こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。
じつは、自分は「消防団」に所属していまして...
あっ!消防団というのは”建物火災”や”山林火災”といった災害時に消防局の手伝いをするボランティアみたいなものです。
今日はその消防団で年に何回かある「消防訓練」があったんです。
今回の訓練は”山林火災”を想定したものということで、
出動してきたんです!
防災ヘリコプターが!!
普段なかなか見ることの無い、いわゆる「レアもの」を見ることができたので
ちょっと紹介してみたいなと思いました。
消防局の防災ヘリ「きらら」
消防局の防災ヘリ
運転席はこんな感じ!
後部席はこんな感じです!
カンタンな性能紹介
正式名称は「AW169 消防防災ヘリコプター きらら」
ざっと性能をあげると
- 速度(最高)・・・・・・・302km/h
- 航続距離(最大)・・・・・740km
- 飛行時間(最大)・・・・・3時間13分
- メインローター直径・・ 12.12m
- 最大全備重量・・・・・ 4.800kg
- 最大座席数・・・・・・ 12席
- 製造会社 レオナルド社(イタリア)
といった感じです。
前のほうにはカメラが搭載されていて飛行中も機内操作で撮影ができるようになっています。
このカメラ、普通のカメラとして使えるのはもちろんですが、
”赤外線カメラへの切り替え”もできるようになっているので、山林火災のように見えにくいような場所でも
「どこでまだ火が残っているのか」
がすぐにわかるようになっています。
また、GPSの機能もついているので”ケガをした人の救助などへ向かうとき”
「緯度・経度を入力すればピンポイントでその場所へ行ける」
ようになっています。
そのため「救助要請」を出したときに
「こっちからは見えるけど、ヘリから見つけてもらえない」
といったことを防げるようになっているそうです。
その他の情報
このヘリコプター、最新のものらしく、
まだ日本に”4台”しかありません。
また、防災ヘリとしてはこれが”最初の1台”らしいです!
値段も破格で”12億5,000万”だそうです。
聞いたときには
「えっ!そんなに!!」
と思わず声が大きくなってしまいました。
また、最大飛行時間は3時間13分となっていましたが、
”普段は100分飛行できるほどの燃料しか入れてない”そうです。
これは、
「いち早く現場へ到着して”消火活動”や”救助活動”をするために少しでも軽くする」
という理由からだそうです。
そのため、実際の現場では
- 「現場へ到着」
- 「消化活動や救助活動(病院への搬送)」
- 「すべてを終えて帰還」
を100分以内にしなければならないということで、いつも”時間との勝負”だそうです
使用年数はおよそ”20年”らしく、その後は海外へ売却されるそうです。
最後に
こういった”めったに見ることの無いもの”を見ると正直テンションが上がってしまいますね。
なにぶん、災害が起きたときに活躍するものですから
”見ることがない”
というのが望ましいですけどね。
最後に、今日は出番がなかった「あぐりさん」
ちょっとセクシー(笑)