こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。
この記事ではこんなことに触れています。
- 猫から見た人間はどう見えているのか?飼い主とはどういう存在なのか?ということについて
甘えてきたかと思えば急に呼んでも完全無視といったこともある、ツンデレが基本な猫という動物。
猫を飼っている方なら1度は必ず
「自分って猫からどう見られているんだろう?」
と思ったことがあると思います。
親?同居人?それとも下僕(笑)
人間にとって猫はペット(愛玩動物)という認識ですので”お世話している”感覚でいますが、もしかしたら猫からすればそんな気はまったく無いかもしれませんよね。
むしろ自分たち人間を逆にお世話している感覚でいるのかも
ということで今回は
- 猫から見た世界!猫の目に人間ってどう見えてる?
- 猫における飼い主の存在ってどういう位置付け?
- 猫が飼い主を下に見てバカにしてるってことはあるの?
について調べてみたので解説していこうと思います。
意外な猫目線にビックリしてしまうかもしれませんが覚悟はいいですか?
猫から見た世界!猫の目に人間ってどう見えてる?
猫にとって人間っていったいどういう存在なのか?
まずは、猫の目から見た自分たち人間に対する認識から解説していきましょう。
猫の世界はみんな同じ!人間は「大きな猫」だと思われている
いきなり衝撃的な事実から始まりましたね。
犬の場合、人間と接するときは顔を舐めて甘えたり、ボールを投げてとってくるなどの遊びをしたりしますが、犬同士でそんなことをしている姿は見ませんよね?
これは犬が
「犬は犬、人間は人間」
と違う生き物として認識しているからだそうです。
しかし、猫の場合を思い出してみてください。
猫は甘えるときには頭や体を相手にスリスリしたり、手や顔を舐めてきたりしますが、この行動って猫同士の場合でも同じことをしていますよね。
つまり、猫にとってはそもそも人間と猫を区別するという考えはなく
「人間も猫も同じ」
という認識でいるそうなんです。
ということで猫から見た人間は体の大きな同種
「大きな猫」
だと思っているということのようです。
ビックリですね。
猫における飼い主の存在ってどういう位置付け?
「猫の世界では人間も猫も区別はなくみんな同じ」
ということでしたが、そうなると自分たち”飼い主”の存在っていうのは猫にとってどういう位置付けになっているのでしょうか?
続いては猫が飼い主のことをどう見ているかについて解説していこうではないかと思います。
...せめてそこらへんの見知らぬ人たちよりかは親密に思っててほしいところ!(笑)
【猫から見た飼い主①】”親猫”や”兄弟猫”だと思っている
スリスリやフミフミなど甘える行為をしてきたり、おもちゃなどを使って一緒に遊んだりすることから猫は飼い主のことを
”親猫”または”兄弟猫”
だと認識していると思われます。
その時々や状況などによって飼い主の役割は違いますが、どちらだとしても飼い主に全幅の信頼をよせ、安心して一緒にいれる存在だと認めているということですね。
...ひとまず安心です(笑)
【猫から見た飼い主②】大きいだけでどんくさいダメ猫
猫は人間を大きな猫だと思っていると解説しましたね。
そう、”猫”だと思っているんです!(大事なことなので2回言いました)
つまり猫側から見て自分たち人間も猫と同じような行動が出来て当然だと思われているというわけです。
でも、人間は猫のように高いところへしなやかにジャンプしたり、すばやい動きで狩りをしたりはできませんよね。
そんな人間を見て猫は
「ジャンプもできないし走るのも遅いし、どんくさいなコイツ」
と思っている、という説もあるそうです。
そのため、外に出る猫がたまにやる「おみやげ」も
「お前は狩りもできないようだから教えてやるよ」
といった意味があるそう。
猫をお世話してるはずが猫からお世話されてたとは思いもよりませんでした(笑)
【猫から見た飼い主③】まさに下僕!自分の世話役
- 「催促すればごはんを出してくれる」
- 「すり寄ったり、膝に乗ったりすれば撫でてマッサージをしてくれる」
こういうの猫を飼っている人間は当たり前にする行動ですが、猫同士でやっていると考えればされている側はまさに王様の生活(笑)
「自分は何もしなくても全部コイツがやってくれる」
といった感じで飼い主はまさに下僕。
よく猫好きの間では「人間は猫の下僕」と言っていますが、図らずとも猫側からもそう思われていたというわけです(笑)
特に猫に好かれにくいといわれる”大人の男性”は飼い猫に好かれようとごはんやおやつをすすんで持っていくことが多いため「ただの世話役」と認識されてしまいやすいかも。
猫が飼い主を下に見てバカにしてるってことはあるの?
猫が飼い主を親や兄弟に見てるなら良いのですが、猫によっては飼い主のことを
「ダメな猫」や「自分の世話係」
としか見てない場合もあるということがわかりました。
でも、それって言い方を変えれば
「猫が飼い主を下に見てる」
ってことになりませんかね?
...こんなに可愛がっている猫がそう見ているのであればあまりにも悲しい事実!
最後に、猫が飼い主を下に見てバカにしてるようなことがあるのかどうかを解説していこうと思います。
猫にとって下に見ている存在にかまっているヒマはない
猫の1日ってけっこう決まったルーティンであるように思いませんか?
そもそも猫は1日の大半、およそ16~17時間は寝ています。
そのため活動している時間は他の動物よりも短く、その中で
- ごはんを食べる
- 毛づくろいをして身なりを整える
- ナワバリのパトロールをする
など、やることがいっぱいあります。
そんな忙しい毎日の中で下に見てるような存在をわざわざバカにするような時間はありません。
基本的にそのような存在には”近寄ることすらない”そうです。
つまり、
「ダメ猫と思われてようが、自分の世話係と思われてようが、近寄ってくるのであれば基本飼い主を下に見ていることはない」
ということのようです。
ホッと一安心ですね。
新聞や雑誌の上にわざわざ乗ってジャマしてくるのは何なの?
「下に見てない」「バカにしてない」というのなら新聞や雑誌を読んでいるときやパソコンを使っているときなどにやってきてわざわざその上に乗ってジャマするあの行動は何なんでしょうか?
あれこそ何かバカにしているような行動に見えてしょうがないですよね(笑)
じつはあの行動にはバカにしてるのとはまったく逆の意味が込められているんです。
猫は人間が”新聞や雑誌を読む”という行為を理解できていません。
猫からすれば「飼い主が何もせずじっとしている」ように見えているため、
「何もしてないのならかまってよ!」
とアピールをしているということのようです。
決して、わざわざジャマしに来ているつもりではないようですよ(笑)
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「猫から見た人間はどう見えているのか?」などについて解説をしてみました。
猫の世界ではみんな同じで区別していないというのはなかなか面白い話でした。
ということはウチで飼っている猫も自分のことを大きな猫だと思っているということですね。
...まさかそんな風に見られているとは(笑)
まあ、どう見られていたとしても猫への愛情が薄れることはないですけどね!
それでは、この記事が少しでもあなたの参考になったなら幸いです。