こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。
この記事ではこんなことに触れています。
- 猫が体に乗ってくる理由と乗ってきた体の部位ごとの猫の気持ちについて
あなたの家では
「どんなときに猫が体の上に乗ってきますか?」
一瞬、考えませんでした?
”どんなとき”って言われても猫が体の上に乗ってくる理由なんて考えたことないですもんね。
でも、猫のほうにはちゃんとした理由があって、あなたの体の上に乗っています。
しかも、体のどこに乗るかによってその理由まで違ってくるようなんです。
ということで今回は
- 猫が体の上に乗ってくる3つの理由
- 「何故ここに?」乗ってくる体の部位別の猫の気持ち
について解説させていただこうかなと思います。
乗ってきた猫の理由がわかれば、もっと上手にスキンシップがとれるようになるかもしれませんね。
ちなみに体の上に乗ってきた猫を上手に撫でてあげるためにこちらもあわせてご覧になってみてください。
猫が体の上に乗ってくる3つの理由
猫が体に乗ってくるのにはおもに3つの理由があると考えられます。
それが
- あなたを信頼している
- あなたに要求や伝えたいことがある
- 単純に部屋が寒い
の3つです。
特に変わった理由はないように見られますが、とりあえずカンタンに解説を加えていきたいと思います。
あなたのことを信頼している
猫はもともと単独で生活する動物のため”警戒心”がとても強いです。
そんな猫があなたの体の上、つまり
「手が届き、捕まえることもできるあなたのテリトリー内にいる」
ということは
”この人は自分に危害を加えることは絶対にないと信頼しきっている”
と思っていることになります。
子猫が母猫に抱いている安心感と一緒ですね。
あなたの飼い猫への愛情がきちんと伝わっている証拠だと思います。
あなたに要求や伝えたいことがある
猫が体の上に乗ってきたら...動くことができなくなりますよね。
つまり、
”あなたに行動の制限をかけて自分に注目させ、何かを訴えている”
ということが考えられます。
お腹が空いてしまったので
「ごはんちょうだい!」
と言っている場合もありますし、
体調が悪くて
「苦しいよ、助けて!」
と訴えている場合もあります。
猫が体にちょこんと乗ってくると可愛くて嬉しくなってしまいますが、
「どこか様子がおかしくないかな」
と観察するということも頭に入れておきましょう。
単純に部屋が寒い
野良猫が冬などの寒いときに身を寄せ合って寒さをしのいでいるのを見たことがないですか?
こんな感じです。
あなたの体に乗ってくるのも
”部屋が寒いために、暖かいあなたの体の上に乗ってぬくもりたい”
といった防寒対策の行動が考えられます。
「普段は猫用ベッドで寝ているのに今日は体の上に乗ってきた」
というような場合には部屋が寒いと感じているのでしょう。
暖かい毛布を追加してあげるなど、猫が快適にすごせるよう工夫してあげましょう。
「何故ここに?」乗ってくる体の部位別の猫の気持ち
「猫が体に乗ってくる」
と言っても毎回同じ場所に乗ってくるわけじゃありませんよね。
「あれ?今日はそこに乗るの?」
と急に違う場所に乗ってきたりします。
「なんで?」と思うかもしれませんが、それには乗ってきた体の部位ごとに込められた猫の気持ちがあるんです。
”顔や頭”に乗ってきた
猫が顔や頭に乗ってきた場合、
あなたが寝ているときだと何かしてほしいことがあるため
「ちょっと~、起きて~」
とあなたを起こそうとしているようです。
性格の違いで猫によっては前脚で顔を「てしてし」と叩くだけの場合もありますが、どうしてもあなたが起きてくれない場合の強硬手段だということでしょう。
また、座っているときでも頭に乗ってくることがあるようですが、その場合はあなたより高い位置に陣取ることで、
「自分の方が立場が上なんだぞ!」
と言いたがっているんだと思います。
”肩”に乗ってきた
肩に乗ってきた場合、
猫の顔とあなたの顔がほぼ同じ位置になるため呼吸や鼓動などが伝わりやすい、かつ周りを見渡せる高い位置になるので、
「より安心してリラックスできる」
といった気持ちが込められているようです。
また、より近くで顔を覗き込むことで
「もっとかまって!」
と甘えているという気持ちもあるようです。
他には、多頭飼いをしているような場合だと
「飼い主さん争奪戦」
として肩に乗ることで他の猫より優位に立とうとしているということも考えられます。
”膝”に乗ってきた
イスやソファなどに座っているとき膝に乗ってきた場合、
あなたの足の間にハマれるため体温をより感じるので暖かく居心地が良くて
「安心できて安眠できる良い場所だな~」
と思っていることでしょう。
膝に乗ってきた場合、猫が寝やすいベストポジションをキープしてあげなくてはいけないので地味に疲れます(笑)
”お腹”に乗ってきた
猫がお腹に乗ってきた場合、
お腹の柔らかさや暖かさから、母猫に包まれているころを思いだして
「心地いい寝場所だけど、なんだか懐かしい感じがするな~」
と思っていることでしょう。
そのため、お腹に乗ってきた猫は甘える行動でもある「フミフミ」をしてくることが多いようですね。
まあ、ただ単純に寒かったので
「あ~寒っ!お腹で温まろうっと」
と思っているだけの場合もあるかもしれませんが
”背中”に乗ってきた
猫が背中に乗ってきた場合、
「広い背中は暖かくて寝やすい」ということもあるかもしれませんが、本当の理由は
他にあるようです。
背中に乗られると動くことができませんよね?
そのため
「この人は自分のもの」とあなたを独占したい気持ちがあらわれている
ようです。
また、”背中に乗ることで動けなくなる”ということから
「自分の方が上の立場にいるんだぞ!」
とアピールしているとも考えられます。
背中とは違い”お尻”の方に乗ってくる場合もあるようですが、
それは
「あ~、良いクッションがあるな~」
くらいにしか思っていないようです。
いずれにしても体の後ろに乗ってくる場合、飼い主側にとってはあまり嬉しいことではないようですね(笑)
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「猫が体に乗ってくる理由と体の部位ごとの猫の気持ち」について解説させていただきました。
乗ってくる場所ごとにもいろんな猫の気持ちがありましたね。
中には「ん?」と思う理由もありましたが(笑)
ただ、猫は信頼していない人の体に乗ることは決してありません。
”自分の体に乗ってきた”ということだけで、十分信頼し大切に思ってくれている証拠になるでしょう。
それでは、この記事が少しでもあなたの参考になれば幸いです。