こんにちは。クロネコあぐりです。
猫などのペットを飼っていると毎日その愛らしさに癒されていると思います。
昔は、犬なら”番犬”、猫なら”ネズミ駆除”といったことで飼われることが多かったですが、今は家族の一員として飼われることが多くなっています。
そういった状況の変化から飼っているペットが亡くなってしまったとき、あまりの喪失感からペットロスになってしまう人が 増えているようです。
ペットロスになってしまうとホントに辛いです。
飼ってない人からすれば「たかがペットで」と思われることもあるかもしれませんが
何もやる気は起きない、いつまでも悲しみは尽きない、といった感じで毎日苦しいです。
猫などのペットを飼っていればいずれはやってきてしまう別れの時、そんな時にペットロスにならない、またはなってしまったときに少しでも和らげる方法をまとめてみました。
ただし、効果には個人差があると思いますので、もうどうしようもないといった場合のためにペットロスの専門窓口の紹介もしておきます。
あなたが少しでも早く笑顔を取り戻せるようになれたらいいなと思っています。
ペットロスを乗り越えるために自分でできること
ペットが亡くなってすぐには何もやる気は起きないかもしれませんが、いつまでもその状態でいるわけにもいきません。
まずは、自分で乗り越えるためにできることをいくつか紹介したいと思います。
亡くなったことを受け入れ感情のまま素直に悲しむ
あなたが今ペットロスになるくらい悲しんでいたり、喪失感に打ちひしがれているのならガマンすることはありません。
その感情を素直にすべて出してしまいましょう。
涙が止まらないのなら止まるまで泣いてたっていいんです。
そうやって自分の感情を出し切ってしまうと少しづつですが心が軽くなっていくと思います。私の場合もそうでした。
ただしその際、後悔や罪悪感などで自分を責めるようなことは考えないようにしてください。
飼っている猫が亡くなってしまった直後というのはそのことを受け入れることが難しいかもしれませんが、思い出を振り返ったりしながら徐々に時間をかけて受け入れていくようにしましょう。
まさに「時間が解決してくれる」ということです。
家族や友人、恋人など信頼できる人に話を聞いてもらう
上でふれた、感情を素直に出すということと少し似ているかもしれませんが、亡くなってしまった悲しみを独りで抱え込まずに周りの信頼できる人に聞いてもらうというのもいいと思います。
猫友みたいな方がいればその人に話を聞いてもらうのがいちばんいいでしょう。
同じように猫を飼っているということであなたの話を誰よりも理解してくれたうえで悲しみを共有できるので、あなたがペットロスを乗り越えるための助けになってくれると思われます。
悲しみなどの感情は誰かに話すことで徐々に気持ちも落ち着いていくでしょうし、ひとりでは抱えきれないかもしれないものを周りの信頼できる人に頼って抱えるのを手伝ってもらうというのもありだと思います。
葬儀や供養をきちんとしてあげる
亡くなってしまった飼い猫に対してきちんとペット霊園や自宅で葬儀、供養をしてあげましょう。
人間のときと同じようにそういった儀式を行うことで気持ちの整理もつけやすくなります。
葬儀後にはペット霊園にお墓をつくり供養してあげたり、自宅にペット用祭壇を設置して供養してあげたりしましょう。
飼い猫が亡くなった後もご飯を供えたり、お墓参りをしたりして「飼い猫との時間」をつくることで自分の気持ちを落ち着かせることにもつながります。
ペットの葬儀に関してはコチラの記事を参考にしてみてください。
飼い猫の形見をつくる
今はペット霊園でもメモリアルグッズとしてキーホルダーや分骨用の小さなカプセルなどを取り扱っています。
また、そういったメモリアルグッズの専門店では飼い猫のお骨や毛を使ってペンダントなどの普段から身につけれるものをつくってくれるところもあります。
その中でも今は「3Dペットフィギュア」というものもあります。
飼い猫の写真を送るだけでとてもリアルなオーダーメイドフィギュアをつくることができるもので、まさに生き返ったような感覚になることでしょう。
3Dペットフィギュアに関してはコチラを参考にしてください。
そういったものを身につける、または手元に置いておくことで「いつでも一緒にいる」という感覚を持つことができるので自分の気持ちを癒すことにもなるのではないでしょうか。
新しい家族(猫)を迎える
亡くなってしまった直後はそういったことは考えれないかもしれませんが、新しい猫を迎えることはペットロスを乗り越えるのに効果的だと思います。
新しい猫を迎えたからといって、亡くなってしまった猫との時間を忘れるわけではありません。
むしろ、「一緒にいたらどんな感じになっていたかな」など想像することで笑顔をもたらすきっかけになるのではないかと思います。
私の場合は常に複数の猫がいる状態だったので、他の猫が悲しみを癒してくれた部分は大いにありました。
ペットロス専門窓口に相談する
ペットロスになってしまい、自分だけではどうしても立ち直れない、気持ちを処理しきれない、といった場合にはペットロス専門の相談窓口へ行くという手もあります。
悲しみの深さや心の強さは人それぞれ違います。
自分や周りの人たちの力を借りても乗り越えられないと思った場合にはプロの力を借りて乗り越えるのは普通のことだと思います。
ということでペットロス専門の相談窓口を紹介しておきたいと思います。
日本ペットロス協会
こちらではペットロスのカウンセリング相談だけではなくペットロス・カウンセラーの養成講座も行っています。
ペットロスのカウンセリング相談はサイト内の「ペットロス110番」のページで受け付けていて電話相談と面接相談のどちらかを選べます。(要予約)
電話番号 : 044-966-0445(午前10:00~午後8:00)
相談料 : 電話相談 : 1回(約50分)5,000円
面接相談 : 1回(約90分)9,000円
ペットロスのカウンセラー養成講座も受けれるということで”同じ悲しみを感じている人の手助けをしたい”など興味のある方は一度訪れてみてはいかがでしょうか。
詳細はコチラ→日本ペットロス協会
ボイスマルシェ
ペットロスだけではなく他のさまざまなことも相談できるカウンセリングサービスです。
こちらは女性専用の電話カウンセリングサービスとなっています。(20歳以上の女性が対象)
会員登録(無料)が必要ですが、自分で好きなカウンセラーを選んで予約することができます。
また、匿名での相談となるのでプライバシーの面でも安心できます。
公式サイトから予約(朝8:00~深夜3:00まで対応可能)すると指定した日時に電話がかかってきます。
相談料 : お試しコース(25分) : 3,000円(税別)
メインコース(55分) : 12,000円(税別)
メインコース(110分) : 24,000円(税別)
向こうから電話がかかってくるため通話料はかかりませんが申し込みにはサイト内専用の仮想通貨を購入する必要があります。
詳細はコチラ→電話カウンセリングの申込方法 | ボイスマルシェ ‐ 電話カウンセリング
ペットロスの相談ガイドはコチラ→ペットロスのお悩み相談なら l ボイスマルシェ
ペットロスになりやすい人
心の強さは人それぞれとはいえ、ペットロスになりやすい人とそうでない人というのはあると思います。
では、その違いというのは何なのでしょうか?
どういう人がなりやすいかを知っておけば自分で気をつけることもできますし、周りの家族や友人が当てはまるようなら普段から様子を観察して気をつけれるようになります。
そういうわけで、ここではペットロスになりやすい人の特徴をあげていこうと思います。
ペットに依存しすぎている
よく一人暮らしの方が寂しさを紛らわすためにペットを飼うことがあります。
それ自体は悪いことではないのですが、溺愛するあまり生活がペット中心になってしまっているというのをよく聞きます。
そんな方は自宅の中も自分が住みやすいというよりペットが快適に過ごせるようになっていたりと、もうペットの家に飼い主が住んでいるような状態ではないでしょうか。
”ペットは大切な家族”という考えは悪いわけではないですが、あまりに度が過ぎると失ったときにとてつもない喪失感に襲われ、ペットロスへとつながってしまいます。
ペットはあなたよりどうしたって先に亡くなってしまいます。
可愛がってあげることは重要ですが、そのことを頭に入れておいてペットとは適度な距離感を保つようにしましょう。
自分を責めて後悔をしてしまう人
たとえ老衰のような仕方のないことが亡くなった原因だったとしても
「もっと気をつけてあげてればよかった」
など、亡くなったことの原因がすべて自分にあると感じてしまうような人がいます。
そんな人は自分を責めて後悔することが多く、気持ちが沈んでいきペットロスへとつながりやすくなってしまいます。
ああすればよかった、こうすればよかったなど考えていたらキリがありません。
過去を振り返って後悔するようなことはしないようにしましょう。
あなたと過ごした時間はペットも幸せだったはずです。
安心して旅立てるようにしてあげましょう。
事故などで突然亡くすことになってしまった人
老衰や病気といった場合ではある程度の心の準備ができますが、事故など突然のことで心の準備ができていない場合は悲しみや喪失感が深くなりやすくペットロスへとつながっていくことが多いようです。
急な別れ方になってしまうと心の整理が追い付かず、後悔などのマイナスな考えばかりが出てきてしまい重症化してしまうことも多いので特に注意が必要です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はペットを飼っていれば誰もが陥ってしまう可能性があるペットロスについて解説してきました。
この記事の内容をまとめると
- 猫の死を受け入れ感情のままに悲しむことが大事
- 独りで溜めこまず、家族や友人、恋人など信頼できる人に話を聞いてもらう
- 葬儀や供養、形見をつくるなどして自分の気持ちに整理をつける
- 新しい猫を迎え入れることで乗り越える
- どうにもならない場合はペットロスの専門窓口に相談する
- 依存しすぎたり、亡くなった際に自分を責めて後悔してしまう人、または事故などで突然亡くすことになってしまった人はペットロスになりやすい
といった感じでしょうか。
猫などのペットを飼う以上は誰もが向き合わなければいけなくなるのが”死”というもの。
あせることなく、ゆっくりと自分のペースで受け入れて乗り越えれるようにしていきましょう。
それでは、この記事が少しでもあなたの参考になったなら幸いです。