こんにちは!こんばんは! クロネコあぐりです。
この記事ではこんなことに触れています。
- 猫をキャンプに連れて行くことのメリット・デメリット
- 猫をキャンプに連れて行くときに準備すること
- 猫をキャンプに連れて行くときの注意点
「 猫ってキャンプに連れて行ってもいいんですかね?」
キャンプに連れて行くとなるとどうしても犬が思い浮かびます。
”自然に囲まれた広いところで楽しそうに走り回る”
そんな姿が思い浮かびますよね
しかし、猫はというと...そんなイメージありませんね(笑)
だけど、
犬を連れて行って楽しいなら、猫を連れて行っても楽しいはずです!...多分
今は”犬を飼っている人よりも猫を飼っている人のほうが多い時代”です。
「猫と一緒にいろんなところに行っていろんなことで遊びたい」
と思っている人も多いと思います。
ということで今回は
- 猫をキャンプに連れて行くって...あり?
- 猫とキャンプに行くには準備が大事!
- 猫とのキャンプで気をつけておくことは?
について解説させていただこうかなと思います。
普段とは違った形で猫との思い出をつくれるといいですよね。
猫をキャンプに連れて行くって...あり?
猫をキャンプに連れて行く。
確かにあまり聞かないかもしれませんね。
イメージ的にも
犬・・・アウトドア派
猫・・・インドア派
といった感じですしね。
だけど、犬でも引っ込み思案な犬もいますし反対に外が好きな猫もいます。
結局のところ
”猫の性格次第”
ということで、「正解はない」に着地しました(笑)
ただ、猫をキャンプに連れて行くことに正解はなくても
「メリット」「デメリット」
はあるので、それらを解説していきましょう。
判断材料のひとつにしてみてください。
猫をキャンプに連れて行くメリット
猫をキャンプに連れて行くことでどんなメリットがあるのでしょうか?
さっそく見ていきましょう。
もしもの時の慣れや練習になる
猫を飼っている場合、災害など”もしも”のことが起こってしまったときに
”猫も人もパニックになる”ことで避難が遅れる可能性が高くなります。
また避難所生活になってしまった場合、猫が
「見知らぬ場所・見知らぬ人がいる中で普通に生活できるか」
ということが大きな問題になってくると思います。
いちばん困るのは生活環境が変わることで
「ごはんを食べなくなる」
「トイレを我慢してしまう」
といったことです。
そこで、普段から猫をキャンプに連れて行くことによって
- 外出時でも普通に生活することの練習になる
- 違う環境に慣れさせる
というメリットがあります。
家で独り留守番させるより安心できる
”キャンプに行く”ということは猫は
- 「家で留守番」
- 「どこかへ預ける」
といった形にならざるをえないですよね。
”猫を置いて出る”となると、やっぱりどこか不安な気持ちが出てくるであろうと思います。
そんな気持ちのまま思いっ切り楽しむというのは...しづらいでしょう。
それなら
「猫も一緒に連れて行って気兼ねなく楽しめた方がいいのでは」
と思います。
普段とは違った愛猫を写真に収めることができる
いつも家の中だといつも同じような写真になってしまいますよね。
それでもいろんな表情やしぐさを見せてくれてカワイイのですが
キャンプに連れて行くことで
- 「自然と触れ合っている」
- 「初めて見るものに興味津々」
といった
”普段とは違う表情やしぐさ”に出会うことができます。
思わず写真を撮りまくって、帰ったころにはフォルダの空き容量がなくなっているかもしれませんよ(笑)
猫をキャンプに連れて行くデメリット
では、反対に猫をキャンプに連れて行くことでどんなデメリットがあるのでしょうか?
解説していきましょう。
環境を変えることでストレスがかかる
猫は環境の変化にとても敏感です。
いつもいる家の中であっても、
”家具の配置が変わった”
くらいで気になりストレスを感じてしまう猫もいるくらいです。
完全室内飼いをしているような場合だと、
「外に出る」
というだけでも”ストレスからパニックになってしまう”こともありえます。
猫の様子には十分注意しましょう。
猫の生活リズムが狂ってしまうかも
猫は夜行性の動物です。
昼間は普段なら寝ている時間になります。
ただでさえ、猫の睡眠時間は1日16時間~17時間と言われていますので
- キャンプ地への移動時間
- キャンプ場で遊んでいる時間
には
「眠いな~、静かに寝かせてくれないかな~」
と思っているかもしれません。
そして狂ったリズムは猫の持つ「体内時計」などの機能も狂わせ、
”体調を崩してしまう”ことにつながる
かもしれません。
猫とキャンプに行くには準備が大事!
猫をキャンプに一緒に連れて行くときには
”人間だけで行くときより準備が大事”
になります。
しておくべき準備をまとめてみましたので、参考にしてみてください。
まずはキャンプ場の確認から
キャンプに行くのにキャンプ場を利用することがあると思います。
「外だから別に動物が一緒でも問題ないだろう」
と思うかもしれません。
しかし、キャンプ場には
「ペットOK」なところと「ペットNG」なところ
があります。
行く前にはきちんと”連れて行って大丈夫かどうか”の確認をしておきましょう。
猫用の道具を用意しよう
猫にキャンプ場の施設を使わせたり、人間と同じものを食べさせたりするわけにはいきんせん。
猫には猫のキャンプ用道具を持っていくようにしましょう。
といっても普段使っているものが慣れていていちばん良いので
新たにキャンプ用として買わなければいけないものはさほど多くないかもしれません。
以下に持っていくもののリストを作ってみました。
準備の参考にしてみてください。
- いつものフードと水(少し多めに)
- いつも使っている食器
- いつも使っているトイレと砂(携帯できる簡易トイレでもOK)
- いつも使っているクッションや毛布
- いつも使っている猫用ベッド
- おやつ(機嫌が悪くなったとき用に)
- キャリーバッグ
- リードとハーネス
- ペット用虫よけ
- 猫用シャンプーシート
- 猫用の小さなテント
と、とりあえずこれくらいは必要になるかと思います。
いつも使っているものを中心に持っていくことになりますね。
トイレは「携帯できる簡易トイレ」でもいいですが
「猫砂」はいつも使っているもの、できれば少し汚れたところを持っていくと
”自分のニオイがする”ので安心して使ってくれることと思います。
静かに落ちつける場所として「猫用の小さいテント」があるといいですが、
”キャリーバッグに毛布やブランケットを被せてあげて代用”しても問題ありません。
猫に必要なキャンプグッズの詳しい解説とおすすめグッズについてはこちら
ワクチンは接種しておこう
多くの飼い主さんが猫にワクチンを接種させてると思いますが、
「完全室内飼いだから感染病になることはないだろう」
と、まだワクチンの接種をしてない場合もあるかもしれません。
外に出る、特にキャンプなどの自然の多い場所に行くのであれば
”ワクチンの接種はしておくべき”です。
自然の多い場所では
「病原菌」や「ウイルス」のみならず
「ノミ」や「ダニ」などの寄生虫も多くいます。
感染や寄生を防ぐためにもこれを機にワクチン接種をしておくようにしましょう。
猫用の保険に入っていると心強い
「猫用の保険」と聞くと普通は
- 病気のときの治療費の保障
- 入院したときの費用の保障
といったことが思いつくでしょうが”特約”として
「他人の身体や持ち物を傷つけてしまったときにかかる費用を助けてくれる」
といったものもあります。
普段はおとなしい猫であっても”絶対に何もしない”という保証はありません。
ときには他の方の身体や持ち物を傷つけてしまうことも...
万が一を考えて、猫用の保険に入っておくことをオススメします。
猫とのキャンプで気をつけておくことは?
「猫とキャンプに来たー!」と浮かれる前に、
猫とのキャンプで気をつけておかなければいけないことがありますので解説しておきましょう。
脱走してしまわないよう十分に注意をしよう
最も気をつけなければいけないことそれは
”脱走”です!
”元気で物怖じしない性格の猫は好奇心”
”静かで憶病な性格の猫はパニック”
が原因で不意に脱走してしまうことがあります。
家から脱走したのならまだ帰ってくることもあります。
しかし、家から離れたキャンプ場で脱走して迷子になってしまうと
帰ってくる可能性は...限りなくゼロに近いです!
キャンプ場についてもすぐに車のドアなどは開けずに、
まずは猫にリードやハーネスをつける
ことからやりましょう。
そして、猫が飛び出てしまわないように
- 車のドアはゆっくりと開ける
- リードはたとえ抱きかかえていたとしてもしっかり握っておく
ということを意識しておきましょう。
リードやハーネスをつけているからと安心しすぎてはいけません。
「猫は液体」と言われるように、力が加わったときなど”不意にスポッと抜ける”ことがあります。
「キャンプでの思い出が最後の思い出」
とならないように十分注意しておきましょう。
意外といろんなものを口にしてしまう
普段は”家の中で決まったフードを食べている”のであまりわからないかもしれませんが
猫って意外といろんなもの...食べてしまいます
特にバッタやちょうちょなどの昆虫を見つけると、
瞬時に野生のスイッチがオン!
”追いかけまわした勢いでパクッと食べてしまう”ことが結構あります。
体調を崩してしまわないかも心配ですが、猫に無益な殺生をさせないためにも
猫の行動には目を光らせておきましょう。
虫よけを使うときは要注意
自然の多いところは解放感から癒されますが、同時にハエや蚊などといった害虫も多いですよね。
そうしたとき「蚊取り線香」や「虫よけスプレー」などを使うと思いますが
ちょっと待ってください!
普通の蚊取り線香や虫よけスプレーでは、
猫がイヤがる香りの入ったものや猫に害がある成分が入っていたりします。
虫は寄ってこなくなっても猫が苦しむことになりますので
虫よけに使うものは
「ペットがいても使用可能」
なものを使うようにしましょう。
野生動物には気をつけよう
家の中では”野生動物に気をつける”なんて状況にはなりませんが、
キャンプ場では十分にあり得ます。
特にカラスなどが猫のフードを狙ってくることがあるので
- ごはんをあげるときには周囲を見渡し、安全を確保してからあげる
- ごはんのときはテントの中に入れて食べさせる
といった対策をとるようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「猫をキャンプに連れて行くこと」についてのメリットとデメリット、
準備から気をつけておくことまでを解説させていただきました。
猫とキャンプについてまとめると
- 猫をキャンプに連れて行くことは「災害など”もしも”のときの練習になる」「家で留守番をさせておくより安心できる」「普段とは違った猫が見れる」などのメリットがある
- 逆に「環境を変えることによるストレス」「猫の生活リズムが狂う」といったデメリットもある
- 猫とキャンプに行く前に準備をしっかりしておく
- 猫とのキャンプでは「脱走」「虫などを捕食する」「虫よけに気をつける」「野生動物に注意」といった気をつけることがある
といった感じでしょうか。
猫とアウトドアを楽しむ機会なんてめったにありません。
一生の思い出になるようにしっかりと準備をして行くようにしましょう。
それでは、この記事が少しでもあなたの参考になったなら幸いです。