こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。
この記事ではこんなことに触れています。
- キャットシッターのメリット・デメリットと依頼する流れや料金について
猫を飼っているみなさん
「猫を飼いはじめてから引きこもりがちになっていませんか?」
確かに、猫がいると「家を空ける」ということに抵抗がありますよね。
ただ、どうしてもという場合には
「ペットホテルに預ける」
「ペットシッターに来てもらう」
といった方法を取らざるを得ません。
でも、猫って性格にもよりますが環境の変化にすごく敏感です。
「留守の間、少しでもストレスなく過ごしてもらいたい」
そんなときにオススメなのが”猫のお世話に特化した猫専門のペットシッター”
「キャットシッター」
です。
普通のペットシッターさんよりも”猫専門の”ということであればより完璧なお世話をしてくれそうですよね。
けど、
「利用したことがないから何もわからないためハードルが高く踏み出す勇気が出ない」
といった方も多いでしょう。
ならば、「サービス内容」や「料金がどのくらいかかるのか」ということがわかれば、そのハードルも少しは下がるのではないでしょうか。
ということで今回は
- キャットシッターさんにしてもらえることとは?
- キャットシッターさんにお願いするメリット・デメリット
- キャットシッターさんの料金ってどのくらい?
- キャットシッターさんにお願いする流れ
について解説させていただこうかなと思います。
自分の都合で猫にストレスを与えることは避けたいので、できるだけのことはしてあげたいですよね。
ちなみに「ペットシッターになりたい」という場合にはこちらの方に詳細がありますのであわせて参考にしてみてください。
キャットシッターさんにしてもらえることとは?
まず最初に、「ペットシッター」とは
猫などの動物を預かるのではなく依頼を受けた家に出向いてペットのお世話をする
サービスのことです。
その中で猫を専門にしているペットシッターのことを
「キャットシッター」
と言います。
なので、キャットシッターさんにしてもらえることとは
- 猫のごはんの世話
- 猫のトイレの掃除
- 猫の体調や様子を見る
- 猫が退屈しないように一緒に遊ぶ
といった日常のお世話を代行してもらうことになると思います。
シッターさんの中には「動物介護」などの資格を持っている方もいるので、その場合には病気の猫のお世話を頼むこともできます。
そもそもペットシッター自体は国家資格などがなく、誰でもすぐに始めることができます。
そのため、個人で開業しているシッターさんや会社に属しているシッターさんなどいろんな方がいます。
キャットシッターさんにお願いするメリット・デメリット
わざわざキャットシッターさんにお願いするメリットとは何でしょう?
また逆にキャットシッターさんにお願いするデメリットもあげておきたいと思います。
キャットシッターさんにお願いするメリット
まずはメリットから解説していきましょう。
猫の生活環境を変えることがないのでストレスを与えない
キャットシッターさんにお願いする最大のメリットはこれにつきます。
猫は環境の変化にとても敏感で弱いことが多いです。
ペットホテルに預けたりした場合、
- 「知らない場所」
- 「知らない動物のニオイ」
- 「慣れていないケージ」
などのストレスから体調を崩してしまうことがあります。
「2,3日他の場所に預けていたら帰ってきたときにはひどい下痢になっていた」
など案外よく聞く話です。
キャットシッターさんに来てもらえば
環境を変えることなくほぼいつも通りの生活ができる
ため猫のほうも安心してあなたの帰りを待つことができます。
猫の送り迎えや荷物の準備をしなくていい
猫をどこかに預ける場合、
- 「猫をその場所に連れて行き、帰ってきたら迎えに行く」
- 「預けるための道具を準備をする」
といったことをする必要があります。
旅行などで留守にする場合、自分の荷物の準備もあるのに
猫の荷物の準備もして当日に預けにいったり、帰ってきたら迎えに行ったり
と、なかなかハードな感じになってしまいそうです。
キャットシッターさんに来てもらえばそれらはすべて必要ありません。
病気持ちの猫でも対応してもらえる
ペットホテルなどの施設に預ける場合、
病気があって薬を飲ませなければいけないといった猫は預かってもらうのを断られることがあります。
キャットシッターさんにお願いするのであれば、そういった病気持ちの猫の看護やお世話も対応してくれます。
また「動物介護」の資格を持っているシッターさんであればなおさら安心して任せることができるでしょう。
キャットシッターさんにお願いするデメリット
良いことばかりではないかもしれません。
続いてデメリットの解説です。
あまり知らない人を家に入れる不安がある
「 留守の間に家に来てもらって猫のお世話をしてもらう」
ということは
誰もいない自分の家に”キャットシッターさん1人”
という状況です。
仕事で来てもらっているとはいえ...多少の不安はどうしてもあります。
キャットシッターさんのほうでもそういった不安を解消するため、こまめに画像や動画付きの報告メッセージを送るようになっています。
それでも...という場合には「ペット用の見守りカメラ」などを部屋全体が映るように設置しておくという手もあります。
でも、結局は信頼するほかないです。
安心して任せられるキャットシッターさんを探すのが難しい
先ほど触れたことと少し被るかもしれませんが、
キャットシッターさんも1人の人間、誰もが聖人君子のような人ではありません。
初めてお願いするときはどこのキャットシッターさんであっても初対面。
そのシッターさんの「人となり」なんて少し話しただけではよくわかりませんよね。
実際に、
- 「日常的にまたは言うことを聞かないからと猫を虐待していた」
- 「シャワーやベッドなどを勝手に使っていた」
といったマナー違反やトラブルなどもあるようです。
最近はSNS等で悪い噂はすぐに広まります。
口コミやレビューなどを参考にして、信頼できる会社やキャットシッターさんを探すようにしましょう。
緊急時に対応が遅れる可能性がある
ペットホテルに預けた場合、ホテルにもよりますが
24時間誰かが様子を見れるようにしているため急に体調が悪くなったなど猫に何かあってもすぐに対応できる
ことが多いです。
しかしキャットシッターさんの場合、お願いしていた時間が終われば帰ってしまうため、
必然的に家には猫だけの時間が多くなってしまいます
その間に何らかのトラブル、例えば
- 「猫が急に体調が悪くなる」
- 「停電によってエアコンなどが止まり、熱中症になってしまう」
といったことが起こってしまった場合、たとえペットカメラなどで異変に気付いてすぐ連絡をとったとしても、対応が遅れてしまう可能性があります。
お願いすれば泊まり込んでお世話してもらうこともできなくはないかもしれませんが、キャットシッターさんの料金は一般的に「1時間○○円」ということが多く、かなりの費用がかかってしまうと思われます。
まあ、こういったトラブルは
「買い物などで少し家を空けた」
ときなどでも起こる可能性のあることですので、キャットシッターさんがどうとかいう話ではないかもしれません。
キャットシッターさんの料金ってどのくらい?
さて、キャットシッターさんにお願いするとしたときにどうしても気になるのが
お金のこと
ですよね。
「猫のためならばお金のことは気にしません!」
というかたもいるとは思いますが、一般的な料金を知っておくことで
- 会社やキャットシッターさんの信頼性(こちらの足元を見てムダに高い金額を要求してきたりしてないかなど)
- キャットシッターさん自体のランクの高さ(一般的な値段より高いということは評価も高い可能性があるなど)
といったことを見極める材料にもなるので損はないと思います。
基本的な料金は「1時間○○円 」
キャットシッターさんにお世話をお願いする場合、
基本的には”時間単位”
でお願いをするようになります。
これは、
「留守中の猫のごはんの準備とトイレの掃除だけしてほしい」
といった短いお世話の要望に応えるために細かく時間単位にしていると思われます。
猫の中にはとても人見知りで
「知らない人がいるだけでストレスになってしまう」
というような猫もいますしね。
料金ですが、一般的に
1時間で3,000円くらい
かかるようです。
※個人で開業している場合は少し高い場合もあります
「複数頭飼っている場合」
1匹につき1,000円くらいの追加料金がかかる
場合もあります。
※その他、細かい要望やオプションなどで変わることもあります
「交通費など」
1回につき500円~1,000円くらい
といったものになるようです。
初めての場合、「登録料」として別に1,000円くらい必要になることもあります。
支払いに関しては、「前払い」となっているところが多く、「後払い」となっているところは少ないようですね。
会社や個人などによってもバラつきがありますので、お願いする際にきちんと料金のことは話し合っておきましょう。
後になって
「思いもよらず高額な請求が来た」
などトラブルが発生したとしても対応してくれない場合もありますので。
ちなみに結構かかるなと思った方はこんなコミュニティサイトもあります。
参考にどうぞ。
キャットシッターさんにお願いする流れ
最後に実際にキャットシッターさんにお願いをする流れを解説していきたいと思います。
大まかな流れは
1.キャットシッターさんを探して予約をする
↓
2.事前打ち合わせをする
↓
3.納得できたら契約書(同意書)にサインをする(同時にスペアキーを渡す)
↓
4.当日になったら自宅に来てお世話をしてもらう
↓
5.スペアキーを返してもらい終了
となります。
キャットシッターさんを探して予約をする
まずは、キャットシッターさんを探して予約を取るようにしましょう。
できるだけ近いところの方が交通費などを抑えることができるので、近場から探していくようにしましょう。
予約の際に来てもらいたいシッターさんの性別などがあればこの段階で伝えておきましょう。
シッターさんが見つかれば予約をするようになりますが、
予約をする際は時間に余裕を持ってするのが鉄則です!
急な理由がある場合はしょうがないですが、希望日までの日にちが少ないと
- 「シッターさんの確保ができない」
- 「事前打ち合わせができない」
などの理由から断られることが多くなります。
旅行など、お世話に来てもらいたい日が決まっているときには
2週間前~10日前まで
には予約の連絡を入れるようにしましょう。
事前打ち合わせをする
予約ができたら、お世話当日までのどこかで
「事前打ち合わせ」
をするようになります。
何も問題がなければ猫との顔合わせも兼ねて自宅ですることが多いようです。
事前打ち合わせでは
- お世話してもらいたい内容(ごはんの準備やトイレの掃除など)
- フードの場所やあげ方について
- 猫の頭数とそれぞれの性格
- 健康状態(持病の有無)とそれに伴う薬のあげ方など
- かかりつけの動物病院
- スペアキーの受け渡しや返却方法
- 電気やエアコンなどをつけっぱなしにしておくといった細かい要望
といったことを確認してもらいます。
納得できたら契約書(同意書)にサインをする
事前打ち合わせをして
- 「サービス内容」
- 「かかる料金」
などすべて納得できたら
契約書(同意書)にサインをして契約を完了します。
契約するときには
- ワクチン接種の証明書(3年以内のもの)
- 動物病院の診察券
- ハンコ
といったものが必要になることがあります。
あわてて探すことがないように前もって準備しておきましょう。
料金が前払いのところであればここで払うようになります。
と同時に”スペアキーも渡す”ことになるので忘れず用意しておきましょう。
※「スペアキーがない」というような場合には事前に作っておきましょう。
当日になったら自宅に来てお世話をしてもらう
お世話当日になったら自宅に来て猫のお世話をしてもらうようになります。
出かける前に
- 動物病院の診察券
- 普段使っているキャリーバッグ
といった何かあったときのためのものをわかりやすいところにおいておきましょう。
また、前日には一通り片付けをしておき部屋はキレイに掃除しておきましょう。
お世話中は猫の状態などを写真や動画付きのLINEやメールでこまめに報告してくれるところがほとんどです。
緊急時のこともあるので携帯などはいつもつながるようにしておきましょう。
スペアキーを返してもらい終了
家に帰ったら事前打ち合わせで決めていた方法でスペアキーを返してもらいましょう。
また、人見知りや寂しがりな猫の場合、
「知らない人が来てた」
「あなたの姿が見えない」
といったことからストレスが溜まり体調を崩しているかもしれません。
帰ったときには猫の体調確認も兼ねていっぱいかまっていっぱい褒めてあげましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「猫専門ペットシッターである”キャットシッター”」についていろいろと解説させていただきました。
今回の内容をまとめると
- キャットシッターとは猫の日常のお世話を代行してくれるサービス
- キャットシッターには「環境を変えることなくお世話してもらえる」「預け場所への送り迎えがない」「病気の猫でも対応してくれる」といったメリットがある
- 逆に「留守中の自宅に他人を入れるのは不安」「信頼できるシッターさんを探すのが難しい」「緊急時の対応が遅れる可能性がある」といったデメリットがある
- キャットシッターの料金は時間単位で1時間3,000円くらいかかる
- キャットシッターにお願いするには2週間~10日前に予約を入れ、事前打ち合わせなどをする必要がある
といったところでしょうか。
困ったときの頼りになるサービス
「キャットシッター」
なかなか利用する機会はないかもしれませんが、もしもの場合のために利用できるところを探しておくのもいいかもしれませんね。
それでは、この記事が少しでもあなたの参考になれば幸いです。