こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。
この記事ではこんなことに触れています。
- 猫のシャンプーのやり方とおすすめの猫用シャンプー、サポートグッズについて
猫を飼っているみなさん
「綺麗な猫さんは好きですか?」
そりゃ好きですよね(笑)
汚れてしまった猫よりキレイな猫の方が良いのは当たり前ですし、
飼い主さんも猫を汚れたままの状態で放っておかないでしょう。
ただ、
猫は濡れるのをイヤがるので基本的にはどの猫もシャンプーはキライ
です。
そんな猫をなだめすかしシャンプーをしていくと...終わった後は猫も自分もグッタリなんてことも
そんな話を聞くと、猫にシャンプーをしたことない方は
「どうやったらいいんだろうか?」
「上手くやれるだろうか?」
と不安な気持ちになってしまうことでしょう。
けど、手順を知ってすばやくやれば意外とカンタンにできるものなんですよ。
ということで今回は
- 猫のシャンプーの上手なやり方を順を追って解説
- 猫用シャンプーのおすすめ5選
- 猫のシャンプー時におすすめの便利なサポートグッズ4種
- 猫にシャンプーをするときに注意しておきたいこと
について解説させていただこうかなと思います。
ツヤツヤな美猫にしてあげて、みんなに自慢しちゃいましょう。
猫のシャンプーの上手なやり方を順を追って解説
それではどういった手順でシャンプーをしていくといいのか、やり方と手順を解説していきましょう。
まずはシャンプーの流れですが
①最初にブラッシングをして毛のもつれなどをとかしていく
↓
②35℃くらいのぬるま湯で背中のほうからしっかりと皮膚まで濡らす
↓
③シャンプーを手に取り顔から遠いところから手早く洗う
↓
④シャンプーが残らないようにしっかりとすすぐ
↓
⑤終わったら、タオルでしっかりと水気を拭き取る
↓
⑥ドライヤーで完全に乾かす
↓
⑦しっかりと乾いたら、しっかりと褒めてあげる
といった感じになります。
ひとつずつ解説しましょう。
シャンプーの前にブラッシングをする
シャンプーを始める前に、
ブラッシングをしてあげてもつれた毛をほどいてあげましょう。
もつれたりしたままシャンプーをすると、洗うとき指に引っかかったりして猫が痛い思いをするかもしれません。
絡みがひどい場合にはブラシで引っ張らずに、指で丁寧にほどいてあげましょう。
35℃くらいのぬるま湯で背中のほうからしっかりと皮膚まで濡らす
準備ができたら、まずは、
体をしっかりと濡らしていきましょう。
温度は35℃くらいで、人がさわってぬるいと感じるくらいがいいです。
濡らすときは”皮膚の方まで”しっかりと濡らすことを意識して、背中からお腹、足とやっていきましょう。
そのとき、シャワーヘッドを猫の体に直接あてて濡らすようにすると皮膚の方まで届きやすく、水しぶきも飛ばないので、猫もイヤがりにくくなります。
ただし水圧は強くし過ぎないように注意して調節しましょう。
また、シャワーをイヤがるような場合には、洗面器などにお湯を入れて、ゆっくりかけてあげるとイヤがりにくくなると思います。
シャンプーを手に取り顔から遠いところから手早く洗う(動画解説付き)
濡らし終わったら、シャンプーを手に取り
体にのばすようにつけ、顔から遠いところから順に手早く洗っていきましょう。
洗う際には、爪を立てたりせずに指の腹を使って、マッサージをするようにやさしくしていきます。
皮膚までしっかりと洗えるように、ときどき毛並みに逆らう感じでやっていきます。
強くこすったり、爪を立てたりすると皮膚が傷つくかもしれないので、”やさしく”が基本です。
顔は体で泡立った泡を使って、やさしく洗います。
アゴの下はけっこう汚れていることが多いのでしっかりと洗ってあげましょう。
難しい場合はこちらの動画を参考にしてみてください。
シャンプーが残らないようにしっかりとすすぐ
全身洗い終わったら、
濡らしたときと同じようにシャンプーをしっかりとすすぎます。
皮膚の方にシャンプーが残ってしまうと意味がないので、キレイに流しましょう。
「前脚」や「後ろ脚の付け根」といったとこは特にシャンプーが残りやすいので注意して流すようにしましょう。
顔は直接お湯をかけるわけにはいかないので、後頭部から流したり、濡れタオルやスポンジなどで拭き取ってあげたりしてください。
洗い流した後は、リンスをしてあげるのもありです。
毛がよりキレイになりますし、静電気の防止にもなります。
タオルでしっかりと水気を拭き取る(動画解説付き)
シャンプーが終わったら濡れた体を乾かしてあげましょう。
体が濡れたままだと、水分が蒸発するときに体温まで奪っていってしまうので体が冷えてしまいます。
また、毛の長い猫だと絡まったりもつれたりして毛玉になってしまうので、きちんと乾かすようにしましょう。
まずは、毛を絞るようにして水気をあらかたとってしまいましょう。
その後、タオルで全身を包み水気を吸い取るようにしていきますが、濡らすときとは逆に顔の方から水気を取ってあげるようにしましょう(脚の内側やお腹は水気が残りやすいのでしっかりと拭き取るように)
こちらの動画に流れが解説されていますので参考にしてみてください。
ドライヤーで完全に乾かす
水気を拭き取ったらドライヤーを使って完全に乾かしていきます。
ドライヤーは風量を”最大限まで弱く”し、近づけすぎないように風をあて、手やブラシを使いながら毛をかき分けるようにして根元から乾かしていくようにしましょう。
しっかりと乾いたら、しっかりと褒めてあげる
しっかりと乾かし終わったらすべて終了です。
猫は自分のニオイをつけるため、いそいそとグルーミングを始めることでしょう(笑)
ただ、飼い主さんも疲れたとは思いますが、いちばん疲れているのは猫です。
ストレスもかなり溜まっていると思うので、
終わったらおやつをあげるなどしてしっかりと褒めてあげましょう。
猫に何かをするときは、この
「終わったら褒める」
ということがすごく大事になります。
イヤなことだったとしても、終わったら”おやつがもらえる”、”褒めてもらえる”と覚えさせておくことで、次にシャンプーするときにはさほどイヤがらなくなっていくこともあります。
猫用シャンプーのおすすめ5選
猫のシャンプーを選ぶポイントとして、特に肌トラブルとかがないようなら
- 低刺激のもの
- 皮膚や毛の潤いを保つもの
といったシャンプーを意識して選ぶようにしましょう。
しかし、合う合わないはどうしてもあります。
これを参考に最後はあなた自身で見極め、愛猫にピッタリなシャンプーを選んであげましょう。
ライオン(LION) クイック&リッチ トリートメントインシャンプー 愛猫用 ノンフレグランス
562円(Amazon)
こちらは、
トリートメント成分の高配合により”キレイな毛艶”、”なめらかな手触り”にすることができる猫用シャンプー
です。
速乾性がよく、
「しっかりとタオルで水気を取れば、ドライヤーをしなくてもすぐ乾くくらい」
だそうです。
また、ノンフレグランスとなっているのでシャンプーをしているときには香りがあるようですが、”乾くとほぼ無臭”となるので猫のストレスはありません。
少し泡立ちがよくないようなので、多めに使ってしまうことがあるかもしれません。
一度洗面器などでよく泡立ててから使うようにするとわかりやすくていいと思います。
トリートメン剤(ミクロシリコーン)
保湿剤(シルクプロテイン、ローヤルゼリー)
香料
ライオン(LION) ペットキレイ 毎日でも洗えるリンスインシャンプー 愛猫用
500円(Amazon)
こちらは名前にある通り、
毎日洗っても大丈夫なほど刺激の少なくしてある猫用シャンプー
です。
「洗浄成分の100%が植物生まれ」で低刺激なので肌の弱い猫でも安心してシャンプーできます。
リンゴの蜜にも含まれるうるおい成分「ソルビット」とアミノ酸保湿成分配合で、猫の皮膚と毛のうるおいを保ちます。
ただし、微香性のやさしいフローラルの香りとなっていますが、飼い主さんによっては
”ニオイが強い”と感じることもあるようです。
水
洗浄剤(ヤシ・パーム由来界面活性剤)
ソルビット
防腐剤(食品添加物)
香料
pH調整剤
グリシン
さとうきび抽出エキス
ペティオ(Petio) ペッツスマイルド 肌に優しいアミノ酸配合シャンプー ベビーシャボンの香り 猫用
337円(Amazon)
こちらは、
肌にやさしいアミノ酸系洗浄成分と植物性成分が配合されている全猫種用のシャンプー
です。
”猫用に配合されたトリートメント成分”も入っているので、仕上がりがやさしくうるおう感じになります。
また、泡立ちが良く、泡切れもいいので
”サッと洗えて、サッとすすげる”
ため、猫へのストレスも抑えれると思います。
ベビーシャボンの香りがするようですが”3、4日はニオイが続く”ようなので、ニオイに敏感な猫は少し気になるかもしれません。
アミノ酸系界面活性剤
安定剤
コンディショニング剤
ホホバオイル
オリーブエキス
A.P.D.C. 猫用プロフェッショナル クレンジングシャンプー
2,420円(Amazon)
こちらは
「頑固な皮脂汚れ」や「部分洗い」といった場合に適している猫用シャンプー
です。
猫がシャンプー後にグルーミングをしても安心できるように
- 「精油」
- 「界面活性剤」
といった舐めて問題のありそうなものは使っていません。
また、皮膚の荒れを予防し血行を促進する「マグネシウム」が配合されており、
香りは「グリーンティーの爽やかな香り」になっています。
強力なクレンジングシャンプーということなので、
- 皮脂が落ちすぎてしまう
- 肌への強い刺激
といった心配がありますので、状況を見ながら2倍∼3倍に薄めて使ってみるのもいいかもしれません。
ラウレス硫酸Na
ラウリル硫酸アンモニウム
コカミドプロピルベタイン
アルガンオイル
デシルグルコシド
緑茶香料
塩化Mg
炭酸水素Na(重曹)
クエン酸
キレート剤
保存料など
ニチドウ ミラクルキャットシャンプー
1,152円(Amazon)
こちらは
低刺激になっているので、肌の弱い猫や子猫でも使うことができるシャンプー
となっています。
シャンプーの落ちが良く、手早くできて洗い残しもないようなので猫のストレスを減らすことができるでしょう。
仕上がり、特に乾燥してから優しくフワッフワな毛並みになるようで、毛の短い猫でも数か月くらいフワフワをキープできるみたいです。
香りに関しては「悪くもないが良くもない」といった口コミが多く、3日くらいは消えないようなので猫が気にすることもあるかもしれません。
詳しい成分の表記が無かったのが少し不安ではありますが、特に問題などは起きていないようなので、大丈夫だと思います。
※ミンクオイルとアボカドオイルのみ表記がありました。
猫のシャンプー時におすすめの便利なサポートグッズ4種
猫にシャンプーをするときって
水を怖がってどうしても暴れだしてしまう
ことって多いですよね。
そんな場合にシャンプーがしやすくなる”便利なサポートグッズ”があります。
いくつか紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
猫用ネット
猫用ネットはいわゆる「洗濯ネット」のようなものです。
中に入れてシャンプーをすれば
- 暴れてケガをさせられる
- 逃げ出してしまう
といったことを防ぐことができます。
また、”狭いところが好きな猫の習性で落ち着く”ようになります。
しかも、ネット自体がシャンプーの泡立てとしても使えるので一石二鳥です。
シャンプーのときだけじゃなく
- 「爪切り」
- 「歯みがき」
- 「動物病院へ連れて行く」
と、猫が嫌がりそうないろんな場面で使えるので、ひとつあるだけでとても便利です。
502円(Amazon)
1,846円(Amazon)
エリザベスカラー
普通は手術をした後で
- 「傷口をなめさせない」
- 「縫合した糸を引っ張らないようにする」
といったためにつけることが多いエリザベスカラーですが、
”猫のシャンプーのときでも活躍”します。
シャンプーのときに猫の顔にお湯がかかってしまうと、
”パニックになって暴れだす”
ことがあります。
なので、お湯が顔にかからないよう気をつけながらやっていかなければいけませんが、エリザベスカラーをつけておけば、”顔へお湯がかかるのを防いでくれる”ため気にすることなくシャンプーに専念できます。
1,850円(Amazon)
1,490円(Amazon)
ペット用タオル
やっとシャンプーが終わってひと安心...とはなりません。
シャンプーが終わると今度は”乾かす作業”が待っています。
猫のほうも
「やっと終わった...」
と思い、サッサと落ち着ける場所へ逃げようとしているので早く拭いてあげないといけません。
しかも、この後にはドライヤー作業が待っているのでできるだけ短く済むように水気を取ってあげたいですよね。
かといって
「タオルでゴシゴシこすると猫はイヤがる」
でも
「やさしく拭いていてはいつまで経っても終わらない」
...八方ふさがりです。
そこで、シャンプー後には「ペット用タオル」を使いましょう。
普通のタオルと違い吸水性の高い”マイクロファイバー”を素材にしているものが多いので、柔らかく肌に優しく即効で水気を取ることができます。
2,750円(Amazon)
1,599円(Amazon)
ペット用ドライヤー
猫のシャンプーの総仕上げとして最後に待ち構える
「ドライヤーでの乾かし作業」
これが終われば全部終わるというのに、ドライヤーの音や風をイヤがってなかなかおとなしく乾かさせてくれない。
そういったことを考えてつくられているのが、
「ペット用のドライヤー」です。
猫がいちばんイヤがる音と風を抑えて
”静音設計+やさしい風”
になっていて猫にストレスを与えることなく、乾かすことができます。
両手を自由に使える
「床やテーブルに置くタイプ」
先にブラシがついていて
「毛並みを整えながら乾かすタイプ」
などがあって、飼い主さんのことも考えられています。
16,511円(Amazon)
3,150円(Amazon)
猫にシャンプーをするときに注意しておきたいこと
猫にとって「体が汚れている」ということ以上に、「シャンプーをされる」ということは”ストレス”になるもの。
間違ったやり方はしないように、いろいろと注意しておきたいですよね。
続いてはシャンプーをするときに注意しておきたいことを解説しておきます。
人間用のシャンプーは使わないようにする
猫の皮膚と人間の皮膚とでは
「pH」という”水素イオン指数”の値(酸性かアルカリ性かを示す値)が違います。
そのため人間用のシャンプーを使ってしまうと、猫の皮膚が荒れてしまうおそれがあります。
また、猫専用のシャンプーは猫の皮膚を正常に整える効果も期待できますので、必ず猫専用のシャンプーを使うようにしましょう。
シャンプーをし過ぎないようにする
汚れているからと、
頻繁にシャンプーをすることはやめましょう。
あまりシャンプーをし過ぎると
- 皮脂が必要以上に落ちすぎる
- 皮膚のpHバランスが崩れる
ことから、”毛のパサつき”や”皮膚病”といったトラブルが起きてしまう可能性があります。
シャンプーの頻度としては毛の短い猫であれば、よほど汚れるようなことがなければ、
年に1回か2回で十分です。
毛の長い猫であっても月に1回くらいすれば大丈夫です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「猫のシャンプーのやり方とおすすめのシャンプー、サポートグッズ」について解説させていただきました。
この記事をチャチャッとまとめると
- 猫にシャンプーをする前にブラッシングをしておくといい
- お湯は35℃くらいのぬるま湯で顔の遠くから濡らしていく
- シャンプーはマッサージをするように指の腹で皮膚までしっかり洗う
- すすぐときはシャンプーが残らないようにしっかり流す
- 顔の方からしっかりタオルで水気を取ってからドライヤーでゆっくり乾かす
- 終わったらしっかり褒めてあげる
- シャンプーは猫ごとに合ったものを選んであげる
- 猫にシャンプーを頻繁にしすぎないように、また人間用のシャンプーは使わない
といった感じになるでしょうか。
シャンプー自体、ホントなら必要のないことかもしれませんが、キレイになった愛猫を見ると誇らしくなってしまいますね。
ただ、こっちの機嫌は良くなっても猫の機嫌は悪いかもしれませんから、ご機嫌取りを忘れないようにしましょうね(笑)
それでは、この記事が少しでもあなたの参考になったなら幸いです。