらに頑丈さがアップします。
登り降りしやすくつくられた段差でシニア猫でも楽に上まで登れるよう設計されています。
また、
- 中段には40㎝✕28㎝の大きなボックスと35㎝のハンモック
- 頂点には35㎝✕35㎝のクッション
が設置されているので猫がゆったりとくつろぐことができることでしょう。
※ハンモックは取り外しが可能
組み立てもカンタンで、レビューには「30分かからないで出来上がりました」といった声もあるほどです。※部品交換もできるようになっています。
また、商品購入後1週間以内に「商品レビュー」を投稿することで「200円OFFクーポン」がもらえるキャンペーンもやっています(楽天のリンクのみ、また予告なく変更する場合あり)
「Cat Tree CROSS(キャットツリークロス) 115」
- 6,270円(楽天)※価格は変動することがあります
- サイズ:縦53,5㎝✕横59㎝✕高さ115㎝
こちらは
頂上まで登りやすいようすべての段差が30㎝以内に設計されたシニア猫向けキャットタワー
なのニャ!
いちばん下の段差は21㎝と低く、いちばん高い頂上の台座への段差でも29㎝しかないので足腰の弱ってきたシニア猫でも楽に頂上まで登ることができるでしょう。
安全面でも底面部分の四角い台座でしっかりとした安定感があり、それぞれのステップも角が丸く作られ、接続部はネジ頭が飛び出ない仕様になっているのでケガの心配も少ないでしょう。
また
- 爪とぎ用の支柱以外はすべて手触りの良いフワフワ素材
- タワーの中心に幅46㎝✕奥行27㎝✕高さ22㎝(内寸)のゆったりとしたボックス付き
- 頂上には幅45㎝✕奥行20,5㎝(内寸)のフチがついて安心して休める台座付き
と猫が遊ぶだけではなく、ゆっくりとくつろげるように作られています。
さらに、爪とぎにもなる支柱はボロボロになったら交換できたり、ハンモックを増設できたりとカスタマイズパーツも充実していますので長く使えることでしょう。
カラーは「グレー」の他に「ベージュ」もありますので、好みや部屋の雰囲気などにあわせて選んでみてください。
「PEPPY ローステップタワー」
- 19,700円(楽天)※価格は変動することがあります
- サイズ:幅76㎝✕奥行55㎝✕高さ97㎝
こちらは
登り降りしやすい高さの段差で動線にこだわったシニア猫向けキャットタワー
なのニャ!
高さも”97㎝”とずいぶん低く、生地は滑りにくいワッフル状になっているので転落によるケガなどの心配は少ないでしょう。
また、
- いちばん高いところには「フチが高く安心して寝れるカップベッド」
- いちばん低いところには「こもって落ち着けるボックス」
が付けられており、高齢のシニア猫がゆっくり休める空間になること間違いなしです。
※ボックスには「コンセント穴」がついているので寒いときにはホットカーペットを入れてあげやすいつくりになっています。
「Mauタワー アントレ」
- 15,900円(楽天)※価格は変動することがあります
- サイズ:幅88㎝✕奥行51,5㎝✕高さ99㎝(土台70㎝✕51㎝)
こちらは
箱型階段タイプになっているシニア猫向けキャットタワー
なのニャ!
- 体の衰えたシニア猫でも登りやすい16㎝~24㎝ステップ
- 9㎝の極太ポール6本で支えているため安定感もバツグン
と安全面では何も言うことはありません。
また、1段ごとに猫がスッポリおさまるハウス付きでどの段でもゆっくりくつろぐことができます。
他にも、最下部にスペースがあるので猫ベッドを置いてあげたり、フードと飲み水を置いてあげたりと限られたスペースを有効活用することができます。
使っていてポール部分が爪とぎでボロボロになったり、他の部分が壊れたりしたときには別売りでパーツだけを購入することができるので、いつまでも使い続けることが可能です。
「THI THI PET Tumugi お猫様専用ふかふかキャットタワー」
- 2,4000円(楽天)※価格は変動することがあります
- サイズ:縦約36,5㎝✕横約60㎝✕高さ約83㎝
こちらは
一番上に猫に最上の癒しを提供できるふかふかのラウンドベッドがついたシニア猫用キャットタワー
なのニャ!
このキャットタワー最大の特徴でもある「ラウンドベッド」は直径約35㎝で繊維強化プラスチックでできているため軽くて丈夫なうえ静電気も起きにくい。
寝ることが多くなったシニア猫に最良の眠りを提供してあげることができます。
また、支柱のポールはすべて25㎝となっており、段差の高い所低い所がないため登り降りがしやすいでしょう。
国産ハンドメイドで作られているため値段が少々高めではありますが、品質的な安心安全を買うと思えば妥当なところではないでしょうか。
カラーは紹介している「サックス」の他にも「ブラウンベージュ」「オレンジ」「ピンク」とキャットタワーには珍しくカラフルなので、部屋の見た目的にも華やかで良いですね。
好みにあわせて選んでみてください。
「鱒渕木工所 シニア用キャットタワー サワロ」
- 121,000円(楽天)※価格は変動することがあります
- サイズ:縦45㎝✕横45㎝✕高さ75㎝
こちらは
”国産檜”を使った高級感あふれるシニア猫用キャットタワー
なのニャ!
最初から”シニア猫用”として作られているので、足を踏み外すことなく安全に上まで登れるように足場が広く作られています。
また、国産の檜に含まれる「フィトンチッド」と言われる成分により、
- 高い抗菌性と防臭効果
- ストレス解消にも効果がある
とされているので、毎日を穏やかに過ごすことができると思います。
かなりの高額なものですが、丈夫で和洋どちらのインテリアにもマッチする、まさに「一生使える」もののため、買って損になることはないでしょう。
「木製キャットタワー シニア猫、太った猫、短足猫、子猫向け」
- 8,950円(楽天)※価格は変動することがあります
- サイズ:縦50㎝✕横50㎝✕高さ約131㎝
こちらは
シニア猫、太った猫、短足な猫、子猫向けに特別設計された、登り降りの負担が少なくとてもスムーズに行えるキャットタワー
なのニャ!
いちばん下から階段や約15㎝の間隔でステップがついているため高齢のシニア猫や太った猫でも足腰や関節に負担がかかりにくく楽に頂上まで登ることができるでしょう。
また
- 頂上の展望台には高さ約4㎝の柵があり、転落の危険が少ない
- 11本の支柱、厚さ約15㎜の四角形土台によりぐらつきを大幅に減少
- ステップや土台はすべて角丸加工が施されている
と高齢のシニア猫が安心してくつろげるようになっています。
さらに、支柱に使われている「ホワイトコットン」は
- イヤな臭いがない
- クズが飛び散らない
- 肌触りが良い
と猫にも人間にもストレスフリーなものになっています。
※支柱は「天然麻」のものもありますのでお好みで選んでください
大きさの割に、「展望台」「2つのクリアボウル寝床」「猫ハウス」とくつろげる場所が多いため、多頭飼いでも十分対応できると思われます。
安全のために!シニア猫用キャットタワーで気をつけておくこと
若い猫と違って、何かあればケガなどをしてしまう確率が高くなっているシニア猫。
そのため、キャットタワーのような器具を使うときには注意をしておくことがあります。
シニア猫が安心して使えるようにしっかり気をつけておきましょう。
安定感は常に確認しよう
キャットタワーの安定感は常に確認しておくようにしましょう。
知らないうちにズレたりしてガタガタなっていたり、固定器具が緩んでいたりすることもあります。
- 「突っ張り棒タイプ」のものであれば固定箇所がきちんと締まっているか?
- 「据え置きタイプ」のものであれば押してみて揺れたりすることはないか?
といったことを最低でも1週間に1回はするようにしましょう。
猫の状態に合わせて階段やスロープなどを追加しよう
猫の年をとるスピードは速く、人間の4倍の速さにもなります。
「先月まで登れていた段差を今月はキツそうにしている」
といったこともあるでしょう。
そんなときには階段やスロープ、または箱を置いてあげるだけでもいいのでなるべく楽に登り降りできるよう工夫をしてあげましょう。
これはキャットタワーに限らず、ベッドやソファなど普段猫が行くような場所にも当てはまることです。
「シニア猫用の階段・スロープ」についてはおすすめをこちらで紹介しています。
あわせて参考にしてみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「シニア猫向けのキャットタワー」について選び方やおすすめなどを
解説、紹介させていただきました。
シニア猫になると若いころ使っていたものでは生活しにくくなってしまうものがいろいろ出てきます。
それぞれ猫の体の状態に合わせたものに変えて、生活しやすい環境をつくってあげるようにしましょう。
それでは、この記事が少しでもあなたの参考になれば幸いです。