こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。
この記事ではこんなことに触れています。
- 猫の運動会が開催される理由猫と対策や注意点について
自分だけでしょうか?
「猫の運動会の開催時間、手違いじゃないんですかね?」
って思うのは。
猫の運動会っていつも開催時間が夜中!
今日も始まり
あっちへ「ズドドドド!」こっちへ「ズドドドド!」と走り回り、あらゆる所へ飛び乗ってはものを落としていく...
そんな感じで...いつも寝不足。
なぜ保護者(飼い主)が観覧しない時間を狙って開催しているのか、運営委員会(猫)を問いただしたい(笑)
そんな気持ちを抱きつつ、仕事や学校で”睡魔に襲われるような毎日”を送っているあなた。
「なぜ、あんなに走り回るのか?」
「何か止めさせる方法はないものか?」
と寝不足でボーっとなった頭を悩ませていることでしょう。
ということで今回は
- 猫の運動会が夜中に開催されるのはどうして?
- 運営委員会(猫)を説得して猫の運動会を中止させるには?
- 猫の運動会が強行開催されるようであれば
について、解説させていただこうかなと思います。
猫の運動会、もう少し早い時間だとここまで苦労はしないんですけどね。
猫の運動会が夜中に開催されるのはどうして?
まず最初に、”猫の運動会”と言っていますが、じつはあれには正式な名称があります。
「真空行動」
というのが正式な名称なのですが
「何も目的がないのに走り回ったり、飛び跳ねたりしている」
というのが語源となっているそうです。
...ん?ちょっと待って!
”何も目的がない”...ということはただヒマだからってこと?
いやいや、ヒマなだけであんなに騒がれちゃったら...ねぇ?
ちゃんとした理由があるでしょ?あるはずです!お願い!あって!!
自分、調べました。
そしてみつけました、理由を!(よかったー!)
それでは発表していきましょう。
野生の血が騒ぐ
いちばん大きな理由がこれです。
本能!
猫は夜行性の動物のため夜に行動すると思われていることが多いですが、いちばん活発に動くのは、獲物となるネズミなどが動き出す
”夕暮れや明け方”
この時間帯になると、野性のころの名残で狩りに使うため昼間にためておいたエネルギーが爆発しているんです。
つまり
「やり場のないエネルギーを狩りのシミュレーションをすることで発散している」
ということです。
運動不足やストレスを解消するため
猫はちょっとした環境の変化も嫌い、それがストレスになることもあります。
ただ、ちょっとしたことでも溜め込んでいけばやがて大きくなるもの。
それを
「昼間にしっかり休んでためこんだエネルギーと一緒に発散して解消している」
ということも考えられます。
また、犬のように「毎日散歩をする必要がない」と言われている猫ですが、
1日中何もしない日が続くと体を動かしたくなるものです。
人間が
「最近運動不足だから、ジョギングでも始めようか」
というのと似たような感じかもしれませんね...まぁ、激しさは段違いですが(笑)
昼夜逆転していることも
猫はもともと夜行性ですが、活発に動くのは獲物が動き出す夕暮れと夜明け。
飼い猫の場合、飼い主さんの生活リズムに合わせるようにもなって夜には人間と同じようにグッスリ眠っている猫が多いです。
しかし、昼間に仕事などで”家に誰もいない状況”になっていると、猫はヒマでしょうがありません。
特にすることもないので、ずーっと寝て過ごすことになるわけですが、そうなると
夜にはランランと目が覚めてしまいます。
運動会の開催時刻が真夜中という場合には「猫の生活が昼夜逆転している」といったことも考えられます。
運営委員会(猫)を説得して猫の運動会を中止させるには?
本能による行動とはいえ、毎日のように開催されてはこちらの身が持ちません。
猫のストレスは発散できても、こっちのストレスと眠気は溜まってしまいます。
そんな猫の運動会の対策はどのようなことをすればいいのでしょうか?
なんとか運営委員会を説得して中止、悪くても延期してもらうようにしましょう。
夜寝る前にたっぷりと遊んであげる
運動会を開催させないためには、
昼間にたまったエネルギーを使い切らせてあげればいいんです
猫じゃらしなどのおもちゃを使って、走って追いかけさせたり、ジャンプさせたりと、寝る前に猫が楽しくて満足するような遊びをたっぷりとしてあげましょう。
たっぷりとはいっても、猫の持久力はたいしたことありません。
だいたい”10分~15分”も遊んであげると疲れて満足すると思います。
ただ、あまり遊ばせすぎて猫も自分もバテバテになってしまわないように気をつけましょう(笑)
昼間に1人遊びできる環境を整えてあげる
猫が昼間に寝てエネルギーを蓄えてしまうのは、昼間がヒマすぎるからというのもあります。
あまりにすることがないため、寝て過ごすようになるからです。
そのためには「昼間に1人でも退屈しないような環境づくり」が大切になってきます。
1人でも遊べるおもちゃを用意してあげる
猫が昼間に1人でも遊べるようにおもちゃを用意しておいてあげましょう。
ただし、小さいものやちぎれてしまいそうなものは”誤飲”のおそれがあるので、1人遊びのおもちゃとしては止めておいた方がいいかもしれませんね。
「ボールタイプ」のものや「ぬいぐるみタイプ」のものなら狩りのシミュレーションにもなるのでオススメです。
10個入り759円(Amazon)
こちらのボールは中に鈴が入っているタイプのものです。
材質が天然ゴムなので壊れにくく、1人遊びでも大丈夫だと思います。
直径4㎝とちょうどいい大きさで、コスパも良いです。
1個だけだと隙間などに入ってしまうとそれまでなので、何個か転がしておいてあげるといいですね。
477円(Amazon)
こちらは、Amazonの「またたびトイ」のカテゴリでベストセラー1位になっているけりぐるみで、
- 「生地には丈夫なコットンを使っている」
- 「細長い形状になっているため掴んでキックがしやすくい」
といった特徴があります。
エビだけではなく他の種類もあり、コスパもいいので飽きたときのために複数個買っておくのもありですね。
キャットタワーを設置してあげる
猫は高いところが好きな動物なので、キャットタワーを設置してあげることで
自然と上下運動やジャンプをするようになり、ちょうどいい運動になります。
また、設置場所を窓際にすることで外の様子を観察できるため退屈しのぎにはちょうどいいでしょう。
9,980円(Amazon)
こちらのキャットタワーはサイズが
縦40㎝×横60㎝×高さ165㎝
で段差が多く、猫が上下運動をするのにもちょうどいい高さです。
7,381円(Amazon)
運動量が多いような激しい猫には、こちらの「突っ張り棒タイプ」のキャットタワーでしっかり固定してあげておいた方がいいでしょう。
こちらは部屋の角に置くタイプになっていて、高さは突っ張り棒を含めて
248㎝~223㎝ほどあります。
見て見ぬふりをしよう
猫の体力は長くもたないため、
だいたい15分、長かったとしても30分くらい
で閉会式を迎えていることがほとんどです。
※中には休憩を挟んで長時間開催している場合もありますけど...
”周りに迷惑がかからない、かつあなたが我慢できる”
というようであれば思う存分運動会をさせてあげるのもひとつの手です。
思う存分運動会を満喫した後は、
- 「ストレスはすべて解消」
- 「動くことにより内臓も活性化するので翌日のお通じがよくなる」
と健康面で良いこともありますので決してムダじゃありません。
猫の運動会が強行開催されるようであれば
開催してほしくない!
だけど、
どうしても強行開催に踏み切ってしまう。
といったような場合にやっておくべき対策や注意しておくことがあります。
床や部屋に対策をしておく
マンションやアパートの場合、
となりの部屋や特に下の階の部屋に対する防音対策が必要です。
床には音が出ないように、厚めのマットなどを敷いて走る音が響かないようにしましょう。
また、興奮して走り回るためゴミ箱など倒れやすいものをなぎ倒していくことが多いと思われますので、そういった”倒れて大きな音が出てしまうようなもの”は片づけておきましょう。
32枚組4,780円(Amazon)
サイズ:縦59㎝✕横59㎝✕厚さ1㎝
本能を満たすためなので決して怒らない
猫の運動会は、
本能を満たすために開催されている
ことが多いです。
そのため、始まると自分でも制御ができずに走り回ってしましいます。
決して、あなたを困らせようとしてやっている行為ではありません。
絶対に怒鳴りつけたりして怒らないようにしましょう。
猫の方も「かまってもらえた」と思ってより興奮してしまい、逆効果になることがあります。
ケージに閉じ込めるようなことは逆効果になります
「走り回ってどうにもならないため、捕まえてケージの中に閉じ込めてしまう」
といったことはやめてあげましょう。
本能による行動なので満たされないとストレスが溜まり、体調を崩してしまうこともあります。
また、不完全燃焼のまま強制的に終わらせられると、
- 体力の続く限り大きな声で鳴きだす
- ケージ内で暴れまわる
と逆効果になってしまうことがほとんどです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は夜になると開催される「猫の運動会についてその理由と対策」を紹介、解説させていただきました。
猫の運動会についてまとめると
- 猫の運動会は正式名称を「真空行動」という
- 猫の運動会は「猫の本能を満たすため」「運動不足、ストレス解消のため」「生活リズムが昼夜逆転しているため」が理由で開催されている
- 開催を中止させるには「寝る前にたっぷりと遊んであげる」「昼間に1人遊びさせて体力を使わせる」もしくは「まったく気にしない」が効果的
- 猫が強行開催に踏み切る場合は、周りに対しての防音対策などをしっかりやる
- 開催されても決して怒ったり、ケージなどに閉じ込めるといったことはしてはいけない
といった感じでしょうか。
愛猫が元気に走り回る姿は可愛らしいものですが、ときには迷惑になってしまうこともあります。
猫と人、お互い歩み寄りつつ毎日楽しく暮らしていけるといいですね。
それでは、この記事が少しでもあなたの参考になったなら幸いです。