クロネコあぐりのブログ

猫に関することを中心にその他自分が気になったことも発信していきます。

暑いとダラケてしまうのは当然かな...

こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。

 

「緊急事態宣言」また出されましたね。

 

12日から来月の22日までだそうですが...前回から何も学んできてない。

4回目になりますが、もう当たり前のようになってきて効果があるのか疑わしいところです。

この感じだと5回目、6回目もありそうですね。

 

 

さて話は変わって、連日暑い日が続きますね。

「まだ梅雨も明けてないのにすでに夏!」

ということでウチの「あぐりさん」もダラケきってます(笑)

あくびをする猫の写真

「寝転がった状態での大あくび!」

朝カーテンを開けようとしたため起こしてしまい、少し不機嫌な様子でした。

 

猫用ベッドで寝る猫の写真

「ベッドから脚放り出して寝てる!」

この日は風もなく、蒸し暑い日だったので...しょうがないかな(笑)

 

仰向けで寝る猫の写真

「自分の股の間にスッポリ挟まってご満悦な様子!」

よほど安定感が良かったのかしばらくこのままフリーズしてました(笑)

 

廊下で寝転がる猫の写真

「あっ!猫が落ちてる!」

廊下は風が抜けて涼しいのでしょう。

エアコンが嫌いなので自然の風を求めてよくさまよっています。

 

これだけ暑いとダラケるのは当然ですね。

まあ、

気持ちよさそうにしてる猫の写真

こんな表情で毎日元気にしてくれてたらいうことはありません。

 

ただ、これからどんどん暑くなっていくので熱中症には気をつけたいところです。

年も年だし、黒猫だし...

 

それでは、明日からまた1週間頑張りましょう。

 

一緒に楽しめる?猫をキャンプに連れて行くメリット・デメリット

         猫とキャンプに来ているイラスト

こんにちは!こんばんは! クロネコあぐりです。

 

この記事ではこんなことに触れています。

  • 猫をキャンプに連れて行くことのメリット・デメリット
  • 猫をキャンプに連れて行くときに準備すること
  • 猫をキャンプに連れて行くときの注意点

 

「 猫ってキャンプに連れて行ってもいいんですかね?」

 

 キャンプに連れて行くとなるとどうしても犬が思い浮かびます。

 

”自然に囲まれた広いところで楽しそうに走り回る”

そんな姿が思い浮かびますよね

 

しかし、猫はというと...そんなイメージありませんね(笑)

 

だけど、

犬を連れて行って楽しいなら、猫を連れて行っても楽しいはずです!...多分

 

今は”犬を飼っている人よりも猫を飼っている人のほうが多い時代”です。

 

「猫と一緒にいろんなところに行っていろんなことで遊びたい」

 

と思っている人も多いと思います。

ということで今回は

  • 猫をキャンプに連れて行くって...あり?
  • 猫とキャンプに行くには準備が大事!
  • 猫とのキャンプで気をつけておくことは?

について解説させていただこうかなと思います。

普段とは違った形で猫との思い出をつくれるといいですよね。

 

 

猫をキャンプに連れて行くって...あり?

悩む人のイラスト

猫をキャンプに連れて行く。

確かにあまり聞かないかもしれませんね。

 

イメージ的にも

犬・・・アウトドア派

猫・・・インドア派

といった感じですしね。

 

だけど、犬でも引っ込み思案な犬もいますし反対に外が好きな猫もいます。

 

結局のところ

”猫の性格次第”

ということで、「正解はない」に着地しました(笑)

 

ただ、猫をキャンプに連れて行くことに正解はなくても

 

「メリット」「デメリット」

 

はあるので、それらを解説していきましょう。

判断材料のひとつにしてみてください。

 

猫をキャンプに連れて行くメリット

マルを出している猫のイラスト
猫をキャンプに連れて行くことでどんなメリットがあるのでしょうか?

さっそく見ていきましょう。

 

もしもの時の慣れや練習になる

猫を飼っている場合、災害など”もしも”のことが起こってしまったときに

”猫も人もパニックになる”ことで避難が遅れる可能性が高くなります。

 

また避難所生活になってしまった場合、猫が

「見知らぬ場所・見知らぬ人がいる中で普通に生活できるか」

ということが大きな問題になってくると思います。

 

 いちばん困るのは生活環境が変わることで

「ごはんを食べなくなる」

「トイレを我慢してしまう」

といったことです。

 

そこで、普段から猫をキャンプに連れて行くことによって

  • 外出時でも普通に生活することの練習になる
  • 違う環境に慣れさせる

というメリットがあります。

 

家で独り留守番させるより安心できる

”キャンプに行く”ということは猫は

  • 「家で留守番」
  • 「どこかへ預ける」

 といった形にならざるをえないですよね。

 

”猫を置いて出る”となると、やっぱりどこか不安な気持ちが出てくるであろうと思います。

 

そんな気持ちのまま思いっ切り楽しむというのは...しづらいでしょう。

それなら

「猫も一緒に連れて行って気兼ねなく楽しめた方がいいのでは」

と思います。

 

普段とは違った愛猫を写真に収めることができる

いつも家の中だといつも同じような写真になってしまいますよね。

 

それでもいろんな表情やしぐさを見せてくれてカワイイのですが

キャンプに連れて行くことで

  • 「自然と触れ合っている」
  • 「初めて見るものに興味津々」

といった

”普段とは違う表情やしぐさ”に出会うことができます。

 

思わず写真を撮りまくって、帰ったころにはフォルダの空き容量がなくなっているかもしれませんよ(笑)

 

猫をキャンプに連れて行くデメリット

バツを出している猫のイラスト

では、反対に猫をキャンプに連れて行くことでどんなデメリットがあるのでしょうか?

解説していきましょう。

 

環境を変えることでストレスがかかる

猫は環境の変化にとても敏感です。

 

いつもいる家の中であっても、

”家具の配置が変わった”

くらいで気になりストレスを感じてしまう猫もいるくらいです。

 

完全室内飼いをしているような場合だと、

「外に出る」

というだけでも”ストレスからパニックになってしまう”こともありえます。

猫の様子には十分注意しましょう。

 

猫の生活リズムが狂ってしまうかも

猫は夜行性の動物です。

 

昼間は普段なら寝ている時間になります。

ただでさえ、猫の睡眠時間は1日16時間~17時間と言われていますので

  • キャンプ地への移動時間
  • キャンプ場で遊んでいる時間

には

「眠いな~、静かに寝かせてくれないかな~」

と思っているかもしれません。

 

そして狂ったリズムは猫の持つ「体内時計」などの機能も狂わせ、

”体調を崩してしまう”ことにつながる

かもしれません。

 

猫とキャンプに行くには準備が大事!

何がいるか考えている人のイラスト

猫をキャンプに一緒に連れて行くときには

”人間だけで行くときより準備が大事”

になります。

 

しておくべき準備をまとめてみましたので、参考にしてみてください。

 

まずはキャンプ場の確認から

電話をする人のイラスト

キャンプに行くのにキャンプ場を利用することがあると思います。

 

「外だから別に動物が一緒でも問題ないだろう」

 

と思うかもしれません。

しかし、キャンプ場には

「ペットOK」なところと「ペットNG」なところ

があります。

 

行く前にはきちんと”連れて行って大丈夫かどうか”の確認をしておきましょう。

 

猫用の道具を用意しよう 

道具の準備をする人のイラスト

猫にキャンプ場の施設を使わせたり、人間と同じものを食べさせたりするわけにはいきんせん。

 

猫には猫のキャンプ用道具を持っていくようにしましょう。

 

といっても普段使っているものが慣れていていちばん良いので

新たにキャンプ用として買わなければいけないものはさほど多くないかもしれません。

 

以下に持っていくもののリストを作ってみました。

準備の参考にしてみてください。

  • いつものフードと水(少し多めに)
  • いつも使っている食器
  • いつも使っているトイレと砂(携帯できる簡易トイレでもOK)
  • いつも使っているクッションや毛布
  • いつも使っている猫用ベッド
  • おやつ(機嫌が悪くなったとき用に)
  • キャリーバッグ
  • リードとハーネス
  • ペット用虫よけ
  • 猫用シャンプーシート
  • 猫用の小さなテント

と、とりあえずこれくらいは必要になるかと思います。

いつも使っているものを中心に持っていくことになりますね。

 

トイレは「携帯できる簡易トイレ」でもいいですが

「猫砂」はいつも使っているもの、できれば少し汚れたところを持っていく

”自分のニオイがする”ので安心して使ってくれることと思います。

 

静かに落ちつける場所として「猫用の小さいテント」があるといいですが、

”キャリーバッグに毛布やブランケットを被せてあげて代用”しても問題ありません。

 

猫に必要なキャンプグッズの詳しい解説とおすすめグッズについてはこちら

 

ワクチンは接種しておこう

予防注射をする猫のイラスト

多くの飼い主さんが猫にワクチンを接種させてると思いますが、

 

「完全室内飼いだから感染病になることはないだろう」

 

と、まだワクチンの接種をしてない場合もあるかもしれません。

 

外に出る、特にキャンプなどの自然の多い場所に行くのであれば

”ワクチンの接種はしておくべき”です。

 

自然の多い場所では

「病原菌」「ウイルス」のみならず

「ノミ」「ダニ」などの寄生虫も多くいます。

 

感染や寄生を防ぐためにもこれを機にワクチン接種をしておくようにしましょう。

 

猫用の保険に入っていると心強い

猫の保険証のイラスト

「猫用の保険」と聞くと普通は

  • 病気のときの治療費の保障
  • 入院したときの費用の保障

といったことが思いつくでしょうが”特約”として

「他人の身体や持ち物を傷つけてしまったときにかかる費用を助けてくれる」

といったものもあります。

 

普段はおとなしい猫であっても”絶対に何もしない”という保証はありません。

ときには他の方の身体や持ち物を傷つけてしまうことも...

 

万が一を考えて、猫用の保険に入っておくことをオススメします。

 

猫とのキャンプで気をつけておくことは?

焦っている人のイラスト

「猫とキャンプに来たー!」と浮かれる前に、

猫とのキャンプで気をつけておかなければいけないことがありますので解説しておきましょう。

 

脱走してしまわないよう十分に注意をしよう

最も気をつけなければいけないことそれは

 

”脱走”です!

 

”元気で物怖じしない性格の猫は好奇心”

”静かで憶病な性格の猫はパニック”

が原因で不意に脱走してしまうことがあります。

 

家から脱走したのならまだ帰ってくることもあります。

しかし、家から離れたキャンプ場で脱走して迷子になってしまうと

帰ってくる可能性は...限りなくゼロに近いです!

 

キャンプ場についてもすぐに車のドアなどは開けずに、

まずは猫にリードやハーネスをつける

ことからやりましょう。

 

そして、猫が飛び出てしまわないように

  • 車のドアはゆっくりと開ける
  • リードはたとえ抱きかかえていたとしてもしっかり握っておく

ということを意識しておきましょう。

 

リードやハーネスをつけているからと安心しすぎてはいけません。

「猫は液体」と言われるように、力が加わったときなど”不意にスポッと抜ける”ことがあります。

 

「キャンプでの思い出が最後の思い出」

とならないように十分注意しておきましょう。

 

意外といろんなものを口にしてしまう

普段は”家の中で決まったフードを食べている”のであまりわからないかもしれませんが

 

猫って意外といろんなもの...食べてしまいます

 

特にバッタやちょうちょなどの昆虫を見つけると、

瞬時に野生のスイッチがオン!

”追いかけまわした勢いでパクッと食べてしまう”ことが結構あります。

 

体調を崩してしまわないかも心配ですが、猫に無益な殺生をさせないためにも

猫の行動には目を光らせておきましょう。

 

虫よけを使うときは要注意 

自然の多いところは解放感から癒されますが、同時にハエや蚊などといった害虫も多いですよね。

 

そうしたとき「蚊取り線香」「虫よけスプレー」などを使うと思いますが

 

ちょっと待ってください!

 

普通の蚊取り線香や虫よけスプレーでは、

猫がイヤがる香りの入ったものや猫に害がある成分が入っていたりします。

 

虫は寄ってこなくなっても猫が苦しむことになりますので

虫よけに使うものは

「ペットがいても使用可能」

なものを使うようにしましょう。

 

 

野生動物には気をつけよう

家の中では”野生動物に気をつける”なんて状況にはなりませんが、

キャンプ場では十分にあり得ます。

 

特にカラスなどが猫のフードを狙ってくることがあるので

  • ごはんをあげるときには周囲を見渡し、安全を確保してからあげる
  • ごはんのときはテントの中に入れて食べさせる

といった対策をとるようにしましょう。

 

まとめ

猫じゃらしで遊ぶ猫のイラスト
いかがだったでしょうか。

今回は「猫をキャンプに連れて行くこと」についてのメリットとデメリット、

準備から気をつけておくことまでを解説させていただきました。

 

猫とキャンプについてまとめると

  • 猫をキャンプに連れて行くことは「災害など”もしも”のときの練習になる」「家で留守番をさせておくより安心できる」「普段とは違った猫が見れる」などのメリットがある
  • 逆に「環境を変えることによるストレス」「猫の生活リズムが狂う」といったデメリットもある
  • 猫とキャンプに行く前に準備をしっかりしておく
  • 猫とのキャンプでは「脱走」「虫などを捕食する」「虫よけに気をつける」「野生動物に注意」といった気をつけることがある

といった感じでしょうか。

 

猫とアウトドアを楽しむ機会なんてめったにありません。

一生の思い出になるようにしっかりと準備をして行くようにしましょう。

 

それでは、この記事が少しでもあなたの参考になったなら幸いです。

 

年のわりに良い方でしょう...

こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。

 

梅雨入りは早かったけど、たいして雨も降ることなく

「梅雨ってもう明けたんだっけ?」

と勘違いしてしまうような毎日が続いてたんですが...

 

溜まったものを吐き出すかのように大雨が降りだしたようで、関東近辺では土砂災害河川氾濫が発生しているようですね。

 

今日(4日)や明日(5日)には西日本や東日本も日本海側を中心に大雨になるとのことですが、大自然の脅威を見せつけられているようです。

 

みなさん十分に気をつけてください。

 

 

さて、ウチの「あぐりさん」

先月のことになるのですが、自分が2階から降りようとしたとき下にいるあぐりさんと遭遇。

呼びかけてみたところ”駆け上がろうとしている”ということで

スマホをかまえ撮影を決行!

 

撮影した動画はTwitterにあげさせてもらったのですが...

何かスピード感がないですね(笑)

まぁ、今月15歳になる高齢猫なのでこれほど動けるだけでも十分なのかもしれませんけど。

 

どうしても寝ていることが多いのでこういう活動的な場面はどんどん残しておきたいところですね。

寝ている猫の写真

 

それでは、明日からまた1週間頑張りましょう。

 

猫とあなたの快適な生活のために!最低限覚えさせたい4つのこと

           イタズラする猫のイラスト

こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。

 

この記事ではこんなことに触れています。

  • 猫に覚えてもらうこと
  • 猫に覚えてもらうなかで気をつけること

 

 

かわいらしくて見ているだけで癒され、一日の疲れも吹き飛んでしまうような猫との生活。

それだけに

「猫は好き勝手にしてもかまわない」

なんて考えていませんか?

 

縛り付けるというわけではないですが、ある程度のことは教えておかないと人と一緒に生活する上での適用ができないままでは飼うのに苦労することになります。

 

「そもそもマイペースな猫がこっちの思った通りにしてくれるの?」

と思われる方も多いでしょうが

猫は

飼い主が教えたことは覚えててくれるんです!

 

後はあなたに”愛情””根気”があれば必ず上手くいくことでしょう。

 

ということで今回は

  • 猫に最低限覚えてもらいたい4つのこと
  • 猫に覚えてもらうなかでやってはいけないこと

について解説させていただこうかなと思います。

猫と人がより快適に暮らしていくためにも、ルールを覚えてもらうことはとても大切なことです。

頑張って教えていきましょう。

   

猫に最低限覚えてもらいたい4つのこと

猫の博士のイラスト

 猫と一緒に生活していくうえで覚えさせておきたい重要なこととは

  • トイレ
  • 爪とぎ
  • 噛み癖
  • 立入禁止の場所

といった4つのことでしょう。

それでは、1つずつ解説していきます。

 

「トイレ」を覚えてもらおう

トイレで用を足している猫のイラスト

まず最初は1番重要

「トイレ」

からカンタンに解説していきましょう。

と言ってもそんなに難しいことではないので、安心してください。

 

まずはトイレを設置して、そこが自分専用のトイレだと認識させることから始めましょう。

 

猫がトイレに行きたくなるようなタイミング(寝起きや食事後など)には注意して観察しておき、猫がトイレに行きたいときに出る

  • 床を嗅ぎまわる
  • ソワソワと落ち着かなくなる
  • 砂をかくようなしぐさをする

といった行動を見せたらすかさずトイレに運んであげるようにしましょう。

 

そして終わるまで静かに見守り、無事トイレでできた場合は少し大げさなくらいにほめてあげてください。

 

これを繰り返すことで、遅くても1週間程度で覚えてくれると思います。

 

より詳しいことはこちらで解説していますので参考にしてみてください。

 

「爪とぎ」を覚えてもらおう

爪とぎをしている猫のイラスト

次は

「爪とぎ」

を覚えてもらうための解説ですが、爪とぎはなかなか根気のいる作業になります。

なぜなら、爪とぎは猫の本能的な行動であるため止めさせることができないからです。

 

そこで、爪とぎの場合は止めさせるというより、

気持ちよく爪とぎができる場所をつくってそこですることを覚えてもらう

といったやり方がいいでしょう。

 

 具体的な方法としては

まずは爪とぎをしていい場所に爪とぎ器を置いてあげましょう。

  1. 猫が「家具」「壁」「柱」など爪とぎをしてほしくない場所でし始めたら、怒ったりせずに優しく爪とぎをしていい場所まで連れていってあげる
  2. 爪とぎ器できちんと爪とぎをしたら、頭をなでるなどしてすごく褒めてあげるようにする

1と2を根気よく繰り返すことによって次第に覚えていくと思います。

 

こちらの記事でより詳しく解説していますので参考にしてみてください。

 

「噛み癖」を治してもらおう

とびかかる猫のイラスト

続いて

「噛み癖」

を治すためのやり方です。

猫と遊んでいたりすると突然噛みつかれたりしたことってないですか?

しかも...それが結構痛い。

 

1度や2度たまたま噛んだ程度ならいいのですが、これが癖になって毎回噛みついてくるようになってしまうとよくありません。

 

猫の口の中はいろんな”菌”がいます

 

中には人間に感染して病気を引き起こすものもあるので、しっかりと治して噛まないようにしてもらいましょう。

 

噛み癖を治すやり方として、

噛まれたときには「痛い!」落ち着いて少し強めの声で言うようにしましょう。

 

ここで気をつけたいのは

痛さから手や指を引き抜いてはいけない

ということです。

 

猫は習性で逃げようとするものを捕まえようとします。

ムリに引き抜こうとすると猫のほうも逃がすまいと力を込めてしまい、大きなケガへとつながるおそれがあります。

 

また、遊んでいるときなどに興奮して噛みついてくることもあります。

その場合も噛んだ瞬間に「痛い」と言いましょう。

そして、遊ぶのを止め、その場からも離れて違う部屋などへ行ってしまいましょう。

 

これらを根気よく繰り返すことによって、猫が

「噛むとイヤなことが起きる」

というのを覚えていくようになります。

 

こちらでより詳しく解説していますので参考にしてみてください。

 

「立入禁止」の場所を覚えてもらおう

立ち入り禁止のイラスト

最後は

「立入禁止」

の場所を覚えてもらうためにすることです。

 

猫と生活していくうえで、

「ここには入ってほしくない」

といったところが出てきたりしますよね。

 例えば「キッチン」とか「お風呂場」とか、その他にも割れ物が多いなど

猫が入ると危険なので入れたくない

といったことが理由だと思います。

 

そういったところに

「ここは入ったらダメだよ」

ということをわからせて覚えてもらうにはどうすればいいのか解説していきましょう。

 

いちばん手っ取り早くてカンタンなのは、猫の苦手のひとつである

「柑橘(かんきつ)系のニオイを嫌がる」

というのを利用して、入ってほしくないところには柑橘系の芳香剤を置いておきましょう。

 

猫はニオイに敏感なので、大抵の猫はこれで解決すると思います。

 

しかし、中にはニオイをものともしない強者の猫も存在します。

そんな場合は根気よく覚えてもらうしかありません。

 

立入禁止を覚えてもらうやり方としては

  • 入ってほしくない場所から出たときにご褒美をあげる
  • 入ってほしくない場所に入ったときにバツを与える

の2種類です。

 

入ってほしくない場所から出たときにご褒美をあげる方法を

「正の強化」

と言います。

 

正の強化のポイントは

入ってほしくない場所から出たときにご褒美をあげるという行為を繰り返す

ということです。

 

このやり方では、猫に

「この場所にいないほうが良いことがあるんだ」

と思わせて覚えてもらうようになります。

 

反対に入ってほしくない場所に入ったときにバツを与える方法を

「正の弱化」

と言います。

 

正の弱化のポイントは、

入ってほしくない場所に入ったときにバツを与えることを繰り返す

ということです。

 

このやり方は、猫に

「この場所にいるとイヤなことが起こる」

と思わせるようにすることで覚えてもらいます。

 

 猫は「イヤだった記憶」をいつまでも忘れないと言われていますので、基本的にはこちらのやり方のほうが覚えてもらいやすいです。

 

こちらで具体的な方法など、より詳しく解説していますので参考にしてみてください。

 

猫に覚えてもらうなかでやってはいけないこと

バツを出している女性のイラスト

猫にいろいろ覚えてもらうなかで「やってはいけないこと」があります。

それらを気をつながらやっていかないと上手くいかないどころか、

  • とても憶病になる
  • とても攻撃的になる

といったこともあるので注意しましょう。

 

絶対に叩くなどの体罰をしてはいけない

どんなときでもそうですが、

絶対に叩くなどの体罰はしないようにしましょう。

 

猫には

「自分が悪いことをしたから体罰を受けた」

ということが理解できません。

 

なので、急にあなたからイヤなことをされたと思い、

  • 不信感を抱いて攻撃的になる
  • ストレスから別の問題行動を起こしたりする

といったことになってしまいます。

そうなるとよりひどい状況になってしまう可能性もあるので注意しましょう。

 

時間が経ったあとで叱らない

猫が何か問題行動を起こした場合、

叱るのは現行犯で見つけたときだけ

にしておきましょう。

 

例えば、猫がトイレを失敗して違うところでしてしまっていたのを時間が経ってから見つけた場合に叱っても意味がないということです。

 

猫にはあなたがしゃべっている言葉は理解できません。

なので問題行動を叱られているとは思わず、ただあなたが普段とは違う大きな声で怒鳴っているとしか見えず不快感しかありません。

 

さらに、猫が寝床でくつろいでいるときなどにそういうことをしてしまうと

「寝床にいることを叱られた」

と勘違いしてくつろげる場所を奪ってしまうことにもなりかねません。

 

猫を叱るときは問題行動をした瞬間を見た場合のみにしておきましょう。

 

家の中での方針が家族でバラバラ

家の中での方針は

家族のみんなで意思を統一しておくようにしましょう。

 

例えば、テーブルに飛び乗ったことを

「あなたは叱るけど他の家族は叱らない」

となってしまうと、猫にとっては

「ここに乗ると叱られる」

ではなく

「この人がいる場合は叱られる」

という考えになります。

 

すると、あなたの前ではテーブルに飛び乗らないけどいなくなれば普通に飛び乗るという感じになってしまいます。

 

これではいつまで経っても覚えてもらうことはできませんよね。

 

なので、家族の間で家の中の方針を統一して誰が見た場合でも変わらない対応をとるようにしましょう。

 

まとめ

あくびをしている猫のイラスト

いかがだったでしょうか。

今回は「猫に最低限覚えてもらいたいこと」について解説してみました。

 

今回の内容をまとめると

  • トイレはここが自分のトイレだと認識させることから
  • 爪とぎ自体を止めさせることはできないので気持ちよくできる場所を作ってあげる
  • 噛み癖は「噛んだらイヤなことが起こった」と思わせるようにする
  • 入ってほしくない場所には柑橘系の芳香剤を置いておくといい
  • 絶対に叩くなどの体罰はしないようにしておく
  • 叱るときは現行犯のみ。時間が経ったあとで叱らないようにする
  • 家族の間で方針は統一しておく

といったところでしょうか。

同じ家の中で生活を共にしていく以上、猫にもある程度のことは覚えてもらう必要があります。

 

猫は賢い動物なので、ちゃんと覚えてもらえることと思いますよ。

 

それでは、この記事が少しでもあなたの参考になれば幸いです。

 

それって...失敗だと思います...

こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。

 

最近、巷で大人気のゲーム

「ウマ娘 プリティダービー」

擬人化した実際の馬を育ててレースに走らせて、といったゲームなんですがこれがけっこう面白い!

 

ただ、レースをするとやっぱり課金勢にはどうしてもかないませんね(笑)

無課金勢だけのレースをつくってくれるとありがたいのですが...

 

今、このゲームのおかげで、競馬ファンが増えてきているそうなんですが、

そうなると出てくるのが”迷惑なファン”

 

聖地巡礼と称してゲームに出ている馬がいる牧場に行ったり、または既に亡くなっている馬のお墓に行ったりしてマナー違反などの迷惑行為をしているようです。

 

よくわからないんですけど

どうしてファンなのに迷惑行為をするんですかね?

”好きなものを追いかけて嫌がる行為をする”ってストーカーみたいなもんですよね。

 

...まったく理解できません。

 

 

さて、話は変わって馬から猫へ

ウチの「あぐりさん」ですが、猫でも生きてれば失敗はあるということで、

今日は失敗ではないの?というのを集めてみました。

 

まずはこちら

カーテンの後ろにいる猫の写真

あぐりさん...お尻が隠れてないですよ

というよりこれは顔しか隠れてないですね(笑)

 

続いてはこちら

穴から顔を出す猫の写真

うん。そこからは出られませんね

無理やり出ようとしてるのでさらに目が吊り上がっちゃってます(笑)

 

最後はこちら

猫壁チャレンジをする猫の写真

今SNSで話題の「猫壁チャレンジ」というものに挑戦してみました。

猫を抱きかかえて壁に押し付けようとすると、賢い猫であれば前脚を突っ張って防ごうとするらしいのですが...

 

結果は見ての通り

ぜんぜん突っ張らない...と思ったら後ろ脚は突っ張っている!

「ある種成功かな?」と一瞬喜んだのですが、そのまま押し付けたら全身壁にくっついてしまいました(笑)

 

惜しい!失敗!

 

 

来週にはもう7月に入りますね。

今でさえかなり暑いのにさらに本格化してきます。

猫も人も熱中症などに気をつけて過ごしましょう。

 

それでは、明日からまた1週間頑張りましょう。 

 

見守るしかない?猫の妊娠・出産時にすることと気をつけたい病気

             赤ちゃん猫のイラスト

こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。

 

この記事ではこんなことに触れています。

  • 飼い猫の妊娠から出産までで飼い主にできること
  • 猫の出産後に気をつけたい病気や症状

 

 

「うちの猫が妊娠したとき、何かできることあるんだろうか?」 

 

 多分、自分を含めけっこうな飼い主さんがそう思うことだと思います。

 

経験したことがないと人間の場合でもわからないのに、ましてや猫の場合なんてホントにわかりませんよね。

 

猫は安産な動物ということで、出産するときはあまり手を出さない方がいいと言われています。

 

「じゃあ、してあげれることってないのかな?猫の好きにさせておいたらいいのか?」

 

・・・って言っても、やっぱり何かしてあげたいですよね!

そこで今回は

  • 飼い猫が妊娠したときに飼い主ができること
  • 飼い猫が出産するときに飼い主ができること
  • 飼い猫が出産した後に気をつけたい病気や症状

について紹介と解説をさせていただこうかなと思います。

妊娠・出産に対して知識と準備を万全にし、飼い主のありがたみを見せつけてやりましょう。 

 

飼い猫が妊娠したときに飼い主ができること

妊娠した猫のイラスト

飼い猫が妊娠していることがわかったときに、飼い主がしてあげれることって何があるでしょうか?

 

飼い猫のお腹に宿った小さな命、

母子ともに健康であるために妊娠時における飼い主さんの役割はけっこう大きいです。

 

すべての準備を万全にして、一抹の不安もなくその日を迎えられるようにしたいですね。

 

飼い猫が妊娠したことに気づいたら、動物病院で診察を

動物病院のイラスト

妊娠に気づいたら、まずは動物病院で診察を受けましょう。

 

妊娠初期の段階では気づきにくいこともあるので、お腹も膨らんできたころ(30日~40日前後)に行くようになると思います。

 

動物病院では、

  • 「何匹の子猫が生まれるのか」
  • 「健康状態はどうなのか」

を調べてもらいましょう。

生まれてくる子猫の数がわかっていれば、出産時に全部生まれたかどうかの判断がしやすくなります。

 

妊娠中はエネルギーが必要なので妊娠の段階に合ったごはんに変える

ごはんを食べる猫のイラスト

妊娠の初期段階では今までと同じごはんで問題ないですが、妊娠後期(40日前後)になったころから

お腹の中の子猫を育てるために普段より約2倍のエネルギーが必要になってきます。

 

猫自体も食欲が増してくると思うので、

「高たんぱく、高脂質、高カロリー」

のものを食べさせてあげましょう。

 

ただし、あげ過ぎて肥満になってしまうと難産の原因になったりするので、猫の状態を見て適切な栄養管理をしてあげましょう。

 

「ピュリナワン 1歳までの子ねこ用 妊娠・授乳期の母猫用」

2,2㎏(550g×4袋)/1,609円(Amazon)

 

こちらは、たんぱく質40%以上、脂質18%以上、カロリー440kcal/100gとなっている、栄養バランスに優れたキャットフードです。

味はチキンとまぐろがあります。

 

◆1日の量の目安◆

体重   分量

2㎏ : 30g

3㎏ : 40g

4㎏ : 55g

5㎏ : 70g

6㎏ : 80g

7㎏ : 95g

を1日2回に分けてあげましょう。

※目安の量なので、猫の体調などを見て適切な量にしてください。

 

 

「ヒルズ サイエンス・ダイエット キャットフード キトン 1歳まで健康的な発育をサポート 子猫/妊娠・授乳期」

1,8㎏/1,835円(Amazon)

 

こちらは、高品質の魚油由来のDHAも含まれているので、脳や目の健康にも良いキャットフードです。

味はチキンとまぐろがあります。

 

たんぱく質35%以上、脂質21.5%以上、カロリー425kcal/100gとなっています。

 

◆1日の量の目安◆

体重   分量

2㎏ : 55g

3㎏ : 75g

4㎏ : 95g

5㎏ : 110g

6㎏ : 125g

7㎏ : 145g

をあげるようにしましょう。

※量は目安なので猫の体調などを見て適切な量にしてください。

 

「ロイヤルカナン FHN-WET マザー&ベビーキャット」

24個入り13,500円(Amazon)

こちらは、べやすいムース状になっていて嗜好性も高いウェットタイプのキャットフードです。

こちらのキャットフードはドライタイプもあります。

 

たんぱく質8.5%以上、脂質3.5%以上、カロリー96kcal/100gとなっています。

 

◆1日の量の目安◆

妊娠期の母猫 : 2~5パック

授乳期の母猫 : 食べるだけ

を1日2~3回に分けてあげましょう。

 

また、ドライフードもあげる場合は

妊娠期の母猫 : 1パックと27g~101g

授乳期の母猫 : 食べるだけ

を1日2~3回に分けてあげましょう。

※量は目安なので、猫の体調などを見て適切な量に調節してください。

 

安心して出産ができるような環境づくりをしてあげる

ルーペで家をのぞき込む猫のイラスト

妊娠後期になって子猫の胎動なども感じれるようになってきたら、

安心して出産ができるように環境を整えてあげましょう。

 

母猫が中である程度動けるくらいのダンボールや箱を用意して「産箱」をつくってあげましょう。

中には、普段使っているタオルや毛布を敷いてあげてください。

 

置く場所としては猫が落ち着ける場所、少し暗くて人があまり来ないようなところが良いですね。

 

また、猫の出産は夜になることが多いので、

事前にかかりつけの動物病院へ連絡しておくか、夜間対応可能な病院や、救急対応可能な病院を調べておきましょう。

 

飼い猫が出産するときに飼い主ができること

生まれたての猫のイラスト

いざ飼い猫が出産するときに、私たち飼い主には何ができるのでしょうか?

「出産」という一大イベント!

できることがあるなら何でも協力してあげたいところですね。

 

基本的には母猫にすべてを任せ手を出さずに見守る

いきなり出鼻をくじいてしまいました(笑)

猫の出産では基本的には飼い主さんがあれやこれやと手を出さない方がいいです。

 

あまり出産のときにかまい過ぎたりすると、

猫も落ち着いて出産できませんし、必要以上に子猫に触れたりすると母猫が子猫の世話をしなくなったりします。

 

「何かトラブルが起こったようなときだけサポートしてあげる」

といったスタンスで見守っておきましょう。

 

難産など何かトラブルがあった場合は動物病院へ連絡する

出産中に

難産など何かのトラブルがあった場合は、すぐ動物病院へ連絡するようにしましょう。

そして、獣医師の先生の指示を仰ぐようにしてください。

 

私たちのような素人の飼い主はホントにサポートくらいのことしかできません。

下手に手を出すと逆に母猫や子猫を危険にさらしてしまう可能性もあります。

 

ただし、子猫を生んだ後、母猫が羊膜を破ったりしないようならサポートしてあげなければいけません。

 

その場合にすることは

  1. 羊膜を破る
  2. へその緒を糸で縛る 
  3. へその緒を切る
  4. 子猫を軽く振って、鼻や口に入っている羊水を出す

その後、子猫をタオルで拭いてあげて、呼吸を促します。

 

呼吸を確認したら母猫のところへ戻してあげましょう。 

 

母猫が子猫を潰さないように注意して見ておく

出産をしているとき、母猫は落ち着かずにいろいろと体制を変えながら出産していくことがあります。

 

その際、

子猫を踏んでしまい押しつぶしてしまうといった事故が起こる

こともあるようです。

 

生まれたばかりの子猫は小さくて繊細です。

すべてが終わるまでは注意深く見守ってあげるようにしましょう。

 

飼い猫が出産した後に気をつけたい病気や症状

獣医さんと猫のイラスト

飼い猫が無事出産を終えて、ホッと一息つきたいところですが、

猫の出産後には母猫の体調に気をつけておいてあげましょう。

 

出産にはエネルギーを使うので、体調を崩したり出産後特有の病気にかかってしまうことがあります。

 

出産後に出ることがある症状や病気は

  • 異常な出血
  • 子癇(しかん)
  • 子宮内膜炎・子宮蓄膿症(しきゅうないまくえん・しきゅうちくのうしょう)
  • 産褥熱(さんじょくねつ)
  • 乳腺炎(にゅうせんえん)
  • 無乳症(むにゅうしょう)

といったものがあります。

ひとつずつ解説していきましょう。

 

異常な出血

出産時に少しの出血があることは普通ですが、

出産が終わったのにずっと出血が止まらない

といった状態になってしまうと、それは異常な出血です。

 

出血してしまう原因はいろいろありますが、症状がひどく出血が止まらないような最悪の事態になってしまうと、卵巣と子宮を摘出しなければいけなくなることもあります。

 

子癇(しかん)

出産後、

母猫の血液中にある「カルシウム」の量が少なくなって、”けいれん”が起きてしまうことがあります。

 

出産後1~3週間までに起こることが多いようですが、授乳中の期間であればいつでも発症する可能性があります。

 

原因としてはハッキリしていませんが、

子猫の数が多くて母乳と一緒にカルシウムが出てしまうことが関係している

とも言われています。

 

症状が出てしまった場合は、命を落としてしまうこともあるのですぐに動物病院へ連れて行き適切な治療を受ける必要があります。

 

子宮内膜炎・子宮蓄膿症(しきゅうないまくえん・しきゅうちくのうしょう)

出産後、

子宮に細菌が感染してしまうことにより発症する病気です。

  • 発熱
  • 食欲の低下
  • 陰部から腐敗臭がする

といった症状があらわれます。

 難産になってしまったことや胎盤が排出されなかったことなどが原因となるようです。

 

ひどくなると子宮内に膿が溜まってしまう「子宮蓄膿症」になってしまい、

さらに進行すると子宮が腫れあがって

  • お腹が膨れる
  • 陰部から膿が出る

といった症状が出ます。

 

命の危険がある病気なので、症状が見られたらすぐに動物病院へ連れて行きましょう。

 

産褥熱(さんじょくねつ)

出産のときに

子宮や膣内の粘膜に傷がつき、細菌に感染してしまい高熱が出てしまう病気です。

 

悪化してしまうと、

  • 「子宮内膜炎」
  • 「腹膜炎」
  • 「敗血症」

といった病気になることもあるので注意しましょう。

 

乳腺炎(にゅうせんえん)

乳腺炎は、

母猫の乳腺が何かの原因により、炎症を起こしてしまう病気です。

  • 乳房が腫れてしまう
  • しこりができる
  • 発熱

といった症状が出ます。

また、痛みが出るので授乳をイヤがるようになります。

 

原因として

「子猫があまり母乳を飲まないことで、母乳が体内に溜まる」

「乳房が傷ついて細菌に感染してしまう」

といったことがあげられます。

 

子猫の授乳に影響も出ますし、何より細菌に感染していた場合は母乳に細菌が含まれてしまうことになるので、子猫にも危険が及びます。

 

症状が見られるようならすぐに動物病院へ連れて行きましょう。

 

無乳症(むにゅうしょう)

出産後、

母乳が分泌されない状態になってしまうことを「無乳症」といいます。

 

子猫が母乳を飲もうとしてもまったく出てこないため、お腹を空かせてニャーニャー鳴き続けてしまうようになります。

 

動物病院で治療をおこない、間接的に母乳の分泌を促すと同時に、子猫にはとりあえず飼い主さんがミルクを与えるようになります。

 

まとめ

猫の看護師さんのイラスト

いかがだったでしょうか。

今回は「飼っている猫が妊娠・出産をするときに飼い主にできることと、猫が出産した後になりやすい病気や症状」について解説させていただきました。

 

内容をカンタンにまとめると

  • 飼い猫が妊娠したことに気づいたら動物病院で診察を受ける
  • 妊娠中は多量のエネルギーが必要なので、栄養価の高いごはんをあげる
  • 猫に安心して出産してもらうために環境を整えておく
  • 出産時にはあまり手を出さない
  • 難産など何かトラブルが発生したときには動物病院へ連絡して指示を仰ぐ
  • 出産後にはなりやすい病気や症状があるので気をつける

といったところでしょうか。

 

生まれてくる子猫はとてもカワイイですが、それに伴う責任も増えます。

大切な家族(猫)が生んだ小さな命です。

無下に扱うようなことはしないようにしてください。

 

それでは、この記事が少しでもあなたの参考になったなら幸いです。 

 

猫の出産をサポートしたい!猫の発情・妊娠・出産の流れを解説

           猫の結婚式のイラスト

こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。

 

この記事ではこんなことに触れています。

  • 猫の発情から妊娠を経て出産するまでの流れ
  • 猫の出産のときに気をつけておくこと

 

 

「あなたは猫の出産に立ち会ったことありますか?」

 

今は、飼い猫のほとんどが去勢・避妊の手術をするため

「飼っている猫が自宅で出産する」

といった機会はあまりないかもしれません。

 

そのため、いざ”猫が出産する”となった場合、何の知識もないため落ち着かずにオロオロしたり、緊張して何度もトイレに行ったりしてしまうことでしょう。

 

でも、飼い主さんがどっしりと構えていないと猫はその不安を感じ取ってしまい落ち着いて出産できないかもしれません。

 

ということで今回は

  • 猫が命を宿してから天使を降臨させるまでの流れ
  • 猫の出産のときに注意しておくこと

について解説をさせていただこうかなと思います。

猫の出産について基礎知識を身につけておけば、何があっても動じずに待っていられるようになることでしょう。

 

猫が発情してから妊娠・出産するまでの流れ

猫の赤ちゃんのイラスト 

一般的に

猫の妊娠期間は平均で65日くらい

と言われています。

発情の期間を入れるともうちょっと長くなると思われるので、すべてが終わるまでだいたい2か月半くらいでしょうか。

 

猫の出産に関して、すべての期間を大きく分けると

  • 発情期
  • 妊娠期
  • 出産期

に分けることができます。

 

その間、特有の行動やしぐさ、体調の変化などさまざまなことが起こっていきます。

その時々にどういったことがあるのかわかっておけば、いろいろと心構えがしやすくなるのではないでしょうか。

 

ということで、猫が子猫を出産するまでの流れを解説していきましょう。

 

発情期に起こること

猫のカップルのイラスト

猫が発情しだすのは、早くて”生後5か月くらい”からと言われています。

 

1回の発情期間は4日~14日くらいで、

  • 2月~4月頃
  • 6月~9月頃

に発情期を迎える猫が多いです。

 

ただし、完全室内飼いの猫などは環境の変化があまりないため季節に関係なく発情期を迎えることもあります。

ただ、人間のように年中発情しているわけではないです(笑)

 

オス猫が発情しているときは「アオ~ン」と鳴いたりするのでわかりやすいですが、メス猫が発情しているときというのはちょっとわかりにくくなっています。

 

メス猫が発情しているサインとして

  • 普段出さないような大きな声で鳴く
  • 甘えるようになる
  • ゴロゴロと転がる行動をとりだす
  • お尻を高く上げる姿勢をとる
  • スプレー行動をする

といったことが見られます。

 

「大きな声で鳴く」「スプレー行動をする」

という行動は自分はもとより、近所の方に迷惑にならないか心配ですが、すべて本能からくる行動なので止めさせることはできません。

 

静かに見守るくらいしかできないので、叱ったりすることはしないであげましょう。

 

妊娠期に起こること

猫の妊婦のイラスト

猫の妊娠率はかなり高く、1回の交尾で

”90%以上妊娠する”

と言われています。

 

その理由が、猫は人間の排卵と違い

交尾の刺激によって排卵する「交尾排卵運動」をするためです。

 

猫が妊娠したらおよそ65日間の妊娠期間に入ります。

妊娠中の猫の状態の変化は

  • 「妊娠初期」
  • 「妊娠中期」
  • 「妊娠後期」
  • 「出産前」

と段階を経て変わっていきます。

 

妊娠初期(~20日前後)

妊娠初期のころはわかりにくいので、この期間は飼い主さんも気づかずにスルーしてしまうことが多いようです。

 

猫の状態としては

  • 乳首がピンクに色づいてくる
  • 乳房が少しずつ膨らんでくる
  • 1週間くらい食欲がなくなることがある

といったことが見られます。

 

妊娠中期(20日前後~30日前後)

このころになるとお腹も膨らんできて見た目でもわかるようになってきます。

 

猫の状態は

  • お腹が大きく膨らんでくる
  • 乳房も大きく膨らんでくる

といった変化があるため、見ただけで

「あっ!妊娠してる」

とわかる状態になります。

 

妊娠後期(30日前後~40日前後)

この頃になると

たくさんのエネルギーが必要になるため、よくごはんを食べるようになります。

見た目にも完全に「妊婦さん」になってきます。

 

猫の状態は

  • 食欲が増加してよく食べるようになる
  • 体重が増える
  • あまり動かなくなる
  • 少し攻撃的になることもある

といった変化があります。

 

出産前(40日前後~60日前後)

妊娠初期の段階から

”50日前後”で胎動を感じられるようになってきて、”60日くらい”になると猫が徐々に出産に向けた準備をするようになってきます。

 

猫の状態は

  • 胎動が感じられるようになる
  • 食欲が低下する
  • 落ち着きがなくなりウロウロするようになる
  • 床やクッションなどを掘り返すような行動をする

といった状態になります。

床やクッションを掘り返すような行動とは

「栄巣行動」

と呼ばれるもので出産に適した場所を探している行動だと言われています。

 

これらの行動が見られたらいよいよ出産です!

 

出産期に起こること

生まれたばかりの猫のイラスト

出産も間近になって、

  • 「猫が気にして陰部をなめる」
  • 「母乳が出てくる」

といった様子が見られると分娩がすぐそこまできている証拠です。

心の準備はできていますか?

 

猫の出産は1度に1~8頭の子猫を生みます。

 

猫が「食欲がまったく無い」といった状態になると

24時間以内には分娩が始まることと思います。

 

生むのは猫ですから、飼い主さんはうろたえたりして猫に余計な不安を与えたりしないようにしましょう(笑)

 

猫の出産は終わるまでに”3つの段階”を踏むようになります。

それが

  • 出産直前
  • 出産
  • 出産後

の3つです。

 

出産直前

出産直前になると猫は出産の準備に入ります。

安心して出産できる場所を探すために家の中をウロウロしたりします。

 

飼い主さんはダンボールや箱に、

普段母猫が使っているタオルやクッションといったものを入れて安心して出産ができる場所を用意してあげましょう。

 

置く場所としては、”少し暗くて人があまり出入りしないような場所”の方が猫が落ち着きます。

 

また、出産のときに羊水や血が出て敷いているものが湿ってしまうこともあるので、予備としてタオルを数枚ほど用意しておくといいです。

 

出産

猫の出産は

”夜中から明け方”にかけて始まることが多い

ようです。

 

基本的には母猫にすべて任せて、飼い主さんは「がんばれー」と応援しておくだけでいいです。

ただし、ずっと張り付いて見ていると母猫が落ち着いて出産できないのでたまに様子を見に行く程度に留めておきましょう。

...見てたい気持ちはよくわかるんですけどね。

 

出産後

子猫がすべて出てきた

    

母猫がへその緒を噛み切った

    

子猫をなめて呼吸を促した

となると出産は無事終了です。

 

ただ、飼い主さんはまだ気を抜いてはいけません。

子猫が生まれたら、胎盤が必ず出てくるようになっていますので、その数を数えましょう。

 

1匹につき胎盤が1つあるので、

「生まれた子猫と胎盤の数が合わない」

となるとおかしいですし、大変なことです。

 

子宮の中に胎盤が残ったままだと「子宮内膜炎」などといった病気になる原因となりますので、そんな場合は動物病院へ連絡しましょう。

 

また、出てきた胎盤は母猫が食べようとすると思いますが、普段から栄養の十分あるごはんを食べさせていると思うので、胎盤を母猫が食べる必要はありません。

 

むしろ胎盤を食べることによって、嘔吐や下痢などの症状が出ることもあるので食べさせない方がいいです。

 

後は「出産、お疲れ様でした!」とがんばった母猫に声をかけてあげましょう。

 

猫の出産のときに注意しておくこと

猫の博士のイラスト

猫の出産時には基本的に飼い主さんがすることはないでしょう。

 

しかし、何かトラブルが起きないとも限りません。

そのときは飼い主さんが活躍しないといけません。

 

そこで、猫の出産に向けて注意しておくことを解説しようと思います。

何かあったときオロオロとうろたえることのないようにしておきましょう。

 

いつでもサポートできるように準備をしておく

猫が出産をするときに何かのトラブルが発生することもあります。

 

そういったことに備えて準備しておくといいものは

  • 清潔なタオル
  • 清潔なハサミ
  • 丈夫な糸
  • ぬるめのお湯

といったものです。

また、私たちのような素人では対処できないことも多いので事前に動物病院へ連絡しておき、トラブルのときにはサポートしてもらうようにしておくと安心です。

 

後は、母猫が不安がったりしているようなら、そばに行って声をかけてあげたりしましょう。

 

「何でハサミや糸がいるの?」

と思った方もいることでしょう。

 

まれではありますが、

母猫が子猫を生んだ後に世話をしないことがあります。

 

そのときには飼い主さんが子猫の命をつないであげなければいけません。

そのための「ハサミ」や「糸」です。 

 

”そのとき”が起こってしまった場合の対処方法ですが

まずは、羊膜を破って子猫が呼吸できるようにしてあげましょう

           

へその緒を子猫から1㎝くらいのところで糸を結びます

           

結んだところから1㎝くらいのところでへその緒を切ります

           

タオルなどでやさしく包み、頭を下にして軽くゆすって鼻の中の羊水を出します

           

呼吸を確認した後、子猫がぐったりしているようなら、ぬるめのお湯に入れて温めてあげましょう

といった手順になります。

とりあえずでも知っておけば、もしもの場合子猫の命を救うことができるかもしれませんので覚えておきましょう。

 

時間がかかり過ぎている場合は動物病院へ連絡する

猫の出産は

陣痛が始まってから”2時間”、破水が起きてからは”1時間以内”

で終わる

と言われています。

 

いつまで経っても終わらない...となると何か異常が起きていると考えられます。

また、

  • 「子猫の頭が見えているのに5分以上経っても出てこない」
  • 「子猫が出てくる前に大量の出血をする」

といった場合も異常です。 

そんな場合は、すぐに動物病院へ連絡して獣医師の先生に指示を仰ぎましょう。

 

出産後には母猫の体調に気をつける

出産後は

母猫の体調にも気を配りましょう。

出産後に”けいれん””病気”にかかってしまうこともあるため注意が必要です。

 

また、

母猫は子猫に母乳をあげるためにたくさんのエネルギーを必要とします。

 

それなのに、”食欲がなく元気もない”といった状態なら何か体調不良を起こしていると思われます。

 

中にはすぐに動物病院へ連れて行った方がいいこともあるので、母猫の体調管理には十分気をつけましょう。

 

まとめ

猫の親子のイラスト

いかがだったでしょうか。

今回は「猫の発情、妊娠から出産までと出産のときに注意すること」について解説をさせていただきました。

 

今回の内容をまとめると

  • 猫の妊娠期間はおよそ65日くらい
  • メス猫も発情時には普段と違った行動をとるようになる
  • 妊娠初期の段階は気づきにくいため注意が必要
  • 出産するときには安心できる場所が必要なので、箱などを用意してあげる
  • 出産が始まったらサポートできるように準備しておく
  • 時間がかかったり何かトラブルがあった場合はすぐ動物病院へ連絡する
  • 出産後は母猫の体調にも気をつける

といった感じになると思います。

 

安産と言われる猫でも出産時にはトラブルがあることもあります。

私たち飼い主が前もって知識を身につけておくことで、猫も安心して出産ができるようになります。

 

また、生まれた命には必ず責任を持つようにしましょう。

 

それでは、この記事が少しでもあなたの参考になったなら幸いです。

 

猫がいっぱいの空間を!多頭飼いするための準備や相性確認の方法

            多頭飼いのイラスト

こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。

 

この記事ではこんなことに触れています。

  • 猫を多頭飼いするための準備
  • 多頭飼いでいちばん大事なこと
  • 初対面のやり方とその後の対応 

 

 

猫好きなら憧れるシチュエーション

 「家の中が猫でいっぱいの空間になっている」

 

想像しただけで...幸せですよね!

だけど、さすがに何十匹も飼うわけにはいきませんし、そんなことを個人だけでやると多頭飼育崩壊になってしまいかねません。

 ただ、そこまではムリだけど、せめて2匹、3匹くらいはイケるのでは...

 

でも、多頭飼育って何に気をつけて、どう過ごさせてあげればいいのかわからない!

 

ということで今回は

  • まずは必要なものを準備するところから
  • 相性がいちばん大事です
  • いざ、顔合わせへ向けて

について解説をさせていただきたいと思います。

新しい猫を迎えてにぎやかな暮らしになると楽しそうでいいですね。

 

まずは必要なものを準備するところから

準備するものを考えているイラスト

新たに猫を迎える場合でも、同時に2匹以上を飼い始める場合でも、

まずは必要なものを準備するところから始めましょう。

 

迎え入れた後では猫たちにつきっきりになり時間がとれない可能性もあるので、迎え入れる前にすべて揃えておきましょう。

 

「食器」「トイレ」「ベッド」は猫の数ほど

「食器」「トイレ」「ベッド」といった生活必需品は、猫の数に合わせて用意しておきましょう。

 

特にトイレは数が必要です。

理想的なトイレの数は猫の数+1と言われています。

 

共用することになっても大丈夫ですが、他の猫が汚した後ではやりたがらない猫もいますのでこまめに掃除をしてあげて常にキレイな状態を保つのが大事です。

 

トイレについてはこちらでまとめていますので、参考にしてみてください。

 

食器やベッドは、それぞれの健康管理や別々でくつろげる場所を用意してあげるためにも数を合わせておいてあげましょう。

 

キャットフードはそれぞれの体重や年齢に合わせたものを

猫の「種類」「体重」「成長段階」によってあげるキャットフードは違ってきます。

 

同じ時に生まれた子猫同士であれば同じキャットフードでも構わないですが、そうでない場合はきちんとそれぞれに合ったキャットフードを用意してあげましょう。

 

「同じものをまとめてあげれれば楽なんだけど」

 

と思ってしまう気持ちもわかります!

しかし、猫たちが毎日健康に楽しく暮らしていくには、あなたの健康管理がとても重要なんです。

がんばりましょう!!

 

キャットフードについてはこちらでまとめています。参考にしてみてください。

 

それぞれの猫がくつろげる場所もつくってあげておこう

猫は本来、群れをつくらず単独で暮らす動物です。

他の猫と一緒にいることに慣れたとしても、ひとりでゆっくりくつろぎたいときがあるはずです。

 

群れをつくる人間だってそうですよね。

 

それぞれの猫が「ここは自分の場所」というところを確保してあげるようにしましょう。

 

相性がいちばん大事です

仲のいい親子の猫のイラスト

猫を複数頭飼う場合には、なにより

猫同士の相性がいちばん大事です。

 

仲良くしてくれていると2倍でカワイイですし、こちらも安心できますが、

仲が悪いようだとそれぞれのストレスが2倍ですし、こちらも気が気ではありません。

 

相性の良い悪いに関しては「これなら大丈夫」という組み合わせはありません。

 

仲が良さそうに見えても、ちょっとしたきっかけで犬猿の仲になってしまうこともありますし、仲が悪かったのが時間が経つにつれて打ち解けてくるといったこともあります。

 

ただ、お互いが受け入れやすい「比較的相性の良い組み合わせ」はありますので紹介しておこうかと思います。

 

相性の良い組み合わせ、悪い組み合わせは?

一般的に相性の良い組み合わせだと言われているのは

  • 母猫と子猫
  • 兄弟・姉妹の猫
  • 子猫同士

といった組み合わせです。

 

やはり、血が繋がっていると仲良く過ごしやすいようですね。

また、子猫同士だと縄張り意識がそこまで高くなく、遊びたい盛りなので一緒に遊んでいるうちにすぐ仲良くなっていきます。

 

逆に相性の悪いと思われる組み合わせは

  • 成猫のオス同士
  • シニア猫と子猫

と言われています。

 

理由として、大人になったオス猫同士

縄張り意識がとても高いので、家の中では縄張りがかぶってしまい衝突は避けられない状況になりやすいようです。

 

また、シニア猫と子猫では

体力の差があり過ぎるため、自分の周りを動き回ったり、じゃれついてきたりと子猫をウザったく感じて大きなストレスになってしまいやすいようです。

 

成猫同士の場合は猫の性格なども考えて、慎重にしていくようにしましょう。

 

ウチの場合は、最初はオスの成猫と子猫(オス)の組み合わせ、その子猫が大人になってから子猫(メス)を迎え入れました(すべて野良猫の保護です)

 

「【ウチの場合】オスの成猫と子猫(オス)のとき」

最初は子猫のほうは遊びたくてどんどん近づいていきましたが、オス猫のほうがイヤがって追い払っていました。

 

家の中でも外に出ても後をついていっていたので、結構ウザったく感じていたかもしれません。

その後成長するに従い、一緒に寝ているようなこともありましたが、最後まで「完全に受け入れた」ということはなかったかもしれません。

 

「【ウチの場合】オスの成猫と子猫(メス)のとき」

オスの成猫と子猫(メス)のときは、子猫はやっぱり遠慮がないのでどんどん近づいていってました。

ただ、追い払うといったことはせず遊びに付き合ってあげているようなときもありました。

 

しかしめんどくさいとは思っていたようで、1度外に出るとしばらく帰ってこない”プチ家出”みたいなことをするようになりました。

外にいる方がくつろげると思ったのでしょう(笑)

 

ただ、オス猫の性格が穏やかだったということもあるかもしれませんけど、”目に見えて仲が悪い”といったようなことはありませんでした。

 

いざ、顔合わせへ向けて

2匹の猫を板で仕切っているイラスト

新たに猫を迎え入れたとき、

猫も人もいちばん緊張する場面が「ご対面」のとき

ですよね。

 

「いきなりケンカにならないだろうか」「上手くやっていけるだろうか」

 

...いろんな不安がよぎると思います。

 

続いては、少しでもトラブルなく対面させてやっていくためにできることを解説していこうと思います。

 

最初は別々の部屋で様子見をしよう

猫の住み分けのイラスト

先住猫がいる場合に新しく猫を迎えるとき、最初は別々の部屋にいさせて様子を見ましょう。

 

顔を合わせていなくても、お互いに”ニオイ””音”で存在を確認しています。

なので1週間くらいは別々の部屋で先住猫には猫の存在に慣れてもらい、新しい猫には家に慣れてもらうようにしましょう。

 

「ご対面」のときはケージ越しで

ケージ越しの対面のイラスト

お互いの存在に気づいていても、いざ対面するとなるとどっちの猫も警戒してしまいます。

 

なので、いきなり合わせてしまうとケンカになってしまうこともありますので、新しい猫をケージなどに入れた状態で合わせるようにしましょう。

 

また、顔を合わせたときはおやつなどの好物をあげて、”お互いにいい印象だった”と結びつけてあげるようにするといいです。

 

先住猫がスネてしまわないように

先住猫に気を使うイラスト

段階を踏んでふれあい、お互いの存在を受け入れたとしても先住猫にとって新しい猫は

 

「自分の縄張りを侵してきたヤツ」です。

 

そのため、すべてのことは”先住猫に優先権”があります...少なくとも先住猫はそう思っているはずです。

 

新しい猫がくるとついついそっちを気にかけてしまいがちですが、先住猫にとってみれば面白くないことこの上ありません。

 

「猫を呼ぶとき」「ごはんをあげるとき」「遊ぶとき」といった場合には意識的に先住猫を先にしてあげましょう。

 

「コイツが来たせいでかまってもらうことが減った」

とスネられると、それが原因で仲が悪くなることもありますよ。

 

「ご対面」に失敗したときはどうしよう?

怒っている猫のイラスト

初めて会わせたとき、お互いに威嚇しあってまさに一触即発の状態になってしまうことも普通にあります。

 

襲いかかりそうになったり、激しいケンカになりそうじゃなければとりあえず様子見を。

お互いがやり過ごしながら暮らしているようならひとまず大丈夫です。

 

ただ

「顔を見るたびに威嚇し、どうしても仲良くしない」

といったときには、焦らずにまずはお互いを離し別々の部屋で過ごすところからやり直しましょう。

 

期間を開けてまた顔合わせから始め、途中の段階で失敗したらひとつ前の段階に戻ってやり直すなど、少しずつ”猫のペースに合わせて”慣らしていきましょう。

 

まとめ

仲良くコタツで寝る猫のイラスト

いかがだったでしょうか。

今回は「猫の多頭飼い」についていろんなことを解説させていただきました。

猫の多頭飼いについてまとめると

  • 新しい猫を迎えるといった複数頭飼うことになったら「トイレ」「食器」「ベッド」など、まずは準備をきちんとする
  • それぞれがくつろげる環境をつくってあげておく
  • キャットフードはそれぞれの年齢や体重に合ったものを
  • 猫の多頭飼いにおいては相性がいちばん大事
  • 猫同士を初めて対面させるときは段階を踏んで慎重に
  • 先住猫を優先して気にかける
  • 仲良くできない場合は、時間をかけて少しづつ慣らす

といった感じでしょうか。

 

猫を多頭飼いするのは幸せに感じることも2倍以上ですが、気にかけなければいけないことも2倍以上です。

どれかに偏ることなくみんな同じように愛情を注いであげましょう。

 

それでは、この記事が少しでもあなたの参考になったなら幸いです。

 

猫の本能を上手にくすぐろう!おもちゃに夢中で遊ばせるコツとは

           猫じゃらしに反応する猫のイラスト

こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。

 

この記事ではこんなことに触れています。

  • 猫におもちゃで上手に遊ばせるコツ
  • おもちゃに興味を持たせる方法と遊ぶときの注意点

 

 

目をまん丸にして姿勢を低く構え、お尻をフリフリしたと思ったら一直線にとびかかってくる。

 

「猫の遊ぶ姿はとても可愛らしくてこっちも楽しくなりますよね」

 

おもちゃを口にくわえて「遊んで!」と持ってきたときには、カワイさと嬉しさでたまらなくなってしまいます。

 

しかし、中には猫を遊ばせるのが得意ではなくいつも見向きもされないような人もいます。

 

新しいおもちゃを買っても、興味ナシ!

いろいろと動かしてみても、興味ナシ!

 

「どうやったら一緒に遊ぶことができるんだ~!」

 

と悩んでいるあなた。

それ、ちょっとしたことを気をつければ猫はまっしぐらで遊んでくれますよ。

 

ということで今回は

  • 猫と上手に遊ぶには本能をくすぐる
  • おもちゃに興味を持ってもらうには?
  • 猫と遊ぶときに注意しておきたいこと

について解説させていただきたいと思います。

猫と上手に遊び、癒しを提供してもらいましょう。

 

猫と上手に遊ぶには本能をくすぐる

とびかかる猫のイラスト

猫と楽しく遊ぶためには

「本能をくすぐる」

ことが大事です。

 

そもそも「猫の本能って何?」って思われる方もいるかもしれませんが、猫の本能とは

 

”狩猟本能”です。

 

生来のハンターである猫は生きていくために狩りが上手くならなければいけません。

そのトレーニングとして、子猫のときから遊びを通して狩りの仕方を学んでいくんです。

 

つまり猫にとって

「遊ぶ=狩り」

ということになります。

 

そのため、猫がいちばんよく食いついて遊ぶのは

”本能をくすぐって野性を目覚めさせたとき”

なんです。

 

遊ぶときは 猫に獲物を意識させる

ネズミを追いかける猫のイラスト

では、どうすればその狩猟本能をくすぐれるのかというと、

”獲物を意識させる”

ことが重要です。

 

猫の狩りの仕方は基本的に”待ち伏せ型”です。

猫は瞬発力は凄くても体力がないため、最低限の労力で獲物を捕まえようとします。

 

まさに「労少なく、獲物は最上を狙う」ですね。

 

また、動物の習性で”逃げるものを追いかけようと”してしまいます。

つまり、獲物を意識させるということは

 

「 おもちゃを獲物のように動かし、猫から逃げるようにする」

 

ということになります。

具体的におもちゃをどう動かせばいいのかというと

  • 顔の前でただ振って動かすのではなく、床を這わすようにして動かす
  • 逃げるように、物陰に隠す
  • 物陰から出したり引っ込めたりする
  • 捕まえられそうで捕まえられない距離を保つ
  • 動きに緩急をつける

これらを意識してやればあまり反応がなかった猫でも食いついてきてくれるようになると思います。

 

子猫のときはとにかくいっぱい遊んでおこう

赤ちゃん猫のイラスト

子猫のときは好奇心旺盛です。

とにかく動くものであればなんでも興味を持って遊びだしてしまいます。

 

ただ、子猫のときは「遊ぶ」ということがとても重要で、

精神的・肉体的な成長を助け、社会性を身につけるのに役立っています。

 

子猫のときには台やソファを使い、猫じゃらしなどで上へ下へと誘導するようにする”上下運動”を意識させると運動効率がいいです。

また、猫じゃらしを急に上にあげるなどしてジャンプをさせるようにする後ろ足の筋肉の成熟を促してあげることができます。

 

おもちゃに興味を持ってもらうには?

猫じゃらしで遊ぶ猫のイラスト

「ウチの猫が遊んでくれるかな」

と、悩みに悩みながら選びぬき、ワクワクしながら

「さあどうだ!」

と出すも...全くの無関心

 

けっこうありますし、けっこうヘコミますよね。

 

そんな悲しいことにならないために、次は

「おもちゃを選ぶポイント」と「興味を持たせ、持続させる方法」を解説していきましょう。

 

おもちゃの色が案外重要なんです

その興味を持たれないおもちゃの色、

”赤系統”

じゃないですか?

 

猫の色覚は人間とは大きく違い、

「青色」「黄色」は認識できるのですが、「赤色」は認識することができません。

 

なので、赤系統のおもちゃだと興味があるかないかというより、見えにくく認識できていない可能性もあります。

 

おもちゃを買うときは赤系統の色は避け、キラキラするような素材が入っていると猫の目で認識しやすくなりますので意識しましょう。

 

遊ぶときには逆に部屋を薄暗くしてしまう

私たち人間からすれば

「明るい方が見えやすくてよく遊びそう」

と思ってしまいますよね。

 

けど、猫はもともと”夜行性”

しかも活発に動き出すのは獲物となっているネズミなどが動き出す、夕暮れや明け方

 

猫にとっては明るいよりも、

薄暗い方が狩りのシチュエーションに近く、やる気が出てきます。

 

それに、蛍光灯の光は動体視力の良すぎる猫には点滅して見えています。

おもちゃに集中しようとしても、その光がウザったくなってやる気がなくなってしまうこともあります。

 

猫と遊ぶときには豆電球くらいの薄暗い明かりで遊ぶといいでしょう。

ただ、人間には見えにくいのでこちらがケガをしないように注意しておきましょう(笑)

 

猫は飽きっぽい性格です

何種類かのおもちゃを試してると、中には夢中になって遊ぶようなおもちゃも出てくるでしょう。

そんなとき、他のおもちゃを出さずについついそのおもちゃばかりで遊んでしまいがちですが

 

猫はとても飽きっぽいです

 

そればっかりだとすぐに飽きて見向きもしなくなってしまいます。

猫のおもちゃは何種類か用意しておきローテーションで遊ぶようにしましょう。

 

そしておもちゃに飽きさせないために

  • 自分のニオイがつくと「知っているもの」となるため興味がなくなる。
  • いつも見えるところにあると慣れてしまうので遊びが終わったら、出しっぱなしにせずに片づける

といったことに気をつけましょう。

 

また、飽きてしまったおもちゃでも1か月くらい見せずにしまっておけば、また興味を持って遊ぶこともあります。

1回飽きたおもちゃでも捨てずにとっておきましょう。

 

猫と遊ぶときに注意しておきたいこと

バツを出している女性のイラスト

猫と遊んでいると猫のほうが興奮してしまい、思いもよらないことを起こしてしまったりします。

また、遊ぶときにも気をつけておいた方がいいことがあるので、続いては猫と遊ぶときの注意点を解説していきます。

 

体力の限界!遊ばせ過ぎないで

猫は瞬発力がある代わりに、体力はあまりありません。

また、飽きっぽい性格のため1回の遊びを”長くしない方がいい”です。

 

猫と遊ぶときには1回あたり”10分~15分くらい”で大丈夫です。

 

猫はそれくらいで十分ストレス解消や運動不足の解消になります。

 

逆にそれ以上遊んでいると疲れすぎてしまいます。

特に子猫なんかは好奇心が勝っていつまでも遊んでしまいますので気をつけましょう。

 

遊びの最後には必ず捕まえさせて

猫との遊びは狩りと一緒なので、

”カンタンに捕まえれる”ようではつまらなくてすぐに飽きてしまいます。

 

カンタンにクリアできるゲームがすぐ飽きてしまうのと一緒ですね。

 

ただし、

”いつまでやっても捕まえられない”というのも飽きてしまいますし、ストレスが溜まったままになってしまいます。

 

難しすぎるゲームが「もう、やってられない!」と投げ出すのと一緒ですね。

 

猫の追跡を上手にかわして遊ばせるのはいいですが、

最後には必ず捕まえさせて猫のほうに達成感を持たせて終わる

ようにしてあげましょう。

 

誤飲には十分に注意する

遊ぶうちに興奮してきた猫は思ったよりも力が強く、

おもちゃを食いちぎってしまうことがよくあります。

 

そんなとき、

おもちゃの欠片などを勢いのまま飲み込んでしまうこともある

ので、十分に注意しておいてあげましょう。

 

また、他のことをしながら猫だけで遊ばせる「ながら遊び」も気づかないうちに誤飲している可能性があるので注意が必要です。

 

人の手をおもちゃにして遊ばせない

子猫のときなど、爪があたったり噛まれたりしてもさほど痛くないときには、つい手をおもちゃにして遊ばせてしまうことがあります。

 

しかし、猫の遊びは狩りのトレーニングだと言いましたよね。

 

人の手をおもちゃにして遊ばせていると、

人の手を「攻撃対象」として認識してしまうようになり、大人になってからの噛みグセにつながってしまいます。

 

そうなると

何もないときでも急に手に噛みついたりする」

ようになってしまうので、人の手をおもちゃにして遊ばせるのは止めましょう。

 

まとめ

おもちゃで遊ぶ猫

いかがだったでしょうか。

今回は猫とおもちゃで遊ぶコツについていろいろと解説させていただきました。

 

この記事についてまとめると

  • 猫と上手に遊ぶには猫の本能をくすぐる
  • 子猫のときはとにかくいっぱい遊んであげる
  • 猫は赤色が認識できないので、赤系統の色のおもちゃは避けて、種類はたくさん用意する
  • 遊ぶときは部屋を薄暗くした方が遊びやすい
  • 体力がないので10分~15分くらい遊んで、最後には捕まえさせる
  • 誤飲には十分に注意をしておく
  • 人の手をおもちゃにして遊ばせない

といったところでしょうか。

猫と遊ぶのはとても楽しいですが、本能が目覚めて興奮しやすいのでいろいろと注意も必要だということがわかりましたね。

 

上手に遊んであげてストレス・運動不足も上手に解消してあげましょう。

 

それではこの記事が少しでもあなたの参考になったなら幸いです。

 

いろいろな形は梅雨のせい...かな?

こんにちは!こんばんは!クロネコあぐりです。

 

「緊急事態宣言」解除されましたね。

 

「まん延防止措置」へ移行ということですが...どうなることでしょうか。

 

地方に住んでいる自分としては、緊急事態宣言の解除によって都市部の人たちの地方へ流れてくる率が減るとは思うので悪くはないかなと...

 

 

話は変わって、最近は梅雨のせいか

「晴れれば暑い、雨が降れば寒い」

と温度差がけっこうありますよね。

ウチの「あぐりさん」も温度に合わせていろんな形になっています。

丸まる猫の写真

丸まったり!

 

伸びている猫の写真

伸びたり!

 

両手を広げている猫の写真

広がったり!...ん?広がったり??

 

自分の横で寝転がったのでお腹撫でてたらこの形で固まってしまいました(笑)

 

マツケンサンバかな?

レイザーラモンHGの「フォー!」かな?

 

どちらにしてもちょっと古いですよ、あぐりさん(笑)

 

6月も後半に入り、夏に向けてどんどん気温が上がっていきます。

猫も人も熱中症や脱水症状に気をつけなければいけませんね。

 

それでは、明日からまた1週間頑張りましょう。