こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。
この記事では
猫の模様の出方と模様別の性格、かかりやすい病気や模様ごとの引き寄せる幸運
について触れてるニャ!
白、黒、三毛、キジ、サビなど猫には体の模様がいろんなものがありますよね。
中にはヒゲのような模様が出たり麿眉のような模様が出たりと、まったく同じ模様の猫はいないとさえ言われています。
また模様によって性格が違ったり、かかりやすい病気まであり、巷の噂では模様ごとにいろんな幸運を飼い主に引き寄せることがあるとか...
そんな
複雑で多彩な情報を持つ「猫の模様」、いったいどうやって決まっているのでしょうか?
ということで今回は
- 多彩すぎる猫の模様!決まり方の仕組みと模様別の特徴
- ウチの猫はどんな幸運を呼ぶ?猫の模様別スピリチュアル的な意味
について解説してみました。
飼っている猫の性格や病気、もたらしてくれる幸運など知ってみるともっともっと愛情深くなっていくかもしれませんね。
多彩すぎる猫の模様!決まり方の仕組みと模様別の特徴
どこまでも複雑な猫の体の模様。
はたしてどんな仕組みで決まっているのでしょうか?
その秘密に迫ってみましょう。
その他に猫の模様ごとに見られる性格やなりやすい病気についても探っていきます。
受け継ぐDNA!基本は両親の模様を参考に
猫の柄は遺伝子の働きによって決まります。
両親からそれぞれ1つずつ受け継ぐ9種類の遺伝子が毛色や模様を決めていきます。
ただし遺伝子には優性と劣性があり、優性遺伝子が劣性遺伝子を打ち消すこともあります。
一般的には、以下の8種類の毛色がベースとなるようです。
- 白
- 黒
- グレー
- 茶トラ
- キジトラ
- サバトラ
- 三毛
- サビ
これらの毛色に以下の4種類の模様が加わることで
- 全身模様:毛色が全身に均一に広がるもの(例えば白猫や黒猫など)
- 白混ざり:毛色に白が混ざるもの(例えば白黒猫やミケ猫など)
- トビ柄 :白がベースで毛色が少し入るもの(例えば白黒トビ猫やトビミケ猫など)
- 薄模様:毛色が薄くなるもの(例えばクリーム猫やグレーサビ猫など)
最終的に”24種類の柄”が分類されます。
また、これら以外で特徴的な模様が出てくる猫もいます。
例えば、
- ハチワレ:白と黒が八の字に分かれる模様。
- ポインテッド:顔や手足、尻尾などに濃い色が出る模様でシャムやラグドールなどに見られる
- ヒョウ柄:ヒョウのようにロゼットと呼ばれる斑点がある模様でベンガルなどに見られる
といったものです。
猫の模様は個体差や突然変異などもあるため、一概には言えないけど大まかにはこのような仕組みで決まっているのニャ!
また、猫の模様は全猫共通で上からインクを垂らしたように出るのが特徴です。
なので顔や背中には模様が濃く出やすく、お腹には何も模様が出ないことが多いです。
模様で変わる?猫の模様と一般的な性格
猫の柄と性格には関係があるという説もありますが科学的な根拠はありません。
個体差や環境要因なども影響するため一概には言えません。
しかし、一般的に言われている柄別の性格は以下のようなものだと言われています。
- 「白猫」:自立心が強くて気まぐれだが好奇心旺盛で甘えん坊なところも
- 「黒猫」:穏やかで忠実なうえ人見知りもしないで友好的
- 「グレー猫」:賢くて落ち着きがあり、自分のペースを大切にする
- 「白黒猫」:活発で社交的なので遊び好きで甘え上手
- 「茶トラ猫」:明るくて元気があり、好奇心旺盛で行動的
- 「キジトラ猫」:頑固で気難しくプライドが高く警戒心が強い
- 「サバトラ猫」:おっとりしていて優しく人懐っこくて甘えん坊
- 「三毛猫」:気性が荒く気まぐれ、自分勝手でわがまま
- 「サビ猫」:気性が荒く気まぐれ、自分勝手でわがまま
もちろんこれらはあくまで一般論であり、個々の猫に当てはまらない場合も当然ながらあります。
ただ、ウチで飼っている猫は黒猫ですがなんとなく当てはまっているような気はしますね。
猫の性格は柄だけでなく遺伝や育ち方、経験などによって形成されるので柄にとらわれずに猫の個性を大切にしてあげることが大事なのニャ!
模様でかかりやすい病気が違う?猫の模様と健康について
猫の毛色と健康には関係があるという説もありますが、科学的な根拠はまだ十分ではありません。
しかし、一部の毛色や模様には特定の病気や障害にかかりやすいという傾向があると言われています。
その例を挙げると
白猫は「聴覚障害」になりやすいと言われており、特に両目が青色の白猫は約70%が聴覚障害を持っているという研究結果があります。
これは白色化遺伝子(W遺伝子)が内耳の発達に影響を与えるためだと考えられているようです。
黒猫はメラニン色素が多く、皮膚がんや日焼けに強いと言われています。
しかし、逆にメラニン色素の異常増殖による「メラノーマ(悪性黒色腫)」にかかりやすいという説もあります。
三毛猫はほとんどがメスで、オスの三毛猫の場合は「不妊」であることが多いです。
これは三毛猫の毛色がX染色体上の遺伝子によって決まるためで、オスの三毛猫はX染色体異常(XXY)やキメラ(胎児期に異なる個体が融合したもの)であることが多いからです。
ポインテッドとは顔や手足、尻尾などに濃い色が出る模様でシャムやラグドールなどに見られます。
ポインテッドの猫は温度感受性アルビノと呼ばれ、体温が低い部分ほど毛色が濃くなりますがこの特徴は神経系の発達にも影響を与え、ポインテッドの猫は「神経性硬化症(ニーマン・ピック病)」や「神経性眼球突出(シャム眼球突出)」などの神経系障害にかかりやすいという報告があります 。
といったことが言われています。
しかしこれらはあくまで一般論であり、当然ながら個々の猫に当てはまらない場合もあります。
いろんな要因や個体差も影響するため、毛色だけでなく猫の健康状態を定期的にチェックしてあげることが大事なのニャ!
「猫の健康診断」についてはこちら👇
ウチの猫はどんな幸運を呼ぶ?猫の模様別スピリチュアル的な意味
猫の柄とスピリチュアルについては様々な説がありますが、一般的には以下のような意味があると言われています。
家に猫がいることでこんな幸運が舞い込んでいるかもしれないんだと思うと、より毎日が楽しく感じれるかもしれませんね。
「白猫」は純真無垢
純真さや清らかさを象徴し、「恋愛運」や「仕事運」を上昇させるとされています。
また、白猫は霊感が強く飼い主の心を癒したり邪気を払ったりする力があると言われています 。
「黒猫」はチャンスの使者
不吉な存在とされることもありますが、実は「福猫として幸運を呼ぶ」とされています。
黒猫はチャンスを逃さないように促したり、大きな幸運が舞い込む前兆だったりすると言われています 。
「グレー・灰色の猫」は深い絆
中立的な色であり「バランスや調和」を表します。
グレー・灰色の猫は飼い主との絆を深め、家庭や仲間を守ったりする力があると言われています 。
「三毛猫」は運も活気も爆上げ
赤系統と黒系統の毛色が混ざることで「運気が上昇する」とされています。
三毛猫は活気や元気を与えたり、魔除けや厄除けの効果があると言われています 。
「茶トラ猫」は前を向く力
明るく元気な色であり「活力」や「勇気」を表します。
茶トラ猫は飼い主に活力を与えたり、前向きな気持ちにさせたりする力があると言われています 。
「ハチワレ」はお金を招く
白と黒が八の字に分かれる模様であり「金運」や「財運」を表します。
ハチワレの猫は飼い主に金運をもたらしたりしたり、商売繁盛のお守りになったりすると言われています 。
「ポインテッド」は知恵と名声を得る
顔や手足、尻尾などに濃い色が出る模様であり「高貴さ」や「知性」を表します。
ポインテッドの猫は飼い主に高い地位や名声をもたらしたり、知恵や洞察力を与えたりすると言われています 。
「ヒョウ柄」は自分らしさを解放
ヒョウのようにロゼットと呼ばれる斑点がある模様であり、「野生味」や「自由さ」を表します。
ヒョウ柄の猫は飼い主に冒険心や好奇心を与えたり、自分らしく生きることを教えたりすると言われています 。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は「猫の模様」について柄の出方や性格、なりやすい病気とスピリチュアルなことまで解説してみました。
しかし、これらはあくまで一般的なことであり、あなたが飼っている猫は唯一無二の個性と魅力を持っています。
その個性と魅力を尊重し、大切な家族の一員として過ごしていくことがいちばん大事なことでしょうね。
それでは、この記事が少しでもあなたの参考になったなら幸いです。