こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。
この記事では、
猫避けペットボトルの効果などの解説やその他の猫避けの方法
について触れているニャ!
「猫に来てほしくないところには水の入ったペットボトルを置いておくと寄り付かなくなる」
いつの頃からか当たり前のように言われているこの”猫避け”の方法。
実際、外を歩けば家の前や塀の上などに水の入ったペットボトルが並べられている光景を見ることも少なくありません。
まあ、たとえ猫好きであったとしても
- 野良猫が自分の家の庭をトイレにしている
- 飼っている猫が野良猫を見て大騒ぎになる
などの実害が出るようだと、できれば立ち寄らないでほしいといったところもあるでしょうしね。
ただ、ホントのところこういった猫避けといったものの効果のほどってどのくらいのものなんでしょうか?
ということで今回は
- 効果はあるの?ないの?猫避けペットボトルの真実
- そっとお帰り願おう!ホントに効果のある猫避け方法とは?
について解説してみようかと思います。
ただし、猫に来てほしくないと言っても過度に攻撃をするような虐待行為は動物愛護法違反で罰せられますし、なにより猫がかわいそうなので絶対にしないようにしましょう。
効果はあるの?ないの?猫避けペットボトルの真実
日本全国で長い間当たり前のように言われてきた
「水の入ったペットボトルを置いておくと猫が近寄らない」
という説。
まずは
- これって実際に効果があるの?
- そもそもどこからこんな説が出てきたの?
といった猫避けペットボトルの真実を白日の下にさらそうと思います。
全然怖くないよ!猫避けペットボトルに効果なんかない!
まずはズバッと結論からお伝えしましょう。
猫避けのための水入りペットボトルに効果なんてまったくありません!
過去にテレビ番組の実験で効果がないことの証明までされてしまっている完全な都市伝説でありデマです(笑)
じゃあ、なぜここまで全国的に信じられていたのかというと
- 畑などに光を反射するCDを吊るす鳥避けが信じられていたのと同じようにキラキラ光る水入りペットボトルも信憑性があると思われていた
- 急に見慣れないものが置かれている状況に猫が警戒しているのを効果があったと勘違いした
といったことがあるのではと思われます。
しかし、こんなものに警戒して怖がるのは鳥も猫も最初だけです。
3日もすれば「何も害はない」とわかって気にも留めなくなります。
むしろ中の水が太陽の光で温かくなるので、ペットボトルにくっついたり上に乗ったりして昼寝をしている猫もいるくらいです(笑)
効果もないうえに事故の危険も!猫避けペットボトルは置かない方が良い
効果なんてないということがわかった猫避けペットボトル。
それどころか家の周りに置いておくと事故が発生する危険まであるんです!
実際に水入りのペットボトルを家の周りに置いていたというところでは、
水の入ったペットボトルが虫メガネの要領で太陽の光を集め火事を起こしてしまった
という例もあるそうです。
効果もないのに火事の危険性まで上がる。
さらに言えば「景観もあまりよくない」ので、置いておく意味がないどころか即処分した方がいいのニャ!
誰が言い出したの?猫避けペットボトルの発祥はいつ?どこで?
じゃあこんな全国的に信じられてしまうようなデマを言い出したのは誰が、いつ、どこでなんでしょうか?
これには諸説あるようですが、どの説も発症は海外のようです。
「1989年にアメリカで発売された本に都市伝説として紹介されていた」
とか
「1980年代半ば、ニュージーランドのラジオで放送したエイプリルフールのジョークをみんなが信じた」
などがイギリスやアイルランド、オーストラリアといった世界各国に広がってしまい、ついには日本にまで到達してしまったということのようです。
ってことはこの猫避けペットボトルの説、世界中の国々で信じられていたということなんですね!
それは日本に伝わって来たときに信じてしまったのもムリないかもしれません(笑)
そっとお帰り願おう!ホントに効果のある猫避け方法とは?
猫避けの水入りペットボトルが完全なウソだったのなら、ホントに効果のある猫避けの方法とはどんなのがあるのでしょうか?
最後に猫に来てほしくない場所からお帰り願うホントに効果のある猫避けの方法を紹介しておきましょう。
※猫の性格などによっては効果が薄いこともあるのでその辺はご了承ください。
環境を変えて猫にとって居心地が悪い場所にしよう
野良猫があなたの家の周りにちょこちょこ来たりトイレにしたりしているのはどうしてだと思います?
それは
”居心地が良い”から!
この一言に限ります。
なので猫に来てもらいたくない場合にはこの逆。
「猫にとって居心地の悪い環境を作り上げること」
を目指すことになります。
といっても難しく考えることはありません。
要は猫のジャマをすればいいだけなので
- いつも猫が来るルートに物を置いて通りにくくする
- トイレにされてるなら人工芝のマットを敷くなど砂かけができない状況をつくる
- 猫の苦手なニオイ(主に柑橘系)の鉢植えを置いたりする
といったカンタンなことで大丈夫。
※特に鉢植えを置く場合には「ルー」がおすすめ。
別名「ネコよらず」と言われるほどで強い柑橘系の香りが猫を寄せ付けなくするそうです。
猫が残していったニオイをこまめに消そう
オス猫の場合は自分のナワバリとして主張するためにニオイの強いオシッコでマーキングをしていきます。
いわゆる「スプレー行為」というやつです。
このニオイが残っていると「ここは自分の場所」と認識していつも来るようになってしまうので、
こまめに猫のニオイを消すことが大事
になってきます。
ただこのニオイ、水で流した程度では取れないくらいしつこいので、しっかり洗って最後にペット用の消臭スプレーをかけるぐらい徹底的にやる必要があります。
また、家の庭などをトイレにされてしまっている場合、ニオイをとるために
「重曹」が効果的
だと言われています。
猫がトイレをした土に重曹をまいて少しかき混ぜるとニオイが取れるそうです。
猫避けグッズに頼ってしまおう
「どうしても猫が諦めてくれない」という場合には猫避けグッズを試してみましょう。
いろいろなタイプのものが販売されていますので状況に応じて選んでみてください。
...ただ、自分はこの方法はあまりおすすめはしません。
猫避けグッズはどうしても猫に直接イヤな思いをさせてしまうものが多いので、”追い払う”という感じが強くなる気がするからです。
やんわりと「ここはダメだよ」ということをわかってもらうのが理想なので、この方法はあくまで最終手段として考えておいてください。
それでは一応タイプ別に少し紹介しておきます。
「忌避剤タイプ」
「スプレータイプ」
「超音波タイプ」
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「猫避けペットボトルの効果と真実、他の効果のある猫避け方法」について解説してみました。
確かに家の周りでオシッコやウンチをされてしまうとニオイがするなど困ることがあるでしょう。
だけど猫の方も嫌がらせなどではなく、安心してトイレができる場所がたまたまあなたの家の周りだったというだけなんです。
なので、猫自体を嫌って何もしていない猫までむやみやたらと追い払うことはしないようにしてくださいね。
それでは、この記事が少しでもあなたの参考になったなら幸いです。