こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。
この記事ではこんなことに触れています。
- ペットロスを乗り越えるためにできる方法
- ペットロスになりやすい人の特徴
「猫を飼っていると毎日その愛らしさに癒されますよね」
しかし、そんな猫が亡くなってしまったときにはあまりの喪失感に全身が包まれてしまいます。
いわゆる「ペットロス」というものです。
ペットロスになってしまうとホントに辛いです。
飼ってない人からすれば
「たかがペットで」
と思われることもあるかもしれませんが
何もやる気は起きない、いつまでも悲しみは尽きない、といった感じで毎日苦しいです。
「猫を飼っていればいずれはやってきてしまう別れの時」
そんな時にペットロスにならない、またはなってしまったときに少しでも和らげるためにはどうしたらいいのか?
ということで今回は
- ペットロスを乗り越えるためにする5つの方法
- ペットロスの専門窓口への相談
- ペットロスになりやすい人
について解説させていただこうかなと思います。
あなたが少しでも早く笑顔を取り戻せる日が来ることを願うばかりです。
ペットロスを乗り越えるためにする5つの方法
「ペットが亡くなってしまった」
そんなとき、何もやる気が起きなくなるのが普通でしょう。
しかし、いつまでもその状態でいるわけにもいきません。
「頭ではわかっているけど体が動かない」
わかります。
頑張って少しづつ自分を取り戻していきましょう。
亡くなったことを受け入れ感情のまま素直に悲しむ
あなたが今ペットロスになるくらい悲しんでいたり、喪失感に打ちひしがれているのなら何もガマンすることはありません。
その感情を素直にすべて出してください
「涙が止まらないのなら止まるまで泣きましょう」
「何もする気が起きないのなら何もせずにいましょう」
そうやって溢れ出る感情をすべて出し切るようにすると、少しづつですが心が軽くなっていくと思います。
自分の場合もそうでした。
ただしその際、
後悔や罪悪感など”自分を責める”ようなことは決して考えないようにしましょう
「あのときこうしていれば」
「もっとこんなこともしてあげてたら」
といったことを考えがちですが
あなたと出会って猫生をまっとうした猫があなたとの時間を幸せに感じていなかったはずなどないのですから。
「飼っている猫が亡くなってしまった直後」というのは事実を受け入れることが難しく、ふさぎ込んでしまいがちです。
思い出を振り返ったりしながら”徐々に時間をかけて”受け入れていくようにしましょう。
まさに「時間が解決してくれる」ということです。
家族や友人、恋人など信頼できる人に話を聞いてもらう
「感情を素直に出す」ということと少し似ているかもしれませんが、
猫が亡くなってしまった悲しみは独りで抱えるには大きすぎます
「周りの信頼できる人」に話を聞いてもらってほんの少しささえてもらいましょう。
猫友みたいな方がいればその人に話を聞いてもらうのがいちばんいいですね。
同じように猫を飼っているということであなたの話を
誰よりも理解してくれたうえで悲しみを共有できる
ので、あなたがペットロスを乗り越えるための助けになってくれるはずです。
悲しみなどの感情は誰かに話すことで徐々に気持ちも落ち着いていきます。
決して独りで抱え込まないようにしましょう。
葬儀や供養をきちんとしてあげる
亡くなってしまった飼い猫に対してきちんと
ペット霊園や自宅で葬儀、供養をしてあげましょう。
人間のときと同じようにそういった「儀式」を行うことで気持ちの整理がつきやすくなります。
葬儀後には
- 「ペット霊園にお墓をつくり供養してあげる」
- 「自宅にペット用祭壇を設置して供養してあげる」
といったことをしてあげましょう。
飼い猫が亡くなった後もご飯を供えたり、お墓参りをしたりして
「猫との時間」
をつくることで自分の気持ちを落ち着かせることにもつながります。
「ペットの葬儀」に関してはこちらの記事を参考にしてみてください。
飼い猫の形見をつくる
今はペット霊園でもメモリアルグッズとして
「キーホルダー」や「分骨用の小さなカプセル」などを取り扱っています。
また、そういったメモリアルグッズの専門店では
飼い猫のお骨や毛を使ってペンダントなどの身につけるものをつくってくれる
ところもあります。
その中のひとつに「3Dペットフィギュア」というものもあります。
飼い猫の写真を送るだけでとてもリアルなオーダーメイドフィギュアをつくることができるもので、まさに”生き返ったような感覚”になることでしょう。
「3Dペットフィギュア」に関してはこちらを参考にしてください。
そういったものを身につける、または手元に置いておくことで
「いつでも一緒にいる」
という感覚を持つことができるので自分の気持ちを癒すことにもなるのではないでしょうか。
新しい家族(猫)を迎える
亡くなってしまった直後はそういったことは考えれないかもしれませんが、
新しい猫を迎える
ことはペットロスを乗り越えるのに効果的だと思います。
猫の持つ癒し効果は「アニマルセラピー」と呼ばれ、うつ病などの改善に効果が期待でき、今や医療現場でも取り入れられているほどです。
きっと、あなたの心も癒してくれることでしょう。
アニマルセラピーについてはこちらで詳しく解説しています
新しい猫を迎えたからといって、亡くなってしまった猫との時間を忘れるわけではありません。
むしろ、
「この子と一緒にいたらどんな感じになっていたかな」
など想像することで笑顔をもたらすきっかけになるのではないかと思います。
私の場合は常に複数の猫がいる状態だったので、他の猫が悲しみを癒してくれた部分は大いにありました。
ペットロスの専門窓口への相談
ペットロスになってしまい、
「自分だけではどうしても立ち直れない、気持ちを処理しきれない」
といった場合には
「ペットロス専門の相談窓口」
へ行くという手もあります。
悲しみの深さや心の強さは人それぞれ違います。
自分や周りの人たちの力を借りても乗り越えられないと思った場合にはプロの力を借りて乗り越えるのは普通のことだと思います。
ということでペットロス専門の相談窓口を紹介しておきたいと思います。
日本ペットロス協会
こちらではペットロスのカウンセリング相談だけではなく、
「ペットロス・カウンセラーの養成講座」
も行っています。
ペットロスのカウンセリング相談はサイト内の
「ペットロス110番」
のページで受け付けていて”電話相談”と”面接相談”のどちらかを選べます(要予約)
電話番号
044-966-0445
(午前10:00~午後8:00)
相談料
電話相談:1回(約50分)5,000円
面接相談:1回(約90分)9,000円
ペットロスのカウンセラー養成講座も受けれるということで
”同じ悲しみを感じている人の手助けをしたい”
など興味のある方は一度訪れてみてはいかがでしょうか。
詳細はこちら→日本ペットロス協会
※現在休業中のようです。
ボイスマルシェ
ペットロスだけではなく他のさまざまなことも相談できるカウンセリングサービスです。
こちらは
女性専用の電話カウンセリングサービス(20歳以上の女性が対象)
となっています。
会員登録(無料)が必要ですが、自分で好きなカウンセラーを選んで予約することができます。
また、匿名での相談となるのでプライバシーの面でも安心です。
公式サイトから予約(朝8:00~深夜3:00まで対応可能)すると指定した日時に電話がかかってきます。
お試しコース(25分)
3,000円(税込3,300円)
メインコース(55分)
12,000円(税込13,200円)
メインコース(110分)
24,000円(税込26,400円)
向こうから電話がかかってくるため通話料はかかりませんが申し込みには
「サイト内専用の仮想通貨」を購入する必要があります。
詳細はこちら↓
電話カウンセリングの申込方法 | ボイスマルシェ ‐ 電話カウンセリング
ペットロスの相談ガイドはこちら↓
ペットロスになりやすい人
心の強さは人それぞれとはいえ、
ペットロスになりやすい人とそうでない人
というのはあると思います。
では、その”違い”というのは何なのでしょうか?
その違いを知っておけば自分で気をつけることもできますし、周りの家族や友人が当てはまるようなら普段から様子を観察して気をつけれるようになります。
そういうわけで、ここではペットロスになりやすい人の特徴をあげていこうと思います。
ペットに依存しすぎている
よく一人暮らしの方が”寂しさを紛らわすため”にペットを飼うことがあります。
それ自体は悪いことではないのですが、
溺愛するあまり生活がペット中心になってしまっている
というのをよく聞きます。
そんな方は自宅の中も自分が住みやすいというよりペットが快適に過ごせるようになっていたりと、
ペットの家に飼い主が住んでいるような状態
ではないでしょうか。
”ペットは大切な家族”という考えは悪いわけではないですが、あまりに度が過ぎると
失ったときにとてつもない喪失感に襲われ、ペットロスへとつながってしまいます。
ペットはあなたよりどうしたって先に亡くなってしまいます。
可愛がってあげることは大切ですが、そのことを頭に入れておいてペットとは
「適度な距離感」を保つようにしましょう。
自分を責めて後悔をしてしまう人
たとえ「老衰」のような仕方のないことが亡くなった原因だったとしても
「もっと気をつけてあげてればよかった」
など、亡くなったことの原因がすべて自分にあると感じてしまうような人がいます。
そんな人は自分を責めて後悔することが多く、気持ちが沈んでいきペットロスへとつながりやすくなってしまいます。
「ああすればよかった」「こうすればよかった」など考えていたらキリがありません。
過去を振り返って後悔するようなことはしないようにしましょう。
事故などで突然亡くすことになってしまった人
「老衰」や「病気」といった場合ではある程度の心の準備ができますが、事故など突然のことで
心の準備ができていない場合は悲しみや喪失感が深くなりやすい
ためペットロスへとつながっていくことが多いようです。
急な別れ方になってしまうと心の整理が追い付かず、後悔などのマイナスな考えばかりが出てきてしまい重症化してしまうことも多いので特に注意が必要です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はペットを飼っていれば誰もが陥ってしまう可能性がある「ペットロス」について解説してきました。
この記事の内容をまとめると
- 猫の死を受け入れ感情のままに悲しむことが大事
- 独りで溜めこまず、家族や友人、恋人など信頼できる人に話を聞いてもらう
- 葬儀や供養、形見をつくるなどして自分の気持ちに整理をつける
- 新しい猫を迎え入れることで乗り越える
- どうにもならない場合はペットロスの専門窓口に相談する
- 依存しすぎたり、亡くなった際に自分を責めて後悔してしまう人、または事故などで突然亡くすことになってしまった人はペットロスになりやすい
といった感じでしょうか。
猫などのペットを飼う以上は誰もが向き合わなければいけなくなるのが”死”というもの。
あせることなく、ゆっくりと自分のペースで受け入れて乗り越えれるようにしていきましょう。
それでは、この記事が少しでもあなたの参考になったなら幸いです。