クロネコあぐりのブログ

猫に関することを中心にその他自分が気になったことも発信していきます。

シニア猫が”寝たきり”になったら?猫に合った介護で快適をサポート

            寝たきりの猫を見守る人のイラスト

こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。

 

この記事ではこんなことに触れています。

  • 寝たきりになったシニア猫の介護のポイントと注意すべき点について

 

あなたの飼っている猫は

「今、どの程度体を動かせますか?」

 

猫の平均寿命も年々伸びていっており、今はだいたい15歳くらいが平均だと言われています。

この先も高品質なフードや動物医療の進歩のおかげでまだまだ伸びていくと思われますが、そうなると増えてきてしまうのが

体の衰えにより寝たきりになってしまった猫

です。

 

「寝たきりになってしまっても大切な家族」

ということは変わらないので、できる限りのことはしてあげたいのですが、猫の介護に関しては経験が無いとよくわからないですよね。

 

さらに、寝たきりともなれば余計にでも気をつけて介護をしてあげないといけないようで不安が募ってしまいます。

 

そこで今回は

  • シニア猫になったら注意!体が衰え始めてる状態とは?
  • シニア猫が”寝たきり”になったときの介護方法
  • 寝たきりの猫の介護をするときの注意点

について解説させていただこうかなと思います。

「どんなときにどんなことをしてあげたらいいのか」、「どんなことに注意すればいいのか」といったことを知って、猫が寝たきりになってもなるべく快適に暮らせるように努めていきたいですね。

 

ちなみに、寝たきりまではなってない「シニア猫の介護」についてはこちらで解説しています。

 

シニア猫になったら注意!体が衰え始めてる状態とは?

高齢の猫のイラスト

年をとり高齢になると体の衰えが徐々に出始めてきます。

そんな衰えのサインとなるのが

  • 寝ていることが多くなった
  • 口臭がキツくなった
  • 夜鳴きが増えた

といったようなことです。

これらのことが出始めたら「猫の介護」の準備を始めるようにしましょう。

 

ただし、中には

「病気になっているためにサインが出ている」

ということもあるので、そのあたりの見極めはしっかり行うようにしましょう。

 

「シニア猫の体の衰え」についてはこちらで詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみてください。

 

シニア猫が”寝たきり”になったときの介護方法

白衣を着た猫のイラスト

体が衰えて”寝たきり”になってしまった猫には介護が必要になります。

その介護方法を

  • 「食事編」
  • 「トイレ編」
  • 「睡眠編」

とそれぞれ解説していこうと思いますので、参考にしてみてください。

 

寝たきり猫の介護「食事編」

猫の食事の介護をしているイラスト

シニア猫の食事はとても大事です。

若いころは少々食べなくても体に影響はないですが、年をとってからは食べないことがあるとみるみる体が弱っていきます。

 

たくさんの量を食べさせるのは難しいかもしれませんが、栄養不足にならないためにもそれなりの量は食べさせるようにしたいところです。

 

食欲があるようなら食べやすい態勢にして支えてあげよう

寝たきりの状態になっても食欲があって自分から食べようとしてくれる場合は、食べやすいようにサポートをする程度にしておきましょう。

 

しかし、”横向きのまま”食べさせたり、”顔だけが正面を向いている”ような状態で食べさせてしまうとフードが気管に入ってしまうおそれがあります。

体が弱っている状態ではむせるだけでかなりの負担になりますし、「誤嚥性肺炎」の危険もありますので注意しましょう。

 

寝たきりの猫でも食事のときは

やさしく抱き起こして”うつ伏せ”の状態にさせてから口元にフードを持って行って食べさせてあげましょう。

 

アゴの力が弱ってドライフードが食べにくいようなら

  • ウェットフードに変える
  • ドライフードをすり潰してペースト状にする

といった感じで食べやすい工夫をしてあげましょう。

 

また、食事をさせたときには同時に

水分を摂らせるのを忘れないようにしましょう。

意識して水分を摂らせないと「脱水症状」を起こしてしまう危険が出てきます。

 

食欲が無く自分から食べないようなら「強制給餌」の必要も

食欲が無く、フードに見向きもしないようなら強制的に食べさせる必要が出てきます。

ただし「今は食べたくない」と思っているだけかもしれませんので、見極めは慎重にしましょう。

 

”24時間以上”食べようとしなければ強制給餌を考えなければいけませんが、

「病気になっているから食欲が無い」

という可能性もあるので、まずは動物病院に連れて行きましょう。

 

「猫の食欲不振」についてはこちらで詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみてください。

 

寝たきり猫の介護「トイレ編」

おむつのイラスト

寝たきりになってしまっても、当然ですがトイレには行きたくなります。

しかし、寝たきりなのでトイレに行くことができません。

寝たままその場ですることになってしまいますので、猫のためにもしっかりとした対策が必要です。

 

「ペットシーツ」や「ペット用おむつ」を使って対応しよう

トイレに関しては、寝たきりの猫をトイレに連れて行って無理矢理出させるようなことをするわけにはいきませんので、

出した後の処理をこまめにするように心がける

ということが大切になります。

 

「ペット用のおむつを使う」というのが汚れることもなくいちばんカンタンな方法ではありますが、

  • 猫が慣れるまでストレスになる可能性がある
  • 履かせたり脱がしたりが負担になる可能性がある

といったデメリットもあります。

SSサイズ:ウェスト20~30㎝、体重1,5~3,5㎏

Sサイズ  :ウェスト25~35㎝、体重3,0~5,0㎏

Mサイズ :ウェスト30~40㎝、体重4,5~6,5㎏

 

「ペットシーツを使う」という場合には、猫の寝ている場所に敷いてあげるだけでOKなのでストレスは少ないかもしれません。

 

ただ、

  • ペット用おむつより頻繁に取り換えてあげなくてはいけない
  • どうしてもある程度のニオイは出る

といったデメリットもあるでしょう。

サイズ:幅33㎝✕奥行45㎝

 

猫の状態や自分のやりやすさなどから判断して好きな方を選んだので良いと思います。

ただし、どちらの場合でも

猫がオシッコやウンチをした後は体をキレイに拭いてあげる

ということは忘れないように気をつけましょう。

 

自力で出せない場合は「圧迫介助」でサポートを

寝たきりが長くなると筋力が弱ってきて自力でオシッコやウンチができなくなってしまう可能性も出てきます。

 

そのときには

「圧迫介助」

という方法で出すのをサポートしてあげましょう。

 

ただし、この方法は猫に合った正しいやり方で行わないと、逆に猫の体を傷つけてしまうおそれがあります。

決してネットなどで調べた知識だけで行わず、動物病院でしっかりと教えてもらってからするようにしましょう。

 

なので、ここではやり方については一切触れません。

 

寝たきり猫の介護「睡眠編」

寝ている猫のイラスト

シニア猫であり寝たきり、ということで1日の内でいちばん時間を使うことになるであろう「睡眠」ですが、

「ただ寝てるだけなら特にすることないんじゃない?」

と思うのは大間違い。

 

寝てるときでもしてあげないといけないことがあるんです。

 

寝る場所の環境を整え、負担が少ないシニア用ベッドにしてあげる

まず最初にやることは

猫が寝る場所の環境を整えてあげる

ということです。

 

猫が寝る場所を見直して

  • 朝晩と日中で大きな気温の変化がないか?
  • 静かに落ち着いて寝れるか?
  • もしもの時に倒れてくるような家具などはないか?

といったことをよく確認しましょう。

寝たきりの猫は、当然ですが自分で好きな場所を探すことができません。

飼い主であるあなたが、猫の居心地の良さそうな場所を探して環境を整えてあげるようになります。

 

そして「ベッド」も

寝たきりの猫が寝ることを考えて負担の少ないものにしてあげる

という必要があります。

 

体圧分散ベッドなど”柔らかすぎず固すぎず”の寝やすいベッドを用意してあげましょう。

 

「シニア猫の寝る環境とベッド」についてはこちらで解説とおすすめの紹介をしていますので、あわせて参考にしてみてください。

 

床ずれ防止のために寝返りのサポートやマッサージをしてあげよう

寝たきりの猫は自分で寝がえりをうつことができません。

そのため体の下になっている側ばかりに負担がかかって

「床ずれ」

を起こしてしまうおそれがあります。

※床ずれとは長時間圧迫されることによって血流が悪くなり、皮膚や皮下組織、筋肉に栄養が行き渡らずに”損傷または壊死”してしまうことです。

 

それを防ぐためには

定期的に人の手で寝がえりを打たせて体の向きを変えてあげる

ことが必要になります。

頻度としてはおよそ”2時間~3時間おき”が理想だと言われています。

 

そして寝がえりの際には、

同時に猫の体をマッサージして関節や筋肉が固くならないようにしてあげましょう。

 

マッサージは猫の脚や肉球を揉んだり、関節を少し動かしてあげるくらいのもので大丈夫ですので猫の反応を見ながらイヤがらない程度にしてあげましょう。

 

寝たきりの猫の介護をするときの注意点

バツを出している猫のイラスト

最後に、寝たきりの猫の介護をするときに気をつけておきたいことや気にかけておきたいことなどについて解説していこうと思います。

 

少しでも快適に暮らしてもらえるよう頑張りましょう。

 

不安な気持ちにさせないためになるべく近くにいよう

猫を抱っこしている人のイラスト

寝たきりで体が動かせない状態になっている猫は、

やはりどこか不安でしょうがない気持ちになっている

と思います。

静かで落ち着く場所がいいとはいえ、誰の存在も感じないところにポツンといたのでは寂しい気になると思いませんか?

 

心を許しているあなたが近くにいる、または近くに存在を感じることでその不安や寂しさを和らげることができると思いますので、なるべく近くにいてそれなりにスキンシップをとってあげるようにしましょう。

 

猫の体や寝ている部屋は常に清潔にしてあげよう

キレイな猫のイラスト

猫はもともとキレイ好きな動物です。

そんな猫が毛づくろいもできずに、またお尻の方は自分のオシッコやウンチで汚れているような状況だと

ストレス以外の何物でもありません。

 

猫が寝ている部屋についても同じことで、ホコリが舞っているような部屋ではストレスですし、なにより猫の体によくありません。

  • 部屋はいつもキレイにしてあげる
  • 猫の体はブラッシングをこまめに行う
  • トイレの後はすぐにキレイに拭いてあげる

といったことを意識して行うようにしましょう。

 

自分ひとりの介護に限界を感じる前に周りの手を借りるようにしよう

ペットシッターのイラスト

寝たきりの猫の介護はやはりかなりの負担になります。

「食事の世話」「トイレの世話」「床ずれの防止」など毎日欠かさずやらなければいけないわけですからね。

 

そんな介護を

ひとりでやり続けていたらどうしても限界が来てしまうだろうと思います。

 

あなたが倒れてしまってはどうしようもありません。

そうなる前に家族や友人など周りの人たちに協力してもらうようにお願いしましょう。

また、ペットシッターなどお世話のプロに頼むのもひとつの手です。

 

その他にも高齢になった猫のお世話をしてくれる

「老猫ホーム」

のような施設もあるようです。

心苦しいかもしれませんが、どうしようもなくなれば考えてみてもいいかもしれません。

 

まとめ

寝転がる猫のイラスト

いかがだったでしょうか。

今回は「寝たきりになった猫の介護」について介護をする際のポイントなどを解説させていただきました。

 

今回の内容をまとめると

  • 食事は猫をうつ伏せの状態にしてからゆっくり食べさせる
  • トイレはペットシーツや紙おむつで対応するしかない
  • 自力で排泄できない場合には圧迫介助をしてサポートする
  • 睡眠は床ずれ防止のために寝返りを打たせてあげる
  • 寝たきりの猫を不安にさせないためになるべく近くにいるようにする
  • 猫の体や寝ている部屋は常にキレイにしておく
  • 限界を感じる前に周りの手を借りることも考える

といったところでしょうか。

寝たきりになった猫はあなたの介護なしでは生きていくことができません。

しかし、あなたが疲れ果ててしまってはどうしようもなくなるので、ムリをすることだけは避けるようにしましょう。

 

それでは、この記事が少しでもあなたの参考になれば幸いです。