クロネコあぐりのブログ

猫に関することを中心にその他自分が気になったことも発信していきます。

猫に歯磨きができないときは段階的に!歯ブラシまでの手順を解説

           歯みがきをしている猫のイラスト

こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。

 

この記事ではこんなことに触れています。

  • 猫に歯みがきをする段階的なやり方
  • 猫に歯みがきをするときの注意点

 

 

「あなたは...歯をみがいてますか?」

 

自分のじゃないですよ。

猫のです。

 

実際、”猫の歯みがき”って気にしたことあります?

自分は正直、気にしたことありませんでした。

 

じつは猫って”虫歯にはならない”と言われています。

「じゃあ、歯みがきの必要ないのでは?」

と思ったでしょう。

 

でも、猫は虫歯にならないけど

”歯周病”にはとてもかかりやすいんです!

 

程度の差はあっても

”3歳以上の80%”が歯周病になっている

と言われています。

 

それを防ぐためには「猫に歯みがきをしてあげる」ことが飼い主の重要任務になってきますね。

 

だけど

「猫の歯みがきなんてどうしていいかわからない!」

 って思う方も多いことでしょう。

 

そんな方、一緒に学んでいきましょう!

 

ということで今回は

  • 猫に歯みがきをさせてもらうために
  • 歯ブラシを使った歯みがきのやり方
  • 歯みがきをするときに注意したいこと

の3本でお送りさせていただきます。

この記事を通して、自分も猫の歯みがきについて見直そうかなと思っています。

 

ちなみに「猫の歯みがきグッズ」に関してはこちらで紹介しています。

参考にしてみてください↓

www.kuronekoaguri.com

 

 

猫に歯みがきをさせてもらうために

マルを出している猫のイラスト

猫に”歯みがきをする”ことは大事なことです。

 

とはいえ、いきなり歯ブラシを持って行って磨こうとしても...当然、イヤがるでしょう。

必死に抵抗し、中には噛みついてくることもあるかもしれません。

 

ということで、まずは”段階的に慣れていってもらう”ことからスタートしていきましょう。

 

口や口の中を触ることに慣れてもらう

歯みがきをするためには当然”口周り””口の中”触らせてもらわなければいけません。

 

なので最初は「口周り」と「口の中」を触っても”イヤがったり暴れたりしない”ように、少しずつ慣れていってもらうことから始めていきましょう。

 

まずは、猫がリラックスしているときを狙って後ろから抱きかかえ、

頭やノドなど”触られて嬉しいところ”を撫でながら口に手を持っていってみましょう

 

それでイヤがらないようになったら次は

”指で歯を軽くこする”ようにしてみましょう。

 

イヤがる場合は、指にペースト状のおやつを少しつけたりして、

「指が口に入ってくるといいことがある」

というように思わせていきましょう。

 

とにかく、最初の段階は口を触ることに慣れさせていきましょう。

指を口の中に入れてもイヤがらなくなったら次の段階です。

 

ガーゼなど柔らかいものを使って歯をみがいてみる(動画解説付き)

口の中に手を入れることに慣れてきたら、実際に歯をみがいてみましょう。

といっても、まだ歯ブラシを使ってやるのはキビシイです。

 

そこで

ガーゼなどの柔らかいものを使って”歯を拭く”

といった感じでやってみましょう。

 

やり方は

ガーゼを指に巻き付け、まずは外側からみがいていきます。

 

この時点でイヤがるようなら、先ほどと同じように

ガーゼにペースト状のおやつを少しつけるなどして慣れさせましょう。

 

外側をみがくことができたら、歯の内側をみがいていきます。

 

歯の内側をみがくとなると、必然的に

口を開けてもらわないとできません。

 

外側のときもそうですが、内側をみがくときも

”強くこすらない”

ということを気をつけましょう。

 

刺激を与えてしまうと急に口を閉じられて噛まれてしまうおそれがあります。

 

また、あまりにイヤがる場合は外側だけでかまいません。

ムリにやることだけはしないようにしましょう。

 

動画で見るとわかりやすいかもしれません

 https://youtu.be/oD3eVr9JZMg

 

綿棒を使って歯をみがいてみる

ガーゼでみがくことまでできたら歯ブラシ到達まであと少しです。

 

次は歯ブラシと同じ棒状のもの、ということで

”綿棒”を使って歯をみがいてみましょう。

 

やり方は、綿棒を持って

歯1本ずつをやさしくこすってキレイにしていきます。

 

このとき、綿棒が歯茎にあたらないように気をつけてください。

綿棒とはいえ歯茎に直接あたると痛いですし、傷ついてしまうおそれもあります。

 

あと、なるべく早く終わらせるように心がけましょう。

”猫の集中力はあまり長く続かない”のでササッとやらないとだんだん暴れだしてきてしまいます。

 

綿棒をイヤがるようなら、ここでも同じように

綿棒の先にペースト状のおやつを少し染みこませる

などして

「綿棒が口の中に入ることはイヤなことじゃない」

と思うようにしていきましょう。

 

慣れてきたら「猫用歯磨き粉」をつけてみがいてみてください。

 

歯ブラシを使った歯みがきのやり方(動画解説付き)

歯ブラシのイラスト

猫も飼い主さんも歯をみがくことに慣れてきたところで、

そろそろ歯ブラシを使って歯をみがいてみましょう。

 

歯ブラシを使って歯をみがく流れは

猫用の歯ブラシと歯磨き粉を用意する

       

歯ブラシを”横向き”にして、歯と歯茎の間に斜めにあてる

       

やさしく小刻みに動かしてみがいていく

       

臼歯(奥歯)を重点的にみがく

こんな感じです。

 

歯垢を落とすには歯ブラシがいちばんです。

上手くできるように頑張っていきましょう。

 

1回動画で見るとわかりやすいかもしれません

https://youtu.be/XLCD30YQSUQ

 

猫用の歯ブラシと歯磨き粉を用意する

まずは、道具の準備です。

歯ブラシと歯磨き粉は”猫用のもの”を用意しましょう。

 

人間用のものを使ってもいいですが、その場合は

乳児用の小さいブラシで柔らかめのもの

を使うようにしてください。

 

ただし、歯磨き粉に関しては人間用のものは使わないようにしましょう。

 

歯ブラシを用意したら、まずは猫にみせて慣れさせましょう。

歯ブラシにおやつなどをつけてなめさせてもいいです。

 

とにかく最初は

「歯ブラシ=イヤなものじゃない」

というのを教えてあげるようにしましょう。

 

歯ブラシを横向きにして、歯と歯茎の間に斜めにあてる

歯ブラシに慣れたら実際にみがいてみましょう。

ここに到達するまで長かったですね。

 

まずは、猫を後ろから抱きかかえ膝の上に乗せます。

そして歯ブラシはえんぴつを握るように軽く持ちます(歯ブラシは事前に濡らしておきましょう)

 

そして、猫の上唇をめくり猫の歯と歯茎の間

「歯周ポケット」

と呼ばれるところにあてます。

 

このとき、

歯ブラシは横向きで、”水平より少し斜め”(およそ45度くらいの角度)

にしてあてるようにしましょう。

 

また、歯ブラシが直接歯茎にあたらないように気をつけてください。

歯茎にあたると痛いです。

 

やさしく小刻みに動かしてみがいていく

猫の歯をみがくときには

「やさしく小刻みに」

が合言葉です。

 

強くみがいてしまうと振動で猫がイヤがることもありますし、歯茎を傷つけやすくなってしまいます。

 

また、猫がイヤがるようならいったん止めておき、機嫌が直ったのを見計らってから再度チャレンジしましょう。

 

臼歯(奥歯)を重点的にみがく

猫の歯みがきでいちばん重要なのは”臼歯(奥歯)”をみがくことです。

 

「猫がイヤがって長い時間はムリ!」

という場合でもここだけはみがくようにしましょう。

 

「他の歯をみがかなくてもいい」

というわけではありませんが、

  • 臼歯は他の歯より複雑な形をしている
  • ごはんを食べるときにはこの歯をよく使う

ということから歯垢がたまりやすくなっています。

 

さらに、

上あごのいちばん大きい臼歯

は”唾液腺の分泌口”があるため、特に歯垢がたまりやすくなっています(唾液に含まれるカルシウムやリンが歯石をつくりやすくしてしまう)

 

臼歯の中でもその部分は、特に念入りにみがくようにしましょう。

 

歯みがきをするときに注意したいこと

バツを出している猫のイラスト

猫に歯みがきをするときには、注意しておかなければいけないことがあります。

正しい歯みがきの仕方でやることは、猫の健康にもつながるので、気をつけておきましょう。

 

最低でも3日に1回は歯をみがく

猫の歯みがきをする頻度としては、毎日するのが理想です。

 

猫の歯垢は”歯石になってしまうスピードがとても速い”です

 

人間の歯垢がおよそ25日かかるのに対し、

猫はおよそ7日~10日で歯石へと変わってしまいます。

 

歯石に変わってしまうと

「歯がデコボコになる」→「さらに歯垢がたまりやすくなる」

という負のループに陥ってしまいます。

 

それが積み重なることで、

最後には”歯周病”になってしまう

ことになります。

 

毎日はムリだとしても、”3日に1回”は歯をみがいてあげるようにしましょう。

 

歯ブラシと歯磨き粉は猫用のものを使う

猫の歯をみがく道具はちゃんと

”猫用のもの”を用意するようにしましょう。

 

人間のものを使う場合でも、乳児用の小さく、柔らかいものであれば大丈夫ですが、大人が使うような歯ブラシはやめておきましょう。

 

普通の歯ブラシでは硬く、大きすぎて猫の歯茎を傷つけてしまうおそれがあります。

一度痛い思いをしてしまうと、歯みがきをさせてもらえなくなるかもしれません。

 

また、歯磨き粉もちゃんと猫用のものを使いましょう。

 

まず猫は口をゆすぐことができません。

人間用のものを使ってしまうとほとんどを飲み込んでしまうことになるでしょう。

 

さらに人間用の歯磨き粉には多くのものに

「キシリトール」

が使われています。

 

キシリトールは犬にとって”毒になる物”と言われています。

「低血糖」などの症状を引き起こすことがあるそうです。

 

絶対とは言いませんが

猫も同じような症状が出ることがあるかもしれません

 

なので、絶対に使わないように気をつけましょう。

 

イヤがるようなら無理にはやらない

猫は集中力が長続きしません。

歯みがきをしてる途中でイヤになり逃げようとすることもあるでしょう。

 

そんなときは押さえつけて無理にやらず、いったん止めてあげましょう。

 

猫の歯垢は7日~10日で歯石になると言いましたが、

逆に言えば

「7日くらいかけて全部をみがいてあげればいい」

ということです。

 

”1回で全部をみがかなければいけない”、ということはないんです。

 

なので、

「今日は右の臼歯、明日は左の臼歯をみがこう」

という風に分けてやっても大丈夫ということです。

 

無理やりみがいて、

猫が歯みがきをイヤがるようになることの方がよくない

ので注意しましょう。

 

まとめ

歯がキレイな猫のイラスト

いかがだったでしょうか。

今回は猫の歯みがきについて

「慣れさせるところから歯みがきのやり方、歯みがきをするときの注意点」

までを紹介、解説させていただきました。

 

歯みがきのやり方についてまとめると

  • まずは、段階を踏んで、猫に歯みがきをするということを覚えてもらう
  • 歯ブラシで歯をみがくときは、横向きにして少し斜めで歯にあて、やさしくみがく
  • 猫の歯みがきでは臼歯(奥歯)を重点的にみがく、特に上あごの臼歯は念入りに
  • 猫は歯垢が歯石になるスピードが速いので最低でも3日に1回は歯をみがいてあげる
  • 歯ブラシと歯磨き粉は猫用のものを使う(特に歯磨き粉)
  • 猫がイヤがったら無理にやらない

といったことですね。

 

「猫の歯みがきは大事なことだけど、猫にとってはストレスになること」

 

その辺を意識して、上手いことやってあげたいものですね。

 

それでは、この記事が少しでもあなたの参考になったなら幸いです。