こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。
この記事ではこんなことに触れています。
- ペット保険の概要とメリット・デメリット
- ペット保険の選び方
動物病院へ連れていったとき、
「思わぬ高額な診療費を請求された経験ありませんか?」
猫には人間のような「公的な保険」がなく、
診療費も「自由診療」で動物病院側が決めていいのが大きな理由です。
だけど
「何も心配せずすぐに病院へ連れて行ってあげたい」
「いい治療を受けて少しでも長生きしてもらいたい」
周りからすれば「たかが猫」と言う人もいそうですが、
自分たちからすれば”大切な家族の一員”です。
”そう思うのも当然”ですよね!
今は、そんな飼い主の思いの手助けをするために
「ペット保険」
というものがあります。
でも、営業マンが来て詳しく説明してくれるわけでもないので
「どんな保険があってどれを選べばいいのかわからない!」
っていうことになる可能性は激高です。
そんなのだったら保険がある意味...ないですよね。
ということで今回は
- ペット保険とはどういうもの?
- ペット保険のメリット・デメリット
- ペット保険を選ぶときに重視するポイントは?
- ペット保険の比較サイト「保険スクエアbang!」
について解説させていただこうかなと思います。
「今まで知らなかった」
「知っていたけど入るまではしてない」
というみなさんもこの機会にペット保険に入ることを考えてみてはいかがでしょうか。
ペット保険とはどういうもの?
ペット保険とは、
人間の保険と同じくプランに応じた月々の保険料を払いながら、
”ペットのもしも”に備えるもの
です。
基本的には、
「ケガ」をしたり「病気」になったりしたときの診療費の一部を補償してくれる
もので、人間の保険でいうところの「医療保険」に近いものだと考えられます。
保険が適用されるのは
- 「通院」
- 「入院」
- 「手術」
となっています。
ただし、
- 「不妊・去勢手術」
- 「予防接種」
- 「健康診断」
などは適用されないようなので注意しましょう。
入院や手術はもとより、”慢性疾患”などによる通院は
トータルで思いのほか”高額”になってしまうことが多い
ため、飼っている猫が高齢になるほど保険のありがたみを感じるのではないかと思います。
自分も昔飼っていた猫が「腎不全」になってしまい、そこから5年間の闘病生活を家族と猫で送ってきました。
けど、その頃はペットの保険など知らなかったため通院でかかる診療費はかなりの高額になっていました。
ペット保険のメリット・デメリット
続いて、ペット保険の”メリット”と”デメリット”について解説していきましょう。
ペット保険に入るメリットがあるのは当然ですが、反対にデメリットもあります。
そういったことも含めてペット保険に加入するかどうかを検討しましょう。
ペット保険のメリット
では、まずはメリットから。
診療費の負担が減る
ペット保険のメリットとして1番大きいのはお金の面、
診療費の負担が減る
ということです。
外に出る猫の場合はもちろん、完全室内飼いであっても
いつ、どこでケガや病気になるかわかりません。
自分の飼っている猫も部屋で遊んでいたときに足を滑らせて、
”軽い捻挫”になってしまったことがありました。
こんなちょとしたケガや病気でも、動物病院で診察を受ければそれなりのお金がかかってしまいます。
”急なケガや病気”に対応するためにも保険に加入しておくことはひとつの選択肢だと思います。
病気の早期発見につながっていく
保険に加入していると
「お金の心配をすることがなくなる」
↓
「動物病院へ行きやすくなる」
↓
「病気を早期発見できる可能性が高くなる」
といったことにつながるようになります。
正直な話、お金の面で不安があると
「ちょっと様子がおかしいな。2,3日経っても治らないようなら病院へ行こう」
と先延ばしにしてしまうことがあります。
その結果、連れていったときには”すでに重症化していた”といったこともありえます。
そうなると猫に余計な苦しみを与えてしまうことにもなりますし、
逆にトータルでもっとお金がかかることにもなってしまいます。
特約や割引を受けれる
ペット保険は
「特約」や「割引」を受けてより充実した内容
にすることができます。
ペット保険会社によっていろいろとありますが、以下のようなものです。
- がん追加補償特約
がんで手術を受けたときに手術給付金に上乗せされる - 診断書費用補償特約
病院によっては「診断書作成費」を請求されるのでその費用を補償 - ペットセレモニー費用特約
火葬費用や埋葬などにかかった実費を補償してくれる - 移動用補助器具費用特約
ケガや病気のせいで車いすが必要になったときの費用を補償してくれる - ペット賠償責任特約
人や他のペットなどに咬みついたり、ひっかいたりしてケガをさせてしまったときなどにその賠償金を補償してくれる
- インターネット割引
インターネットで加入申込すると、割引される場合がある - マイクロチップ割引
飼っている猫にマイクロチップを入れていると割引される制度 - 多頭割引
何匹も一緒に保険に入っていると保険料が割引される - 健康割増引制度
利用回数に応じて、次の年の保険料が割増されたり、割引されたりする - 無事故継続割引
保険会社が定める「事故」がなかったとき適用される割引
自分と猫の状況に照らし合わせて必要な特約や割引を受けるようにしましょう。
ペット保険のデメリット
続いて、デメリットの解説です。
掛け捨てタイプが多い
人間が入る保険には、支払う保険料を貯蓄して満期になったら返してもらう
「貯蓄型保険」
のタイプがありますが、ペット保険の場合はほとんどが
「掛け捨て型保険」
になっているようです。
なので、飼っている猫がケガや病気をしなかったら...損してしまった気持ちになるかもしれません。
まあそこは人間の保険でも同じことなので、猫がケガや病気をしなくて
「結果、意味なかったね」
であれば、それはそれでいいことなのではないでしょうか。
一定期間は補償の対象外
ペット保険の多くは
ペット保険に加入してすぐにケガや病気の補償をしてくれるというわけではない
ということのようです。
場合によっては、
加入から一定期間は「待機期間」
というものになってしまい、
その間はケガや病気になっても”補償の対象外”となってしまうので、
保険金が支払われないことになります。
なぜそんな「補償してくれない期間」があるのか?
主な理由として
「ペットの病気はかかっていることに気づいていないことが多く、潜伏期間を考慮しているため」
とのことです。
つまり、
「保険加入前の病気に関しては”補償対象外”のため、待機期間を設けてその間に病気が発症した場合は加入前に病気になっていたと判断する」
ということですね。
そのため「待期期間中にかかった病気」はその後に治っていなくても
”補償対象外のまま”です。
その「待機期間」は保険会社によって変わりますが、
だいたい「契約から30日」としているところが多いようです。
また、がんについては「120日間」が一般的なようです。
”待機期間終了後にかかった病気から”補償の対象となるので気をつけましょう。
ただし、ケガの場合は待期期間中であっても保険開始日以降であれば補償の対象となります。
猫の年齢とともに保険料も上がっていく
猫も人間と同じく”高齢になるほどいろんな病気にかかりやすく”なっていきます。
そういったことから、
保険料も入ったときのままではなく年齢に応じて上がっていく
ようになります。
なので、ペット保険に入る際には、
「高齢になったときに保険料がどのくらいまで上がるのか」
をきちんと確認しておくことが大切になってきます。
保険会社によっては
「○○歳以降は保険料が上がらない」
といったところもありますのでそういったことも考慮して選びましょう。
ペット保険を選ぶときに重視するポイントは?
ペット保険と言っても、保険会社ごとにさまざまなプランがあったりしてどれに入ればいいのかわからなくなりますよね。
ここでは、ペット保険を選ぶときに重視するポイントをいくつかあげてみたいと思いますので、あなたや飼っている猫の状況に合わせて参考にしてみてください。
目的に合わせて考えてみよう
まずは、飼っている「猫の年齢や体質」などから考えてみましょう。
「日頃から風邪などのちょっとした病気にかかりやすい」
「病気やケガはほとんどないが、もしものときに備えたい」
など、それぞれ状況が違うはずです。
その状況から補償割合(治療費の何%を補償してくれるのか)を考えて
「毎月の保険料は安くしたいから50%の補償でいい」
「保険料は多少高くなってもいいから100%の補償がほしい」
といったように選んでみてはいかがでしょうか。
加入できる年齢の範囲を確認しておこう
「プランばかり見ていて、いざ加入しようとしたら年齢が対象外だった」
なんてことにならないためにも、”加入できる年齢の範囲”を確認しておきましょう。
一般的には、
「生後1、2か月~8歳くらいまで」
となっているようですが、中には
「シニア用保険」
のようなところもあります。
どの生き物でも高齢になれば、体力の衰えなどから
「腎臓病」や「心臓病」のような思わぬ大病にかかりやすくなってしまいます。
”病気になった後では保険に加入できない”といったこともありえますので、
今までが元気だったとしても、早めに加入を考えておいた方がいいかもしれません。
保険金の請求方法を確認しよう
保険金の請求方法を確認しておくことはとても重要なことです。
請求方法は
- 窓口清算
- 立替清算
の2通りです。
「窓口清算」とは、動物病院で会計をするときに
補償される分が差し引かれていて自己負担する分だけを支払いする
方法です。
この方法だと、急なケガや病気の際にもお金の心配をすることなく病院へ連れていきやすいと思います。
「立替清算」はかかった診療費を
いったんすべて自分で支払っておいて、後から保険会社に補償分を請求する
方法です。
こちらの方法だと、
- 「急なケガや病気の際にお金の心配から病院へ連れていきづらい」
- 「後から自分で保険会社へ請求しなければならない」
と、多少めんどうでもあり忘れてしまうこともありますので注意が必要です。
自分が加入を考えているペット保険会社がどちらの請求方法になっているかよく確認しておきましょう。
ペット保険の比較サイト「保険スクエアbang!」
ペット保険のメリット・デメリットや保険の選び方などを解説してきました。
しかし、それらを参考にひとつひとつ保険会社を見比べるのは
手間も時間も果てしなくかかってしまいますよね。
こちらのサイト「保険スクエアbang!」は
- 「保険会社の比較」
- 「保険商品ごとの比較」
- 「ペット保険のランキング」
といったことを手軽にわかりやすく調べれるサイトです。
比較検討した後は、
気になった保険会社の資料を一括請求できる
のであちこちのサイトで手続きする手間も時間も大幅に省くことができます。
保険加入を考えるときには1度こちらで情報を集めてみるのもいいでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
猫の保険についていろいろと解説してきましたが、参考になったでしょうか。
今回のことをまとめると
- ペット保険とは「通院」「入院」「手術」などの主に診療費が対象
- 診療費の負担が減ったり、特典や割引を受けたりできる
- 一定期間は待機期間として補償がなかったり、掛け捨てが多く補償の制限がある
- 年齢や体質などから目的に合わせて考えると選びやすい
- 保険金の請求方法はよく確認しておく
- 保険会社にもそれぞれ特徴があるので、じっくり見比べたほうがいい
といったところでしょうか。
保険に入る入らないは猫ではなくあなたの判断次第ですが、大切な家族の一員のために慎重に検討してみてください。
それでは、この記事が少しでもあなたの参考になったなら幸いです。